命式や運勢の流れを読む基礎知識を
きちんと学び身につけられる
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運気は人を未来へ運ぶ「波」
インターネットや書籍などで、さまざまな表現をされている「運気」。
運気については、長い歴史の中で多くの人が研究してきました。
占いの中でも、みなさんとても興味があるところだと思います。
この運気について、優しい四柱推命ではその人を未来へ運ぶ「波」だと考えています。
運気の波、つまり私たちにとっての「運の流れ」は、目には見えるものではありません。
けれど、目に見えないからといって無いわけではなく、運気の波に乗ると現実によい効果やよい出来事として現れてきます。
どうしても「運気の波に逆らって苦労したい!」と強く思っているわけでなければ、せっかく私たちを運んでくれる波ですから、上手に乗りこなしながら進みたいものですよね。
運気の波に乗る方法
運気の波に乗るには、まず「自分の運気の波が、今どんな状態なのか知ること」。
もちろん、一部の感覚が鋭い人は知らず知らずのうちに自分の運気の波を乗りこなしていることもあります。
ただ、運気の波にスイッと乗りたい!と思ったら、自分の運気を知ることが一番の近道です。
なぜ知ることが大事なのか?
なぜ自分に巡っている運気を知ることが大事なのか、ひとつお話をしておきたいと思います。
運気には、運気の波が最高潮になるタイミングがあります。
ですが、鑑定で「今まさに運気の波が最高潮!」というタイミングにいる相談者さんに
「今、運気の波は最高潮ですね!いろいろ成果が出ていますか?」
と聞いてみても、
「いまいちピンと来ないです…」
って人が本当に多かったのです。
実は、運気が最高潮になるタイミングのひとつ前は、みんな「運気が一時的にへこむ時期」。
この運気が一時的にへこむ時期こそ、その次に続く「運気が最高潮になるタイミング」のために必要な“種まきの時期”です。
この時期に「種まきを頑張れたかどうか」で、次の時期の成果が変わってきます。
運気がへこむ時期というのは、頑張っても思ったように成果が得られず、心が折れてしまいがちです。
そうすると、努力することをやめてしまったり、何もせずにぼんやりと過ごしてしまったりすることもあります。
運気は知ることで活用できる
せっかく運気の波が最高潮になるタイミングなのに、実感が得られない…。
そんな相談者さんたちの「もっと早く知りたかったです」という言葉を聞いてきたことで、運気はまず知ることが大事なのだと強く感じました。
成果が出ず辛いとき、「今の頑張りが次につながる」という運気の流れを知っておくことは、心の支えになったり、頑張る原動力になったりします。
運気で巡ってくる天中殺
四柱推命で運気の波を読み解く方法のひとつに「天中殺周期」というものがあります。
この天中殺周期は、1つ前の記事でお伝えした「天中殺」から導き出す方法です。
今回は、2の「運気で巡ってくる天中殺」をベースに、命式の天中殺周期から運気を読み解いてみましょう。
命式の天中殺を使って運気がわかる
では実際に、命式であなたの今の運気を確認してみましょう。
無料ですぐに四柱推命の命式が手に入りますよ。
優しい四柱推命で作成した命式では、天中殺周期はこのように表示されます。
各マークの意味は次のとおりです。
◯
運気の波が上昇傾向
- アクティブに活動できるタイミング
- ステップアップを目指していく時期
△
運気の波が一時的に低くなる
- 次の時期に向けての下準備期間
- 無理はせずに着実に進む時期
◎
運気の波が高くなる
- 物事がスムーズに進んでいくタイミング
- 成果を求めて積極的に動く時期
☆
運気の波が天中殺に向かい下降する
- 運気が徐々にスローダウン
- 不安定な要素が見えてくる時期
★
天中殺
- 運気の上限下限の枠が取り払われる
- どうやって過ごすかがとても重要になる時期
無理せず過ごしてね。
積極的に行動しましょう。
天中殺って怖いって聞いたことありますけど…
天中殺についても次にお話しましょう。
天中殺の過ごし方
天中殺は「運気の低迷期だから控えめに過ごすべき」「動いちゃダメな時期」という印象を広く持たれています。
これは、天中殺について過去に出版された本・メディアなどで
「良くないことが起こる」 「動いてはいけない」 「とても大変」
などと多く語られた影響が大きいのですが、これは天中殺の一面だけを見ているに過ぎません。
確かに、天中殺は通常の状態とは異なる不安定な運気ではあります。
不安定な精神状態になりやすかったり、状況判断がうまくできなかったりして、その結果トラブルに…ということもあるでしょう。
天中殺をもう少し深めてみると、天中殺は、十干の表す「天」がなくなり、いつもと違う運気になっている状態。
つまり天中殺は、通常有るはずの「枠」が無くなり、何が起こるかわからない時期でもあります。
そこで“天中殺をよい時期”にするためには、過ごし方がとても重要になります。
天中殺をよい時期にするために
それでは、天中殺をよい時期にするための過ごし方をお話していきます。
天中殺に取り組むとよいことは、この3つです。
(1)他者を助けたり幸せにする
(2)自分の内面を高める
(3)頼まれごとを引き受ける
具体的には、
- 学び・勉強
- 氏神様&産土神社への参拝
- お墓参り
- 親孝行する
- ボランティア活動
- 募金・寄付
などがあります。
これらの行動を通して、自分を生かしてくれている人や存在・社会への感謝の気持ちを確認したり、利他的な精神を身に着ける期間にするとよいでしょう。
天中殺は人とのつながりを特に大切に
さらに「(3)頼まれごとを引き受ける」 は、通常とは異なる不安定な運気の天中殺において、“人とのつながりを作る”という意味でもより一層大切にしたい行動になります。
天中殺以外の通常の運気のときでも、人とのつながりは大切です。
ただ、運気が不安定になる天中殺の時期において、他者とのつながりは特に助けや支えになってくれます。
運気や私たちの精神状態も不安定になりがちな天中殺では、周りの人とのつながりを特に意識していきましょう。
気になる人は見てみてね!
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