もっと簡単に星の読み方を知りたい人には、初心者コースの記事をオススメします♪
>>マダムと一緒に初心者コースで星読みを学ぶ♪
金星は、愛や調和を表す星です。
金星は愛や絆であらゆるものと繋がろうとします。
私たちが何かをしよう!と行動するとき、そこには何かしらの愛や感情があるはずです。
「大切な人のためにご飯を作ろう」
「大好きな音楽を聞いて気分を上げよう」
など、そこに価値を感じたり愛があるから動くはずです。
そのあなたが感じた純粋な「大好き!」という気持ちが、自分も周りも幸せにしてくれるのです。
金星は、そんな「大好き!」から始まる幸せの形をあなたに教えてくれる星でもあります。
好きなことに夢中な人ってキラキラして見えるもの。
金星はそんな大好きな人とつながる、大好きな自分とつながる、大好きな趣味とつながる。そういった意味があるんじゃ
Contents
金星の意味は「愛と調和」
金星は「愛と調和」を意味する天体です。
愛というのは誰かを愛することはもちろんですが、自分が魅力を感じ大切にするものごとであったり、自分自身への愛も表します。
金星はあなたが一体何に価値を見出し、大切に愛を注ぐのかということを示してくれます。
愛を注ぐ対象は人それぞれだと思いますが、自分の金星を知ることで自分は何を愛し、その結果どんな幸せをそこから得ようとするのかがわかったりします。
さらに、金星はあなたがどんな人に興味を持ち、どのように愛情を伝えようとするかを示してくれます。
恋愛や友情といった関係をどんなタイプの人と築くのか、それをどのように大切にするのかが、金星を読むことでわかったりもします。
また、金星は優美さや美しさの象徴でもあります。
金星を使いこなせていると、芸術的な分野でセンスを発揮したり、バランスや調和のとれた生活を送ることができるでしょう。
洗練された美意識を持ち、あなたをより魅力的に見せてくれるはずです。
ところで、金星が愛と調和を表すことはわかったけれど、どうしてそういう意味を持つようになったの?
じゃあ、どうして金星が「愛と調和」と結びつくのか説明していこうかの。
星読みの世界から金星が持つ意味を深める
それでは、金星の意味を深めるために、星読みの世界観から金星の存在を説明していきますね。
星読みでは、10個の天体が使われます。
金星は地球のおとなりの星ですね。
金星は、太陽と月を除いた惑星のなかで最も明るい星です。
太陽が沈んだあと、もしくは朝日が上る前に、ひときわ明るく肉眼でもしっかり見ることができるので「宵の明星」「明けの明星」と呼ばれ親しまれてきました。
その明るさからか、古代から人々は金星を「小さな恩恵」と呼び、とても好ましい存在として扱ってきました。
さて、星読みの世界では天体の年齢域という考え方があります。
人の人生と10天体が対応しているという考え方ですが、この考え方を元に、
月から金星にかけて、あなたの「好き」という感性がどのように発達していくかを解説しますね。
天体 | 対応する年齢 | その時期の特徴 |
月 | 0〜7歳 | 自分がなじんだものに対する好きが発達する時期 |
水星 | 8〜15歳 | 興味のあることに対する好きが発達する時期 |
金星 | 16〜25歳 | 次々に新しい好きを発見していく時期 |
月の時期の「好き」
0〜7歳の幼い月の時期は、無意識の感覚が身につきます。
生理的な快・不快や、小さいころに慣れ親しんだことに対する好き、嫌いという感情のパターンが発達していきます。
例えば、幼いころに大好きだったことはありますか?
踊ることや歌うこと、タオルやぬいぐるみなどの触りごごち、ひんやりつるんとしたゼリーの食感など
大人になってからも、なんだか無条件に好きだなと思うことは、子どものころに慣れ親しんでいたことだったりするのです。
本人も無意識のうちに、なんとなくこれは好きといった感情を抱くようになります。
水星の時期の「好き」
8〜15歳の水星の時期は、自分の興味関心を新しい分野へ向け開拓していきます。
月の時期では自分にとってなじみにあるものにしか関心を向けなかったのに、
水星の時期ではたとえそれが見慣れない、違和感を感じるものであっても、好奇心を持って近づいていこうとします。
水星の時期はちょうど学校生活を送る時期でもあるので、いろんなタイプの同級生や先生と関わることになります。
その中で好き、嫌いに関係なく、付き合っていくための適応力や知恵といったものを発達させていきます。
それに月が無意識に作った好き嫌いというパターンから離れて、ある程度なんでもこなさなくてはいけませんよね。
国語は好き、算数は嫌い、だけど、国語も算数もある程度は勉強する必要が出てくるわけです。
そういった意味では、水星の時期では一旦自分の好き、嫌いという感情から離れる必要も出てきます。
そして、この水星の時期にいろいろな物事に触れ、思考や言葉を使ってつながることで、金星の時期によりくっきりと自分の感性を華開かせていくことができるようになります。
水星が自分の外の世界で見たり、聞いたり、感じてきたあらゆる物事に対して、金星の時期で「わたしはこれは好き!」「これをもっと深めたい!」とさらなる楽しみを追求していきます。
純粋に大好きなものとつながっていこうとするのです。
金星の時期の「好き」
16〜25歳の金星の時期は、あなたなりの楽しみ方や感性が発達する時期です。
映画にのめり込んで名作を見尽くしたり、音楽にハマってバンド活動をやってみたり、オシャレに目覚めてファッション雑誌を見比べたり、恋愛に熱中したり。
自分の大好きなものにとことんハマって、楽しみ、味わい尽くす時期でもあります。
その中で得られる充足感、快感があなたの感性をさらに高めていってくれるのです。
この金星の時期に自分が好きなものにとことんのめり込み、たくさん愛を注ぐことができた人は、その後にやってくる太陽の時期でも自分らしい輝きを発揮していくことができるのです。
大好きなものに満たされているなんて。
自分の大好きものに囲まれていると、結果的に心のバランスが取れて生活にも調和が生まれてくる。人生もより豊かになっていくのぉ。
さて、じゃあ自分の金星を知って活かしていくと、どんなことが起こるのかをみていこうかの。
自分の金星の意味を知って使いこなすと・・・
金星はあなたが何を大切に愛するか、そしてどのように調和的な関係を築いていくかということを表しています。
では、金星を上手にコントロールできるようになると、どんなことが起こるのでしょうか?
自分のことが大好きになる
金星は、あなたの大好きな世界をとことん楽しみ味わうことを求めています。
金星をうまく使いこなせている人は、自分が好きなことを素直に好きと受け入れ、それを純粋に愛することができるでしょう。
自分のことも大切に愛することができるので、あなたの魅力をストレートに出すことができます。
反対に金星をうまく使いこなせていないと、自分に自信がなかったり、「わたしなんて…」という気持ちになってしまいがちです。
自分が本当に心から好きなことを楽しめなかったり、自分が喜びを感じることに対して罪悪感を抱いてしまうこともあります。
また自分に対して過剰な甘えが出てしまう場合もあります。
自分が一番、なんでも自分の思い通りにしていいという気持ちになってわがままや怠惰になってしまうことも。
人間関係や恋愛がスムーズで良好になる
自分のことを受け入れ大切にできるようになると、自分の魅力をストレートに出すことができるようなっていきます。
その結果、あなたの素の魅力に惹かれる人も現れるでしょう。
金星は人との調和を大切にするので、協調しながら周りの人と平和な良い関係を築くことができます。
それは恋愛関係でも同じです。
相手を思いやりながら、調和的な心地よい関係性を作っていくことができるでしょう。
ただ、金星を使いこなせていないと、相手に気を遣いすぎて、自分の意見を押し殺してしまったり、周囲にいい顔をしすぎてしまうこともあります。
また金星のエネルギーが過剰になりすぎると、愛に対する執着が生まれ頑固になって他人を拒絶したり、嫉妬や束縛といった関係に陥ってしまうこともあります。
金星を読みといてみよう
あなたが生まれた時の金星がどの星座(サイン)にいるか、他の天体とどのような関係を取っているか?などを見ていくことで、
恋愛や人間関係でどうやっていい関係を作っていけばよいのかがわかります。
金星のバランスが崩れると、自分のことよりも周りの人に合わせてしまったり、反対に自分中心になってしまうことがありますが、
素直に自分のことを認め受け入れられることで、自分自身とも周囲の人ともよりよい関係を築くことができるでしょう。
金星はそのヒントを教えてくれます。
自分の金星のエネルギーをきちんと受け取り、あなたが輝くために、ぜひ星読みを活用してみてください。
そのための最初のステップとして、まずホロスコープで自分の金星を調べてみましょう。
いい人間関係や恋愛のために金星をどう使いこなせばいいか、ぜひ読んでみておくれ
こちらもぜひ活用しておくれ。
金星の基本情報とまとめ図鑑
【記号】
天体の記号のほとんどが「月」「十字」「円」の組み合わせでなりたっています。
金星には「十字」と「円」が使われています。
物質を表す十字のうえに、まるいスピリット(愛)がのっています。
これは、なによりも愛を優先することを表します。
【大きさ】
半径 約6052キロ
※大きさも重さも、地球とよく似ています。
【公転周期】
225日
一つの星座に約1ヶ月滞在
【守護する星座】
牡牛座・天秤座
【エネルギー】
女性的
【一番使う年齢(惑星の年齢域)】
16歳〜25歳
【キーワード】
・特に代表的なキーワード
愛、調和、アート、音楽、協調性、芸術性
パートナーシップ
・その他
平和、文化、価値
金星は「美」の星。
美しいものとあなたを結びつける力を持っています。
金星は、あなたの「うれしい、楽しい、愛しい」の感度を上げてくれます。
あなたの人生に、愛と喜びを運んできてくれる星なのです。
【神話】
ギリシャ神話では、愛と美の女神「アフロディテ」と結び付けられています。
ローマ神話では「ヴィーナス」と呼ばれています。
戦いで切り落とされたウラヌスの体の一部が海に沈み、そのまわりの海の泡から生まれました。
アフロディテは、西風の神ゼピュロスに運ばれてキュテラ島、キュプロス島へと渡ります。
そこで美しい衣装を着せられ、たくさんの輝く宝石を身につけます。
美しいアフロディテに、当然、神々はこぞって結婚を申し込みます・・・。
金星の愛と美、芸術センスは、こうした神話からもうかがえます。