星読みテラスのライターは、星読み・占いが大好き!普段の執筆の合間に、星読み・占いへの思いをコラムに綴ってみました。
はじめまして。
星読みライターの藤衣真菜と申します。
私は星読みテラスでの記事執筆や星読みの個人セッションをしていますが、
もともとはイラストやグラフィックデザインの仕事と並行して、映像作品などの作家活動をしていました。
昔から星占いはよくチェックはしていたものの、しっくりくる表現になかなか出会えず、どちらかというと占い全般に懐疑的だったかもしれません。
そんな私が今や星読みをしていること自体、人生の不思議!と思いながら日々執筆しています。
私が星読みの世界に入るきっかけとなったのが、ヘリオセントリック(太陽中心、略してヘリオ)の星読みでした。
一般的に星占いや占星術で用いられるジオセントリック(地球中心、略してジオ)の星読みは、あとから学ぶことになったので、ちょっと珍しいかもしれません。
このコラムでは、
- ジオとヘリオの星読みってどう違うの?
- 世界観の違うジオとヘリオの星読みを繋ぐ道が月にあるのでは?
なんて話を書いていこうと思います。
それではまず、私のヘリオの星読みとの出会いについてお話していきますね。
Contents
私がヘリオの星読みを始めたきっかけ
初めて星読みセッションを受けた時はピンと来ず
占い全般がしっくりこなかった私が星読みセッションを受けることになったのは、自分を取り巻く状況に漠然と焦りを感じていた頃。
SNSで星読みセッションの告知が目に入ったことがきっかけでした。
それまで自分のホロスコープを見たこともなく、どうやら詳細なホロスコープを見てもらえるらしい…という程度の知識でセッションを申し込みました。
セッション当日、自分のジオのネイタルチャートを見せてもらいました。
その瞬間、四方から天体が自分を見ているような感覚に包まれたのをよく覚えています。
星読みしていただいて、印象的だったことがふたつあります。
ひとつは、「自分の才能や能力を使って金銭を得ていくことに苦手意識があり、それが課題であると同時に克服できる可能性がある」ということ。
もうひとつは、「人々を癒すことが収入につながる可能性がある」ということでした。
前者は自分でも自覚していましたが、後者に関しては「私が?人を癒す???」といった感じで、まったくピンと来ませんでした。
当時の私には、人を癒すようなこと、そしてそれが仕事になることなど、まったく想像のつかないことだったのです。
それでも、「ホロスコープでここまでわかるんだ」という驚きと、初めて宇宙の天体を意識した感覚でふわふわしたまま、帰路に着いた記憶があります。
ヘリオの講座と知らず星よみ協会の無料講座を受ける
星読みのセッションを受けた頃から、もともとあった「見えない世界」への興味が強くなっていました。
イラストの仕事で携わった神話の世界が気になったり、オラクルカードのワークショップに参加したり……。
そんな時にネット広告で知ったのが、星よみ協会の無料講座(※現在は講座内容が異なります。)です。
「無料で学べるなら、試しに受講してみようかな」と、軽い気持ちではじめてみました。
当初は、この講座で学べる内容がヘリオの星読みだとは、まったく気づきませんでした(!)。
途中から「あれ?今まで見聞きしてきた星占いと違う?」と戸惑いましたが、学ぶうちに宇宙から自分自身を見るヘリオの世界観に徐々にハマっていきました。
初めてセッションを受けた時に感じた「四方の天体が自分を見ている」ような感覚が、私のイメージするヘリオの世界観に近かったからかもしれません。
良い意味で期待を裏切られ、予想外の出会いだったヘリオの星読みが、その後の私の人生を大きく変えてしまったのでした。
ジオとヘリオの星読みの世界観とその違い
それでは、ジオとヘリオの星読みはそれぞれどう違うのかについて、簡単にポイントを説明していきますね。
ジオの星読みは地球中心で月の影響が大きい
ジオセントリックの星読みは、ホロスコープの中心が地球です。
この「星読みテラス」の内容もジオの星読み。なじみがある方も多いかと思います。
ジオの星読みは、ホロスコープの図が示す通り、私たちがいる地球から各天体がどういう配置にあるかで占います。
いわば「私」の視点から宇宙を見るのが、ジオの星読みの世界観です。
現在、一般的に知られる星読みや星占いの元をたどれば、中世の天動説の時代からあるジオセントリックの占星術がベースになっています。
「私」の視点が大きくクローズアップされるので、その人自身・個人の癖などを深く読み解くのにジオの星読みは最適です。
そして、ジオの星読みは個人の癖や内面を読み解くために、月星座を見ることが欠かせません。
「太陽星座と同じくらい月星座が重要」と言われるほど、月の位置を見ることを重視します。
ヘリオの星読みは太陽中心で宇宙目線
一方、ヘリオセントリックの星読みは、ホロスコープの中心が太陽です。
ジオの星読みのホロスコープは地球(=自分)中心視点の世界観でしたが、ヘリオの星読みは宇宙の中を進んで行く太陽系の中にいる自分、という視点から星読みをします。
「宇宙全体の中の自分」という視点で見るので、「宇宙の循環や流れの中にいる自分の姿」を読むのが、ヘリオの星読みの特徴です。
「宇宙の循環の流れの中にいる自分」といっても、最初はイメージしにくいかもしれません。
ですが、自分が宇宙を構成する要素の一部なんだ、という感覚を体感すると、余計なものを取っ払った、魂ありのままの姿になった時の輝き方がわかります。
それがヘリオの星読みの醍醐味です。
そしてヘリオの星読みは、ジオの星読みで重視される月の位置を読みません。
このことをジオの星読みを学んだ人に伝えると、よく驚かれます。
なぜ月を読まないのかというと、太陽系規模で見ると、地球の衛星である月は小さすぎて、地球とほぼ同じところにあるからです。
そのかわりに地球の位置を読むので、月を読む必要がないとも言えるわけです。
この「ヘリオでは月を読まない」という話、後で重要になってきますので覚えておいてくださいね!
ジオは古くからの歴史が長い分、知識やデータの蓄積が膨大です。
勉強を始める前から「なんだか大変そう……」と気後れしてしまう人が多いかと思います。
ですが、私が星よみ協会の無料講座(※現在は講座内容が異なります。)で学んだヘリオの星読みは、シンプルで感覚的。
たくさんの知識を詰め込まなくても、感覚で星読みできてしまうことが衝撃!でした。
【まとめ】体感した世界観の違い・月を理解するとヘリオに繋がる?
結果的に、私はジオとヘリオ両方の星読みを学び、2つの星読みを組み合わせてセッションをするようになりました。
あらためて、ジオとヘリオの視点の違いを体感として感じるようになると「ヘリオでは月を読まない」ことも、次第に納得できるようになりました。
そしてセッションを繰り返す中で、「ジオとヘリオという視点や世界観の違う2つの星読みを繋いで読むためには、月がキーポイントになるのでは?」と気づきました。
ジオの星読みで自分の月(=無意識の癖)を理解し使いこなせるようになると、ヘリオの世界観に到達するのでないか?といった仮説が自分の中でムクムクと膨らんできたのでした。
次回のコラムでは、
- 自分の月を理解することとは?
- どうすれば使いこなせるようになるのか?
についてお伝えします。お楽しみに!
と思ったら、無料の星読み講座も見てみてね♪