自分でもホロスコープを読み解いてみたいと思う人へ。占星術(星読み)で仕事の才能を読み解くには、さまざまな方法があります。今回解説するのはホロスコープの「ハウス」。仕事に関するハウスの基本的な読み方をお伝えします。
占星術(星読み)のホロスコープには、あなたの強みとなる仕事の才能や能力が発揮されやすい環境など、あなたの適職や天職を知るためのヒントが隠されています。
次の人は、自分のホロスコープを読み解いてみると良いでしょう。
- 自分が持つ仕事の才能を知りたい人
- 今の仕事で自分らしく輝きたい人
- これからの新しい職場環境や立場で頑張りたいと思っている人
ホロスコープで仕事の才能に関する読み解きをしたいときは、まずはハウスの基本的な読み方をマスターするところから始めてみましょう。
今回は、仕事に関するハウスの基本的な読み方をお伝えします。
Contents
ホロスコープのハウスから読み解く【仕事の才能】
ホロスコープは、太陽や月など全部で10個ある「天体」、牡羊座から魚座まで12個ある「サイン」、そして第1ハウスから第12ハウスまで12個ある「ハウス」という3つの要素から構成されています。
太陽星座や月星座のように、天体とサインの関係についてはもう知っている方が多いかもしれませんね。
それと同じように、どの天体がどのハウスにあるのか、どのハウスがどのサインにあるのかということも、自分を知るための大きなヒントになります。
占星術(星読み)で仕事の才能を読むにはさまざまな方法がありますが、ホロスコープのハウスを確認するのは基本的な読み方の一つです。
ハウスがわかれば、それぞれの天体の特徴がどんな場所・シーン・方法で発揮されるのかがわかります。
まずは、自分のホロスコープを眺めてみるところから始めてみましょう。
ハウスの場所から【どんな場面であなたの才能が輝くのか】がわかる
「ハウス」とは、その人が生まれた瞬間の太陽の位置を基準に、ホロスコープを12個の部屋にわけたものです。
第1〜12ハウスは、それぞれの天体の特徴がどんな場所・シーン・方法で発揮されるのかを表します。
第1〜12ハウスは、それぞれ次のようなテーマに分かれています。
ハウス | 意味 |
1 | 自分自身・個性・容姿・体質・生命力 |
2 | お金・収入・所有・才能・価値観 |
3 | 情報・知性・初等教育・コミュニケーション・兄弟姉妹・小旅行・執筆 |
4 | 家庭・自分の居場所・帰る場所・親・家族・ルーツ・土台 |
5 | 恋愛・楽しみ・創造・自己表現・子供 |
6 | 労働・奉仕・雇用・労働による報酬・健康 |
7 | 結婚・パートナー・対人関係・交渉・契約 |
8 | 遺産・相続・血縁関係・深い縁・霊界 |
9 | 理想・哲学・大学・専門的な学び・海外・旅行・出版 |
10 | 人生の目標・使命・社会的な地位や役割・到達点・目上の人 |
11 | 同じ志を持つ仲間・ネットワーク・改革・未来・自由・理想 |
12 | 潜在意識・実体のない世界・スピリチュアル・イメージ・秘密 |
ホロスコープの第1〜第12ハウスのうち、特に仕事に関係するハウスは、第2ハウス・第6ハウス・第10ハウスです。
第2ハウス・第6ハウス・第10ハウスを確認することで、あなたの仕事の才能や、仕事の才能を発揮できる場所、目指すべき方向性などを知ることができます。
それぞれのハウスが表す具体的な内容について確認していきましょう。
【仕事】に関するハウスの基本的な読み方
第2ハウス|あなたが持つ【仕事の才能】を表す
第2ハウスが表すのは、お金や収入、自分の資質と価値観です。
ホロスコープでお金や収入を知りたいときに、まず確認したいのが第2ハウス。
第2ハウスは自分が所有しているもの全般を表すので、生まれ持った資質や仕事の才能も読み解くことができます。
自分の才能や五感を使って、どのようにお金を稼ぐのかを知るためのヒントが得られる場所と言えるでしょう。
第2ハウスに入っている天体やサインに注目すれば、自分が生まれつき持っている仕事の才能とは何かがわかります。
例えば、第2ハウスに太陽がある人は、仕事面では自分自身の力でお金を稼ぐことが人生のテーマとなる、と読み解くことができます。
第6ハウス|あなたが【仕事の才能を発揮できる場所】を表す
第6ハウスが表すのは、労働・奉仕・健康・労働による報酬です。
ホロスコープで職場や雇用を知りたいときに、確認したいハウスです。
対価として報酬を得る労働についてや、どのような職場で自分の能力を発揮しやすいかなど、働き方についてを読み解くことができます。
自分の能力を人のために使い、期待に応えられることとは何かが表されるため、第6ハウスからは、適職を見つけるヒントが得られるでしょう。
第6ハウスに入っている天体やサインに注目すれば、どのような職場や働き方で自分の能力を発揮しやすいのかがわかります。
例えば、第6ハウスに金星がある人は、自分の能力を人のために使うことに楽しみを見出だせるでしょう。
そのため、人の役に立っている実感が湧く仕事が適職である、と読み解くことができます。
第10ハウス|【世の中におけるあなたの役割】を表す
第10ハウスが表すのは、人生の目標・使命・社会的な地位や役割です。
ホロスコープで社会的な地位や役割を知りたいときに、確認したいハウスです。
社会において自分がどのような立ち位置にいて、どのような使命を果たすのかを読み解くことができます。
社会的な頂点や自分の完成した姿が表されるため、第10ハウスからは、人生の目標や使命を見つけるヒントが得られるでしょう。
第10ハウスに入っている天体やサインに注目すれば、社会的にどのような役割を果たすことが天職なのかがわかります。
例えば、第10ハウスに火星がある人は、社会的な役割として積極性や活発さを前面に打ち出して行動するのが向いている、と読み解くことができます。
【まとめ】仕事の才能はホロスコープのハウスから読み解ける
占星術(星読み)で仕事の才能を読み解く際の、ハウスの基本的な読み方についてご紹介しました。
ホロスコープで仕事の才能に関する読み解きをしたいときは、まずはハウスの基本的な読み方をマスターするところから始めてみましょう。
第1〜第12ハウスのうち、特に仕事に関係するハウスは、第2ハウス・第6ハウス・第10ハウスです。
それぞれ仕事に関係することを表していますが、ハウスの場所ごとに意味合いは異なります。
第2ハウスからはあなたが生まれつき持つ財産や資質、第6ハウスはあなたに向いている職場環境や働き方、第10ハウスはあなたが目指すべき社会的な地位や役割などのヒントを読み解くことができます。
ハウスの基本的な読み方を理解できたら、どんどん読み解きを深めていくことができるようになるでしょう。
次回は、あなたが持つ具体的な仕事の才能を支配星と滞在天体を確認しながら解説していきます。