この記事では、プログレスの月からわかる12ハウスごとの意味をお伝えします。
三重円のホロスコープにおけるプログレスの月からは、人生における内面の関心事や重要となるテーマの移り変わりがわかります。
プログレスの月への理解を深めて、心の成長や変化の波をうまく活用しましょう!
この記事では、プログレスの月が滞在する12ハウスごとの読み解き方を解説します。
プログレスとは、出生時のホロスコープを意図的に動かし、時間の経過に伴う内面の成長や変化を知ることができる、未来予測の手法の1つです。
プログレス図の月からは、自分が今どんなことに関心が向きやすいのか?成功しやすい領域はどこか?がわかります。
あなたの人生を振り返ってみてください。
周囲の人間関係の構築に意識が向かう時期もあれば、なにか1つのことをぐっと深めたくなる時期もあったりと、心は常に変化し続けているのではないでしょうか?
プログレスの月のハウスを知って、自分の心は今どんな成長や変化を望んでいるのかを読み解いてみましょう。
自分の心のこと、もっと知りたいですっ!
でも、3重円なんて、私に読めるのかな?
プログレスのホロスコープの出し方や、ハウスごとの読み方も解説していきますからね♪
みんなも三重円のホロスコープを作って読んでみてね~♪
Contents
- 三重円のホロスコープとは?
- プログレスの月がどのハウスに滞在しているかの調べ方
- 【三重円】プログレスの月が各ハウスに滞在する時の意味
- プログレス月が1ハウス|新しい自分のスタート
- プログレス月が2ハウス|経済基盤を整え安定感を手に入れる
- プログレス月が3ハウス|知的な探求を楽しむ
- プログレス月が4ハウス|生活の基盤を見つめなおす
- プログレス月が5ハウス|生きる喜びを純粋に楽しむ
- プログレス月が6ハウス|「整えること」が心を強くする
- プログレス月が7ハウス|新しい出会いで心境に変化が
- プログレス月が8ハウス|心の深い部分に意識が集中
- プログレス月が9ハウス|まだ見ぬ世界を見に行く
- プログレス月が10ハウス|これまでの努力を社会で活かす
- プログレス月が11ハウス|自分1人では見れない景色を共に楽しむ
- プログレス月が12ハウス|歩みを振り返り次のサイクルに備える
- 【まとめ】プログレスの月のハウスで心の成長ステージを読み解こう
三重円のホロスコープとは?
ホロスコープの三重円とは
ホロスコープにおける三重円とは、一般的に、出生図、プログレス図(進行図)、そしてトランジット図(経過図)の3つのチャートを重ねたものを指します。

1番内側にある出生図は、あなたが生まれた瞬間の天体の配置を示しており、生まれ持った才能や課題を表しています。
中央の円にあるプログレス図は、時間の経過に伴う変化を示しており、人生における内面の変化や成長、重要となるテーマを表しています。
最も外側の円であるトランジット図は、現在の天体がどの位置にあるのかを示しており、社会や環境から受ける外的な影響を表しています。
自分が生まれたときの天体の配置である出生図と、プログレス図やトランジット図の天体の関係を見ることで、未来の出来事やその影響を占うことができるのです。

プログレス法で未来予測をしてみよう
未来予測に使う技法の1つが、プログレス法と呼ばれるものです。
プログレス法とは、出生時のホロスコープを意図的に動かし、時間の経過に伴う内面の成長や変化を知ることができる手法のことです。
1番内側にある出生図(ネイタル)と、中央の円にあるプログレス図を照らし合わせて読み解きます。

プログレスとは、天体の「進行」を表します。
プログレス法は、ホロスコープを実際の動きとは別の方法で「進行」させていく技法です。
出生時のホロスコープを意図的に動かすもので、自分だけの「体内時計」を示しているとも言えます。
プログレス図には、その人にとっての、内面の関心事や重要となるテーマなどがあらわれやすいと言われています。
ここでは心の動きや、関心が向くテーマを読み解くことができる「セカンダリー・プログレッション」という手法を取り上げようと思っておる。
その他の手法も気になる人は、こちらの記事で解説しておるぞ。


三重円のプログレスは【太陽と月】が重要
プログレス図は「生まれてからの1日の星の動きは、生まれてから1年に相当する」という考えのもと導き出されるホロスコープです。
たとえば、20歳のときには、生まれてから20日後の星の配置を見る、ということになります。
これは、地球の1日(自転1周)は天の1年(公転1周)と同等と見なす考え方によるものです。
生まれた日から「数十日後」のチャートなので、木星より遠い天体はほとんど移動しません。
そのため、プログレスチャートでは太陽・月・水星・金星・火星といった動きの速い天体が重要になります。
注目したいのは、1年で約12〜15度動くプログレスの月、次に1年で約1度動くプログレスの太陽。
とくに月の移動するスピードは速いので、プログレスチャートの読み解きの中心となります。
月は「感情」を意味する天体なので、プログレスの月に注目するとその人の内面の感情の変化を見ていくことができます。
その天体の星座やハウスが変わるときは、内面に大きな変化を感じることも多いんじゃ。
プログレスの月とは?
月は「感情・素の自分・無意識の反応・安心」などを象徴する天体です。


心という繊細でやわらかい部分を象徴している月は、とても敏感な天体と言えるでしょう。
その中でもプログレスの月は、私たちの心がそのとき1番反応しやすいテーマを表しています。
この月がどのハウスに滞在しているかで、どんな領域から最も影響を受けやすいかがわかります。
言い換えると、月のハウスが意味する領域から様々なことを吸収しやすい時期とも言えるので、活かし方次第で大きな成長を見込むことができるのです。
プログレスの太陽は、人生のテーマの変化を表しているんじゃ。
それじゃあ、プログレスの月の読み解きに戻るわよ。
プログレスの月は、およそ2年半に1つの星座を移動し、約29.5年でホロスコープを一周します。
特に、プログレスの月がハウスを移動するタイミングは、あなたが特に影響を受ける領域が変わることを意味するので、心の成長のターニングポイントです。
たとえば、仕事への取り組み方1つとっても「1つのフィールドでスキルを深める」ことに意識が向いていたのに、「もっと広い世界を見たい」と転職を考え始めることも考えられます。
また、ホロスコープを構成する12のハウスは、下の図のように上下によってテーマが変わります。

ホロスコープの下半分(1〜6ハウス)は、自分の内側や日常生活に焦点が当たる「プライベートな領域」を表し、心や体を整えたり土台を築くことを促します。
一方、上半分(7〜12ハウス)は、他者や社会との関わりがテーマになる「社会的な領域」を表し、外の世界に向けて自分を表現し、経験を広げていくステージです。
なので、上下の境目をまたぐ6ハウスから7ハウス、12ハウスから1ハウスへの移り変わりのときは、大きな心の変化を感じやすいでしょう。
このようにプログレスの月のハウスを知っておくと、心境の変化に戸惑うことなく「今はそういう時期なんだ」「心が次のステージへ進もうとしているんだな」と冷静に受け止めることができます。
プログレスの月が滞在するあいだは、そのハウスのテーマのことをいろいろと吸収できちゃうんだね!
心がそのテーマに関して成長したがっているということじゃな。
ここからは、実際にプログレスのホロスコープを作成して、月のハウスをチェックしていくわよ!
プログレスの月がどのハウスに滞在しているかの調べ方
まずはホロスコープの三重円チャートを作成しましょう。
ホロスコープを出力するときに必要な情報は、以下の通りです。
- あなた自身の「生年月日」と「生まれた時間」と「生まれた場所(国・都道府県)」
- 「占いたい年月日と時間」、経過時エリアに「占いたい場所」

三重円のホロスコープが作成できたら、プログレスの月が、どのハウスに滞在しているのか見てみましょう!

これがプログレス図よ。
プログレスのホロスコープの月は、どのハウスに入ってるか見つけられるかしら?
10ハウスは「社会的な使命・キャリア」を表すエリアだから、お仕事に関する興味が高まる時期なのかもしれないわね。
みんなに頼られるスーパーなこちゃんとして、バリバリ活躍できちゃうかも…!?
さっそく、10ハウスの解説を見てみようっと♪
読者アンケートでいただいたオススメ勉強方法をまとめています♪
【三重円】プログレスの月が各ハウスに滞在する時の意味
プログレス月が1ハウス|新しい自分のスタート
プログレスの月が1ハウスにあるときは、リスタートのタイミング。
まるで新しい自分を生き始めるような感覚が芽生えやすい時期です。
1ハウスは、自我や自己表現、人生のスタートを意味するエリア。
そこに感情を表す月が入ることで、「自分らしくあること」や「素直な感情を表に出すこと」に自然と意識が向きやすくなります。
これまで人に合わせてきた人ほど、「本当はこうしたかった」と自分の気持ちに気づき、仕事やプライベートでも変化が起こりやすくなるでしょう。
変化の幅が大きい分、心や体に不調を感じたり、感情が揺れやすくなることもあるかもしれません。
でもそれは、新しい人生のサイクルに入るための“調整期間”のようなもの。
焦らず、自分のペースを大切にすると、無理なく変化の波に乗れますよ。
また、1ハウスの入口であるアセンダント(ASC)はセルフイメージを象徴するため、この時期は第一印象が変わりやすいときでもあります。
たとえば、髪型を変えたり、新しい習いごとを始めたりと、見た目や行動に自然と変化が表れやすいでしょう。
「最近、変わったね!」とまわりにも気づかれやすいタイミングなので、イメチェンにもぴったりです。
ただし、「自分を認めてほしい!」という気持ちが強くなりやすい時期でもあるため、まわりの目を気にしすぎると自信が揺らぎやすくなることも。
無理に背伸びをせず、素の自分でいるほど、あなたらしい魅力が引き出されていきますよ。

プログレス月が2ハウス|経済基盤を整え安定感を手に入れる
プログレスの月が2ハウスにあるときは、「経済的な基盤や心の安定感」を育てていく時期です。
2ハウスは、お金や才能、家や財産など、自分の“持ち物”を表すエリア。
そこに感情を表す月が入ることで、才能や資産を豊かにすることに意識が向きやすくなります。
たとえば、収入アップを目指して転職を考えたり、資格取得に挑戦する人もいれば、住み心地のよさを求めて家をリフォームしたり、家計簿をつけてコツコツと貯金を楽しむ人もいるでしょう。
一方で「失ったらどうしよう」という経済的な不安が、心を揺らすこともあるかもしれません。
でもそれは、心の中で「もっと豊かに生きたい」という思いが育っている証でもあります。
2ハウスはお金だけではなく、自分の肉体やそこに宿る体力も表すので、不安を感じるときはおいしいものを食べてスタミナをつけたり、ゆっくり寝て体力を回復しましょう。
体が整えば、自然と心も前向きに動き出しますよ。

プログレス月が3ハウス|知的な探求を楽しむ
プログレスの月が3ハウスにあるときは、知識や情報のやり取り、学び、日常的な交流が心の充実につながる時期です。
3ハウスは、コミュニケーションや学習、移動、兄弟姉妹、ごく身近な人間関係を象徴するエリア。
そこに感情を表す月が入ることで、日常の会話や学びの中に、安心感や心の充実を感じやすくなります。
たとえば、ブログを始めて自分の考えを言葉にして発信したり、昔好きだった分野の勉強を再開したり、ご近所づきあいが活発になる人もいるでしょう。
雑誌や本で気になる特集を見つけて、フットワーク軽く旅行に出かけたくなることもありそうです。
その一方で、情報が多くなりすぎて、やや気が散りやすくなる傾向も。
そんなときは、お気に入りの音楽や映画に触れながら、心を落ち着ける時間を意識的にとることで、自分らしさを取り戻せますよ。

プログレス月が4ハウス|生活の基盤を見つめなおす
プログレスの月が4ハウスにあるときは、「心の土台を整えること」が大きなテーマとなります。
4ハウスは家庭、居場所、ルーツを象徴する場所。
そこに感情を表す月が入ることで、内向的な時間が増えたり、心のよりどころを見つめ直したくなる傾向が強まります。
たとえば、引っ越しや模様替えで住環境を整えたくなったり、家族との時間を大切にしたくなったり、過去の記憶や自分のルーツをたどりたくなる人もいるでしょう。
プライベートや家族とのつながりを重視する気持ちが高まるため、ワークライフバランスを考え直したり、実際に結婚をして家庭を持つ人もいるかもしれません。
また、4ハウスの入口であるICは心の根っこの部分を表すため、プログレスの月が4ハウスにあるときは感情が揺れやすい時期でもあります。
しかし、それは自分の心と深くつながろうとしているサイン。
家で静かに過ごす時間を増やしたり、幼少期の記憶や家族との関係性を振り返ってみると、心の深い部分にあるニーズに気づきやすくなり、自分らしい在り方が自然と見えてきますよ。

プログレス月が5ハウス|生きる喜びを純粋に楽しむ
プログレスの月が5ハウスにあるときは、「喜びや楽しさを感じる体験」で心が一段階成長する時期です。
5ハウスは創造性、恋愛、趣味、自己表現を象徴するエリア。
子どものような無邪気さに包まれたエリアに、感情を表す月が入ることで、何かを楽しむことに対する欲求が自然と高まります。
たとえば、絵や音楽などの創作活動に取り組んだり、恋愛や推し活など、ときめきのある時間を大切にしたくなるかもしれません。
社会的な評価や意味とは関係なく、ただ夢中になれることが、心の深い部分を潤してくれます。
特に自分を後回しにしてまわりを優先してきた人ほど、この時期は他者の評価を気にしすぎないことが大事です。
自分らしさを曇らせることなく、「自分が本当にワクワクすること」を大切にすることで、自己肯定感が自然と高まっていきますよ。

プログレス月が6ハウス|「整えること」が心を強くする
プログレスの月が6ハウスにあるときは、「日々の暮らしを整えること」に関心が向きます。
6ハウスは、健康、仕事、習慣、自己管理などを象徴するエリア。
そこに月が入ると、生活リズムを見直したくなったり、体調の変化に敏感になるでしょう。
日常の一部となっている仕事や家事において、「もっと心地よく働くにはどうしたらいい?」と自分の在り方を丁寧に見つめ直す絶好のチャンスです。
また、健康的になりたいという気持ちも高まるため、ジムに通ったりヨガを習い始めたり、体の不調を感じる部分をちゃんと病院で見てもらう習慣が身につくかもしれません。
やけ食いや夜更かし、飲酒など、やめたいと思っていた習慣を改めていくのにも良い時期です。
忙しさでストレスがたまりやすい時でもありますが、このタイミングで心と体のメンテナンスに向き合っておくことは、今後の人生をより健やかに、生産的にしてくれる大切な基盤になります。

プログレス月が7ハウス|新しい出会いで心境に変化が
プログレスの月が7ハウスにあるときは、「他者と関わること」が心のテーマになります。
7ハウスは、パートナーシップや一対一の人間関係を象徴するエリア。
そして7ハウスの入口はディセンダント(DSC)と呼ばれ、他者との関わり方を示す重要なポイントです。
そこに感情を司る月が入ると、新しい出会いを求めて心がぐいっと外側に向いて開かれ、人間関係に変化が訪れます。
オンラインでのつながりが実際の出会いへと発展したり、紹介をきっかけに異業種の人と有意義な関係が築かれたりと、人間関係の幅が豊かに広がっていくでしょう。
中には「自分にはまだ先のこと」と思っていた結婚が、不思議なご縁で決まる人もいるでしょう。
今まで関わったことのない世界への扉が開かれ、新しい価値観や考え方に触れることで、心の成長がぐっと促進されていきます。
また、すでに関係性を築いている恋人や友人、仕事のパートナーとの関係にも変化が訪れます。
コミュニケーションをとる中で、相手の言動が鏡となって、自分の本当の気持ちに気がつくような経験をすることも。
無理に関係を保とうとするより、「素の自分でいられる関係」を大切にすることが、心のバランスを保つ鍵となるでしょう。

プログレス月が8ハウス|心の深い部分に意識が集中
プログレスの月が8ハウスにあるときは、「心の深い部分と向き合う時間」が始まります。
8ハウスは、共有、継承、絆、心理的な深層を象徴するエリア。
そこに月が入ると、これまでの表面的なやりとりでは満たされず、もっと本質的なつながりや、魂レベルで安心できるような関係性を求めるようになります。
たとえば、信頼できる人に今まで誰にも言ったことのない本音を打ち明けたり、反対に相手から深い悩みを相談されて、一蓮托生(いちれんたくしょう)の思いで支えあったりするかもしれません。
大切な人との別れや再会、家族の問題、遺産など、他者と深く関わるからこそ浮き上がってくるテーマに関わる人も。
自分の心の奥深い部分に向き合ったり、相手と本音で関わっていくことに、恐れを感じたりすることもあるかもしれません。
けれどもこれは、自分の人生が成熟してきたからこそ出てきたテーマということを忘れないでください。
ここであなたは人間としての器の深さを手に入れ、次のフェーズへの大きな飛躍につなげていくのです。

プログレス月が9ハウス|まだ見ぬ世界を見に行く
プログレスの月が9ハウスにあるときは、「未知の世界を知ること」がテーマです。
9ハウスは哲学・信念・高等教育・海外・精神性などを意味するエリアで、自分のテリトリーを越えて人生の意味を探究する場所。
そこに感情を司る月が入ることで、この世界はまだまだ広く大きいことを、学びや旅、冒険などを通じて、実感していくフェーズが始まります。
たとえば、ずっと気になっていたけど勇気が出なかった勉強に手を伸ばしてみたり、語学や専門分野を深く学びたくなったり。
これまで縁のなかった外国の文化や暮らしに心惹かれ、実際に旅に出る人もいるでしょう。
「もっと自由に、羽ばたいてみたい」という感情が、内側から湧きだしてくる時期です。
一方で、今までにない考え方に触れることで、自分のこれまでの価値観が揺さぶられたり、「結局、自分は何を選択すればいいのだろう?」と迷いを感じる瞬間もあるかもしれません。
でも、それもまた心の成長の一部。
自分の心が喜ぶような「これが私の道だ」と思えるものを、じっくりと自分の手で見つけていってくださいね。

プログレス月が10ハウス|これまでの努力を社会で活かす
プログレスの月が10ハウスにあるときは、「社会の中でどう在るか」がテーマになります。
10ハウスは、キャリアや社会的立場、成果、責任といった「社会の中での自分」を象徴するエリア。
そこに感情を司る月が入ることで、自分が社会にどう貢献できるか、どんな役割を果たしたいのかを、実際の仕事や役割、立場を通して肌で感じていくことになります。
たとえば、「この仕事は本当に自分に合っているのかな?」「誰かの役に立てている実感がほしい」といった思いが、ふと心に浮かんでくるかもしれません。
また、10ハウスの入口であるMCは「人生において目指す社会的地位や自己実現した姿」を表すため、社会で大きな注目を集めやすい時でもあります。
昇進や転職、独立、結婚や出産など、人生の節目となるような出来事が起こる人も多く、特に人気商売をしている人は支持を集めやすいタイミングです。
ただし、他者からの評価や期待に応えようと無理をしすぎると、心身に負担がかかることも。
逆に調子に乗りすぎてしまうのも、人との信頼関係が崩れてしまう可能性があるので注意が必要です。
だからこそ、注目されても、自分らしさや等身大の姿を忘れないことが大切です。
これまで積み重ねてきた努力や、支えてくれた人たちの存在に感謝する気持ちを大切にすれば、あなたの活躍はもっと大きく広がっていきますよ。

プログレス月が11ハウス|自分1人では見れない景色を共に楽しむ
プログレスの月が11ハウスにあるときは、「未来への希望」や「仲間とのつながり」が心の向かうテーマになります。
11ハウスは、友情・共同体・理想・未来志向を象徴するエリア。
そこに感情を司る月が入ることで、自分の想いや夢を誰かと「共有すること」が心の支えとなります。
たとえば、1人でやっていた趣味を仲間と共に楽しんだり、SNSで同じ志を持つ人とつながって活動をしたりと、自分1人では見れない景色を仲間と共に味わうことができます。
視点が一気にグローバルになるので、国際問題にも関心が高まり、遠くの国で困っている人の助けになりたいと支援団体に入る人もいるでしょう。
また、この時期に出会う相手は、自分と同じ価値観を持つ人ばかりとは限りません。
自分にはない発想をする人や、自分とはまったく違うバックグラウンドを持つ人とも、共にリスペクトしあいながら共存することができるのです。
ときには自分と相手の“常識”の違いにびっくりしたり、予想外の展開に心が追い付かないこともあるかもしれません。
大事なのは、心に背いて無理に「共感」を示すのではなく、相手の考えや価値観を「尊重」すること。
そうすると、たとえ考え方が違っても、健やかな距離感で信頼関係を育んでいけるようになりますよ。

プログレス月が12ハウス|歩みを振り返り次のサイクルに備える
プログレスの月が12ハウスにあるときは、これまでの歩みを振り返り、自分の内面を癒やし整えていく充電期間です。
12ハウスは、無意識・見えない世界・魂の集大成を象徴するエリア。
そこに感情を司る月が入ることで、自分でも気づかなかった心の奥の声や、これまで見ないふりをしてきた感情に静かに向き合う時間が始まります。
自然とひとりの時間が増えたり、直観力が冴えることによってスピリチュアルな世界への関心が高まることも。
SNSや人付き合いを少しセーブして静かな時間を過ごしたり、読書・散歩・瞑想など、自分の内側と向き合う機会を増やすのもおすすめです。
私たちはずっと走り続けることができないのと同じで、人生においても休息の時間が必要です。
いつもより多少、物事に対する積極性は下がるかもしれませんが、この時期は焦って答えを出すよりも、心の声に耳を澄まし、ゆっくり自分を労わることが何より大切です。
プログレスの月が次の1ハウスに入るまでの充電期間だと思って、心も体も整える期間にしてみてくださいね。


【まとめ】プログレスの月のハウスで心の成長ステージを読み解こう
プログレスの月のハウスを読み解くことで、人生における内面の関心事や重要となるテーマがわかります。
自分の心は今どんな成長や変化を望んでいるのか?を読み解き、心境の変化にうまく寄り添っていきましょう。
みんなも自分のプログレス図を確認して、心の成長ストーリーを楽しんでみてね~!