自在に星読みをしている人の
思考パターンが分かっちゃう講座
「ホロスコープに金星と土星のアスペクトがあった場合、どう解釈すればいいんだろう…」とお悩みのあなたへ。
この記事では、金星と天王星のメジャーアスペクト（0,60,90,120,180度）の解釈の例を紹介します。
Contents
金星と天王星の意味とアスペクトの影響
金星と天王星が表すもの
金星は、愛、人との関係、美、芸術などを表します。
愛というのは誰かを愛することはもちろんですが、自分が魅力を感じ大切にするものや、自分自身への愛も表します。
一方で、天王星は、あらゆる概念を書き換え、変革をもたらす天体です。
それまでの常識や当たり前を一瞬にしてガラリと変えたり、新たな視点で物事を見ようとしたりします。
金星と天王星の意味をまとめると次のとおりです。
- 型破りで個性的な魅力
- 自由な恋愛
- 自分に正直
- 刺激とワクワクを求める
これらについて、金星と天王星のアスペクトがソフトであればスムーズに進み、ハードであれば困難や試練に遭遇しやすいといえます。
アスペクトの影響は天体の年齢域と関係する
アスペクトは、遠い天体が近い天体に影響を与えると解釈します。
これは、「年齢域の高い天体が年齢域の低い天体に影響を与える」と言うこともできます。
天体には年齢域という考え方があり、その順番に従って、年上の天体が年下の天体に影響を与えると読みます。
金星と天王星の関係は、天王星の方が年齢域が高く、天王星から金星へと影響を与えると解釈します。
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金星と天王星のコンジャンクション（0度）
2つの天体の良い部分も悪い部分も強め合う関係
金星と天王星のコンジャンクションを持つ人は、個性的な輝きと魅力を放っています。
人は相手に好かれようとして、駆け引きすることがありますが、金星と天王星のコンジャンクションを持つ人は、駆け引きに抵抗感を持つところがあるでしょう。
人に好かれたり、人気を得たりすることよりも、人と異なることや個性的でいること、自分に正直でいることの方が重要だと考えているからです。
そのため、自分の思うまま、自由に振る舞う傾向があります。
こうした自由な行動に、周りの人は「次はどんな面白いことをやってくれるのだろう」と期待します。
その型破りな魅力に、多くの人が惹きつけられていくでしょう。
また、金星と天王星のコンジャンクションを持つ人は、自由とワクワクへの欲求がとても強く、衝撃的でエキサイティングなことを求める一面もあるかもしれません。
これは、恋愛にも当てはまり、個性的で意外性があり、驚きに満ちている相手に興味を持つでしょう。
電撃的でドラマチックな出会いや、常に刺激や興奮を味わえる恋愛などを体験することもありそうです。
突然、恋におちるなどドラマのような恋愛をするかもしれません。
恋愛を楽しめる一方で、刺激がなくなるとすぐに退屈してしまったり、急に気持ちが醒めてしまったり、関係が安定しないことも。
相手との絆を深めていくために、あえて距離を取ったり、小さな刺激を見つけたりするなど、恋愛にも少しスパイスを取り入れてみてもいいかもしれません。
ちょっとした緊張感があると、より楽しく付き合いを続けられるでしょう。
金星と天王星のオポジション（180度）
2つの天体がぶつかり合う関係、対立するまたは高め合う
金星と天王星のオポジションを持つ人は、これまでとは違う「新しい」立場や関係性を求めるかもしれません。
群れや社会に従うことを望んでいなかったり、日頃からルールや常識に囚われていなかったりする場合もあります。
自分の意思をしっかりと持ち、自由気ままなところがあるため、周りからはマナーや礼儀を気にしていないように見えてしまうことがあります。
そのため、周りへの配慮を意識しておくと、衝突することなく安定した関係が築けるでしょう。
また、金星と天王星のオポジションを持つ人は、常に、自分の意思や行動を自由に選択できることを好みます。
恋愛では常に一緒にいる必要があるような人よりも、個々の自由や権利を大切にする価値観を持っている人との関係を深めていくでしょう。
パートナーとはいえ、自分の主張や目標に向かって、自由に時間と空間を使っていくことを求めます。
航空会社のパイロットや客室乗務員のように、2、3日離れて過ごすことが当たり前のような、精神的に自立した人のほうがうまくいくでしょう。
金星と天王星のオポジションを持つ人は、常に一緒に過ごしていなくても、関係が終わることはありません。
むしろ、離れている期間が長ければ長いほど、それぞれが世界を広げて、成長していけると考えているのでしょう。
金星と天王星のスクエア（90度）
1つの天体が葛藤する関係、不調和の状態または何らかの解決策を取るよう働きかける作用も
金星と天王星のスクエアを持つ人は、自分が変化したり、相手に譲ったりすることに抵抗があるかもしれません。
自由を追い求める気持ちが強いので、周りに合わせたり、積極的に協力し合ったりするのはやや苦手。
どちらかというとパートナーのほうが、妥協したり譲歩したりすることが多くなるでしょう。
また、金星と天王星のスクエアを持つ人は、突然、愛を失った経験があるかもしれません。
そのため、愛情がいつまでも長く続くとは思えず、「ある日、唐突に失うのではないか」といった不安を抱えていることがあります。
相手のよそよそしい態度にも敏感で、「拒否されている」と感じると、機嫌を損ねてしまう場合もあるでしょう。
別れ話が出たときには、どうにか解決しようと動くのではなく、気にしていないように振る舞ったり、つい冷たい言動を選択してしまったりすることも。
別れたくないと思っているのなら、素直にあなたの想いを伝えてみましょう。
あなたが壁を作っていては、相手はあなたの本当の気持ちに気づかないまま、関係が終わってしまうことも。
変化を恐れずに、自らの心に正直になり、心を開くようにすると良いでしょう。
あなたのストレートな想いが伝われば、心地よい関係性が築いていけるはずです。
金星と天王星のトライン（120度）とセクスタイル （60度）
2つの天体が調和していてエネルギーがスムーズに働く関係
トラインとセクスタイル（ソフトアスペクト）を持つ人は、金星と天王星のエネルギーがスムーズに通ります。
友愛の心を大切にし、これまでの伝統や枠に囚われないような他者との関わり方をしていきます。
年齢や性別、国籍、宗教などで区別することなく、どんな人であるか、どこから来たのかに関わらず、さまざまな人と仲良くすることができるでしょう。
自分と異なる要素が多ければ多いほど、興味を持つところがあります。
そんなあなたの周りには、個性的な仲間が集まってくるでしょう。
トラインとセクスタイルを持つ人は、自由をとても大事にするので、恋愛でも束縛をするようなことはせず、相手の意見や主張、権利を尊重します。
「結婚」という形式にあまり必要性を感じないことが多く、「ただ、一緒にいたいからいる」というような関係を自然に結んでいくかもしれません。
愛想よく振る舞ったり、わかりやすく相手を気遣ったりすることはなくても、その態度が逆に異性を惹きつける魅力となり、モテるでしょう。
また、芸術や物づくりの分野でも、個性を発揮しやすい才能を持っています。
独自のセンスやユニークな感性を生かし、最新の流行を取り入れたファッションデザイナーやアーティストとして活躍することもできるでしょう。
【まとめ】 金星と天王星のアスペクト
金星と天王星のアスペクトを持つ人は、何ものにも縛られない、自由な愛や平等な人間関係を求めていきます。
コンジャンクション・ハードアスペクト（オポジション・スクエア）を持つ人は、自分に正直に、誰よりも個性的であろうとします。
そして、人との関係性を求めながらも、自由でいること、独立していることを重視していくでしょう。
自由への欲求が強まりすぎると、時に周りが見えなくなってしまったり、極端な行動を取ったりしてしまうこともあります。
自分の意思は持ちつつも、行き過ぎないように意識しておくと良いでしょう。
ソフトアスペクト（トライン、セクスタイル）を持つ人は、友情を大切にし、これまでの枠に囚われない、革新的な人間関係を作っていくかもしれません。
さまざまなバックボーンを持つ個性的な仲間とともに、世界を大きく広げていきましょう。
今回の記事を参考に、金星と天王星の関係性についてイメージを膨らませながら、読み解きを深めていってくださいね。
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