占い師になるには

星読み×お仕事インタビュー|星が言いたいことを伝えてくる不思議な感覚

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星読みを仕事に!

星を詳しく読めるようになると、どんな世界が広がっているの?星読みをお仕事にした方々に、占い師になるまでの道のりや活動スタイル、そして星読みの奥深さについて語っていただきました!

第1回目は、星読みにハマってSNSでいきなり占い師デビューしたという保城香奈さん(43歳・女性)です。

ご自身の星読みを「ピンポンダッシュ」のようだと話す保城さん。

はたして、その意味とは?

占い師のお仕事の魅力とやりがい、そして星読みを深めることでご自身やご家族に起こった驚きの変化について、お話を伺いました。

星読みライター_保城香奈

保城香奈さん(43歳・女性)
星よみ協会の無料講座をきっかけに星読みにハマり、Facebookで集客する1回1,000円の星読みセッションを副業でスタート。次第にやりがいに目覚め、活動開始の翌年から専業の西洋占星術師に転身。その後セッションを1回10,000円に設定して内容をぐっと充実させたほか、星読み講座も開催。プライベートでは夫と子供2人の4人家族。

星読みがどんぴしゃで当たっていて感動!好奇心で即占い師デビュー

――星読みを始めたきっかけを教えてください。

もともと星占いには、あまり良い印象を持っていませんでした。

「人の性格や運気が12個(星座)に分けられるわけがない」と思っていたからです。

というのも、私は太陽星座が乙女座なんです。

乙女座には「几帳面」「神経質」などのマイナスイメージがあって、毎月の星占いなどもあまり見ていませんでした。

 

でも2015年に、ある交流会に行ったとき、参加者の方が占星術をやっていて、何となく興味が出てきました。

それをきっかけに独学で星読みを勉強し始めたのですが、本の内容が難しすぎて…(笑)。

一度は挫折してしまったのですが、翌年に星よみ協会が「星読みの無料講座を開く」というお知らせがFacebookから流れてきたのです。

即、星読み講座に申し込みました。

 

――星読み講座を受講されてみて、いかがでしたか?

当時の講座の内容は、ヘリオセントリック占星術(天体中心に星を読む方法)でした。

一般的な星占いはジオ占星術(地球中心に星を読む方法)ですが、ヘリオセントリックで自分の星を読んでみるとどんぴしゃ過ぎるくらい当たっていて、とても感動しました。

さらに面白くなって家族の星を読むと、「私の旦那は海王星に縁がある(スピリチュアルなことや精神世界に縁がある)」とわかって驚きました。

「えっ、この人海王星に縁があるの?」って。

私の旦那はスピリチュアルに興味ないし、真面目で、そんな風に見えないんですよ。

でも、講座に出てきた「ヘリオセントリックは魂で生きている人にはしっくりくるけど、そうじゃない人はしっくりこない」というフレーズを思い出して、なるほどと思いました。

こうして星読みにハマっていくうちに、「他の人の星はどうなんだろう?」と好奇心が湧いて来て、勢いでFacebookに「星読みやります」という募集をかけてしまいました(笑)。

マダム
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「そのままのあなたで良い」星読みで肯定すると相手の顔が明るく

――占いを仕事にしようと思って、星読みを始めたわけではなかったのですね。

もともとは看護師をしていたので、占いの仕事をするつもりは、まったくなかったです。

星読みをする中で楽しさややりがいを感じ始めて、占い師になった感じです。

初めて星読みのモニターを募集したら、40人ぐらい一気に集まってパニックになりました。

それまで家族しか占ったことがなかったのに、よくやり始めたなあと思います(笑)。

初めて他の人に星読みをする日の前の夜は眠れませんでした。

こんなに応募が来るとは思わなかったので、「私、大丈夫?」って。

でも、申し込んでいただいたからにはやるしかない!と気を引き締めて臨みました。

 

――ご家族以外の方に星読みをされてみていかがでしたか?

星読みをすると、どんな人も「そのままの自分で良い」ということがわかるのですが、それを伝えると、クライアントさんの顔つきがどんどん明るくなっていくのに驚きました。

自分を否定している人が多いのですが、星読みでその方を肯定してあげると表情の変化が見るからにわかるのです。

 

――すばらしいです。

また、クライアントさんが「普通の能力」だと思っていることを、「あなたの強みですよ」と伝えてあげると、先に進むきっかけにもなることもわかりました。

 

――自分の強みってなかなか気づきづらいですよね。どんな風に読まれているのですか?

基本的に私は、定型の読み方はないと思っています。

たとえば星読みの「スクエアのアスペクト(2つの天体が90度の角度をとる状態)」は、一般的には悪いイメージとされるけれど、その人に良い刺激を与えてくれたりもします。

星読みはその人の捉え方によって変わるので、その人が否定していたことを才能として伝えたり、気づいてないことを伝えたりすることができます。

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星読みは「ピンポンダッシュ」!? 星が言いたいことを伝えてくる

――星を読んでいて驚いたエピソードなどがあれば教えてください。

不思議なのですが、星読みをしているとイメージが浮かんできたり、用意していない言葉が出てきたりします。

最初にそれを感じたのは、星よみ協会の無料講座を受けた時です。

「星からのメッセージをもらおう」というワークを行いました。

イメージを膨らませて、星が伝えてくるメッセージを受け取るというものです。

 

私がこのワークをしたときは、土星からメッセージを受け取りました。

土星には「制限」や「忍耐」という意味の他に、「調和」という意味もあります。

私がイメージした土星が意味する調和とは、整っている調和というよりも、でこぼこな調和。

自分に欠けていたり偏っている部分があるからこそ、他の人が補ってくれて、助け合って平和がもたらされる。

「一人ひとりが違ってこそ、調和です」というメッセージです。

 

――不思議な体験ですね。

星からのメッセージは、どの星から降りてくるかわかりません。

火星からメッセージが来たり、金星からメッセージがきたり、その時々で違うのが不思議です。

通常の星読みセッションでも、「こんなこと言っても大丈夫なのかな」というようなことを伝えるときもあります。

ですから私の星読みは、ピンポンダッシュの星読みだと思っています(笑)。

 

――ピンポンダッシュ!(笑)

「ピンポン」とチャイムを押されてビックリするみたいに、星からのメッセージを受け取る。

そして後になってからメッセージの意味に気づく、みたいな。

自分の強みや本質を自分で認めることができていないと、私の言葉をきついと思ったり拒否反応を起こしたりする方もいるようです。

でも、後日クライアントさんから連絡が来て、「何かわかった」と言ってくださります。

星読みは、星が言いたいことを伝えてくる感覚があり、私はただの媒介なんだなと感じますね。

星読みさんインタビュー1_画像3

星読みは「人を自由にする大きな視点」を与えてくれる

――星読みの仕事をされて、ご自身にどんな変化がありましたか?

看護師をフルでやっていた頃と比べたら、自由度もやりがいも格段に上がりました。

星読みをする前は看護師が天職だと思っていたんですが、看護師って代わりがたくさんいるので、私が休んでも誰かが代わってくれます。

けれど星読みは、「私のセッション」を受けに来てくれるので、とてもやりがいを感じます。

 

――ご家族はいかがですか?

子供も旦那も星読みの仕事を受け入れてくれています。

「お母さん、好きなことばっかりしていいなぁ〜」と言われることもありますが、「頑張ってね」と応援をしてくれるので嬉しいですね。

 

――お母さんが自由にしているのが、家族にとっては一番幸せなことですよね。

実は2013年くらいに、子育ての悩みから自分を見つめ直した時期があったんです。

子供があまりに自由な子だったので、しょっちゅう学校から呼び出されて、イライラしていました。

でも自分の心をよく見つめたら、「この子がやっていることって、実は私自身がやりたかったことだ」と気づいたんです。

ただ子供がうらやましかったんですよね。

 

また、旦那の星を読んで「海王星に縁がある人」だと知り、私の意識が変わりました。

旦那のことはスピリチュアルなことに理解のない人だと思っていたけれど、それは私の思い込みだったのかもしれない、と。

 

そうしてどんどん自分の中のとらわれがなくなっていったある日、楽しくて、私はついスキップしてしまいました。良い大人なのに。

旦那と一緒に夜の散歩をしていたときのことです。

そのとき、旦那は私を呆れて見ていたのですが…後日、旦那もスキップし始めました(笑)。

今まではそういうことをする人ではなかったんですよ。

家族に変化があったのは、私自身の意識が変わったからだと思います。

 

――小さな変化のようで、とても大きな変化ですね。素敵です。最後に、星読みの魅力を教えてください。

私の占いはタロットも少し取り入れていましたが、星読みのほうが「生まれて来た理由」「人間の本質」などの広い事柄が見られると感じます。

人間の成長段階もホロスコープ読み取れますよね。

私は「良いことも悪いことも含めて、人は楽しむために生まれて来た」と思っています。

落ち込むことも良いことも、魂の視点で見たら同じです。

 

――宇宙的な大きな視点を伝えられるのが星読みの良さですね。

はい。クライアントさんが「もうダメだ、この世の終わりだ」と思っていても、私は「今はこういう体験をしているときなのだ」と思っています。

占い師として、クライアントさんが辛い状況を抜け出すアドバイスをしつつも、その状況を否定しすぎずに見守るという姿勢も大切だと考えています。

 

――これから星読みでどんな活動をしていきますか?

現在は、セッションではなく、星読みの講座を開催するマネージメントの仕事に力を注いでいます。

講座の内容を作ったり、講座のために人をリクルートしたり。

一人でホロスコープを鑑定しても良いけれど、星のメッセージを伝えられる人が増えるほうがもっとみんなが楽しくなります。

星読みの仕事をする人が増えたらいいなと、心から思っています。

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【まとめ】星読みは幸せを広げるツール

星読みに出会ったことで、クライアントさんだけでなく、家族も自分も幸せにすることができたという保城さん。

ホロスコープの情報をポジティブに転換して伝えることで、人生が変わることを教えていただきました。

現在行なっている講座を通して星読みの輪が広がり、保城さんの周囲で幸せがもっと拡大していきそうです!

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ABOUT ME
kinuko
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太陽魚座、月蠍座。「○○の星を持つ人は○○をするのはNG」といった選択肢に制限ができる占いに疑問を持つ中、星読みテラスに出会い「主体的に人生を生きるための星読み」に共感。月蠍座の気質を活かし、心に深く響く記事を目指す。ライター、編集歴10年以上。専門分野は、健康、心理、ボディワークなど。