ホロスコープを読んでいると、自分のアングルと火星が重なっているかも?と気づき、「なにか意味があるのか気になるなー」と思った人もいるのではないでしょうか。
占星術では、ホロスコープ上にある縦と横の十字の線を【アングル】と呼び、アングルと火星が重なっている状態のことを【合(コンジャンクション)】と呼びます。
もし、あなたのホロスコープで火星とアングルが合になっていたら、あなたの人生において火星が強いメッセージを送ってくれていると読み解けます。
この記事を読んで、火星からのメッセージを受けとり、より豊かな人生を描くヒントにしてくださいね!
Contents
アングルと火星の合(コンジャンクション)の意味
アングルと火星の合(コンジャンクション)とは、ホロスコープ上の縦横(十字)線のどれかと、火星が重なっている状態のことを指しています。
アングルは、ホロスコープ上でとても重要な線で、それぞれ生まれ持った素質、生活の基盤、人との関わり方、人生の目的などを表しています。
また、火星はあなたが内側から外に飛び出すときの情熱や、あなたの行動力を表します。
あなたのモチベーションや自己表現に力を貸してくれる天体です。
アングルに火星が重なっていると、お互いの意味が強調され、よりエネルギーが強まる配置と言えるでしょう。
あなたの火星はどのアングルと重なっていますか?
火星と合になっているアングルの場所で意味も変わってくるので、もう少し深堀していきましょう♪
アングルは【アセンダント・IC・ディセンダント・MC】の総称
ホロスコープをよく見ると(ASC、MC)と書かれた文字を見たことはないでしょうか?
下の図のように縦と横で交わっている十字線上のポイントを表し、ASC(アセンダント)、MC(ミディアム・コエリ)と呼びます。
ASCの線で結んだ先はDSC(ディセンダント)、MCの線の先はIC(イムム・コエリ)となり、ASC、IC、DSC、MCのことを総称して【アングル】と言います。
天体ではありませんが、ホロスコープを読むうえでとても重要な要素になるのがアングルです。
それぞれの意味はこんな感じじゃ◎
ASC(アセンダント)
物事の始め方・条件反射・他人から見た自分
IC
土台になる部分・安心感を得られること・心のよりどころ
DSC(ディセンダント)
対人関係・他者との関り
MC
社会で目指す地点・キャリアや人生の方向性
火星は【個性の表現・やる気・社会との関わり】を司る天体
火星は、あなたの個性を表現する力ややる気、社会と関わる力を表す天体です。
あなたがどのようなことに集中して物事を深めていくのか、内側で貯めたエネルギーをどう外側に表現するのかを象徴するので、あなたの情熱やモチベーションを意味する天体と言われています。
また、火星には闘争心や競争などの意味も含まれます。
それは「自分が大事にしたいものを守る」という強い想いから、過剰にエネルギーが出ている状態のときに出やすいサインかもしれません。
必要以上に守りに入ってしまったり、無意識にでも誰かを攻撃してしまったりする時は、火星があなたの情熱にたくさんの火をくべすぎているのかも。
火星はあなたの夢が現実に近づく応援をしてくれたり、理想の世界への手助けをしてくれたりする星です。
火星の役割と自分の才能をしっかりと理解し、上手く自分のなかの情熱と付き合えるようになると、社会であなたがより輝ける道が見えてきますよ。
社会での役割や目標を明確にし、自分の才能と使い方をぜひキャッチしてくださいね◎
合(コンジャンクション)は【エネルギーが強調される】アスペクト
合(コンジャンクション)とは、天体と天体がぴったり重なる状態のことです。
さらに、2つ以上の天体同士の位置関係によって表される角度のことをアスペクトと呼びますが、その中でも最も社会への影響が強いアスペクトが「合(コンジャンクション)」です。
惑星同士の影響が衝突しあうような緊張感のある角度で、合はハードアスペクトに分類されます。
まさにその通りで、ソフトアスペクトと呼ばれる角度もあるわ。
でも、実は合(コンジャンクション)は0度なので、ソフトにもハードにも変化できる状態なのよ!
自分次第でいかようにも活かせるのが占星術じゃ。
良い悪いで判断しないのは、大事な視点かもしれんのう。
合(コンジャンクション)は、天体同士がもっとも強く影響しあうとされており、良い側面と悪い側面、どちらにも転ぶ場合があります。
今回は、火星と各アングルが合(コンジャンクション)しているときの解説をしていきます。
アングルと火星の合はある?あなたのホロスコープを読み解こう
それでは、自分のホロスコープを見ながらアングルと重なっている天体がないかチェックしていきましょう。
火星とアングルの意味を読み解けば、あなたがどんなところに情熱を注ぎ、どのように社会で活躍していけるか見えてきます。
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まずは、ホロスコープから火星を見つけていきましょう。
火星のマークはコチラです。
こちらのホロスコープでは、MCと火星が重なって合になっていますね。
あなたの火星は、どのアングルと重なっていましたか?
もちろん、アングルと天体が重なっていないことも多いので、合になっていなくても大丈夫です◎
クッキーの準備もばっちりだし、どんな意味になるのか楽しみだねぇ♪
(もぐもぐ)
アセンダントと火星が合(コンジャンクション)のアスペクト
火星がアセンダントと合(コンジャンクション)なら、あなたは生まれながらにしてリーダーであり、起業や自ら行動することで成功する活動的な人と言えるでしょう。
アセンダントは他者から見たあなたの第一印象や社会に見せる姿を表しています。
具体的には、基本的な行動パターン、持って生まれた性質、第一印象、社会に対してどんな姿を見せて生きていくのかなどがアセンダントから読み解けます。
情熱的で社会と関わる力が強い火星とアセンダントが合の角度をとっていたら、「自主的にリードすることで社会に認められていく」という才能が強調されます。
火星とアセンダントの合(コンジャンクション)の人は、刺激的で大胆な行動ができ、冒険心に富んでいる勇気のある人と言えるでしょう。
反面、自分を曲げない強さとエネルギーがある人なので、誰かと一緒に協力する場面やチームワークはあまり得意ではないかもしれません。
相手を理解する気持ちがある人ですが、色々試してみて「やっぱりひとりの方が上手くいく」というところに落ち着く場合も。
ただ、あなたのまっすぐに自分の道を進む姿に、人は自然と惹かれていきます。
自分も周りも幸せにしていける強さがあるのが、アセンダントと火星が合(コンジャンクション)の人の素質と言えるでしょう。
ICと火星が合(コンジャンクション)のアスペクト
次に、火星とIC(イムム・コエリ)が合(コンジャンクション)の人の特徴をお伝えします。
ICとは、あなたの心のよりどころを表します。
潜在意識やあなたのルーツ、自分の土台となる部分に当たり、どんな状況下で安らぐことができるかを教えてくれます。
「土台」なので、ホロスコープでも一番下に表示されてあるのが特徴です。
火星とICが合(コンジャンクション)の場合、あなたは家庭の中を仕切る役割を持っています。
家の中ではリーダーとして判断を委ねられることが多く、あなたがいないと家が回らない、なんて状況の人もいるかもしれません。
家は自分が安心できる場所、心のよりどころを表すので、「家・家族」について向き合う場面が多いのも、火星とICが合(コンジャンクション)の人の特徴です。
家の中で作業するのが好きだったり、家族の問題に立ち回っていたり、家業を切り盛りする人もいるでしょう。
もし、現状で家の中が安らげる感じがない人は、見えている問題と真剣に向き合ってみることで解決の兆しが見えたりします。
あなたが家の中で小さく収まろうとすると、ストレスになったり窮屈さを感じて家庭内がギスギスした雰囲気になってしまうことも。
ICと火星が合(コンジャンクション)の人は、あなたらしくいるために「家庭は私が仕切る!」と割り切ってしまった方が上手く回りそうですよ。
ディセンダントと火星が合(コンジャンクション)のアスペクト
DSC(ディセンダント)とは、他者との関わり方やパートナー、コミュニケーションに求めるものを表すサインです。
アセンダントがあなたの表向きの顔(第一印象)だとしたら、ディセンダントは人とどのように関わりたいかという内面の部分を教えてくれます。
火星とディセンダントが合(コンジャンクション)の人は、他者に対して火星の性質を求める傾向があり、情熱的なアプローチや冒険心を持っているような人に惹かれやすいのが特徴です。
他者を通して「自分が大事にしたいもの」を学ぶ人と言えるでしょう。
他者がエネルギッシュで活発であり、そのうえ自分のために怒ってくれる、力強くサポートしてくれる姿を見ると、強く惹かれる傾向があります。
しかし、怒りっぽい人や自己中心的な人を引き寄せてしまう可能性も高いので、注意しましょう。
ディセンダントは自己投影のあらわれでもあるので、自分にとって影響力のある人に強く惹かれやすいです。
自分の中の譲れない部分を明確にしておくことで、良いご縁に繋がりやすいですよ。
MCと火星が合(コンジャンクション)のアスペクト
ホロスコープで火星とMC(ミディアム・コエリ)が合(コンジャンクション)の人は、リーダーシップと決断力に恵まれ、キャリアにおいて何かの専門領域でプロとして活躍する人です。
仕事にエネルギーを注ぎ、誰もできなかったことを成し遂げることもあるでしょう。
MCは社会的な活躍を意味する10ハウスに位置しており、人生における使命や目標を表すアングルです。
ホロスコープでは一番上にあたり、いわば人生の山頂のような意味をもっています。
そのため、MCから読み解けるのは社会でどのような活躍をしていくかだったり、ライフワークなどが見えてきます。
火星と合(コンジャンクション)の場合、社会的な役割に対して重きをおくので、女性の場合は結婚よりもキャリアを優先させていたり、男性では競争社会に身を置きやすい傾向があります。
心身ともにタフな人が多く、エネルギッシュな魅力がある人が多いのも特徴です。
ただ、ステータスやキャリアをもとめて周りと争うようなことが起こりやすい側面もあるので、自分にとっても関わる人にとっても、お互いが満たされるような選択を意識することで、キャリアアップも上手くいくでしょう。
【まとめ】アングルと火星の合(コンジャクション)を活かそう
各アングルと火星の合(コンジャンクション)について説明してきました。
自分のホロスコープの火星がどのアングルと合(コンジャンクション)になっているのかを知ると、人生をより楽しむヒントが見つかります♪
星のエネルギーを上手に使うことで、道はぐんぐん拓いていきますよ。
自分だけの持って生まれた才能やセンスなので、ぜひ火星のパワーを活かして豊かな人生を歩んでくださいね!
あなただけの星の活かし方が見えて来るわ◎