命日のホロスコープから故人のメッセージを読み解く「命日占い」。大切な人の死の悲しみから解放され、生きる意味を見つけられたら…という想いから生まれました。命日占いは星読みテラスを監修する西洋占星術師・かげした真由子先生発案の、新しい星読みです。
2020年6月15日に発売された、かげした真由子著『命日占い』(サンマーク出版)。
発売から1ヶ月で5万部を突破し、多くの方から思いのこもった感想が続々と寄せられています。
この記事では、『命日占い』の読者の感想をご紹介します。
Contents
『命日占い』で【故人との絆の物語】がわかる
お別れした後でも、故人とのわだかまりは解くことができます。
大切な人が旅立ったとき、残された人は深い悲しみに包まれます。
喪失感のあまり、人生の時計の針が止まってしまう方もいるでしょう。
かげした真由子先生の『命日占い』は、これまで気づかなかった故人との「繋がりの物語」を見出して、時計の針をまた動かしていくお手伝いをするために書かれました。
物語の力を借りて「過去」を見つめ直せば、自らの力で「未来」を描いていけるのです。
10個の星の物語が【心の奥にある何か】に気づかせてくれる
書籍『命日占い』は、あなたと故人の関係性を10個の星の物語に分類しました。
- 一心同体
- 未来列車
- 繋がる手
- 北極星
- 天の川
- こだま
- 合奏
- パズル
- 真っ白な紙
- 天空の目
あなたと故人の関係性がどれに当たるかは、「あなたの誕生日」と「故人の命日」から導き出すことができます。
ただし、星の物語はきっかけに過ぎません。
大切なのは、物語を通してあなたの心の奥にある何かに気づくこと。
そうすれば、「未来を切り開く力は自分の中にあるんだ」と信じ、時計の針を動かしていけるのです。
それでは、かげした真由子著『命日占い』を読んでくださった方の感想をご紹介します。
父の死で心がフリーズした私の救いになった|『命日占い』感想
お父様の四十九日法要を終えたタイミングで書籍『命日占い』を手にとってくださった、ゆりこさんのご感想です。
大切な人の死はなかなか受け入れづらく辛過ぎて心がフリーズしてしまいます
パンドラの箱にその時の感情を入れてね
綺麗にラッピングして心の奥底にしまっています
無理して悲しまなくても今はいいかなと
そして長い目で見ながら自然に出てきた感情をひとつひとつ受け止めていくことを自分に許していますそんな私の今の状態にこの「命日占い」は救いになりました
やっぱり無理しなくていいのだな
急がなくていいなと思えてね
言葉選びに慎重で丁寧な
かつ優しさ溢れる文章で
ほっとできました父との関係性のページを読み進めた時にやっぱりそうなのかと腑に落ちたのです
四十九の法要のお経を聞いていた時に「父は仏になったんだな」と頭の理解ではなくストンと身体に落ち着いてね
父が亡くなってからの方がそばにいる感覚があって、見守ってくれているとなんだか感じるのです父に直接答え合わせはできないのだけど「命日占い」を読んで私が感じた感覚で合ってるんだと思えました
不思議なんですがこの本を読んでいると父と会話している感じになって心があったまるんです
父との関係で罪悪感も出てきたりするけれど私が自分を幸せにするとね父も進化するんだなって思えるととても救われますこのタイミングで手に取った本だから父からのメッセージ、これからの「生き方」の羅針盤なのかもしれません
【かげした真由子より】肉体の死は「永遠のお別れ」ではない
命日占いのゴールは、必ずしも「死別体験を乗り越えていただく」ことではありません。
本当の私のゴールは「故人との絆を感じていただくこと」にほかなりません。
これは似ているようで違います。
大切な方を失った悲しみは消えませんが、その悲しみの中に「安心感」という芽が年月とともに育っていくことを表現したかったのです。
そして、その安心感は故人は「死んでいない」ということから生まれます。
肉体の死=永遠のお別れ、ではないのです。
だからこそ、『命日占い』を読んだゆりこさんに
不思議なんですがこの本を読んでいると父と会話している感じになって心があったまるんです
と感じていただけて、私自身の魂もどこか安堵しているように思います。
ゆりこさん、ありがとうございました。
死後のほうが繋がりが強い 死はこの世の通過点|『命日占い』感想
生まれて間もない頃にお兄様を亡くし、一昨年にはお父様も旅立たれたというAumiさんのご感想です。
Aumiさんは、お父様はお兄様の死について自責の念を持ち続けて苦しかったのだろうと感じていらっしゃるそうです。
そして、『命日占い』を読んでお兄様やお父様との関係性についてメッセージを受け取り、「とても心が温かくなりました」と感想を綴ってくださりました。
人が亡くなるのは寂しいけれど、
むしろ亡くなったあとの方が、
繋がりを強く感じます。私が父を思わない日はないですし、
兄の事もずっと心にありました。だから死というものは、
この世の通過点なんだな、と
思わざるを得ません。私たちがすべきことは、
魂に戻った故人たちを思い、
メッセージを受け取り、
手を取り合って地上を満喫すること。それが、
天と繋がることなのかな、って
改めて思いました
【かげした真由子より】故人は時空を超えて私たちと共存しているかも
占星術でいう土星は、「時間というゴールを常にちらつかせ、私たちにプレッシャーを与えてくる天体」として説明されることもあります。
でも、その制限から解き放たれた後は、時間や空間という制限のない土星を超えた世界の住人になるのかもしれません。
故人は「ただ肉体や時間という制限を脱いだ存在」なのかもしれません。
そう考えると、時空を超えたところで私たちと共存しているのかもしれません。
Aumiさんがおっしゃるように「死というものは、この世の通過点」。
その通過点を超えるまで、私たちは地上で何かしら取り組むべきことがあるのかもしれませんね。
Aumiさん、ありがとうございました。
そっと寄り添う優しさ グリーフケアの新しい形|『命日占い』感想
3人目は、Amazonのカスタマーレビューに寄せられたシールケさんのご感想です。
『グリーフケアの新しいひとつの形』
そのタイトルにそそられ、某SNSで話題になっているのを知り興味を持ちました。
読後は、月並みな表現ですが「癒され、元気づけられ」ました。
著者は星占い師さんですが、
とても地に足の着いたお考えをお持ちのようです。誰しもが経験する、大切な人との死によるお別れ。
それが時には人知れず大きな傷を心に残すこともあります。
わたしもそんな経験をした一人です。
その傷は、時としてその後の考え方や価値観、個人との思い出にも影響します。そんな傷を癒す「グリーフケア」という言葉もあり、専門家もいるということは知られています。
この本は、星占いというひとつのツールを用いて、そのグリーフケアを行っているように思えました。命日を「新たな出発点」ととらえ、たとえこの世から肉体としてはいなくなっても関係性(絆)は続いている。
それを伝える言葉の数々は、まるで故人からのメッセージのようです。
スピリチュアルをオカルトと混ぜてしまうような占いのイメージはそこになく、
そっと寄り添う優しさと不思議に安心感をもらえる良い本でした。もちろん、鑑定が自分でも簡単にできるという要素もちゃんとあり、「占い」という言葉を裏切らない内容でもあると思います。
【かげした真由子より】「占い師」として死をテーマにした一冊です
最後の一文の「『占い』という言葉を裏切らない内容」というお言葉から、私のこの本へのスタンスが真っ直ぐに伝わっていたことを確認させていただきました。
以前から「占いと心理」「占い師とセラピスト」の関係性、その境界線をどう表現するかは私にとっては課題だったからです。
「占い師というスタンスで死をテーマにする」、これがこの一冊を通して目指したことでもありました。
シールケさん、ありがとうございました。
Amazonの『命日占い』の販売ページには、他にもたくさんの方からレビューをお寄せいただいています。
【まとめ】大切なあの人からメッセージを受け取りたい時に
この記事ではご紹介しきれませんでしたが、他にも本当に多くの方から『命日占い』へのご感想をいただいています。
心が軽くなった方、安心感に包まれた方など、十人十色の物語が紡がれているようです。
『命日占い』では、あなたの誕生日と故人の命日さえわかれば、誰でも故人との関係性を占うことができます。
「大切なあの人からメッセージを受け取りたい」と感じた時は、ぜひページを開いてみてくださいね。