前回までのお話
まゆちん先生は「幸せになるためにタロットを使いたいなら、タロットはその意図に答えてくれる道具」であり、そのためにも「なんのためにタロットを使うのか?」という初期設定が大切とコツメちゃんに伝えます。
幸せになるためにタロットを使う極意ですね!
今回はタロットカードってそもそもどうして作られたのか?というタロット歴史を紐解いてくれるようです。
コツメ
タロットって昔の人が作ったのかなあ?だとすればなんのために作ったの?
まゆちん
ええ。一番古いタロットは、15世紀前半にイタリアで制作されたものが残っているんですよ。でもね、実は最初タロットは占いの道具じゃなかったのですよ。
まゆちん
この時代のタロットは「ゲーム」の道具だったの。遊戯用ってやつ。今でいうところの◯ケモンカードみたいなもんだったりして!?笑
コツメ
えっ!じゃあ、なんで今、占いに使っているの!?
まゆちん
タロットはいろんな思想と混ざり合いながら、ヨーロッパを中心に広まっていったのですよ。
私が愛用しているウエイト版タロット(ウエイトスミスタロット)は、多くの占い師さんが使用しているので、それについてお話ししてみようかしら。
まゆちん
ちなみにタロットは78枚でワンセットでね。そのうちの22枚を大アルカナ、残りの56枚を小アルカナと呼びます。
まゆちん
アルカナというは「秘儀の」「神秘の」という意味合いがあって、要は言葉では語りきれない情報を含んでいるカードってこと。
そして、このウエイト版タロットも「占いの道具」として作られたわけじゃないのです。
まゆちん
ウェイト版タロットカードを作ったのは、神秘学者のアーサー・エドワード・ウェイト氏で、絵を描いたのはパメラ・コールマン・スミスです。
1909年にロンドンのライダー社から発売されたので、ライダー版とも呼ばれていますね。
まゆちん
この二人は「黄金の夜明け団」という魔術を探求するグループに所属していて、このタロットもその団体のセオリーに基づいて作られたの。
まゆちん
そして、なんのための道具か?というと、彼の言葉をそのままお借りすると「神との合一」が目的だったのです。
コツメ
えっ!なんかすごい。まじゅつ…かみとのごういつ…恐れ多い…。
まゆちん
そうね。そして「占いが目的ではなかった」ってところに注目して欲しいの。「神との合一」っていうのは、いわばこの世でできる限り成長したい!って意図があったと考えることができるわね。
まゆちん
つまり、タロットは私たち一人一人の魂の進化を語ってくれるものなのです。
「どうすればよりよく生きることができるのか?」を教えてくれるんじゃないかな?ってね。
「どうすればよりよく生きることができるのか?」を教えてくれるんじゃないかな?ってね。
コツメ
なるほどー。そう考えると身近なものにも思えますねー。
コツメ
でも!えっ!じゃあさ。。。なんで占いの道具になっていったのかなあ?
まゆちん
ふふ。そうよね。実は、ウエイトさんがタロットを作った意図とは別に、使い方は他の人があれこれ付け足していったといえるわ。
いよいよ次回最終回!まゆちん先生がタロットを通して伝えたい思いとは…
わたしにもできる!未来を描くタロット占い⑤占い師の先生かげした真由子先生が伝える「未来を描くタロット占い」。無料で体験ができるタロット占いについても紹介します♪...
カゲシターん
タロット占い無料講座では、未来や運命を自分で選択するためのタロット占いメソッドをお伝えしているよ!ぜひまゆちん先生から依存のないタロット占いの世界を学んでみてね。