タロットパレットの監修やタロット占い協会の無料講座の講師として活躍されている、かげした真由子(まゆちん)先生。
そんなまゆちん先生が、2022年9月10日に書籍『はじめてのタロットBOOK』(永岡書店)を出版しました♪
本の誕生秘話や見どころなどについて、インタビューで語っていただきました。
かげした真由子(かげした・まゆこ)
タロットパレット監修の先生。愛称「まゆちん」。占術はタロット占いと西洋占星術で、占い師歴は約25年。占い師の先生としてこれまでに300名のプロを輩出。心理学等も学び、未来を当てるだけではなく、運命のその先へと導くことができる問題解決型の占い師を育てることにこだわる。2018年からは「信頼できる、10年続くプロを養成する」というコンセプトをもとに動画制作を行う。「タロット占い協会の無料講座 女性のためのタロット占い」監修。著書は『命日占い』『命日占い〈未来編〉』『魂占い』。
Contents
『はじめてのタロットBOOK』はこれまでのタロット人生の集大成
今回出版した『はじめてのタロットBOOK』(永岡書店)は、私のタロット人生の集大成とも言えるような一冊になっています。
私は2020年に『命日占い』(サンマーク出版)、2022年に『魂占い』(サンマーク出版)という本を出させていただきましたが、どちらも新しい挑戦に近いような、占いの新しい可能性を形にしてみるような感じで作り上げた本でした。
『はじめてのタロットBOOK』は、ある意味すごく私らしい本になっていると思います。
「”良いもの” というのがどういうものか」というのは私の頭の中にはあったので、それを実現するにはどうしたらいいのかばかり考えていました。
山ほどある今までのタロットの資料をすべて出してきて、そこの整理からはじめて、いろいろな方にお手伝いいただいて。
これまで私が採用してきたタロットの解釈をさらにブラッシュアップさせる形で、タロットに触れるのが初めての方でもわかりやすいように噛み砕いて書きました。
そして、ただタロット占いができるだけではなく「運命のその先へと導くタロットリーディングとはどういうものなのか」という要素もキュッと詰め込んでます。
『はじめてのタロットBOOK』にたくさんの方の人生が詰まっている
『はじめてのタロットBOOK』は、出版社さん、ライターさん、編集者さん方と協力して、チームで作り上げた本だと思っています。
そして、私のこれまでのタロット人生でご縁があった「すべての方の人生」が詰まった本でもあると思うんです。
例えば、本に書いてあるタロットカードの解釈やキーワードについて。
タロット占いを始めて間もない頃は、歴史的な解釈やいろいろな先生方の本を読んで、それを自分の解釈やセッションに生かしていました。
「こういうことかな」「ああいうことかな」と、セッションを通じてカードの解釈をブラッシュアップしてきたんですね。
だから、今まで私がタロット占いをさせていただいたご相談者さんの人生もこの本の中に詰まっていると言えます。
そして私は10年ほど、タロット占い講座の講師として生徒さんにタロットをお伝えしながら、一緒にタロットを学んできました。
講師としてタロットをお伝えする中で、生徒さんからもフィードバックをいただきますよね。
そこで作り上げてきた解釈やノウハウもたくさんあるし、それらも全部本に詰め込まれています。
そういった意味で、かげした真由子著となってはいますが、『はじめてのタロットBOOK』にはいろいろな方の人生が詰め込まれていると思いますし、実際にそうです。
私にとって集大成のような本ですし、手に取ったとき「感慨深いなぁ」とジーンとしました。
まゆちん先生イチ押し♪『はじめてのタロットBOOK』の見どころ
それでは、『はじめてのタロットBOOK』の見どころを簡単にお伝えしますね。
目次の大きな括りはこのようになっています。
- タロットカードについて
- 大アルカナリーディング
- 小アルカナリーディング
- 数・四元素・図像
- 占いかたと連想
スタンダードに押さえるべきところはしっかり押さえている作りになってます。
ウェイト版タロットカードの78枚すべてのカード解説と、さらに占いかた。
初心者の方向けからプロユースのものまで、結構な事例、やり方を載せています。
1枚でスパッと占えるワンオラクルから、二者の関係を読み解くヘキサグラム、ケルト十字のようにプロの方が使われるような展開法もあります。
さらに非常にまゆちんテイストな、望まない結果が出たとき未来を再設定できる「タロットを120%活用するワーク」というのも入れています。
隅から隅まで読むと、さまざまなエッセンスにお気づきいただけると思いますよ。
タロットカード78枚の解説では状況別の解釈例を書き下ろし
タロットカードの解説ページにもこだわりました。
大アルカナは、タロットカード78枚の中でも特に重要な22枚のカードです。
その大アルカナに関しては見開き2ページ、全部で片面4ページを活用して解説をさせていただいています。すごいですよね。
小アルカナ56枚分も片面1ページたっぷり説明させていただいていますよ。
そして今回、新たに書き下ろしたのが「恋愛・仕事・お金・人間関係・生活」などの状況別の解釈例です。
これがすべてではありませんが、 「たとえばこんな風に解釈できるよ」という解釈例をカードごとに入れてみました。
恋愛はさらに「シングル・片想い・カップル・訳あり」と分けられていて、どこまで細分化すんねんって感じですけど(笑)。
細分化することで初めての方でも解釈しやすくなればいいなと思い、お伝えしています。
ここからさらに、ご自身の人生に紐づけてカードの解釈を連想していただく工夫も散りばめました。
「はじめて」としてはちょっと細かくしすぎたかな?というくらい細かくなっています。
実際にこれまで鑑定した方の顔を思い浮かべながら書いたりして、楽しかったですね。
開きやすさ・読みやすさにもこだわった一冊
タロット占いについての解説のほかにも、注目していただきたいポイントがいくつかあります。
そのうちの1つが、本の読みやすさです。
『はじめてのタロットBOOK』は思った以上に分厚くて、私も届いたときびっくりしました(笑)。
ただ、分厚い本って開きにくいことも多いのですが、『はじめてのタロットBOOK』はとても開きやすいんです。
どのページを開いても、ペロンと閉じないような製本方法にしていただいています。
勉強するときやカードの解釈をチェックするとき、すごく使いやすいです。
このような細かい配慮にも、私はとても感動しました。
読者さんから寄せられた感想と一緒に、本の見どころを詳しく紹介しているよ!
講座の生徒さんを裏切らないような素晴らしい本を作り上げた
おかげさまで、私のタロット講座を受けていただいている方は数え切れないくらいいらっしゃいます。
私がタロットの本を出すことで、講座を受けてくださった生徒さんたちに「私の習った先生、この本を書いたんだよ」「この本を書いた先生に習ったんだよ」と言ってもらいたい気持ちもあります。
そういうとき、それにふさわしい内容に仕上がっていないと申し訳ないじゃないですか。
講座の生徒さん方は、せっかく ”かげした真由子” を選んでくださったわけです。
選んでいただいたからこそ、そこを裏切りたくないという私の気概のようなものがありますね。
「かゆいところに手が届くタロット本を作りたい」というのは以前からずっとあって、出版社さんや編集者さん、ライターさんとの出会いもあり、生徒さん方に自信を持ってご紹介できるような素晴らしい本ができ上がりました。
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『はじめてのタロットBOOK』でタロットの楽しさに目覚めよう♪
「タロットに対して苦手意識がある」「ちょっと怖い」と思われる方はけっこう多いです。
そんな方にこそ、ぜひ『はじめてのタロットBOOK』を導入に生かしていただけたらなと思います。
この本が広がることで、タロットの楽しさに目覚める人が増えてほしい。
そして、タロットの可能性に気づき、さらに素敵なタロットメソッドが生まれる世界になるといいなと感じています。
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