「ホロスコープに太陽と天王星のアスペクトがあった場合、どう解釈すればいいんだろう…」とお悩みのあなたへ。
この記事では、太陽と天王星のメジャーアスペクト(0,60,90,120,180度)の解釈の例を紹介します。
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Contents
太陽と天王星の意味とアスペクトの影響
太陽と天王星が表すもの
太陽は、自分自身、人生の目標などを表す天体です。
あなたがエネルギーを注ぐもの、人生において目指すもの、目標を達成するためにどういう方法を取ろうとするのかを表しています。
一方、天王星は、あらゆる概念を書き換え、変革をもたらす天体です。
それまでの常識や当たり前を一瞬にしてガラリと変えたり、新たな視点で物事を見ようとしたりします。
太陽と天王星の意味をまとめると次のとおりです。
- 大きな目標
- 自己の拡大
- 変革をもたらす
- 革命的で独創的
アスペクトの影響は天体の年齢域と関係する
アスペクトは、遠い天体が近い天体に影響を与えるという解釈。
これは、「年齢域の高い天体が年齢域の低い天体に影響を与える」と言うこともできるのです。
天体には年齢域という考え方があり、その順番に従って、年上の天体が年下の天体に影響を与えると読みます。
太陽と天王星の関係は、天王星の方が年齢域が高く、天王星から太陽へと影響を与えるという解釈です。
太陽と天王星のコンジャンクション(0度)
2つの天体の良い部分も悪い部分も強め合う関係
太陽と天王星のコンジャンクションを持っている人は、独創的な個性の持ち主で、独自の人生観を持っています。
発想や人生観がユニークで天性の才能があり、革新的な発想を生かせる仕事をしたいと考えます。
専門的な分野の研究に没頭する、自分独自の生活スタイルを確立するなど、周りにあまりいないような劇的な人生を歩みがち。
占星術では、太陽は自分自身を表しますが、同時に「父親」を表すとも言われています。
子ども時代には太陽、つまり理想像を父親を通してイメージするため、父親の生き方に影響を受ける傾向も、太陽と天王星のコンジャンクションを持つ方の特徴。
また、人生に自由を求めます。
何かに従属したり、人に「ごまをする」なんてことは苦手でしょう。
自分の人生の可能性を自由に追求していくのです。
太陽と天王星のオポジション(180度)
2つの天体がぶつかり合う関係、対立するまたは高め合う
太陽のオポジションを持っている人は、自分の生き方や目標、仕事に斬新さを求める傾向にあります。
天王星の力が常に太陽に注がれている影響から、人生を邪魔するものは突破し、自分の中の新しい発想、個性を大切にした生き方をしたいと考えるのです。
仕事においても自分なりの新しいやり方を取り入れたいと考えます。
これまで多くの人がやってきた方法やルールにとらわれず、最新の技術や新しいアイディアを生かし、現状を良くしたいと行動していくのです。
また、女性の場合は、結婚に対しても今の時代や生活スタイルに合った新しい発想を持ちます。
「結婚したから」という枠にはまることを嫌い、自由な結婚の形を望むでしょう。
ありきたりなことや安定した生活の良さだけでは満足せず、常に新しい理想を追求し、自分らしい人生を輝かせようと行動するのです。
太陽と天王星のスクエア(90度)
2つの天体が葛藤する関係、不調和の状態またはなんらかの解決策を取るよう働きかける作用も
太陽と天王星のスクエアを持っている人は、人と同じではない自分の個性を最も大切にします。
「時代の最先端」の意見を持っているため、目から鱗な意見や、今までの固定概念を壊すような見解を示すことができます。
こうした意見や見解は、賞賛される一方で、時には周囲から大きな抵抗を受けることになります。
また、権力者や組織に反発する傾向にあります。
その傾向は特に父親に対して表れますが、国や政治、近くに存在する集団に対して表れることも。
自分の考えや方法で物事を進めたいので、他人に操作されたくないと考え、決められた仕事だけを言われたとおりにこなしていくことは好みません。
会社員など雇われる働き方よりも、自分の個性と能力で新しい仕事を生み出す方がうまくいきやすいでしょう。
誰にも邪魔されずに自分の個性を発揮できる居心地の良い場所を、追求していくのです。
太陽と天王星のトライン(120度)とセクスタイル (60度)
2つの天体が調和していてエネルギーがスムーズに働く関係
太陽と天王星のソフトアスペクト(トライン、セクスタイル)を持っている人は、コンジャンクションやオポジション、スクエアを持つ人が見せる極端な頑固さ、強情さ、気ままさはあまり表面に出てきません。
ですが、より穏やかに型破りをする傾向があります。
他人とは違うと感じることに意欲的で、他人と自分が違うことに喜びを感じるでしょう。
「当たり前」や「常識」を変えていく天王星は、常識にとらわれない斬新なアイデアを持っています。
常に自分のアイデアを表現することを狙っているため、周りの空気を読まずに発信してしまうなんてこともあるかもしれません。
大企業などの組織の中で働くよりは、自分のアイデアを存分に発揮でき、フットワークの軽さが求められる場所で働くほうが満足を得られるでしょう。
【まとめ】太陽と天王星のアスペクト
太陽と天王星のアスペクトを持つ人は、誰も思いつかないような斬新なアイデアを持っていて、自由を愛しています。
自分の人生観を大切にし、常識にとらわれない人生を送るでしょう。
コンジャンクション・ハードアスペクト(オポジション・スクエア)を持つ人は、相反する「誰とも違うこと」と「一致すること」を望みます。
自分の個性を大事にしつつ、自分の居心地の良い居場所で好きなものに囲まれるライフスタイルができると良いですね。
ソフトアスペクト(トライン、セクスタイル)を持つ人は、常識にとらわれない斬新なアイデアを持っており、個性を大事にします。
自分の好きなことを追求し、仕事にしていくと良いでしょう。
今回の記事を参考に、太陽と天王星の関係性についてイメージを膨らませながら、読み解きを深めていってくださいね。