命式や運勢の流れを読む基礎知識を
きちんと学び身につけられる
この記事では、四柱推命の【支合(しごう)】について詳しく解説します。
支合とは、強い結びつきをもつ特定の【十二支】の組み合わせのことです。
命式に支合があるとどのような影響を与えるのかはもちろん、支合の関係になる相手との恋愛運や結婚運といった相性も読み解くことができます。
十二支同士の関係を紐解きながら、支合の理解を深めていきましょう。
Contents
【支合(しごう)】とは離れられない関係？惹かれ合う十二支
四柱推命は、「木、火、土、金、水」の5要素によってこの世の全てが成り立つという五行説に基づいています。
十二支にも、それぞれ五行の要素が割り振られています。
十二支の持つ五行の性質が、強く結びつくことで変化する組み合わせが支合です。
持っている五行の性質は異なりますが、無理のない結びつきになるため協力して支え合える関係です。
相性がよく一緒にいて心地よい関係となりやすいでしょう。
支合とは協力し支え合う十二支同士の組み合わせのこと
支合となる十二支は、下の図のような関係になっています。
支合の組み合わせは、強く結びつくことでそれぞれの五行の性質が掛け合わされ、新しい五行の性質を持つようなったり、同じ五行でもその性質が変化するとされています。
| 組み合わせ | 支合により強まる 五行の性質 |
|||
|---|---|---|---|---|
| 十二支 | 五行の性質 | 十二支 | 五行の性質 | |
| 子 | 水 | 丑 | 土 | 土 |
| 亥 | 水 | 寅 | 木 | 木 |
| 卯 | 木 | 戌 | 土 | 火 |
| 辰 | 土 | 酉 | 金 | 金 |
| 巳 | 火 | 申 | 金 | 水 |
| 午 | 火 | 未 | 土 | 火 |
四柱推命の五行説では五行の性質に注目し、同じ性質のもの同士や、異なる性質のもの同士の関係を解釈していきます。
もともとの十二支が持つ性質が、支合することで五行の作用がバランス良く働き、整うことで、物事がスムーズに進みやすくなるなどプラスの効果が生まれます。
支合すると相性はピッタリの呼吸で支え合い、共に成長する関係
四柱推命では、【十干(じゅっかん)】と【十二支】の組み合わせで読み解きを行います。
十干は精神や魂、十二支はその魂の入れ物である肉体としているので、十二支が強く結びつく支合の関係をもつと、ライフスタイルや仕事、価値観などといった「現実的な感覚」がとても合いやすいといわれています。
そのため、お互いの命式の中に支合の組み合わせとなる十二支があると、出会ったばかりなのに安心したり、親しみを感じたりと一緒にいて心地良い存在になりやすいとされるのです。
支合があると、自然と支え合い、理解し合うなどお互いにポジティブな影響を与え合うため、仕事や友情、恋愛・結婚などにおいて良好な関係を築くことができるでしょう。
支合の相手とは、結婚生活も円満になると言われていますよ♪
支合と混同されやすい干合とは！？｜結びつくものと起こる変化が異なる
支合と混同されやすい組み合わせとして【干合(かんごう)】があります。
支合が十二支同士の結びつきなのに対し、干合は十干同士の結びつきで、「甲己・乙庚・丙辛・丁壬・戊癸」の5種類です。
干合となる組み合わせは、五行だと【相剋(そうこく)】といって、一般的に一方の五行がもう片方の五行を「剋する＝攻撃する」ことから、片方のエネルギーを弱めてしまう関係とされています。
しかし、その分精神的な結びつきが強く、離れられない相性の良い関係といわれています。
相性をみる場合、支合と同じくお互いに惹き合う関係性となりますが、支合が生活や趣味嗜好といった現実的な相性を示すのに対し、精神や魂を表す十干の結びつきである干合は精神的な相性を示します。
四柱推命で支合する条件とは？
四柱推命の命式には「年柱」「月柱」「日柱」「時柱」の4つの柱がありますが、ここでは影響の大きい「年柱」「月柱」「日柱」の3つに注目します。
支合する条件に関わるのは、各柱の十二支です。
支合が命式の中で成立するための条件は諸説ありますが、その一つの説として「子丑・亥寅・卯戌・辰酉・巳申・午未」のいずれかの組み合わせがあることに加え、いくつかの条件が必要とされています。
そのうち、支合の前提となる条件は次の2つです。
- 支合の組み合わせになる2つの十二支が、命式の四柱の中で隣り合う
例えば、「年柱と月柱」「月柱と日柱」といったように隣り合う柱の十二支が、支合の組み合わせになる必要があります。 - 支合する柱の隣に支冲やさらに支合する十二支がない
例えば、月柱が子・日柱が丑だった場合、年柱に子と支冲となる午、支合する丑がない状態です。
まず、この条件を満たすことで支合が成立します。
この2つの条件を満たし、支合が成立した上で、さらに変化の条件2つを満たすことで五行の性質が変わります。
次に、変化の条件をみていきましょう。
支合して五行の性質が変化する条件
ここからは、五行が変化するためには、2つの条件について説明します。
- 支合する十二支と組み合わさる十干が特定のものであること
支合する十二支ごとに組み合わさる十干は異なり、下表の通りとなります。支合する十二支 組み合わさる十干 子丑 戊、己、丙、丁のどれか 亥寅 甲、乙、壬、癸のどれか 卯戌 丙、丁、甲、乙のどれか 辰酉 庚、辛、戊、己のどれか 巳申 壬、癸、庚、辛のどれか 午未 丙、丁、甲、乙のどれか - 支合する十二支と組み合わさる十干が他の柱の十干と干合していないこと
支合する十二支と組み合わさる十干と干合（甲己・乙庚・丙辛・丁壬・戊癸）する十干を持たない命式である必要があります。（1）（2）の条件を満たした場合に、ある特定の五行の力が強まります。
支合する十二支 強まる五行 子丑 土 亥寅 木 卯戌 火 辰酉 金 巳申 水 午未 火
ちなみに、十二支と十干は、命式のここを見るとわかりますよ♪
支冲とは？
先ほど支合の前提となる条件で出てきた【支冲(対冲・冲)】について解説します。
支冲(対冲・冲)とは、十二支を円形に並べたときに真向かいにくる関係のことです。
支冲の関係の十二支は正反対のエネルギーを持つとされ、価値観の違いなどから物事がまとまりにくかったり、ぶつかり合いが生じやすいなど、互いに反発し合う関係とされます。
ですが、相性などをみていると実際は必ずしもその通りになるとは言いがたく、良好な関係を築いているパターンも多く見受けられます。
真逆だからこそ自分にない面を学ぶことができ、お互いを尊重することで良い刺激を与え合う関係にもなれるからです。
さらに、他の要素で惹き合う組み合わせを持っていることもあるので、一つの側面だけにとらわれすぎず、どのような関係を築きたいかという気持ちを大切にしたいですね。
あなたの命式に【支合】はある？｜6種類の詳細を解説
命式に支合があってその五行の性質が変化するとき、どのような影響を与えるかをあたえるかをみていきましょう。
支合する組み合わせは、「子丑・亥寅・卯戌・辰酉・巳申・午未」の6種類です。
これらの十二支の組み合わせが命式のどこにあるかによって与える影響は変わります。
| 柱 | 影響を与える範囲 | 人生における年齢域 |
|---|---|---|
| 年柱 | 親や目上の人との関係 | 0歳から29歳くらい |
| 月柱 | 仕事 | 30歳から59歳くらい |
| 日柱 | プライベートや恋愛 | 60歳から80歳くらい |
各柱の影響を与える範囲から読み解ける支合の関係性は以下の通りです。
- 月柱と年柱の支合：自分と親や目上の人との関係が良い
- 月柱と日柱の支合：自分とパートナーとの関係が良い
自分の命式に支合がある人は、思いと行動が一致しやすいともいわれています。
命式や運勢の流れを読む基礎知識を
きちんと学び身につけられる
子丑の支合｜土の力が強まる
子丑の支合は、土の中で水を充分に吸った種が芽を出し初めた時のような、目覚めのエネルギーを持っています。
子が持つきめ細やかにフォローできる力と、丑が持つ粘り強さが結びつくことで、より高いレベルで物事を成し遂げていくことができるでしょう。
着実に成果を積み上げていくため、自然と周囲からの信頼も集まります。
年柱と月柱が子丑の場合、柔和でありながら責任感を持って最後までやり遂げる姿勢が、目上の人や親からの厚い信頼に繋がりそうです。
月柱と日柱が子丑の場合、気配りと穏やかで包容力のある人柄で、パートナーと安定した良好な関係を築けますよ。
日柱と時柱が子丑の場合、面倒見が良く温和な性格に加え、アドバイスも上手なため子供や部下など年下からも広く慕われるでしょう。
亥寅の支合｜木の力が強まる
亥寅の支合は、土の中の種の生命力が、木の成長を後押しするような力強いエネルギーを持っています。
亥の決めたことに向け一直線に突き進む力強さと、寅の向上心や決断力が結びつくことで、行動力がさらに加速され、大きな成長と発展を生み出すでしょう。
年柱と月柱が亥寅の場合、物腰は柔らかいものの芯の強さを持ち、一途にまっすぐ向き合う姿が目上の人や親からの引き立てにつながりますよ。
月柱と日柱が亥寅の場合、相手の気持ちを汲み取りながら上手にリードしていくことができるので、厚い信頼関係で結ばれた良きパートナーとなれそうです。
日柱と時柱が亥寅の場合、目標に向かって純粋に突き進む姿が一目置かれ、子どもや部下などから尊敬を集めるでしょう。
卯戌の支合｜火の力が強まる
卯戌の支合は、土の養分を得て成長した木が燃料となり、絶えることなく情熱を燃やし続けられるようなエネルギーを持っています。
奉仕精神たっぷりで優しい卯と忠実さや誠実さを持つ戌が結びつくことで、火の五行の性質が持つ情熱的な要素が加わります。
年柱と月柱が卯戌の場合、堅実さだけでなく熱い思いも伝わり、目上の人や親からそのやる気を買われ、何かと目をかけられる存在になるでしょう。
月柱と日柱が卯戌の場合、相手を思いやり尽くすのが得意という卯戌に共通する魅力に、アピール上手な火の要素が加わることで、自己犠牲とならず相手からの感謝と愛情をしっかり得られますよ。
日柱と時柱が卯戌の場合、愛嬌があり正直な人柄と前向きで明るいエネルギーを持つあなたに、憧れを抱く部下や年下の人が多くいそうです。
辰酉の支合｜金の力が強まる
辰酉の支合は、木が成長し、実を結ぶような成熟したエネルギーを持ちます。
根気強く道を切り開いていく辰と、酉の集中力と確かな実力を求め自己研鑽を惜しまない姿勢が結びつくことで、人が驚く遥か高みまで極めていけるでしょう。
年柱と月柱が辰酉の場合、コミュニケーション能力が高いだけでなく、礼儀正しくまめな姿勢が目上の人や親から可愛がられ、寵愛を受けられそうです。
月柱と日柱が辰酉の場合、じっくり時間をかけて相手との距離を縮めていくので、深い絆で結ばれたパートナーシップを築けるでしょう。
日柱と時柱が辰酉の場合、自分にはストイックでありながら年下や後輩には気配り上手で気を使わせない姿勢で接するため、上下関係に縛られないフラットな関係を楽しめますよ。
巳申の支合｜水の力が強まる
巳申の支合は、火の熱で鍛えられた金属が冷えて水が生じるように、ストイックさとピュアさを兼ね備えたエネルギーを持ちます。
脱皮を繰り返し成長し続ける巳と臨機応変で器用な申が結びつくことで水の五行の性質が持つ知略と分析力が加わります。
年柱と月柱が巳申の場合、要領の良さだけでなく知識に裏打ちされた言動が目上の人や親から頼もしく思われ、気づくと責任ある役を任されていることも多いのでは。
月柱と日柱が巳申の場合、相手の気持ちを汲み取り柔軟に対応することで、相手に安らぎと心地よさを与えます。
理知的で穏やかな関係性をパートナーと築いていけそうですよ。
日柱と時柱が巳申の場合、枠にとらわれない発想力が注目の的となり、子供や部下など目下の存在はもちろん、世代を問わず受け入れられる人気者になるでしょう。
午未の支合｜火の力が強まる
午未の支合は、蕾が花となり、艶やかに咲き誇るような連続した勢いのあるエネルギーを持っています。
午の持つパワフルで人を惹きつける魅力と、未の持つ謙虚さと芯の強さが結びつくことで、多くの人に愛されるカリスマ的リーダーになれるでしょう。
年柱と月柱が午未の場合、堅実な礼儀正しさと臆せず意見を伝える姿勢が、目上の人や親から好感を得て、アドバイスを求められるような一目をおかれる存在となれそうです。
月柱と日柱が午未の場合、華やかで社交的なため多くの人から好意を寄せられますが、心を決めたあとは誠実でひたむきに相手と向き合うため、パートナーからたくさんの愛を受け大事にされるでしょう。
日柱と時柱が午未の場合、温和でたとえ年下でも相手をたてる姿勢を忘れないものの、面倒見の良さと陽気で明るい関わりに、気づけばファンが多くいるなんてこともありそうです。
四柱推命の支合は惹かれ合う関係？支合の人との相性を読み解こう
四柱推命で【支合(しごう)】の相性を持つかどうかは、命式の日支を見ることでわかります。
自分と相手の命式を用意したら、四柱推命の4つの柱の1つでその人の本質を表す「日柱」の十二支を確認します。
日柱の十二支を確認したら、自分の日支と相手の日支を合わせてみましょう。
2人の日支が「子丑」「寅亥」「卯戌」「辰酉」「巳申」「午未」のうちどれかの組み合わせになっていれば支合の関係です。
2人の日支が支合になる組み合わせの場合、同じ世界を共有していることを意味します。
だからこそ、初めて出会ったときから、お互い強く惹かれるものを感じたり安心感を得られるのが支合の相性の特徴です。
支合の関係があると、お互いが困ったときにすぐ助け合えるような、心地よい協力関係を築ける相手となります。
それでは支合の組み合わせごとに、どのような影響があるのかを見ていきましょう。
【子丑】の支合を持つ相性
子は、臨機応変で行動力があり、細やかな気遣いとともにリーダーシップを発揮するタイプ。
丑は、目標に向かってコツコツ努力することが得意で、周りから信頼を得ていく才能の持ち主です。
この2人があわさることで土の五行が強まり、お互いにとって無くてはならない関係になるでしょう。
恋愛では、気遣い上手な子を、丑がしっかり受け止めじっくりと愛を育てていくことで、おおらかで心地良い関係が長続きしそうです。
結婚後は、子の実行力を丑が縁の下の力持ちとしてサポートすることでバランス良く支え合い、お互いの絆を深めます。
穏やかで愛情深い土の性質の後押しを受けることで、家庭的で温かい関係を築けますよ。
仕事では、子の臨機応変な対応力に、丑の堅実さと忍耐強く物事に取り組む力が掛け合わさり、長期的なプロジェクトも着実に安定感を持ちながら遂行していくことができるでしょう。
【亥寅】の支合を持つ相性
亥は、目標に向かって柔軟性を持ちながらも真っすぐに突き進むことができるタイプ。
寅は、決断力に優れたリーダータイプでチャンスを逃さない大胆さを備えます。
この2人があわさることで木の五行が強まり、支え合いながら成長を続けていける関係になるでしょう。
恋愛では、思いを真っ直ぐに伝える亥と、意中と決めたら迷わずアピールする大胆な寅の関係は、ストレートな愛情表現が多い情熱的な恋愛ができそうです。
結婚後は、お互いの信念を尊重しつつ、一緒に困難を乗り越え成長し合える同志のような関係性を築けるでしょう。
仕事では、亥が持つ決めた目標に向けまっすぐ突き進む力に寅のチャレンジ精神が加わることで、新しいアイデアやプロジェクトを形に成果を残すといった活躍が期待できますよ。
【卯戌】の支合を持つ相性
卯は、温厚で愛嬌があり、誰からも愛される人気者タイプ。
戌は、裏表がなく誠実で、勤勉に努力を重ねていける才能の持ち主です。
この2人があわさることで新たに火の五行が表れ、楽しく進む2人の姿が自然と周囲に好影響を与えるような関係になるでしょう。
恋愛では、ともにピュアで誠実な卯戌のペアは周囲を和ませるほのぼのカップルになりそうです。
火の五行の後押しを受け行動力が高まることから、2人で共通の趣味をつくることも関係を深める上でおすすめですよ。
結婚後は、いつも寄り添ってくれる戌と空気を緩め癒しを与えることが得意な卯に火の五行のスパイスが加わることで、新しいことへの挑戦が増え変化のある暮らしを楽しめるでしょう。
仕事では、卯の協調性と戌の義理堅さに加えて火の要素が強まることで、情熱的に目標に向かうことができ、高い成果に繋げられそうです。
【辰酉】の支合を持つ相性
辰は、スケールの大きな目標に向けおおらかに進む姿が周囲を惹きつけるという魅力の持ち主です。
酉は、頭の回転の早さと面倒見の良さで、臨機応変に相手を支えていくタイプ。
この2人があわさることで金の五行が強まり、お互いの世界観を尊重し1番の味方としてサポートしあう関係になるでしょう。
恋愛では、長期的な視野で引っ張っていく辰を、細やかな気遣いと心配りで支えていく酉はまさにベストパートナー。
知的でスマートな大人の恋愛を楽しめますよ。
結婚後は、信頼関係を大切にする辰と、一途に尽くすことが得意な酉は、大きな揉め事は起こりづらく、お互いの感情を上手に整えながら安定した関係を築いていくでしょう。
仕事では、辰のリーダーシップや堅実性に、酉が持つ高い集中力とセンスの良さが加わることで、多くの人に届く新しいサービスを生み出せそうです。
【巳申】の支合を持つ相性
巳は、物事を追求することが得意で、じっくり考え緻密に取り組むことができるタイプ。
申は、状況にあわせた柔軟な対応力と器用さの持ち主です。
この2人があわさることで新たに水の五行が表れ、楽しく進む2人の姿が自然と周囲に好影響を与えるような関係になるでしょう。
恋愛では、決めたことを貫く巳とフットワークの軽い申のペアに周囲は意外に感じるかも。
しかし、新たに生まれる水の五行の後押しでお互いを受け入れる包容力が強まり、思いやりのある優しさに満ちた恋愛ができそうです。
結婚後は、相手の気持ちを汲み取ろうとする冷静さと柔軟な視点が強まることで摩擦は生まれにくく、常に協力し合いながら家庭を築いていけるでしょう。
仕事では、努力を惜しまない巳と、申の要領の良さに水の五行が生まれることで、変化の多い環境や知性を活かせる企画の分野などに取り組むことがおすすめです。
【午未】の支合を持つ相性
午は、明るく華があるため、気づくと輪の中心にいるタイプ。
未は、穏やかで礼儀正しく人当たりは柔らかい一方で、芯の強さが魅力です。
この2人があわさることで火の五行が強まり、一緒にいることで冒険心がかきたてられるような関係になるでしょう。
恋愛では、人気者がゆえにちょっぴり自分を大きく見せがちな午を穏やかで謙虚な未が包むことで、ありのままを見せ合えるパートナーとなれそうです。
火の五行の後押しを活かしてお互いへの気持ちを素直に伝えると、距離がグッと縮まりやすくなりますよ。
結婚生活では、安定感のある未とスピード感のある午の関係はお互いを補い合うことができるでしょう。
火の五行が強まることで、テンポよく明るく笑顔の多い家庭が築けそうです。
仕事では、午のアイデアを未がしっかりサポートするので、スピード感がある二人三脚で目標を成し遂げていくでしょう。
自由度が高い環境のほうが、互いに才能を発揮しやすくなるのでおすすめです。
巡る運気と【支合】する場合を解説
四柱推命では、運気の流れを知ることができます。
巡ってくる運気は、自分が命式にもつ干支と暦の干支をもとに読み解きます。
だからこそ、良い時もあれば、悪い時もありますよね。どちらかに極端に触れることがない状態である「中庸」を大事にしているため、運気にも波が存在するんです。
運気を知ることで、スムーズに乗りこなせるようになっちゃおう♪
運気を知ることで活用していきましょう♪
命式や運勢の流れを読む基礎知識を
きちんと学び身につけられる
運気には、10年周期の大運、1年周期の年運、1ヶ月周期の月運、1日周期の日運などがありますが、期間の長いほうが影響力は強くなります。
支合の運気が巡ってくると、物事が良好に進みやすい時期と捉えることができます。
ここでは、大運と年運に支合が巡ってくる時の解説をしますね。
大運で支合が巡ってくる場合
大運で支合が巡ってくると、身を置く環境や人間関係と調和しやすくなるため、後押ししてくれたり協力してくれる存在との出会いが増え、目標達成に向けたサポートを受けやすくなります。
この時期のおすすめの過ごし方は、自分の思いに素直になることです。
後押しを受けやすいからこそ、積極的に人間関係を築き、周りとの協力関係を深めるとスムーズに思いを実現できますよ。
また、感謝の気持ちを忘れずに目標に向かって努力することで、着実に成功への道が開かれていくでしょう。
年運で支合が巡ってくる場合
年運で支合が巡ってくると、その年に力をいれ取り組んでいることや人間関係において、順調に進みやすくなり、新しく味方になってくれる人との出会いも生まれやすくなります。
おすすめの過ごし方は、積極的に人と会う機会を作ることです。あまり先入観を持たず、柔軟な姿勢で周りと接していくうちに、新しい価値観を得られたり。自分の世界を広げることに繋がりそうです。
また、気になることがあったら積極的に学んだり挑戦してみるのも大事です。
行動を続けることで、支合のエネルギーを最大限に活かすことができますよ。
【支合】は恋愛や結婚に影響？｜支合が巡るときの恋愛運・結婚運を解説
大運や年運で支合が巡るとき、恋愛運・結婚運ともに非常に良くなると言われています。
この時期に出会う人とは、お互いの理解が深まりやすく、信頼関係を築きやすいためです。
出会いを求めている人は、自分から行動を起こすことがご縁を引き寄せるポイント。
「いいな」と感じた場合は積極的にコミュニケーションを取ることで、関係が順調に進展していきますよ。
既にパートナーのいる人は、絆を深めていくことを意識してみて。
思いを伝えることでスムーズにわかりあえたり、2人が納得して進める方法が見つかりそうです。
支合巡るときの恋愛運
運気で支合が巡ると、深い信頼関係を築けるパートナーと出会うチャンスが増えたり、これまで培ってきた関係をより一層深められる機会に恵まれそうです。
誠実でオープンなコミュニケーションを心がけると、運気の後押しを受けやすくなります。
相手の意見や気持ちを尊重し、ともに成長し合う姿勢を示すことで、絆をさらに強めていけるでしょう。
ポジティブなエネルギーが後押ししてくれるこの期間は、積極的にデートや交流の場に参加してみるのもおすすめ。
あなたが思いを素直に表現する様子が魅力的にうつり、好感を持たれやすくなるでしょう。
支合が巡るときの結婚運
運気で支合が巡ると、結婚運が非常に高まるとされます。
仕事や人間関係にも恵まれるため、周りとの関係性を大切にしながら人間関係を育んでいくと、その中から恋愛や結婚に発展するご縁もありそうです。
周りからの評価も高くなることで、自分に対しての自信が出てきて、魅力がさらに増していくでしょう。
そんなあなたに惹かれる人も多くいそうです。
この時期は相性の良い人が見つかりやすいので、将来のパートナーを求めているのであれば、積極的に行動範囲を広げてみるのもおすすめ。
既にパートナーがいる人は、まずは自分にとっての理想の関係性をイメージしてみて。
幸せを掴むために行動すればするほど運気が上昇するため、イメージができたらちょっとずつで良いので動いてみることが開運に繋がりますよ。
【まとめ】支合はあなたの味方として後押ししてくれるサポーター
【支合(しごう)】とは十二支の特別な組み合わせのことで、「子丑・亥寅・卯戌・辰酉・巳申・午未」の6種類でした。
あなたの強みが増して新たな一面が加わるだけでなく、大切な人との関係をより良いものにできる支合の関係。
まずは支合について知ることで、上手に活かしていきましょう。
動画とワークで四柱推命を実践的に学べるよ。
命式や運勢の流れを読む基礎知識を
きちんと学び身につけられる
