「そもそもサビアンシンボルって何?」という方は、こちらの記事を読んでみてくださいね♪
サビアンシンボルは1つの星座に30個、計360個あります。
詩文のような名前がついていて、深い意味が込められています。
1度から30度に向けて一歩一歩成長し、段階を踏んで30度へ到達します。
1度ずつに目的があり、進化していくステップが描かれています。
目覚めた場所から、1度ずつ進んで行く。
1度1度が独立しているのではなく、サビアンシンボルが360度全てが繋がったストーリーになっています。
人生の冒険のストーリーのようなイメージですね。
そのため、調べたいサビアンシンボルのみ読むのではなく、前後5度~10度ぐらいまでのサビアンシンボルも併せて読むことで意味をより深く理解できるようになっています。
そして、星座ごとに30個のサビアンシンボルをグループに分けることができます。
5度ごとで1つのグループ、または10度ごとで1つのグループなど、分け方は様々です。
占い師さん、監修者さんによって分け方が違います。
星読みテラスでは、5度ずつのグループに分け、特徴や意味を解説していきます。
【サビアンシンボルを調べるとき】
ホロスコープの天体の度数を、1度繰り上げた度数(数え度数)でチェックしてください。
<例>
天体の度数が…
双子座 0°52’ → 双子座 1度
水瓶座 23°11’ → 水瓶座 24度
ホロスコープには0度がありますが、サビアンシンボルには0度がないため、1度繰り上げた度数で調べます。
Contents
【牡羊座のサビアンシンボル】自分の目的を探す旅
牡羊座のサビアンシンボルは「自己の目的を探すための旅」を表すと言われています。
牡羊座があらわすのは、生まれたばかりの自分自身。
自分の性格や行動パターン、まだ自覚していない才能などを含めた内的部分と、健康状態や体質、容姿などといった外的部分。
この2つを合わせた自分自身を表してくれます。
つまり、「人と接する時の自分はどんな自分か?」「人からどのような人として見られているのか?」を読み取ることができるのです。
牡羊座のサビアンシンボルを読み解けば、自分自身を取り巻く環境や周囲との関わり方などが客観的にわかります。
もしかしたら、あなたがまだ自覚していないことも含まれているかもしれませんよ!
【牡羊座第1グループ 1度~5度】自分の存在を示す
牡羊座の1度から5度は「始める力」を表す、牡羊座1つ目のグループです。
生まれたてのまっさらな魂を持ち、活力に満ちあふれています。
12星座のトップバッターであり、始まりの星座の「始まり」のグループ。
何もない「無」の世界から生まれたばかりの状態です。
まずは自分の存在を確実なものにし、生きる力を強めることを必要とする意味を持ちます。
また、牡羊座は火のエレメントで「活動」のサイン。
外へ向かう性質を持ち、閉じ込められることを嫌います。
意志が外へ向かう傾向なのです。
この世に生まれて自分の存在を示すために、どのように歩んでいくか。
まずは「私はここにいます」と意志を外に出す方法を知ること。
これが、牡羊座1度から5度までのグループのテーマです。
そのため、前へ進もうとする力が強く、「どんなことも自分で体験してみないとわからない」と、衝動的に行動したくなります。
牡羊座らしいまっすぐで純粋な気持ちが魅力です。
また、自分の立ち位置について、試行錯誤を繰り返します。
どんな仕事をして、どんなふうに社会を歩んでいけば良いのか、自分を探しています。
なぜなら、このグループは、まだ「生まれたばかり」だからです。
いろいろな仕事や、やり方を試しながら自分らしさを見つけていきます。
そのため、自分を型にはめないことが、自分らしさを見つける近道となるでしょう。
【牡羊座1度】女が水から上がり、アザラシも上がり彼女を抱く
牡羊座1度は、ここから人生が始まる。
人生への挑戦の始まりを表しています。
まずは「私はここにいる」と、自分の存在を強く示す必要があるのです。
しかし、生まれてきたばかりなので、どうしたら良いのか迷いながら進みます。
まっさらな魂を持つ子供のような純粋な心のイメージです。
このシンボルに描かれている「女性」は物事を柔らかく受け止める象徴です。
「水から上がり」は、母なる海から人間として生まれてきたという意味。
生まれたばかりなので、まだ「自分」を力強く主張できない受け身の状態です。
女性は、海と陸の間に立ち、まだどちらでもない曖昧な場所にいます。
陸の生き物ではない「アザラシ」が彼女を海に戻そうとする可能性も意味しているのです。
生まれてきた「自分」としてのスタートを表しているサビアンシンボルです。
このサビアンシンボルを持っている人は、全てのことをリセットして、新たな人生、新たな挑戦をするでしょう。
自分の意志、感覚を大切にして挑戦していくと良いですよ!
【牡羊座2度】グループを楽しませているコメディアン
牡羊座2度は、生きていくために必要なことを、身近な人を真似して身につけていきます。
本人は真剣にやっているのに、周りから見たらそれがおもしろい。
なぜなら、見本となる人の変な癖まで真似してしまうからです。
大人を観察し、良いところ・悪いところの区別がつかず、真似をしてしまう。
そんな幼児の純粋な姿のようですね。
自分が生きていくために、先ゆく人の行動や技術を身につけたい気持ち。
それは、純粋な生命力に溢れています。
そして、反対に「どうしたらいいかわからない」という不安な心も隠されています。
わからないことがあれば、じっくりと周囲を観察して真似すると良いでしょう。
【牡羊座3度】彼の祖国の形をした男の横顔の浮き彫り
牡羊座3度は、牡羊座1度と2度を混ぜ合わせて応用した意味を持ちます。
周囲の真似をし、生きる知恵をつけた「彼」は集団意識に同化していきます。
集団意識の鏡のような、時代や地域に忠実な行動ができるのです。
そのため、多くの人にとって基準となります。
一方、個人としての判断ができず、集団意識に振り回されてしまいます。
自我はまだ弱いのですが、前へ進もうとする活力があります。
このサビアンシンボルを持っている人は、時代の雰囲気や地域、集団の雰囲気に忠実です。
地域の活動や行事など、集団での活動に真面目に取り組むことができる人です。
あなたの真面目で忠実な姿に、周囲の人から信頼を得られるでしょう。
【牡羊座4度】隔離された歩道を歩く二人の恋人
牡羊座4度は、牡羊座3度での「集団意識」に振り回されることを捨て「自分」の人生を歩むために、個人としての生き方に目覚める度数です。
人と親密につきあう中で、深い感情が生まれる体験をします。
その体験が大切な元となり、人生観を作り上げるでしょう。
そして、秘密めいた深い交流の相手は、必ずしも「人」ではありません。
趣味や興味を持ったことに、深く向き合うという意味合いもあります。
このサビアンシンボルの「恋人」は心から熱中できるものの意味です。
「隔離された歩道」は、秘密、心の奥底の意味もあります。
心の底から夢中になれる、自分だけのものを静かに取り組んでみましょう。
人生の方向性が明確になるヒントを得られますよ!
【牡羊座5度】羽のある三角
牡羊座5度は、環境の中に「自分」という存在を確実にする過程です。
「三角」というのは「創造性」を表す図形。
そこに羽があることで、超越性を持つことも表れています。
この度数は、牡羊座の「自由に飛び回る人間の魂、精神」が強く出ています。
自分の発展性や未来を作り出すために、自由を求める強い力を持っているのです。
また、このサビアンシンボルを持つ人は直感力がある人です。
神学やスピリチュアルを理解する能力に優れています。
関心を向けてみると良いでしょう。
【牡羊座第2グループ 6度~10度】理解を深める
牡羊座の6度から10度は「感受性を育てる」牡羊座2つ目のグループです。
牡羊座は行動的なイメージですが、このグループは衝動的に行動しません。
なぜなら、理解することや考えることがテーマとなるからです。
自分がいる環境がどんなもので、どんな動きをしているか知りたい。
物事の原理や価値、この世界の法則を知りたい。
…など、生きていくために、自分の周りからいろいろな情報を吸収したがります。
幼い子供が「どうして?」「なんで?」といろいろなことに興味を持ち、知りたがる。
そんなイメージに似ています。
「人生をどう歩むべきか」というテーマについて、深く考えることも多いでしょう。
あれこれ小さなことを考えるよりも、直感が素早く働きます。
瞬時に「これだ!」と理解する力。
そこに牡羊座特有の素早さが出るのです。
また、素早い理解力やひらめきを活かして、哲学的な分野で才能を発揮できます。
しかし、一般的なことに対しては、苦手意識が出てしまうこともあるようです。
【牡羊座6度】一辺が明るく照らされた四角
牡羊座5度では「三角」が出てきましたが、牡羊座6度は「四角」です。
「四角」は、環境的な安定や定着を意味する図形です。
「一辺が明るく照らされた」というのは、環境の原理に関心が表れるということです。
自分が入った環境の中で役割を持ちます。
頑張れば頑張った分うまくいき、手を抜けば衰退してしまう。
その原理に関心を抱くのです。
気力を出して、積極的に取り組んでみましょう。
ものごとが上手くいきます。
気力と、積極性が人生の鍵となるでしょう。
【牡羊座7度】二つの領域でうまく自己表現している男
牡羊座7度では、どんなことにも反対的な要素があるということを意味しています。
それを知ることで人生の中にある陽と陰を理解できます。
そのため、オンとオフの活力の使い方もとてもうまくできるのです。
平穏で安定した人生ではなく、ドラマチックで変化のある人生となり、いつまでも生き生きとした気持ちでいられるでしょう。
【牡羊座8度】風になびくリボンのついた大きな帽子、東に向いている
牡羊座8度は、自然界に敏感なアンテナのような意味合いを持つため、
「風になびくリボン」と表現されています。
この世界を動かす「風」を感じ取り「帽子」で自分を守ります。
リボンのような繊細な感受性なので、周りの雰囲気を察知するのも早いです。
また、周りから受ける影響から抜け出すのも早いことを表しています。
自分を押しつけず、周りの様子をよく見てみましょう。
世の中の根本的な法則を理解することができ、自分が進む方向が見えてきます。
【牡羊座9度】水晶を凝視する人
牡羊座8度で手に入れた感受性を、牡羊座9度では、はっきりした意識で捉えます。
自分なりの見方を身につけることを意味しています。
それは、断片的にではなく、物事を全体的に把握する能力です。
「水晶」は、断片的にではなく、世界全体を見ることを表しています。
このサビアンシンボルを持っている人は、数学的な能力があり、象徴を理解する力もある人です。
じっくり観察して、全体に目を向けてみましょう。
心が落ち着く静かな環境が、あなたのじっくり考える能力をアップさせてくれます!
【牡羊座10度】古い象徴に対する新しい形を教える男
牡羊座9度で身につけた「世の中や物事の全体を読み取る力」を、牡羊座10度では、周りに教えていくことを表しています。
そのため、新しい考えやアイディアを、誰かに伝えたくなるのです。
教える力はあるのですが、伝え方は練習が必要となるでしょう。
いかにわかりやすく伝えるかという点を、自分なりに考え、練習してみると良いでしょう。
自分でもはっきりわからなかったことが、練習を通して明確になり、自信を持てます。
【牡羊座第3グループ 11度~15度】革命と挫折の中での学び
牡羊座11度から15度は「行動や実験をする」牡羊座3つ目のグループです。
ここでは、失敗から、自分に足りない物を理解し、学んでいくことがテーマ。
2つ目のグループで身につけた理解する力を使って、自分から何かをやってみたくなります。
あまり深く考えずに、「やってみたい!」という純粋な気持ちだけで行動し、失敗して…の繰り返し。
トライ&エラーを繰り返し、成長していく青春時代のようなイメージです。
思い通りになって喜ぶのではなく、失敗して自分の未熟さに対面しないと得られない大切なこと。
それを自分で感じ取って学んでいくことがこのグループでの大切なポイントです。
また、とにかくまっすぐ思いのまま突き進む傾向なのですが、退くのも潔いのが特徴。
うまくいかなければすぐに退くので、大きな問題にはなりにくいです。
3つ目のグループでは、パッと思いつき、違うと思えば瞬時に退くということに牡羊座特有の勢いや素早さが出ています。
失敗にも挫けず進んで行けるのは、この切り替えの素早さの作用なのです。
【牡羊座11度】国の支配者
牡羊座11度は社会の人が集まる環境に自分を出していくことを表します。
集団の中に自分を押し込み、自分を存在させるという意図があります。
他者より優位な立場でいたいという意志を持ちやすいでしょう。
それは、他者と同じ立場に立った時に、自分の思考が劣ることを恐れているためです。
まだ、自分がどんなことが得意なのか、模索している状態でもあります。
興味をもったことを、いろいろやってみて、あなたの得意なことを探していきましょう。
一度、自分の力を実感すると自信を持つことができますよ!
【牡羊座12度】野生の鴨の群れ
牡羊座12度は、自然界のことを、人間の社会にも参考にするものがあると表しています。
「野生の鴨」はキレイな「群れ」を作って飛んでいますね。
鴨のリーダーが権力を振るって整列を教えたわけではなく、自然なこと。
「人間の社会も、無理に支配しなくても良い」という意味が込められています。
権力や支配することで社会が成り立つことへの反動と言えます。
このサビアンシンボルを持っている人は、自然科学が得意分野という人もいるでしょう。
【牡羊座13度】成功しなかった爆弾の爆破
牡羊座13度は、失敗に終わったことにこそ意味があることを表しています。
「爆弾の爆破」は「思いついた新しいアイディア、おもしろいこと」。
これが「成功しなかった」のは、あまり深く考えずに実行した結果です。
しかし、うまくいかなかったことに大切なことが隠されています。
失敗するということは、自分に無いものを認め、受け入れることです。
失敗して、学んでいくことを繰り返して、可能性を広げていく。失敗こそ成功への鍵ですね。
このサビアンシンボルを持っている人は、アイディアの面白さは抜群です。
思いついたことを、どんどんやっていくと良いでしょう。
【牡羊座14度】男と女のそばでとぐろを巻く蛇
牡羊座14度は、自分の意志とは反対のことへの考え方を表しています。
「男と女」はそれぞれ反対の意味を表します。
「蛇」は他者や環境との切っても切れない関係を表しています。
どんな時も邪魔をしてくる存在はいるものです。
しかし、邪魔に見えるのは、あなたが他を許さない態度から邪魔に見えるのです。
自分とは反対のことを受け入れると視野が広がります。
立ち止まってゆっくりと、裏表両方を考えてみましょう。
【牡羊座15度】毛布を編むインディアン
牡羊座15度に出てくる「毛布」は牡羊座14度の「蛇」が姿を変えた物です。
「蛇」が毛布を編むための「糸」に変わったのです。
対立していたものを調和させて、完成度の高い物へとコツコツ作り上げていくこと。
この地道なことの大切さを表しているサビアンシンボルです。
一気にではなく、じっくり取り組んでみましょう。
日常的な努力を、しっかりと積み重ねていくことで大きなことも成就できます。
【牡羊座第4グループ 16度~20度】自分らしい力を取り戻す
牡羊座16度から20度は「力強さを身につける」牡羊座4つ目のグループです。
3つ目のグループでは勢いよく挑戦を繰り返してきましたが、ここで少し勢いを緩めます。
周りの状況に合わせながら、自分の中にある牡羊座らしい積極的な力をどう出すか。
深く考え、活力やアイディアをじっくり育てることがテーマになります。
4つ目のグループは、牡羊座らしい勢いが表には出ないので、おとなしい印象です。
急に落ち込んだり、大胆な行動に出たり、安定性がありません。
しかし、それは自分の内面と深く向き合う故のことです。
自分を深めることで、牡羊座らしいひらめきやアイディアが生まれますよ!
【牡羊座16度】日の入りに踊っている妖精ブラウニー
牡羊座16度は、休むこと、リラックスすることも大切ということを表しています。
「日の入り」とは、太陽が沈む時間。
「妖精」は楽しい余暇や遊び。
活動的な時間を終えて、のんびり体を休め、楽しい時間を過ごすという意味があります。
牡羊座は積極的に動いてることが牡羊座らしいことですね。
それに対して、リラックスする、休むと言うことは牡羊座らしさを失います。
仕事など積極的に行動するだけが良いというわけではありません。
休むことで見えてくる大切なこともあるのです。
ちょっと立ち止まって、ゆっくり休んでみましょう。
今までの自分では気付けなかったことに気付くことができるでしょう。
【牡羊座17度】二人のしかめつらした独身女性
牡羊座17度は、自分の内面に深く向き合うことを表しています。
「二人」の「独身女性」は、陽と陰ではなく、陰と陰の関係です。
「しかめつら」をしていて、心理的に沈んだ様子で、活発ではありません。
活発には見えませんが、これは内なる自分と深く向き合っているのです。
心の中を深く果てしなく分析する中で、曖昧だった気持ちが晴れます。
行動する気になれない時は、自分の状況を掴むために、想像力を使っていろいろ考えてみましょう。
自分の心と向き合うことで、自分の気持ちに正直になれますよ!
【牡羊座18度】空のハンモック
牡羊座18度は、コツコツと毎日のことを果たすことで本来の自分らしさを取り戻します。
「ハンモック」は、ゆらゆらと規則的なリズムで動いていることを表しています。
一度失った物を再び元に戻そうと、少しずつリハビリをするということです。
必要なことだけをコツコツ繰り返していく毎日の中で、失ったものを回復させます。
「仕事」と「休み」をバランスよく規則的なリズムで繰り返していきましょう。
単調と思うかも知れませんが、この繰り返しが心身を強くしていきますよ!
【牡羊座19度】魔法のじゅうたん
牡羊座19度は、自分で活動の火を付け、人生に勢いをつけることを表しています。
牡羊座16度以降、牡羊座らしい活力が落ち込んでいました。
しかし、コツコツと規則正しく行動し、牡羊座18度から少しずつ活力が戻ってきました。
まだ本来の牡羊座らしい活力が出ないので、ここで自分で自分のテンションを上げていくのです。
できそうもない大袈裟なアイディアを、思い切り出してみましょう。
心を自由にして、自分を元気にするために、絵本や童話を読むのも良いです。
自分の活力を心の底から呼び起こすために、自分で自分を高めることが鍵となるでしょう。
【牡羊座20度】冬に鳥に餌をやる若い少女
牡羊座20度は、牡羊座19度で取り戻した力を基盤に、未来への可能性を広げます。
「鳥」は「冬」という厳しい季節を生き延びるのが難しいのです。
「少女」は鳥を守るために、静かにコツコツと餌をやります。
このコツコツと地道な行動、そして鳥を助けたい気持ちが強靱な精神を育てます。
未来への可能性を広げるためには、未来の自分の姿を明確に描くことが重要になります。
どんな自分になりたいか、何をしたいのかはっきりさせると、忍耐力が付くでしょう。
このサビアンシンボルを持つ人は、穏和な性格の人が多いです。
【牡羊座第5グループ 21度~25度】強い生命力の開花
牡羊座21度から25度は「力を最大限に発揮する」牡羊座5つ目のグループです。
4つ目のグループで落ち込んだ牡羊座の活力を、5つ目のグループで回復させ、思い切り開花させていく時。
生命力に満ち溢れています。
発揮できた強い力を何に使うか。
これを考えることがテーマです。
欲しいものがあれば、根性と強い意欲で、必ず手に入れようとします。
そして、着地させて実りを味わうことができるのです。
5つ目のグループは、牡羊座の力を1番発揮できる時。
大きな成果を手に入れることができます。
そして、欲しいものを手に入れたい気持ちがとても強まるのです。
そのため、世間ではタブーだと思われることへも欲求が湧き、やや強引な面も出てきます。
実力をバリバリ使いこなして、実現へ向かって走っていける。
強いエネルギーに満ち溢れた時なので、充実感を味わえるでしょう。
【牡羊座21度】リングに上がる拳闘士
牡羊座21度は、人生の勝者となるべく、一人で前へ進み出すことを表しています。
活力が湧き上がり、戦闘状態のようになります。
欲しいものは、自分の力で勝ち取るという積極性に溢れています。
仕事に関しても、働く力が湧いてきます。
どんな分野でも成功しやすいです。
その反面、待つことに苦手意識があるかもしれません。
細かいことは気にせず、自分を信じて前へ進んでみましょう。
持久力を持っているので、途中で諦めずに着実に進むことができるでしょう。
【牡羊座22度】欲望の庭へ続く門
牡羊座22度は、受容を高めて富や生命力を引き寄せることを表しています。
牡羊座21度で、欲しいものを自分の力で、手に入れられる体験をしました。
それが今度は、欲深さが増して、それほど望んでいない物も欲しくなるのです。
豊かさに恵まれ、官能も発達していきます。
いつもの自分らしさを失って、過大な夢を抱くことも多くなるでしょう。
しかし、無理に気持ちを押さえる必要はありません。
あまりこだわりすぎずに、何でも受け入れる気持ちでいると、自分に必要な物は手に入るでしょう。
取り込むことは得意としますが、手放すことや整理整頓が苦手な面もあるようです。
物をため込まないよう心がけると良いでしょう。
【牡羊座23度】重く価値があるベールに隠された荷物を運ぶパステルカラーの服を着た女
牡羊座23度は、自分の中にある豊かな欲望によって人間的に大きく成長することを表しています。
戦う力と受容する力、どちらも使うことができれば、自分は変わっていける。
そのことを体感的に知ったということを意味しています。
ちなみに、この「戦う力」は牡羊座21度。
「受容する力」は牡羊座22度のことです。
生き方、人生を見つめ直してみましょう。
全ては自分の意志が大切です。
新しい活力が湧いてきますよ。
理想をイメージし続けることで、大きな変化を遂げることができるでしょう。
【牡羊座24度】風が吹き込む豊穣の角コーヌコピアの形をとる開いた窓のネットのカーテン
牡羊座24度は、通常の人間の体験の枠をはみ出てしまったことを表します。
牡羊座21度の「戦う力」牡羊座22度の「受容する力」。
これを実践し、心理的な限界を突破することで異世界との接点があります。
直感を信じて、思い切ったことをしてみましょう。
前へ進めるはずです。
「自分にはここまでできる」と自信が得られますよ!
このサビアンシンボルを持つ人は、精神性の高い人が多く、不思議な体験をすることがあるでしょう。
【牡羊座25度】二重の約束
牡羊座25度は、社会に適した生き方、精神面を活かした生き方2つの顔を表します。
この2つの顔を持つことで、うまく自己表現をすることができるのです。
自分が描く理想のイメージと、現実的な生活の中に違和感を感じることもあるでしょう。
どちらもうまくやっていくために「夢を追う生活」「着実な生活」を並行してやってみると良いでしょう。
例えば、昼は会社員。夜や週末は本当にやりたいことを思い切り取り組むという生活です。
自分がやりたいことができることで、ストレスも無くなり、自分らしく生きることに繋がっていくでしょう。
【牡羊座第6グループ 26度~30度】牡羊座の精神性を高める
牡羊座26度から30度は「バランスを整え、精神性を高める」6つ目のグループです。
5つ目のグループでは、自分の力を自分の望むように思い切り使ってきました。
しかし、6つ目のグループでは、牡羊座らしい力のバランスを整えます。
牡羊座の目的である「存在の自覚」を高めることが重要。
そして、次の牡牛座へ出発する準備の段階とも言えます。
牡羊座らしい活力を堪能しながら、更に努力します。
いったん手放すことや失敗もするでしょう。
それは、成功するためではなく、自分らしさを発見するための出来事です。
今までのものへの価値を改めて感じます。
小さなことではなく、大きな視点で生きる意味を探すのです。
精神性が高まり、自分の生きる意味を意識しながら行動します。
衝動的な行動はしません。
牡羊座の勢いや行動力というよりも、精神性の強さが表に出てくるでしょう。
人の心を大切にし、正しい判断を素早くすることが身につきます。
【牡羊座26度】持ちきれないほどの贈り物を所有する男
牡羊座26度は、ひらめきに優れ、マルチな才能を発揮することを表しています。
牡羊座25度では2つの顔を持っていましたが、26度になるとマルチへ進化します。
どんどんアイディアをひらめき、それを端からやろうとするのです。
落ち着きのない忙しい人という印象を持つかもしれません。
しかし、このサビアンシンボルを持っている人は、忙しい方が心が安定します。
1つに選べないのは、自分の道を探そうとしている意味もあります。
いくつもひらめきが生まれたら、遠慮無く全てやってみましょう。
マルチな才能を発揮していけますよ!
【牡羊座27度】想像の中の復活された失われた機会
牡羊座27度は、多面的に物事を見ることで人生は立て直せるということを表しています。
成功だと思っていたことが、実は失敗だった。
失敗だと思っていたことが、実は成功だった。
それに気づくことが出来るのです。
何が大切なものか、見直していくと良いでしょう。
いろいろな角度からの見方、解釈の仕方次第で、何が1番大切か気づくことができます。
落ち込んでも、この多面的に物事を見れることで、立ち直りも早いでしょう。
【牡羊座28度】落胆させられた大聴衆
牡羊座28度は、本当の自分の位置を知ることを表しています。
周囲の期待のために行動するのか、自分の本当の意志で行動するのか。
その葛藤の中で、本当の自分の姿を探します。
人にどう思われるかという気持ちを、一度手放してみましょう。
周囲の期待に振り回されていては本当の自分は見つけられません。
その時は失敗に思えても、本当の自分を出すことで、自由になれますよ!
自分が本当にやりたいことは何かを、しっかりと考えていくと良いでしょう。
【牡羊座29度】天球の合唱隊が歌っている
牡羊座29度は、場の雰囲気に鋭く、自分のすべきことを直感で掴めることを表しています。
目には見えないムードを大切にし、内面的な理解力も育つでしょう。
このサビアンシンボルを持つ人は、音楽の才能を発揮しやすいです。
音楽を楽しみ、静かに過ごすことで精神性が高まり、自分にとって大切なものを深く知ることができます。
【牡羊座30度】アヒルの池とそれが育む子供たち
牡羊座30度は、自分の目的を自分の馴染みのあるものの中から見つけ出します。
「アヒル」は、海に憧れて旅したけれど、自分の本当の場所に気づきます。
「アヒルの池」が自分には1番心地良い場所だと自覚するのです。
そして、池に戻り、家族を作って暮らします。
華やかでなくても、ぱっとしなくても、馴染みのあるものの中にこそ、自分にふさわしい1番大切なものがあると気付けます。
このサビアンシンボルを持っている人は、本質的なことを考えることができます。
自分にとって当たり前の、馴染みのあるものを見直してみましょう。
自分にふさわしい大切なものに気付けますよ!
【牡羊座サビアンシンボル】まとめ
牡羊座は12星座のトップバッター。
過去や前例がなく、まっさらなところを1人で歩き出します。
新しい力に満ちたサインです。
牡羊座の魂の成長のストーリーには、生き方を確立させるヒントが隠されています。
30個のストーリー、6つのグループ。
まるで1つの大きなドラマのようですね。
あなたの星は牡羊座にサビアンシンボルがありますか?
ぜひ調べて見て下さいね。