天体の意味

星読みにおける月の意味をわかりやすくまとめてみた!

Moon
マダム
マダム
この記事は月の意味を知りたい人、月のイメージを膨らませたい人向けの記事です。

もっと簡単に星の読み方を知りたい人は初心者コースの記事をオススメします♪
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月は「素のあなた」を意味しますが、これは言いかえると「無意識のあなた」ということでもあります。

例えば、自転車に乗れる人は何も意識しなくても上手に乗ることができますね。
ここで右足を踏んで、次は左足を・・・と考えることもなく、素の状態でスイスイ乗れちゃう。

そうやって体が覚えていて、ついつい反応するのが「素のあなた」です。

では、「素のあなた」はどんなときにいい感じに発揮できるでしょうか?
そう、当たり前かもしれませんが安心感を感じているとき、ですね。
私たちは安心感を感じて、心が安定しているとき、初めて自分らしく生きられるのです。

あなたは自分が何に安心を感じるか知っていますか?

この記事で月の意味を知り、そして使いこなせるようになると、自分が安心し、心が安定するポイントを知ることができるでしょう。

 

なこ
なこ
えー月について知っていくとそんなことがわかっちゃうんだ!
なんだかワクワクしてきた
博士
博士
楽しみじゃろ。
わしもたーっくさんの資料をかき集めて月について伝えていくからのぉ。
ぜひともしっかり読み込んでおくれ。

ちなみに月の基本的な情報だけが知りたいという人は最後にまとめ図鑑をつけておいたから、そっちにジャンプしてもらえるといいぞ。

なこ
なこ
よーし、月の意味をしっかり押さえるぞ〜!

 

月の意味は「ありのままの素の自分」

月は、「ありのままの素の自分」を意味する天体です。

ホロスコープでは月はこの三日月のマークで表されています。

月記号

よーく見てみるとお皿の形をしていると思いませんか?

月うつわ

この形が示すように、月には「受け皿」としての役割があります。
実際の月が太陽の光を受けて夜空に輝くように、太陽の受け皿として考えられているのです。

また、月には命の受け皿としての役割もあります。
わたしたちにとっての命の受け皿は心や身体ですね。
心は喜怒哀楽といった感情を通してわたしたちの状態を把握したり、表現したりします。
身体はもちろん、血液を流したり、心臓や筋肉を動かしたり、体温を調節したりしてくれています。
心も身体もわたしたちがこの地球上で生きていく上で必要不可欠なものです。

そういった意味では、命の受け皿である月はわたしたちの心や身体と深く結びついていると考えることができます。

また、わたしたちの心や身体が持つこうした命を守る仕組みや機能は本能的なものであり、普段意識することはほとんどありません。
意識しなくても身体は自然と心臓や脳を機能させ、血液を循環し、体温を調節してくれています。こうした無意識の働きによってわたしたちは生かされているのです。

こういったことから、月はわたしたちの無意識の反応を表しているとも言われています。

 

ちょっと考えてみてください。
あなたが普段、何も考えずぼーっとリラックスしているとき、心や身体はどんな状態でしょうか?

とても落ち着いて安定していますよね。
何か命の危険が迫っているときにとてもリラックスなんてできませんし、お腹が空いていたり、とてつもなく嫌なことをやっている状態でもリラックスはできません。

そういった意味では、月はわたしたちがリラックスして落ち着いているときの素の自分を表すとも言われています。

なこ
なこ
へー月ってなんかいろんな意味があるんだね。
博士
博士
そうじゃよ、星読みの世界では月は太陽と並んで重要な天体とされているんじゃ。

月は、星読みの世界では太陽と並んでとても重要な存在です。
太陽と月を対比させると月をよりイメージしやすくなります。

月と太陽

太陽が「」とするならば、月は「
太陽が「放出する」とすれば、月は「受け止める
太陽が「男性・父」の象徴とすれば、月は「女性・母
太陽が「顕在意識」、月が「潜在意識
とされています

博士
博士
太陽と月については、5.太陽と月の関係 に詳しくまとめておいたぞ。
興味のある人は後で読んでみておくれ。

星読みの世界で月が持つ意味を深める

なこ
なこ
しつもーん!月はありのままの素のわたしを表すんだってことはわかったんだけど、そもそもどうしてそんな意味を持つようになったの?
博士
博士
お、よい質問じゃな。
じゃぁ、ちょっとだけ、どうして月が素の自分や、無意識の反応と結びつくのか説明しようかの。

それでは、月の意味を深めるために、星読みの世界観から月の存在を説明していきますね。

星読みでは10個の天体が使われます。
天体はこんな風に並んでいます。

Solar system moon2

月は、他の惑星とはちょっと違います。

月は地球の衛星で、地球の周りをまわっています。
10天体の中で地球の一番近くに存在していて、とても関係の深い星です。

earthandmoon
博士
博士
地球と月の距離は約38万キロじゃ。次に地球に近いのは、金星の4200万キロ(※)、その次が水星の9150万キロ(※)じゃ。
月は圧倒的に地球から近いことが分かるかの。
(※金星と水星の数値は、地球から一番近いときの距離です)

星読みの世界では、10天体はそれぞれ人間の発達段階(年齢)に対応すると考えられていて、月は0から7歳の年齢域に当てはまるとされています。

ちょうど、赤ちゃんから小学校入学ごろまでの期間ですね。
その時期は多くの人は、お母さん(もしくはお母さんのように接してくれる保育士さんなど)と過ごす時間が多いのではないでしょうか。

この幼少期に、その人の生き方の基礎的な部分が作られます。
例えば、ご飯の食べ方を親や兄弟のまねをして習得するなど、生活に必要な基本的行動パターンです。
こういった行動パターンは幼いころに記憶されるので、本人にとっては特に意識しなくてもできてしまう無意識な反応です。

クセなども無意識の行動パターンの一つと言えるでしょう。

そして、これは、あなたの安心できることにもつながってきます。
人は、自分が記憶し繰り返しているパターンに近いものを心地よく感じ、それ以外のものを不快と感じます。

無意識の反応パターンは、母子関係や幼少期にその人を取り巻いていた環境に影響されると考えられます。
「こうすれば安心できる」という状況は、その人の幼少期の環境に近いことで得られる感覚だと考えられますね。

このように、月は本能的な子どものままの自分を表し、インナーチャイルドとも関係しているといわれます。

自分の月の意味を知り使いこなすと…

月は、あなたの幼少期に培われた、無意識の反応パターンを示します。
つまりそれは、あなたの「素」の状態ですね。
では自分の月を知って、素の自分を知ると、どんないいことがあるのでしょうか?

リラックスできるポイントがわかる

自分の月を知ると、あなたが何に安心できるのかを知ることができ、リラックスできるポイントが分かります。

言い換えると、月は、あなたが自分らしく、のびのびと楽でいられる状態を表しています。

月が表す「素の自分」というのは、自分では当たり前すぎて認識しづらいものです。
0から7歳の幼少期に身についたもので、無意識の反応ですからね。

あなたが何を安心と感じ、リラックスするか?など、素の自分を教えてくれます。
太陽だけではわからない、自分らしさを知ることができます。

落ち着いた環境で心豊かに過ごすことが安心と感じる人もいれば、新しいことを求めて動き回る方が心が安定する人もいるでしょう。

逆に考えると、本当にリラックスして過ごしているときに、その人の月(つまりありのままの姿)が見えてきます。

非常に身近であなたのことをよく知っている人は、太陽ではなく月を通してあなたを理解しているかもしれませんね。

無自覚な感情表現がわかる

また月からは、自分の本性、無自覚な心の動きやクセ、理性では抑えきれない感情などが読み取れます。

月の公転サイクルはおよそ28日。
星読みで活躍する10天体の中では移動速度が速く、太陽の光を受けてその形も変化していきます。
そのため、刻々と変化する感情や日々の気分などの象徴でもあるのですね。

また、月は幼いころに無意識に身につく行動パターンでもあります。
頭で考えるのではなく、感じ取るもの。
言葉にならない感情や心の叫びなども、月は表しています。

月が他の天体と調和していると、人生において感情レベルで豊かな経験をしたり、幸福感を味わえます。
逆に月が他の惑星と不調和だと、感情面に問題が多く現れることがあります。

月を読みといてみよう

あなたの生まれた時の月がどの星座(サイン)にいるか、他の天体とどのような関係性を取っているか?などを見ていくことで、あなたの無意識の反応パターン、素の自分を知ることができます。

月の入っている星座を知って、自分の心の安定がどうしたら保たれるのかを分かっておくのは、とても意味があること。
月が安定しているからこそ、太陽という輝きを放つことができるのです。

月を上手に活用するために、あなたもぜひ自分の月をホロスコープで調べてみてくださいね。

博士
博士
こっちの記事で、ホロスコープから月を読み解く方法とその解釈を解説しているぞ。
自分の月を読みといてみたい人はこっちの記事へ進むのじゃ。
月星座目次_アイキャッチ
あなたの月星座を調べる方法と12星座別の解説自分の月星座を知っていますか?月星座は「ありのままの姿」を知ることができます。12星座別星座の特徴や読みとき方を解説。 ...

月と太陽の関係

博士
博士
ここでは、切っても切り離せない太陽と月の関係についてまとめておるぞ。
ホロスコープを読むときに、太陽と月の関係を知っておくと、もっと豊かな解釈が生まれてくるはずじゃよ。

月と太陽は、星読みの世界でも特別な存在です。
月は太陽と対を成す存在として、大きな役割を担います。

実際には全く大きさの違う太陽と月が、なぜ対として考えられるのか?
それは、地球から見たときに、偶然にも太陽と月は同じくらいの大きさに見えるためだと考えられています。

博士
博士
実際には、太陽は月の400倍の大きさじゃよ。

太陽が男性性であり、陽のエネルギーを表している一方で、月は太陽を補完する存在として、女性性陰のエネルギーを表しています。

また、太陽はあなたの人生を貫く1本の柱のような存在で、変わらないという性質がありますが、月は状況に応じて刻々と変化していきます。

この他にも太陽と月には精神物質能動受動など対になった概念として表わされることがあります。

このように対になっている太陽と月。
表しているのはどちらも「自分」という存在です。

星読みの世界では太陽は「自分らしさ」を表します。
太陽が自分らしく生きようとするためには月という土台が欠かせません。
月は太陽が求める自分らしさや人生の目的といったものを受け入れ、それを達成するためのエネルギーを与えるような存在です。

こういったことから、太陽は「成る」ために努力するのに対し、月はすでに「在る」という状態からの反応を示していると言えます。

例えば、太陽が獅子座にある人は、自分自身を表現すること、注目の的になることを通して、自分は特別な存在であることを現実化しようとします。
なので、進んで自分を表現したり、堂々とした態度でいようとするでしょう。

一方、月が獅子座にある人は、あたかも自分はすでに特別な存在だと知っていて、それに従って反応します。
特に意識はしなくても、自分に自信をもって行動できる人もいますし、また控えめな性格だとしても、自分の中にある「認められたい」「自己表現したい」という思いが満たされて初めて、この世界は居心地よいと感じることができます。

同じ獅子座でも太陽と月にあるのとでは、ずいぶん行動や意識が変化するような気がしませんか?
太陽が獅子座にある人ほど、月の獅子座の性質は表には強く現れませんが、より自然な状態で存在しているということなのです。

さらに、太陽は意識的な世界を象徴し、月は無意識的な世界を象徴するとしています。
一般的に男性のホロスコープではその通りに当てはめればよいのですが、女性のホロスコープでは逆に、月が意識、太陽は無意識を表しているという考え方もあります。
また女性の場合、太陽よりも月の星座の性質の方が、より自分らしく思えることも多く、特に子ども時代にその影響が強いようです。

最後に、自分らしく輝いた人生を送るには、太陽と月の間の関係をうまく受け止めていくことが大切です。
月を安心感で満たし、その土台の上にその人らしい太陽を輝かせるという取り組みが「自分らしい人生」に繋がると考えられます。

博士
博士
ここから先はより詳しい月の基本情報をまとめているぞ。
月の情報を知りたい人は活用してみておくれ。

月の基本情報まとめ図鑑

記号
月記号
天体の記号のほとんどが「月」「十字」「円」の組み合わせでなりたっています。
「月」の記号は器である三日月を表しています。

大きさ

Solar system moon
半径 約1,737キロ
※地球の約4分の1の大きさ

公転周期
約28日で一周
一つのサイン(星座)に2〜3日滞在

守護する星座
蟹座

エネルギー
女性的

一番使う年齢(惑星の年齢域)
0歳〜7歳

年齢域について詳しくはこちら。
>>天体の年齢域から占星術の全体像をとらえよう

キーワード
・魂の器である身体
・無意識な反応パターン
・感情
・本能的な欲求
・安定への欲求
・潜在意識
・母の象徴
・安全で安定に包まれた母の子宮
・自分では気づかないような自分自身
・魂の記憶の受け皿
・特に代表的なキーワード

神話
ギリシャ神話での月の神はセレーネーです。

暁の神であるエーオース(ヘオース)、太陽の神であるヘリオス(ヘリオース)と兄弟であるとされています。

頭上には輝く黄金の冠、額には月をつけた絶世の美女と言われていて、夜空を銀の馬車に乗って駆けながら、柔らかな月光の矢を放ちます。月経と月との関連から動植物の性生活・繁殖に影響力を持つとされました。

セレーネーの神話で一番有名なのは、美青年であるエンデュミオーンとの恋物語です。
ある夜、地上で眠るエンデュミオーンを見たセレーネはその姿に一目で恋をしてしまいました。
彼の眠る傍らで、その顔を見つめ続ける夜を何ヶ月、何年と繰り返すうちに、どうしても彼のそばにいたいと思ったセレーネーは、エンデュミオンにこのまま生きて醜く老いていくのと、永遠に眠り続けて美しく若い姿でいるのと、どちらがいいのかを尋ねました。

夢うつつに「永遠の若さ」と答えたエンデュミオン。
そしてセレーネーは、ゼウスに願って彼に不老不死の永遠の眠りを与えたと言われています。

その後、セレーネーは夢の中のエンデュミオンと逢瀬を重ね50人の娘たちを生みました。

博士
博士
占星術の月についてはばっちりつかめたかの。ほかの天体も次のページにまとめておるから、気になるところからぜひ読んでみておくれ
天体の年齢域アイキャッチ
天体の年齢域から占星術の全体像をとらえよう占星術の天体の年齢域について解説。人間の発達段階と天体との関係がわかるとホロスコープがもっと読める!...

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