「転職・独立のタイミングはいつ?」「私は何歳で結婚する?」 星読み・占星術は「何歳で何が起こるのか」という人生の転機を占うこともできます。この特集では、ワークシートに数字を書き込むだけであなたの「人生の転機」を見つけちゃいます!
今回のテーマは人生・仕事の転機を占う方法です。
転機の年に仕事で大活躍した人、好きな仕事に転職できた人、東京から地方に移住した人など、わかりやすい実例とともに紹介します。
星読みテラス特製ワークシートも用意しました!無料でダウンロードできるので、ぜひ使ってみてくださいね。
Contents
星読みで誰でもかんたんに将来を占う方法とは
【ワークシート】早見表の作り方!書くだけで誰でも転機を発見できる
星読みでは、ネイタルチャート(あなたが生まれた日のホロスコープ)をもとに、何歳で何が起こるのかを占うことができます。
今回は「シンプルに・ざっくりと」占う方法を試してみましょう。
- ネイタルチャートのすべての天体を、1年で1度ずつ進行方向に動かす
- 動かした天体が、ネイタルチャート上の「転機ポイント」にくる年齢を見つける
(例:ネイタルチャートの天体と重なる、次の星座に入る、など)
ひとつの例として、なこちゃんのネイタルチャートの太陽(牡羊座14度)を動かして、転機の年を探してみましょう。
1年で1度ずつ進行方向に動かすと、次の星座に入る(牡牛座0度となる)のは16度動いたときです。
つまり、生まれてから16年後(16歳)に転機があった、と読めます。
この方法で、あなたの転機を見つけていきましょう!
あなたのネイタルチャートの天体が何歳でどの「転機ポイント」にくるのかは、星読みテラス特製のワークシート(早見表)で調べることができます。
最初にネイタルチャートの天体の情報を書き込んだら、あとは度数を1ずつ足して書いていくだけなので、誰でもかんたん!
A4サイズのPDFでダウンロードできるので、印刷して使ってくださいね。
早見表が用意できたら、あなたの人生・仕事の転機が何歳に訪れるのかを占ってみましょう!
人生・仕事の転機になりやすい「転機ポイント」を、早見表を使ってピックアップしていきます。
こちらのワークシートにメモしていくと便利ですよ!
人生・仕事の転機を占うには、こんな「転機ポイント」を見つけてみてください。
- 次の星座に入る年
- ネイタルチャートの天体と重なる年
- アングルと重なる年
- 次のハウスに入る年
水星〜冥王星を動かして上記のようなポイントにくる年も、人生のイベントが起こりやすいときです!
具体的な見方を、実例とともに紹介していきますね。
人生・仕事の転機を占う方法1 動かした太陽or月の【星座の変わり目】
動かした太陽or月が【次の星座に入る年】を見つけよう
牡羊座から始まり牡牛座、双子座……と続いていく12の星座は、その特徴が人間の成長にたとえられています。
生まれたての赤ちゃんのような牡羊座、五感で身の回りの世界を知ろうとする牡牛座、
「なぜ?どうして?」と好奇心旺盛な双子座……というように、一つ先の星座に進むと次の世界が開けているのです。
人生・仕事の転機を占うときも、動かした太陽・月が次の星座に入る年は次のステージの幕開けと言えます。
ワークシートの早見表を使って、次の星座に入る年を探してみましょう。
一つの星座の度数は、0度から29度まで。次の星座が始まる「0度」になる年は、転機が訪れやすい年です。
この場合、16歳ごろが転機の年だったようです。
【実例】テレビの世界で成功を収めたYouTuber芸人フワちゃん
YouTuber芸人のフワちゃんは、大ブレイクした2020年に「ユーキャン新語・流行語大賞」のTOP10に自身の名前がランクインしました。
フワちゃんのネイタルチャートの太陽は、射手座3度。
これを1年で1度ずつ進行方向に動かしていくと、2020年(27歳)で次のサインの山羊座に入ります。
山羊座は、社会的な成功や達成を司る星座です。
2020年のフワちゃんは、テレビ番組の出演本数が激増。
テレビの世界に進出して大活躍したことは、YouTuberにとって一つの成功の形と言えるでしょう。
人生・仕事の転機を占う方法2 動かした太陽or月が【N天体と重なる】
動かした太陽or月と【N天体が重なる年】を見つけよう
星と星が特定の角度を作るとき、特別な働きが生まれます(アスペクト)。
1年で1度ずつ動かした太陽or月と、ネイタルチャートの天体(N天体)との角度に注目してみましょう。
2つの星が重なって0度(コンジャンクション)となるときは、要チェック!
星のエネルギーが混ざり合って強調され、生き方に影響を与えます。
ワークシートの早見表を使って、N天体と重なる年を探してみましょう。
まずはネイタルチャートの欄で、水星〜冥王星の星座・度数を確認します。
次に、太陽と月の欄に同じ星座、同じ度数がないかチェックしていきます。
私は太陽が牡羊座、月が蠍座だから、太陽の牡牛座や双子座、月の射手座や山羊座をチェックだ!
ネイタルチャートの土星は山羊座2度です。
これをふまえて月の欄を見ていきましょう。
月を1度ずつ動かしていくと、蠍座→射手座→山羊座と進み、2046年に山羊座2度にやってきて、N土星と重なります。
この場合、58歳ごろに転機が訪れそうです。
【実例】海王星と重なる年に好きな仕事に転職できた星野かなさん
星読みテラスの記事執筆で活躍する、星野かなさん。
星野さんは2020年、38歳の年に、1年で1度ずつ動かした月とネイタルチャートの海王星が射手座26度で重なりました。
2020年は、星野さんにとって「転職」の年。星読みライターとして書くことを仕事にできた転機だったそうです。
- 大好きな星読みの世界にどっぷり浸かる毎日に変わった
- 人との出会いなどで新しい世界が広がった
- 生きがいを感じられる仕事と出会った
書いて伝えることが好きなので、好きなことを仕事にできて、それで暮らしが成り立つようになったというのは、大きな転機だったと感じています。
こんなアスペクトの年にも注目
アスペクトの中でも、もっとも影響力が強い0度に注目しました。
この他にも、動かした太陽or月とネイタルチャートの天体が180度、90度、120度、60度となる年も、アスペクトの影響を受けやすいときです。
アスペクトについては、こちらの記事で解説しています。
気になる人はワークシートにピックアップしてみてね。
人生・仕事の転機を占う方法3 動かした太陽・月が【アングルと重なる】
動かした太陽・月とアングルが重なる年を見つけよう
アングルとは、ホロスコープの「軸」のこと。
Asc(アセンダント)とDsc(ディセンダント)を結んだ横軸と、MCとICを結んだ縦軸です。
これらに動かした太陽or月が重なる年は、人生・仕事で何らかのイベントが起こりやすいときです。
ワークシートの早見表を使って、アングルと重なる年を探してみましょう。
まずはネイタルチャートの欄で、Asc、Dsc、MC、ICの星座と度数を確認します。
次に、太陽と月の欄に同じ星座、同じ度数がないかチェックしていきます。
太陽を1度ずつ動かすと、1992年にMCと重なります(牡羊座18度)。
この場合、4歳の頃に転機があったようです。
【実例】Asc(アセンダント)と重なる年に地方へ移住したやなへいさん
星読みライターのやなへいさんは九州在住ですが、もともとは学生時代からずっと関東で暮らし、会社員として働いていました。
結婚・出産を経てマンションも購入し、関東に住み続けるつもりでしたが、一転して移住に踏み切ったのは2012年、43歳の年。
この年は、1年で1度ずつ動かした月とAscが射手座28度で重なっています。
Ascは1ハウスの起点、つまりホロスコープの始まりです。
移住したのは、月が司る「日常生活」において「新しい出発点」「生まれ変わり」の転機だった、と読めます。
- 東日本大震災を経験して視点が変わった
- 想像もしていなかった新しい人生が始まった
2011年はネイタルチャートの月と、1年で1度ずつ動かした天王星(変革の星)とが重なっていました。長く勤めた会社をやめて、マンションも売って、引っ越したのはちょうど2012年3月の春分の日。春分は、星読みでは1年の始まりとされる日です。
当時は星読みをしていなかったのでタイミングは意識していなかったのですが、いま振り返ると新しく生まれ変わるような年だったのかなと思います。
人生・仕事の転機を占う方法4 動かした太陽or月の【ハウスの変わり目】
動かした太陽or月が【次のハウスに入る年】を見つけよう
ホロスコープのハウスは、星のエネルギーが発揮される場面・状況・テーマをあらわします。
ざっくり分けると、第1〜6ハウスは個人の発達、第7〜12ハウスは他者や社会との関わりを司ります。
1ハウスの「自分自身」から始まり、ハウスの数字が進むほど人生が広い世界へと展開していくのです。
だから動かした太陽・月が次のハウスに入る年は、人生の転機となりやすいと言えます。
ワークシートの早見表を使って、次のハウスに入る年を探してみましょう。
この場合、20歳ごろが転機の年だったようです。
【実例】社会現象になった『鬼滅の刃』作者の吾峠呼世晴さん
2020年のカルチャー・エンタメ界を席巻した作品といえば、『鬼滅の刃』。
すでに人気の作品ではありましたが、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の公開で社会現象化し、年代を問わず多くの人が夢中になりました。
『鬼滅の刃』の作者・吾峠呼世晴さんのホロスコープを見ると、2020年、31歳の年に、1年で1度ずつ動かした太陽が11ハウスに入ります。
10ハウスから11ハウスへの変わり目は、ライフワークについて同じ思いを持つ人たちとつながったり、新しい世界・展開が広がっていったりするイメージです。
『鬼滅の刃』が社会現象となるほどの広がりをみせたことと重なりますね。
ちなみに、星読みライターの藤衣真菜さんは、1年で1度ずつ動かした太陽が5ハウスに入ったころが転機だったそう。
5ハウスは、自己表現や恋愛のハウスです。
そのころの藤衣さんは、働きながら映像作家的な活動にも取り組んでいて、作品が海外3カ国で上映されたりドイツの映画祭に参加したりと、大きな出来事を経験。
さらに、活動を通じて予想外の出会いもあって「ちょっとモテ期だったかも」だそうです!
【まとめ】転機占いは過去のふりかえりにも◎
今回は、人生・仕事の転機を占う方法をご紹介しました。
あなたの大きな転機はすぐそこに来ているかも?ぜひワークシートで占ってみてください。
これから訪れる転機を思うと、不安がよぎる方もいるかもしれませんね。
でも、いくら未来を占っても、実際に何が起こるかはその時がこないとわからないものです。
「先のことを考えると不安になる」という方には、あることをやってほしいと思います。
それは、早見表のワークシートを使って過去の転機を振り返ること。
「私って、いろんな経験を経て成長してきたんだなぁ」と、これまでの頑張りに気づけるはずです。
今のあなたを認めて、ちゃんと褒めてあげましょう。
そうすれば、過去の自分が背中を押してくれて、未来への足取りが軽やかになるはずです。