2：女教皇｜タロット占いで見る片思いのゆくえは？

「ゆっくり、じっくり距離を縮める」

2女教皇

まゆちん

カードは「ゆっくり、じっくり距離を縮める」と伝えていますが、あなたはどう感じるでしょうか？
さっそく詳しい鑑定内容をお伝えしていきますね。

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まゆちんの鑑定結果

「タロット占いで見る片思いのゆくえ」についてですが……

【女教皇】は、冷静で理性的な判断を暗示するカードです。衝動的で情熱的な展開というよりは、じっくりお互いのことを知りながら少しずつ距離が縮まっていき、穏やかな恋愛が展開されることを示しています。あの人もあなたも、精神的なつながりを大切に感じていて、内面を重視する傾向が強まっているようです。

知り合って間もない、浅い関係の場合、あの人はあなたのことを清楚な女性、知的な魅力のある人だと感じているかも。あの人は今、恋愛に対して真面目で慎重になっている様子なので、急展開を期待して行動を急ぐよりは、じっくり時間をかけて仲良くなっていけるよう心がけてみて。

知り合って長いなら、あの人は誰かと精神的な深いつながりを求めているようです。これまでに積み重ねてきた２人の信頼関係やお互いへの尊敬の気持ちが恋愛感情に変化していく可能性も高いです。あの人があなたのことを「高嶺の花」と思っている場合もあるので、あなたから好意を伝えてみるのも良いでしょう。

復縁希望や複雑な関係性の場合は、あの人は心の霧が晴れて本当に大切なことに気づき始めている様子。ですが、慎重によく考えて決断を下したい気持ちになっているので、あの人のペースを尊重しながら、あの人に寄り添う気持ちを大切にして接していけば、関係が修復できたり、問題が解消していきやすいときです。

いずれにせよ、恋が実ったときには、穏やかで真剣な交際が始まりそうです。あの人は、あなたを安心させてくれる堅実なパートナーとなってくれることをカードは伝えてくれています。

＜このカードが出るときの相手の状態＞

精神的なつながりを求めている
冷静で理性的な判断ができる
まじめで完璧主義
自分にも他人にも厳しい
直感力が高まっている

まゆちん

あの人は精神的に落ち着いていて、心の声に静かに耳をすませることができる状態なんですね。行動を起こす前には、よく考えて、安心して決断したいようです。あなたがあの人のペースを尊重して、穏やかに寄り添うことができれば、２人で過ごす時間を居心地よく感じ、心を開いてくれるでしょう。

まゆちん

【女教皇】のカードから私が何故この鑑定結果を導き出したのか？
ということについても、軽くお伝えしておきますね。
「ウェイト版タロットカード」の生みの親・ウェイトさんからのメッセージを見てみましょう。

タロットを作ったウェイトさんは【女教皇】というカードから……

彼女は神秘的

女教皇の足元には、感情の象徴である三日月、頭には知恵の象徴である冠が乗っている。

手にしている巻物には「ＴＯＲＡ」の文字が刻まれているが、この文字は「神の言葉」という意味であり、彼女は天の言葉を地上に届ける役割を持っている。

彼女の背後にある白と黒の柱は、光と闇、男と女、動と静など、対立原理そのものを象徴しており、背後のタペストリーは帳の向こうに未知の世界が広がっていることを暗示している。

彼女は見えない世界を探求し、天の言葉を地上に届ける存在なのである。

というメッセージをあなたに伝えています。

※上記はまゆちん流の超現代語訳です。原文が気になる方はこちら！

She has the lunar crescent at her feet, a horned diadem on her head, with a globe in the middle place, and a large solar cross on her breast. The scroll in her hands is inscribed with the word Tora, signifying the Greater Law, the Secret Law and the second sense of the Word. It is partly covered by her mantle, to shew that some things are implied and some spoken. She is seated between the white and black pillars–J. and B.–of the mystic Temple, and the veil of the Temple is behind her

（女教皇の足元には月の三日月、頭には角のある王冠を乗せています。（中略）手にしている巻物には、大法、秘法、神の言葉を意味するTORA（トーラ）の文字が刻まれています。
この巻物の一部は彼女のマントで覆われていますが、これにはあることが暗示され、あることが口伝されるということを示しています。彼女は神秘的な神殿の白と黒の柱（JとB）の間に座っており、背後には神殿のタペストリーがあります。）

まゆちん

女教皇は、直観力に優れていて、目に見えない世界からの大切なメッセージをキャッチすることができるんですね。そして、賢い彼女は、そのメッセージをわかりやすく伝えてくれる存在であるようです。直観力という言葉を聞いて、何か思い当たるところはあるでしょうか？

いずれにせよ今回あなたが【女教皇】というカードを引き寄せたのには、実は大きな理由があるんです。
その理由についてもお伝えしますね。

＜あなたがこのカードを引き寄せた理由＞

「タロット占いで見る片思いのゆくえ」という質問に対し、あなたが引き寄せたのは【女教皇】のカードでした。

今回は「片思いのゆくえ」としてこのカードが展開されましたが、どんなカードも今、あなたの前にあらわれるだけの理由があります。

また心理学的には「出会った相手は自分自身」と捉えるセオリーがあります。
つまり【女教皇】はあなた自身をも表しているのです。

【女教皇】が表しているのは「直観力を発揮して大切なことを見極めたい自分」。

あなたは今、気になるあの人との関係を思い浮かべたとき、何らかの予感を感じていないでしょうか？

【女教皇】のカードが出るとき、あなたには冷静に考える知恵や能力があると同時に、直観力が冴えている状態が訪れています。このカードが出るということは、あなたはすでに、この恋がこれからどうなっていくのか、今自分はどのように行動したらよいのか、その答えを直感的にわかっているようなのです。

そんなふうには思えないという人は、今一度、気持ちを落ち着けて、自分の心の声に耳を澄ませてみましょう。仮にあなたが、女教皇のように、見えない世界のメッセージをキャッチできる存在だとしたら、今のあなたが悩んでいることに対して、どんな言葉をかけるでしょうか？
心の中で自分と対話するのもいいですし、紙とペンを用意して手を動かしてみるのもいいですね。

ときに、恋愛をまじめに考えすぎてしまい、身動きがとれなくなってしまうこともあるかもしれません。ですが、気になるあの人も、今はあなたと同じように、冷静に慎重になっているときですから、あなたの知的で落ち着いた雰囲気は好意的に映っているようですよ。
焦ることなく、じっくり、ゆっくりと距離を縮めていける時ですから、心の声に耳を澄ませて自信を持って行動していきましょう♪