特殊星の大極貴人とは？意味や柱ごとの特徴、運気で巡る場合を解説

命式や運勢の流れを読む基礎知識を
きちんと学び身につけられる

この記事では四柱推命の【特殊星(神殺)】の1つである【大極貴人(たいきょくきじん)】について詳しく解説します。

特殊星(とくしゅせい)とは、命式の中にある天干や地支の特定の組み合わせからわかる傾向に名前をつけたものです。

大極貴人を持つ人は、周囲の人から支えてもらいやすいとされています。

その成立条件や、大極貴人が命式にある場合の意味、運気で巡ってくるときの活かし方について解説します。

Contents

四柱推命｜特殊星【大極貴人(たいきょくきじん)】とは？周囲に恵まれる

【大極貴人(たいきょくきじん)】は、困ったことが起きても周りからの助けを得られやすいという作用のある星です。

特殊星は、約3000年以上の歴史を持つ四柱推命が蓄積してきた「この組み合わせを持つ人はこういう傾向が強そう」というデータがもとになっています。

大極貴人が命式にある場合は、困難な状況に直面しても、不思議と周囲の人々から助けられたり、引き立てられたりするなどして物事がうまく進みやすくなります。

事業の失敗を立て直したり、衰退した家を盛り返すなど、大きな困難に見舞われても立ち上がる力を与えてくれる強運の星といえるでしょう。

えつこ先生

「はやく大極貴人となる条件を知りたい」という人は、こちらから確認できますよ♪

大極貴人が、命式のどこにあるかによって与える影響やパワーが変わってきます。
基本的に大極貴人は年柱にある場合にその力を発揮し、他の柱だとあまり作用が働かないとされています。

大極貴人が年柱にある人は、一生を通じて幸運に恵まれやすいでしょう。

年を重ねるごとに運気が上昇することから社会的地位や名誉を得やすく、晩年は特に充実した日々を送れるでしょう。

目上の人や有力者から引き立てられることも多く、どんなに困難な状況でも人々から助けられながら乗り越えていけます。

また、命式に大極貴人が2つや3つある場合、その吉作用はさらに強まります。

まるで複数の守護神に守られているような状態で、様々な場面で幸運に恵まれやすくなります。

スイメイ

でも、運勢が良いからって努力を怠っちゃいけないよ。
謙虚な気持ちを忘れずに、自己成長を続けることが運を味方につけることになるんだ！

巡る運気の十二支とあなたの日干が大極貴人の組み合わせになることで、大極貴人の影響を受けます。

運気には、10年周期の大運、1年周期の年運、1ヶ月周期の月運、1日周期の日運などがありますが、期間の長いほうが影響力は強くなります。

大運(10年)　＞　年運(1年)　＞　月運(1ヶ月)　＞　日運(1日)

運気で大極貴人が巡るときは、まるで追い風が吹いているかのように、物事がスムーズに進みやすいでしょう。
特に人間関係において助けられたり、貴重なアドバイスをもらえたりする機会に恵まれそうです。

せっかくのチャンスを逃さないよう、謙虚さや誠実さを忘れずに積極的に行動していきましょう。
ひたむきに頑張る姿から、たとえピンチに陥ったとしても助けてくれる人が現れ、きっとあなたを支えてくれますよ。

スイメイ

特殊星は、流派によって運気では用いないというところもあるよ。

えつこ先生

そうなんです。
運気でめぐる神殺に比べると、自分の命式にある方が影響力があるとされていますよ♪

あなたの四柱推命の命式に【大極貴人(たいきょくきじん)】があるかどうかを一覧表で確認してみましょう。

スイメイ

命式が手元にない人は、下のボタンから無料で簡単に作成できるよ。

大極貴人(たいきょくきじん)を持つかどうかは、日干を基準にして年支との関係で算出します。
下記表のいずれかの組み合わせとなっている場合、大極貴人(たいきょくきじん)を持ちます。