タロット占いでよくあるご相談が、恋愛に関するお悩み。
「気になる相手は、わたしのことどう思ってる?」
「付き合っている彼は、これからのことどう考えてるんだろう?」
このような「相手の気持ちを知りたい」というお悩みは、恋愛に関するご相談のひとつとしてよく聞かれます。
誰かに占ってもらうのもいいけれど、自分でもワンオラクルなどで手軽に占ってみませんか?
今回は「相手の気持ち」で【ソード2】のカードが出たときの解釈についてご紹介します♪
Contents
タロットカード【ソード2】一般的な意味
【ソード2】のカードは、石のベンチに座った女性が両手に持った剣を交差させています。海と月を背後に静かにたたずむ女性の顔をよく見てみると、目隠しをされていることに気が付くでしょう。女性は落ち着いた様子にも見えますし、孤独でプレッシャーを感じているようにも見えますよね。
重たい剣を交差させるためには、優れたバランス感覚が必要です。そのことから、【ソード2】のテーマは「均衡を保つ」ことだと考えられます。知性や調和、内面への集中などがキーワードです。
月は潜在意識や感情を表すモチーフで、波立っていない海は、冷静で穏やかな感情を表現しています。落ち着いた絵ではありますが、海にある岩山や遠くに見える山は、現実の厳しさやたどり着くことが難しい目標を示しています。
【ソード2】正位置の意味と解釈
【ソード2】のカードの正位置が意味するものは、人間関係において周囲と調和が取れている状態です。例えば学校のクラスをイメージしてみてください。クラス全体の雰囲気として、平和で穏やかな状態が保たれている状況が、【ソード2】の正位置が表すシチュエーションです。
あなたは持ち前の冷静さを生かし、相手に合わせて柔軟な態度や行動で接することができています。しかし、クラス全体が平和だからといって、あなたの心のなかまでも平和だとは限らないですよね。もしかすると深い部分では抑圧されており、休息やリラックスが必要かもしれません。
【ソード2】逆位置の意味と解釈
【ソード2】のカードの逆位置が意味するものは、周囲の気持ちや状況を冷静に分析できていない状態です。
自己主張をしがちな状態で、無意識のうちに「自分さえよければ…」と考えているかもしれません。今は冷静になることが大切です。自分の感情を優先して見切り発車的に行動するのではなく、一旦深呼吸をして落ち着いてみましょう。
何かを決断するときは、ノートに意見やメリット、デメリットなどを書き出したり、コーヒーを淹れたりしてひと呼吸おく習慣を持つと良いですね。
【ソード2】から読み取れる【恋愛】相手の気持ちは?
【ソード2】のカードは、「均衡を保つ」「二者択一」などを表し、物事を冷静に判断することの大切さを語っています。
恋愛で相手の気持ちを質問したときに【ソード2】が出た場合、相手との関係が発展するかどうかの分岐点にいる可能性が高いでしょう。あなたの言動や行動から、あなたとの関係を深めようかどうか冷静に判断しようとする気持ちが相手にはあるようです。
相手と一緒になりたくても焦る必要はなく、ありのままの自分を素直に表現することが大切です。【ソード2】が出たときは受動的であったり、波のない水面をプカプカとその場で浮かぶペットボトルのように発展がなかったりします。
落ち着いて感情的にならないように意識してみましょう。行動を起こすときは、深呼吸して慎重になることが大切です。
【ソード2】|片想いの【相手の気持ち】解釈例
- 正位置の解釈
まだ交際できるほど相手との関係性が深まっていないのかもしれません。もっとお互いのことを知ったり、相性を考えたりする時間が大切だと思っている時期だと言えそうです。
相手は「あなたのことを知りたいけれど、積極的にはアピールできない」という、積極的な気持ちと受動的な気持ちがせめぎ合っているのかもしれません。そんなときは、あなたが少し勇気を出して、相手を遊びに誘ってみてはいかがでしょうか。
一緒に過ごす時間を作ることで、お互いの相手に対しての気持ちがわかるかもしれませんよ。
- 逆位置の解釈
あなたは相手と結ばれるかどうかが気になるあまり、あまのじゃくな態度や駆け引きをするような態度になっていませんか。相手はあなたとの接し方がわからず、戸惑っているかもしれません。
相手は「この人と付き合ったら幸せなのかな?」と考えているので、自分の気持ちに素直になることが大切です。思いついたことをすぐに口にしたり、わかりづらい態度を取ったりしそうなときは、深呼吸して冷静になってみましょう。
【ソード2】|両想いの【相手の気持ち】解釈例
- 正位置の解釈
交際は順調ですが、発展途上かもしれません。まだお互いに本心で話し合えるほどではなく、相手は気を使って慎重にあなたと接しています。あなた自身も「相手は怒らないかな?」「ちゃんと受け入れてくれるかな?」と不安に思う瞬間が多いのではありませんか。
お互いの反応を見ながら相手の本心を探っている現状では、あなたが勇気をもって一歩を踏み出すことが大切かもしれません。積極的に「私はこう思っているよ」「あなたはどうかな?」と尋ねてみてはいかがでしょうか。
- 逆位置の解釈
お互い受け身になっていて、まだ相手の気持ちを完全には信頼しきれていない様子です。関係性や心が不安定で、本当にあなたが自分に対して好意を持ってくれているのかわかりかねている状態かもしれません。例えるなら、空が分厚い雲で覆われていて、これから雨が降るのか、それとも晴れるのかわからない状態だとも言えるでしょう。
表面上の調和を保つために大切なことは、自分自身が満足しているかどうかです。お互いに隠している本心があるのならば、今こそ話し合うタイミングでしょう。
【相手の気持ち】で【ソード2】が出たときは冷静になってみよう
二者択一の状況で、調和や均衡を保つ冷静な力を持つ【ソード2】のカード。
「相手の気持ち」で【ソード2】が出たときは、安定感がありつつも、まだまだお互いに距離感や相性を確かめ合っている状況です。ついつい相手の出方を見てから反応したくなりますが、そこは勇気を出して積極的に本心を伝える努力をしてみてください。
逆位置になると、表面上は穏やかに見えても、水面下ではお互いに不満があったり、違和感を抱いていたりするかもしれません。自分の気持ちばかり相手に押し付けてしまっていないか、冷静になってみると良いでしょう。
一度深呼吸をして、今の2人の状態を見つめ直してみてください。相手がなかなか本音を語ろうとしないときは、「今どう思ってる?正直に知りたいな」と積極的に尋ねてみるのも良いですよ。
今回は「相手の気持ち」でソード2が出たときの読み解き例をご紹介しました。
ワンオラクルでサクッと読み解くほかにも、タロット占いにはさまざまな展開法(スプレッド)があります。
他の展開法を活用して、周りのカードとの関係性を見ながらもっと詳しく「相手の気持ち」を読み解いていくこともできるので「もうちょっと踏み込んで見てみたいな」という方はチャレンジしてみてくださいね♪