ハウス

インターセプトのハウスはじっくり育って大器晩成するハウス!

アイキャッチ_インターセプト

星読み・占星術の「インターセプト」とは、ホロスコープにおいて、あるハウスの中に1つのサイン(星座)が丸ごと入った状態を意味します。

ハウスの中に閉じ込められたサインは、星のエネルギーを発揮させるまでの時間がかかりますが、着実に星の力を活かせる大器晩成のハウスでもあります。

ハウスのインターセプトの意味と、12ハウスごとの活かし方を解説します。

【インターセプト】は1つのハウスに1サインが丸ごと入る状態

【インターセプト】があるハウスは成果が出るまでに時間がかかる分野

インターセプトとは、あるハウスの中に、1つのサインが丸ごと入っている状態を指します。

通常、1つのハウスは、あるサインから始まり、次のサインに移行します。

一般的なハウスの例として、なこちゃんのホロスコープを見てみましょう。

インターセプト_1

なこちゃんの第3ハウスは、乙女座から始まって、天秤座のサインへと変わり、第4ハウスにつながっています。

インターセプト_2家で例えるならば、乙女座のドアを開けて第3ハウスという部屋に入り、天秤座という別のドアから次の部屋である第4ハウスに入るイメージです。

しかし、インターセプトは、次のハウスに行くまでにサインがもう1つある状態です。

 

例として、タレントのマツコ・デラックスさんのホロスコープを見てみましょう。

インターセプト_3マツコさんのホロスコープの第2ハウスは、射手座のカスプから始まり、山羊座を通過して水瓶座まで広がり、第3ハウスのカスプへとつながっています。

山羊座のサインは、第2ハウスの中に丸ごと埋もれている状態です。

インターセプト_4つまり、インターセプトのあるハウスは、3つのサインが存在します。

そのため、一般的なハウスと比べて度数に幅があり、360度の円盤の中でインターセプトのハウスの占有度は高くなります。

結果的に、天体がインターセプトのハウスを移動するのに他のハウスよりも時間がかかります。

 

家で例えるならば、射手座というドアから第2ハウスという部屋に入り、山羊座という別の部屋を経て、水瓶座という別のドアから第3ハウスの部屋へと移動するイメージです。

ハウスの中に丸ごと収まった山羊座のサインは、「部屋の中にある、閉ざされたもう1つの部屋」のようなもの。

閉ざされた部屋にある山羊座のエネルギーは、射手座や水瓶座のように外へと開かれたドア(カスプ)がありません。

そのため、インターセプトのあるハウスは、そのハウスの分野の能力を発揮するまでに一定の時間がかかります。

殻を破って、孵化されるのをじっと待つ卵のようなイメージです。

 

マツコ・デラックスさんのホロスコープの第2ハウスにある山羊座には、木星とドラゴンヘッドが位置しています。

第2ハウスは、自分の才能で稼ぐことを表すハウスです。

第2ハウスの山羊座木星は、着実な能力が認められて活躍の場が大きく広がっていくことを表します。

しかし、山羊座はインターセプトされているため、自分の実力で稼げるまでには時間を要します。

実際に、マツコ・デラックスさんが社会的に活躍し始めたのは、30代以降のこと。

マツコさんは美容師や編集者を経てタレントに転身されましたが、独自の鋭い知性が認められるまでには、悩んだ時代があったようです。

 

インターセプトがあるハウスは、才能や性質を発揮しづらい分野ですが、時間をかけて育てていけば、ハウスに閉じ込められたサインの力は着実に発揮されるでしょう。

ハウスのカスプ_アイキャッチ
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2つのハウスのカスプが同じサインの場合は才能が早くに発揮される

インターセプトとは逆のパターンのホロスコープもあります。

ハウスの幅が短いために、ハウスのサインの能力が早期に発揮されるケースです。

この場合、2つのハウスのカスプが同じサインになります。

 

例として、ミュージシャンの米津玄師さんのホロスコープを見てみましょう。

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米津玄師さんのホロスコープの第7ハウスと第8ハウスは、いずれも山羊座から始まっています。

インターセプト_6米津さんの2つのハウスは、山羊座というエネルギーを通して発揮されることになります。

家で例えるならば、山羊座というドアから第7ハウスに入り、次の第8ハウスに行く際も山羊座のドアを使うイメージです。

山羊座の力はのびのびと発揮されます。

 

米津玄師さんのホロスコープの山羊座には、月と天王星と海王星があります。

山羊座も第7ハウスも第8ハウスも「社会と関わること」を意味します。

米津玄師さんは若くして才能を認められ、作詞作曲した「Lemon」や「パプリカ」などの楽曲が大ヒット。

ホロスコープで言えば、山羊座の2つのカスプによって、米津さんの月、天王星、海王星という3つの素質が人生の早い段階で発揮されたと推測できるでしょう。

12ハウス別【インターセプト】の傾向と活かし方

インターセプトをしているハウスは、そのハウスの分野の才能が成熟して発展するまでに時間がかかるため、「どうしても成し遂げたい!」という思いが強くなります。

次に、12ハウスごとにどのような傾向が出てくるかを解説していきます。

また、インターセプトのハウスを育てる方法も紹介します。

第1ハウスと第7ハウスがインターセプト 自己確立と人間関係が課題

第1ハウスと第7ハウスがインターセプトをしている場合は、自己の確立や、他者との関係性を築くまでに時間がかかる傾向があります。

 

第1ハウスがインターセプトをしている場合は、自分はどのような人間か、自分は何を望んでいるかが分かりづらくなるでしょう。

自分を理解するために、瞑想をしたり、自己分析ツールなどを使ってみるのがおすすめです。

第7ハウスがインターセプトをしている場合は、他人の気持ちを理解しづらい傾向があります。

人との距離感がつかみにくいと感じるかもしれません。

第1ハウスのインターセプトの場合は、自己理解が進まないために意思がブレやすく、対人関係に苦労する可能性があります。

 

しかし、人生を重ねるにつれて、本来の自分のキャラクターが表に出てきます。

時間をかけて自分と他人を理解した分だけ、人とのより良い関係性を築きやすくなるでしょう。

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第2ハウスと第8ハウスがインターセプト 才能の開花が課題

第2ハウスと第8ハウスがインターセプトをしている場合は、自分の才能や、家系から受け継がれた長所を自分で認めるまでに抵抗を感じやすくなります。

その結果、経済的に苦しさを感じたりする傾向も。

 

第2ハウスがインターセプトをしている場合は、自分の才能を発揮するまでに時間がかかります。

それ以前に、自分の強みが何であるかを自覚しづらいケースもあるでしょう。

また、第8ハウスがインターセプトをしている場合は、家系などからの恩恵を受けにくく、孤軍奮闘しやすい傾向が見受けられます。

 

第2ハウスと第8ハウスのインターセプトを活かすには、自分の備え持った能力を意識的に磨くこと。

自分の得意分野、遺伝的な長所や恩恵を棚卸ししてみましょう。

欠点やコンプレックスだと感じていた事柄に可能性があるかもしれません。

時間が経つにつれて、自分には能力があると実感でき、他者からの恩恵を受け取ることもできるようになります。

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第3ハウスと第9ハウスがインターセプト 学びや情報収集が課題

第3ハウスと第9ハウスがインターセプトをしている場合は、学びや情報収集に対して、時間がかかる傾向になります。

家庭の事情などで進学できず学ぶ機会が少なかったり、勉強したことがなかなか頭に入らないようなことがあるかもしれません。

それゆえ、学びに対する気持ちは強く、「しっかり勉強したい!」と願うようになります。

 

第3ハウスと第9ハウスのインターセプトは、知識の習得に時間はかかりますが、地道に学びを続けていくことで実力が着実につきます。

現在では、無料や安価で知識を提供するウェブサイトや動画などがたくさんあります。

毎日コツコツと、好きなことを学んでみるのがおすすめです。

 

年を重ねても、旺盛な勉強意欲は衰えません。

学びはあなたの生きがいとなるでしょう。

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第4ハウスと第9ハウスがインターセプト 自分の居場所づくりが課題

第4ハウスと第10ハウスがインターセプトをしている場合は、自分の居場所をつくるまでに時間をかかるでしょう。

例えば、若い頃は、自分の望む家庭がどのようなものかを自覚しづらいかもしれません。

一般的と言われるような家庭で育ったとしても、「私のいる場所はここではない」と感じることもあるでしょう。

 

特に第10ハウスがインターセプトをしている場合は、社会への帰属意識は希薄で、会社などの組織になじみにくくなります。

しかし、年を重ねるにつれて、社会への貢献意識が高まっていきます。

 

もしも今、「自分には帰る場所がない」と寂しく思うならば、時間をかけて、無理をせずに自分の居場所をつくることを意識してみましょう。

焦らずに、心を許せる人と気楽に会話をしてみたり、気が合いそうなサークルの場に出かけてみてください。

いつか人生を振り返ったとき、温かい自分の居場所ができあがっているはずです。

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第5ハウスと第11ハウスがインターセプト 余暇を楽しむことが課題

第5ハウスと第11ハウスがインターセプトをしている場合は、自分のプライベートを削ってしまう傾向があります。

仕事や家事育児、介護などに追われて、趣味を楽しんだり、仲間と過ごす時間がなかなかとれないでしょう。

 

第11ハウスがインターセプトをしている場合は、さらに「将来どうしたいか」というビジョンを抱きにくくなります。

第5ハウスと第11ハウスがインターセプトをしているあなたは、仕事や家事などに一生懸命な頑張り屋。

しかし、心のどこかで「ゆったりとした豊かな人生を味わいたい」と願っているはずです。

また、「ボランティア活動をしたい」などと感じているかもしれませんね。

 

インターセプトをしている第5ハウスと第11ハウスを育てるためには、1日5分でもいいので、趣味などを楽しむ時間を持つことを心がけて。

若い頃は仕事などに追われても、年をとると海外旅行に行ったり、趣味の活動ができるなど、楽しい人生を送れるでしょう。

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第6ハウスと第12ハウスがインターセプト 心身の健康や仕事が課題

第6ハウスと第12ハウスがインターセプトをしている場合は、心と身体のバランスを崩しやすい傾向にあります。

それゆえ、心身の健康管理が重要になり、健康オタクとなる可能性が大。

また、第6ハウスは労働や雇用と関係するため、第6ハウスがインターセプトをしている場合は、仕事が安定しないかもしれません。

 

インターセプトをしている第6ハウスと第12ハウスを育てるには、1人きりの時間を持って、ゆっくりと休養すること。

スピリチュアルな世界にひたったり、温泉に入って1人でのんびりしたり、心と体を癒すことを意識してみましょう。

 

年を重ねるにつれて、オンオフの切り替えが上手になるはずです。

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【まとめ】インターセプトがあるハウスは確実な成果を得られる分野

1つのハウスに1つのサインが丸ごと入るインターセプト。

インターセプトのサインのエネルギーが時間をかけて発揮されるため、才能などがなかなか開花されず、辛いと感じることもあるでしょう。

しかし、植物のように長い時間を費やして育ったものは、しっかりと根を張り、自分を支えるゆるぎない力となっていきます。

自分のホロスコープにインターセプトのハウスを見つけた場合は、長い目で、その分野に関する努力をしてみてください。

30代、40代、50代と年齢を重ねていったとき、熟成された魅力や才能が培われているでしょう!

 

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太陽魚座、月蠍座。「○○の星を持つ人は○○をするのはNG」といった選択肢に制限ができる占いに疑問を持つ中、星読みテラスに出会い「主体的に人生を生きるための星読み」に共感。月蠍座の気質を活かし、心に深く響く記事を目指す。ライター、編集歴10年以上。専門分野は、健康、心理、ボディワークなど。