タロット占いでよくあるご相談が、恋愛に関するお悩み。
「気になる相手は、わたしのことどう思ってる?」
「付き合っている彼は、これからのことどう考えてるんだろう?」
このような「相手の気持ちを知りたい」というお悩みは、恋愛に関するご相談のひとつとしてよく聞かれます。
誰かに占ってもらうのもいいけれど、自分でもワンオラクルなどで手軽に占ってみませんか?
今回は「相手の気持ち」で【ペンタクル6】のカードが出たときの解釈についてご紹介します♪
Contents
タロットカード【ペンタクル6】一般的な意味
赤い服を着た男性が天秤を持ち、お金を測って必要な人々に分け与えています。この男性は施しを与えているように見えますが、情け心から分け与えているのではありません。自分には必要のない分を、お金を必要としている2人の人物に、必要な分だけを分け与えているのです。
過剰に分け与えているわけではなく、必要な分だけ与えていることから、実は男性と2人の人物は対等な関係で、バランスが取れていることがわかります。
「6」という数字は、調和を表す「2」という数字を3つ集めたものです。つまり、「6」は複数人での「調和」を示しています。【ペンタクル5】で変化を求めて動き出し、【ペンタクル6】では人間関係が生じました。ここでは、思いやりの気持ちを伴って精神的にも調和が生まれることを意味しています。
【ペンタクル6】正位置の意味と解釈
【ペンタクル6】のカードの正位置が意味するものは、「公平性」、「バランス」、「与える」です。きちんと計量してお金を与えており、ギブアンドテイクは公平で、収益が循環しています。
赤い服の男性は周囲への配慮ができ、心に余裕がある様子。助けを必要としている人々が周囲にいれば、進んで行動することで、幸せが広がっていきます。
【ペンタクル6】逆位置の意味と解釈
【ペンタクル6】のカードの逆位置が意味するものは、「利己主義」、「偽善」、「見返りがない」です。人間関係のバランスが崩れてしまっているようです。
意識しないうちに、自分が中心になって人を思い通りに動かそうとしてしまったり、何か見返りを期待して人に接したりしてしまった結果、関係が悪くなっているのかもしれません。
【ペンタクル6】から読み取れる【恋愛】相手の気持ちは?
ペンタクル6のカードは、相手に心の余裕があり、周囲の人に対して何かをしてあげたい気持ちでいることを示しています。相手はあなたに困ったことがあれば、いつでも助けになりたいと考えているようです。
もっと関係性を深めるためには、小さなことでも遠慮せず相手に頼ってみましょう。遠慮してしまうと、相手は「自分は必要ないのかも」と感じてしまい、逆に距離ができてしまいます。遠慮するよりも感謝の気持ちをしっかり伝えるほうが、お互いに充足感が得られるでしょう。
反対に相手が困っているときには、あなたのほうから手を差し伸べてみると良いかもしれません。お互いに助け合い、支え合える関係を目指すと、より絆が深まるでしょう。
【ペンタクル6】|片想いの【相手の気持ち】解釈例
- 正位置の解釈
相手は、何かあればあなたの力になりたいと思っているようです。すぐに恋愛に発展するものではないかもしれませんが、少なくとも今は、相手が気になっている人の中には入っているようです。
小さなことでも良いので、ちょこちょこと頼みごとをしていくと、あなたの印象は強くなり、親しみがどんどん増していくでしょう。遠慮して声をかけずにいるよりも、勇気を出して笑顔でお礼を伝えていくほうが、あなたの良さが伝わるはずですよ♪
- 逆位置の解釈
相手は自分のことを見てほしいという気持ちが強いようです。あなたに優しくする代わりに、自分のことも大切にしてほしいと思っているのかもしれません。
または、反対に相手はあなたの手助けを当たり前だと思っていたり、お節介だと思っていたりするのかもしれません。いずれにしても、あなたの好意を素直に受け取れていないようです。
今は少し距離を置いて、冷静に自分の心を見つめてみると良いでしょう。あなたの手助けがなくなったら、相手はあなたの良さを再認識するかもしれませんよ。
【ペンタクル6】|両想いの【相手の気持ち】解釈例
- 正位置の解釈
相手はあなたへの気持ちがますます高まっているようです。ですが、なんでも1人でこなしてしまうあなたに、少し寂しい思いをしているのかもしれません。相手はあなたとお互いに支えあう関係を望んでいるようなので、それに応えてみましょう。
具体的にどう接すればいいかわからないときは、素直に相手に聞いてみると良いかもしれません。不満や思い違いなどがなくなれば、2人の関係がより安定しますよ。感謝の気持ちを伝えることも忘れずにしてくださいね。
- 逆位置の解釈
相手は、寂しい思いを持っているようです。自分だけが愛情を注いでいるように感じていて、あなたにもっと関心を向けてほしいと思っているかもしれません。
いつもより少しでいいので愛情を上乗せして表現してみましょう。もし、相手から何かしてもらうことが多いなら、あなたのほうからも進んで相手に何かしてあげてみて。バランスを意識すると、お互いに心地良い関係が築けますよ。
【相手の気持ち】で【ペンタクル6】が出たときは感謝を伝えてみて
人の役に立ちたい気持ちが高まる【ペンタクル6】のカード。
「相手の気持ち」でペンタクル6の正位置が出たときは、相手はあなたの力になりたいと思っているようです。人の力になりたいと思う人にとって、それができないことほど辛いことはありません。
「あなたにしか頼めないの」という特別な思いが伝わる表現でお願いしてみると、心の距離がグッと縮まりそうです。そのときは感謝の気持ちもしっかり伝えると、あなたを深く印象づけてくれるでしょう。
逆位置になると、相手は「優しくした分、自分にも優しくしてほしい」と優しさに見返りを求めてしまいそうです。それは悪意があるのではなく、自信がないからかもしれません。
あなたは相手の優しさを喜んで受け取ってあげましょう。それが相手の自信につながります。相手が自信を持って優しくできれば、自分の価値として受け取ることができ、真実の行動に変化します。あなたも同じように相手に優しさを与えて循環させることで、信頼関係が深まっていきますよ。
今回は「相手の気持ち」で【ペンタクル6】が出たときの読み解き例をご紹介しました。
ワンオラクルでサクッと読み解くほかにも、タロット占いにはさまざまな展開法(スプレッド)があります。
他の展開法を活用して、周りのカードとの関係性を見ながらもっと詳しく「相手の気持ち」を読み解いていくこともできるので「もうちょっと踏み込んで見てみたいな」という方はチャレンジしてみてくださいね♪