テラス博士
「ようこそ星読みテラスへ。ここに訪れたということは、おまえさん、西洋占星術や星読みに興味があるということかな?」
私
「うんうん、そうなんです! でも沢山の情報があって…。
どこから知ればいいのかわからなくて、さまよっているうちにここに来ちゃったけど、よかったかな。(オロオロ)」
テラス博士
「おぅ、おぅ、もちろんウエルカムじゃ。ちょいとワシの星の話でもきいていくとよい。
この星読みテラスでは西洋占星術、とか星読みと呼ばれるものをお伝えしとるんじゃがのぅ、その思想の土台となっているのが、”as above, so below”という思想なんじゃ。」
私
「んんん????いきなり難しい話!!!!
あず、あばぶ そう びろぅ?」
博士
「苦笑。そう。ちょっとカッコつけて英語で言うてみたがのう、難しいことじゃないのじゃ。
そう、上と下は一緒♡ってことじゃ。
上なるものは下なるものと等しい、っていう意味なんじゃよ。
天空に浮かぶ星たちは、私たちが生きる地上を映し鏡のように照らし出しているし、その星たちは、私たち一人ひとりを映し出している、という世界観なんじゃ。」
私
「へぇーーーー! それってどういうことなの? 上って星空のこと?じゃあ、下は私たちのいる地球?」
博士
「まあ、そんな感じじゃ。天空で起こっていることは、地上でも起こっているという考え方じゃよ。
まあ、そこまで難しく考えんでも、悩んだ時、ふと空を見上げたくなるじゃろう。
ほら、こんな経験はないかな? 悩んだ時、星空を見上げたら・・・
そこに答えが見つかるかもしれない…なーんて思ったことないかのぉ。
自分を見失いそういなった時、星空をふと見上げたら…
そこに自分がいた、なーんてな。わしはロマンチストなんじゃ。」
私
「流れ星にお願い事したことはある!
あ、それと小さい時にかわいがってくれて、今は天国にいるおばあちゃんとお話ししたい時は星を見るなあ。」
博士
「そうそう、そんなふうにな、星空というのは我々の心を映し出してもくれるし、色々な存在と時空を超えてつながっている場所でもあると思うんじゃ。
お前さんの天国にいるおばあちゃんもな、本当に星にいると思うんじゃ。お前さんの心の中の星にな。
昔の人も生き物のように動く宇宙には何かあるんじゃないか!と思うてな、一生懸命会話しようとしたんじゃよ。
そんな世界観をお伝えしたいのが星読みテラスなんじゃ。
生き物のように動く天空と話できたら楽しそうじゃろ。
天に浮かんどる星たちが、おまえさんのことを知っておるのじゃよ。
星を読むと自分がわかるんじゃ。」
私
「でもぉ、星空って言っても広大すぎて、それがどう私自身とつながっているのか…
なんかまだピンとこないなあ。」
博士
「そんな、お前さんに聞かせたい物語があるんじゃ。聞いてみてくれるかのう。」
私
「うん!ききたい!(わくわく)」
私たちが住んでいる地球から見える星達は、思い思いのスピードで回り続けています。
ゆっくり大きな円を描きながら回る星。
くるくる素早く回る星。
一つとして同じ瞬間はなく、生き物のような宇宙。
ぐるーり、くるくる回り続ける星達。
ある日、地球という星で、あなたが「オギャー!」と生まれた日。
その瞬間の星空の一瞬が切り取られ、
その星空の情報が一つのタネにギュギュッ!と詰められ!
「オギャー!」と生まれたあなたの身体と共に、その「タマシイノタネ(魂の種)」は地球という伝説の森に降り立ちました。
その「タマシイノタネ(魂の種)」は、あなたの魂に内蔵されていて、あなたと一緒に成長していきます。
タネに含まれているのは「あなたの情報」
あなたがどんな色の花を咲かせるのか?といった魂の縮図です。
だからその「タマシイノタネ(魂の種)」は、あなた以上にあなたのことを知っているかもしれませんね。
博士
「どうじゃ?星読みの世界がちょっと掴めたんじゃないかノォ。
ほれ、おまえさんホロスコープって聞いたことあるかのぉ。
おまえさんがオギャーッて生まれた時の天空を切り取った図じゃよ。
物語で出てきた「タネ」の中身じゃよ。
これをなタネ……ちがう! ネイタルのホロスコープというんじゃ。
私
「ネイル?」
博士
「ネイルじゃないわい。(苦笑)ね・い・た・る! ネイタルじゃよ。
生まれた時の星空の図じゃ。
その宇宙の一瞬を切り取った情報が詰め込まれているんじゃよ。
魂の種には様々な情報が詰まっているじゃけど、それを図にしたものじゃ。
星読みテラスではな、まずこの図を読んでいくのじゃ。わくわくするじゃろ。
お前さん以上に、お前さんのことを知っている図かも知れないんじゃ。
どんな花を咲かせるか?
はたまた樹木なのか?
自分らしさが詰まった世界にたったひとつの「タマシイノタネ(魂の種)」なんじゃよ」
私
「うん! わくわくする!!!!!
でもさあ、博士ぇ。もしかしてタネが自分のことを知っている!ってことは、生まれた時に人生ってもう決まっちゃってるの!? それって怖くない!?」
博士
「よい反応じゃ! ふぉっふぉっふぉっ!!」
私
「えっ! どういうこと? 人生は決まっているの!?」
博士
「わからん!(ドヤ顏)」
私
「えっ!(冷汗)」
博士
「冗談じゃ。
というか、ワシも神様じゃないのでわからんけどな、でもまあ、ワシもいろいろ研究してきた結果、こう考えとるんじゃ。
おまえさんにだけに与えられた星空の刻印である「タマシイノタネ(魂の種)」は、決して人生の決められた脚本ではないのじゃよ。
「タマシイノタネ(魂の種)」がどんなふうに育つか、周りとどんなふうに関わっていくかは、おまえさんの「意志」次第でな。
そしてもっと言えば、脚本なんか知らなくてもおまえさんは呼吸をするのと同じように育っていく存在なので、ただ地球上に生まれたという事実だけで、素敵に自分らしく幸せな人生を送る可能性にあふれた存在なのじゃよ。
みんな生まれただけで天才なんじゃ。ふぉふぉ。
星読みテラスがお伝えしたいのは、人生や運命が決まっている、ということではないんじゃ。
どんな人も天才だということじゃ。
ただ、長い人生の中でそんな素晴らしい存在であることを忘れちゃう時もあるんじゃよな。
だから、自分のことをもっと知りたいと思った時、自分を見失いそうな時、もっともっと自分らしく表現したい時…
この「タネ」の中に詰め込まれた魂の刻印をそっと覗き込んでみようではないか?
ということじゃ。
なんじゃろうなあ。
その「タネ」には、おまえさんの魂の可能性を広げるための
イメージやシンボルが詰め詰め込まれているんじゃよ。
古代の人もな、そうやって星と会話しながら大自然とともに生きてきたんだと思うんじゃ。
おまえさんにだけ与えられた唯一の星の刻印であるタネの情報を読み解くとな
自分だけの素敵な可能性に気づくであろうよ。
おまえさんが、この地球に降り立つ時に持ってきた素敵な作品にな。
誰もが生きているだけで一人ひとりがユニークで、スンバラシイ存在だってことをな。
おまえさんという魂の種子は、地球という伝説の森に生まれおちたんじゃ。
これから、どんな華麗な花を咲かせるか、はたまた実がなる樹木になるのか。
そして、その花や実をだれとわかちあうのか?
楽しみじゃのぉ。
おおっと、そろそろ家に戻らないとな…。
子どもたちがお腹をすかせて待っておるわい。
つぅーわけで、もしよかったら「あなたの魂の縮図」を知るため、一緒に、読み解きの旅に出るかのぉ。」
私
「うん!(きらきら)…あ!
でも星読みってたくさんの記号とか覚えなきゃいけないとか、難しい計算とかしなきゃいけないんじゃないのぉ?」
博士
「難しくてついてこれるかどうか心配かのぉ?
大丈夫じゃ。うちの星読みテラスが誇る名物講師がおるからな! ふぉ、ふぉっ、ふぉ。
きっとお前さんも星読みが大好きになるに違いないぞぉ。
まずは、お前さんという魂がこの世でどんな風なテーマを持って生まれてきたか?
確認してみるといいぞ。
もっと自分のことが好きになるかもしれんし、いまお前さんが「どうしようかなあ」と考えている課題があれば、灯台のように何かのヒントになるかもしれんな。
それでは、いってらっしゃーい! また会おうなのじゃ。
星読みテラスはこのふたりが案内します♪
テラス博士
星読みテラス 研究所に所属。図書館司書。
子供の頃から、本を読んで過ごすのが好き。たまにご飯も忘れるぐらい。
小学生の時、ちょっと怪しい本(〇〇魔術、宇宙人襲来もの)を読んでいたので、若干両親は心配するが、彼があまりにも夢中で楽しそうだったので伸び伸びと育てる。
小学校の時に見たSF映画がきっかけで宇宙に目覚める。
なぜ宇宙は生まれたのか?と探求していたら、いつのまにか星読みの世界に魅せられる。
(この広い銀河には宇宙人がいると信じているタイプ。)
科学も大好き、不思議な世界も大好きである。
ヘリオンと出会ったのもそのおかげ。
マーガレット夫人と、実は2人の双子の女の子がいる4人家族のお父さん。
ただいま絶賛子育て中。自分の娘たちに読ませようと「星読み絵本」を作成中。
夫人とは大学の星読みサークルで出会い、後輩だった夫人の方が彼の博識ぶりに一目惚れ。人生のモテ期をここですべて使い果たす(笑)。
卒業後はしばらく町の図書館司書として働くが、数年後、兼ねてから夢だった星読みテラスを夫人の「やればいいじゃなーい!」の一言で設立することに。
多くの人に星読みの楽しさと奥深さを伝えたいと思っている。そして好きな本に囲まれた日々を送ることを幸せに感じている。
趣味は料理。映画鑑賞。絵を描くこと。
マダム・マーガレット
太陽は天秤座、月星座は射手座
年齢は内緒。
星読みテラス 星の教室担当講師
小さい頃の夢は小学校の先生。女性らしく見えるが実はなかなかの行動派。
子供の頃の愛読書は『赤毛のアン』。
若かりし頃、バックパッカーとしていろいろな国を見て回り、ある国で占星術師に出会う。
その占星術師が言っていた「自分らしく生きることが一番の世界貢献」という言葉に感銘を受け、広い世界を見ているうちに、何か自分にもできる世界貢献を考えるように。
星を使って自分らしく生きる人を応援したいと講師になることを決める。
帰国後、恋人だったテラス博士にその思いを話し、彼の夢を後押しすることで、星読みテラスの講師としてその夢を実現する。
小学校の先生になりたかったという素質を生かし、難解になりがちな星読みの知恵を、初心者にもわかりやすく教えることがミッション。
趣味はピアノをひくこと。旅をすること。
星読みテラスを一緒に歩く仲間はこちら♪
なこ
元気で明るいアルパカの女の子。
興味のあることはとりあえず始めてみるタイプ。
星読みテラスは、群れの移動中に博士が焼いているケーキのにおいにつられて見つけた。
おやつ目当てで遊びに来ているうちに博士とマダムに星読みの話を聞いて「私も出来るようになりたい!」と興味を持つ。
ホロスコープと星と運命の関係にワクワクドキドキしつつ、
時々ちょっぴりカンチガ・・・独創的な発想で博士を驚かせながら、メキメキ絶賛星読み勉強中。
群れのみんなのホロスコープを読んであげられるようになるのが目標。
そしていつか、世界中のみんなのホロスコープを読むのが夢。
博士やマダムが忙しいとき、双子を背中に乗せてあげている。