命式や運勢の流れを読む基礎知識を
きちんと学び身につけられる
四柱推命の「日干」とは、命式を読み解くうえで一番はじめに見る大切な星。
あなたの基本的な性格や、揺るがないコアな本質を表します。
この記事では、10タイプの日干とその特徴などを解説しています。
あなたの命式も簡単に作成できるので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
Contents
【四柱推命】命式のなかの日干は「あなた自身」をあらわす
ぼく、予習してきました!
命式の中で一番最初に読み解く場所、それは日柱の天干(十干)である日干。
実は、日干は命式を作成する際に基準となる星で、とても大切な星なんです。
【四柱推命】日干を調べるには?
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四柱推命では、日干がどの十干であるかによって、基本的な性格やコアな本質を読み解いていきます。
- 社会での役割
- 人生のテーマ
このふたつは言い換えれば、あなたが生まれる前に設定してきた「この人生でやりたいこと」。
一生をかけて目指すべき方向性でもあります。
【四柱推命】日干のタイプは10種類
十干の種類は全部で10種類。
それぞれ自然界にあるものに例えられています。
日干ごとの大枠での性質は以下のとおりです。
●甲(きのえ)=大樹
曲がったことが嫌い・着実にまっすぐ成長する・人に使われるよりも人を使う立場で活かされる
●乙(きのと)=草花
柔らかいけれどたくましい・すくすくと成長できる環境選びがポイント・仲間と共に進む
●丙(ひのえ)=太陽
明るく裏表がない・いつもニコニコするために精神を鍛えるのがポイント・賑やかなのが好き
●丁(ひのと)=月・ともし火
控えめで温厚・月の満ち欠けのように相手に合わせることができる・怒らせると怖い!
●戊(つちのえ)=山
人を惹きつける魅力を持っている・自分磨きを怠らないこと・どんと構える
●己(つちのと)=田畑
温厚でおっとり・教えること育てることが得意・養分の豊富な田畑になれるよう学びで知識を蓄える
●庚(かのえ)=鉄・刀
新しいものにも順応できる・信念を曲げない強さがある・謙虚さを忘れないことと挑戦することが大事
●辛(かのと)=宝石
生まれながらに大切にされる存在・繊細な感性・自分を磨き上げること・試練に立ち向かう強さ
●壬(みずのえ)=海
包容力がある・チャレンジ精神に溢れダイナミック・細かいことは気にせずおっとりと構えること
●癸(みずのと)=雨
まわりに潤いと癒しを与える存在・勉強が大好きで知識が豊富・二面性のギャップも魅力
甲(きのえ)は「大樹」に例えられる十干なんだ。
そして日干は、基本的な性格やコアな本質、人生のテーマを表すものでしたね。
曲がったことが嫌いな性格で、着実にまっすぐ成長できる可能性を秘めている…という感じでしょうか?
上手に日干の読み解きができていると思います!
日干はコアな本質というだけあって、自分に当てはめながら甲(きのえ)のイメージを膨らませると言葉にしやすかったです。
日干を知ることで、自分や相手の性質を大枠で掴むことができますよ。
西洋占星術の12星座占いをイメージしてもらうと分かりやすいと思います♪
あなたの本質は外向き?内向き?
十干は5種類ずつ「陰の性質を持つもの」と「陽の性質を持つもの」に分かれます。
陰陽の違いは、以下のとおりです。
- 外に向かう性質を持つ・主張する
- 陽の十干
甲(きのえ)・丙(ひのえ)・戊(つちのえ)・庚(かのえ)・壬(みずのえ)
- 内に向かう性質を持つ・取り込む
- 陰の十干
乙(きのと)・丁(ひのと)・己(つちのと)・辛(かのと)・癸(みずのと)
陰陽はどちらが良くてどちらが悪いということはなく、自然にしていると内と外、どちらに向かっていくかを表しています。
例えばたっちゃんの日干「甲(きのえ)」は陽タイプなので、外に向かう性質を持っています。
「外に向かう」というキーワードから、どんなイメージがわきますか?
確かにまず行動したり、自分から働きかけたりすることが多いかもしれません。
日干=心臓のようなもの
日干は人間でいえば「心臓」のようなもの。
絶えず動いているにもかかわらず、日頃から心臓のことを意識している人は多くありません。
日干も同じで、当たり前すぎて自分では意識しにくい部分。
だからこそ普段意識していない日干の性質を知って、そこに近づいていくことであなたの人生はより輝いていきます。
なぜなら日干は自分の本質であり、ちょっと不思議ですが人生をかけて目指すものだからです。
日干も成長する!?
日干を十分に発揮している自分が、この人生でたどり着きたい “理想の自分” 。
そして、理想の自分にたどり着くための武器として与えられたのが、次回お話しする「通変星(つうへんせい)」です。
通変星が表す自分の才能を活かすことで、どんどん理想の自分に近づいていくことができますよ。
自分の通変星を輝かせる=生まれ持った才能を発揮して生きることを、私は「自分の道を進む」と表現しています。
そして、自分の道を進む過程で日干も進化していくと考えています。
例えば、日干が丙(太陽)の場合、最初は家族をぽかぽか照らしていたとします。
そして、四柱推命で自分の生まれ持った才能(通変星)を知り、その才能を活かして自分の道を進むにつれ、
社会的な活動もプラスされ、照らしてあげられる人が家族だけでなく、もっとたくさんの人になっていきます。
もちろん進化のペースも大きさは人によってまちまちです。
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