自在に星読みをしている人の
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2020年7月21日、蟹座で新月を迎えます。星読みテラスを監修する西洋占星術師・かげした真由子先生が、今回の新月の解説と過ごし方のポイントをお届けします。
2020年7日21日02:34、蟹座で新月を迎えます。
前回の新月・日食（6/21）も蟹座でしたが、同じサインで続けて新月が起こるのは珍しいことです。
このことから、前回の新月・日食でやり残したことにリベンジできるようなタイミングとなるでしょう。
Contents
2020年7月蟹座新月で【未完了の感情】を手放して歩み出そう
前回の新月・日食（6/21）で大事なことは「長い間しまい込んでいた感情と向き合うこと」「成熟した感情への向き合い方」だとお伝えしました。
ところが実際問題、長い間しまい込んでいた感情を一気に解消することはやはり難しいところもあったでしょう。
そこで、2020年7月の蟹座新月にもう一度チャンスが与えられます。
2020年7月21日は、残されていた未完了の感情を手放し、次の満月（8/4・水瓶座） に向けて歩みを新たにするタイミングになるでしょう。
蟹座は、私たちの中にある依存したい心をも表します。
これまで感情的に依存していたものがある人は、そこから自立していく節目にすると良いでしょう。
次の満月は、水瓶座で起こります。
水瓶座の満月が表す事柄の一つに「未来を見据え、枠を超えた自分になる」といったことがあげられます。
2020年7月の蟹座新月は、そのための大事なスタート地点となるのです。
2020年7月21日蟹座新月のホロスコープを徹底解説！
1.蟹座の29度で起こる新月
2.新月（太陽と月）と土星がオポジション（180度）
3.木星と冥王星のコンジャンクション（0度）
4.水星と火星のスクエア（90度）
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①【蟹座29度】自分の信念で決断 冷静さを取り戻せる新月
1.蟹座の29度で起こる新月
2020年7月の新月は、蟹座の終わりの度数で起ります。
蟹座29度は、水のサインから火のサインへ移る度数であり、物事を感情面だけでなく自分の信念に従って決めていけるようになるような資質を表します。
前回の新月・日食で感情の波が大きく動いた人も、今回の新月で冷静さを取り戻します。
自分の本当の気持ちに気づいたり、問題の本質が見えてきたりするタイミングでもあるでしょう。
②【新月と土星が180度】自分の欲しい未来を自覚する新月
2.新月（太陽と月）と土星がオポジション（180度）
2020年7月の蟹座新月では、山羊座の土星と向き合ってオポジション（180度）のアスペクトとなります。
つまり、今回の新月で気付いた自分の本音や問題の本質を通して「現実化を進めていくタイミング」であることを物語っているのです。
次回の満月（8/4・水瓶座）では、「もう一皮むける」「これまでの自分の枠を超える」といったことがテーマになります。
今回の新月で、あなたは改めて自分の欲しい未来を自覚するのではないでしょうか。
土星はこの世での「制限」を表します。
あえて時間の制限を考えることで、やらなければならないこと、やりたいことが明確になってくるともいえます。
③【木星と冥王星が0度】古い枠を壊して新しいものを発展させる新月
3.木星と冥王星のコンジャンクション（0度）
2020年7月の蟹座新月では、木星と土星がコンジャンクション（0度）を形成しています。
この2つの星の重なりは長期的なものであり、何かしら古い枠を壊して、新しいものを発展させていくような組み合わせです。
今回の新月から取り組み始めることは、長い目で見ると大きな変容に関わっていることでもあるでしょう。
④【水星と火星が90度】抱え込んできた不要な感情を手放す新月
4.水星と火星のスクエア（90度）
6/28に牡羊座に入った火星は、勢いを増し、スピーディーな行動を後押しします。
ところが、2020年7月の蟹座新月では、その火星に対して蟹座の水星が葛藤の角度（90度）を取ります。
「さくさく行動を進めたいのに、過去の出来事にこだわって進めない」というときもあるかもしれません。
しかし、ここでもポイントになってくるのは、抱え込んできた不要な感情を手放すことです。
それは誰かに依存したい気持だったり、自分がうまく行かないのを誰かのせいにしたい気持ちだったりするかもしれません。
こういった感情は、なかったことにしたり、抑圧すればいいということではありません。
しまい込んでいた思いに気づき、それを自分で受け止めること、そして手放すことで次に進んでいけるでしょう。
【まとめ】2020年7月の蟹座新月は本音と丁寧に向き合おう
6月は食（日食・月食）のシーズンだったため、感情の揺れ動きや大きな変化を経験した方もいるかもしれません。
2020年7月の蟹座新月では、そういった揺らぎが取りあえずは一つ区切りを迎えるとも言えるでしょう。
大きく呼吸をし直すような、そんなタイミングです。
2回続いた蟹座の新月によって、自分の思いに気づくことで、ようやく先に進めそうだと感じる方もいらっしゃるでしょう。
（先に進みやすくなるのは、水星が少し前に順行に戻った影響も大きいでしょう）
丁寧に自分の本音と向き合い、自分の気持ちにわだかまりが残ることのない状態で、次の満月への歩みを進めていただきたいと思います。
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