命式や運勢の流れを読む基礎知識を
きちんと学び身につけられる
大運が【律音(りっちん)】の時期は、大きな飛躍が見込まれる10年間です。
この記事では、律音(りっちん)の大運の特徴や過ごし方を命式の柱ごとに詳しく解説します。
さらに、大運で律音が巡ってきたときの恋愛・結婚・仕事、特別な相性についても説明します。
律音(りっちん)の大運を上手に活かし、10年間の運気の波を乗りこなしましょう。
Contents
【律音(りっちん)】とは|2倍の力を発揮できるボーナスタイム
四柱推命の【律音(りっちん)】とは、【十干(じゅっかん)】と【十二支(じゅうにし)】の組み合わせである【干支(かんし)】が全く同じ状態です。
同じ干支が重なることで大きなパワーを発揮するとされています。
律音になるケースは、次の3種類です。
- 自分の命式の中にある
- 自分の命式と他の人の命式で生じる
- 巡る運気と自分の日干支で生じる
命式の干支と大運は【律音】の関係にある?|調べ方を解説
四柱推命の命式には「年柱」「月柱」「日柱」「時柱」の4つの柱があり、各柱の干支と大運で巡る干支を確認します。
命式にある干支と大運の干支が【律音(りっちん)】となるとき、どのような影響を与えるかをみていきましょう。
律音となる組み合わせが命式のどこにあるかによって与える影響は変わります。
年柱、月柱、日柱、時柱の4つの柱は「影響を与える範囲」と「人生における年齢域」を示します。
柱 | 影響を与える範囲 | 人生における年齢域 |
年柱 | 親や目上の人との関係 | 0歳から29歳くらい |
月柱 | 仕事 | 30歳から59歳くらい |
日柱 | プライベートや恋愛 | 60歳から80歳くらい |
時柱 | 子どもや目下の人との関係 | 80歳くらいから |
ここでは、特に与える影響が大きいとされる年柱・月柱・日柱で律音となる場合をみていきましょう。
大運と【年柱】が律音となる場合
四柱推命において年柱は、親や目上の人との関係性や、生まれ持った自分の強みを表します。
そのため、年柱と大運で巡る運気の干支が律音の関係になると、親や目上の人からの後押しを受けやすくなります。
やるべきか迷っていることがあったら、ぜひ目上の人に相談してみましょう。
あなたと似た迷いを経験していたり、過去に乗り越えてきた体験について教えてもらうことができそうです。
また、既にあるものを受け継ぎ、発展させていくのにぴったりのタイミングでもあります。
今まで自己流で進めてきたけれど伸び悩んでいるものがあれば、導いてくれる存在との出会いに恵まれそうです。
一方で、別の人が築き上げたものを引き継ぐことで、これまでの自分のやり方を手放さなくてはいけないように感じて葛藤を抱えることも。
どこまで取り入れて、何を自分の核として残すのか整理をしておくと、迷った時の指針になりますよ。
大運と【月柱】が律音となる場合
四柱推命において月柱は、仕事において自分が積み上げてきた経験や立場などを表します。
そのため、月柱と大運で巡る干支が律音の関係になると、仕事や社会との関わりの中でサポートを受けやすくなります。
「やりたいと思って声をあげたことが、ちょうど求められていたことだった」といったように社会の流れとあなたの思いが一致しやすい時期です。
仕事において希望のポジションがちょうど空いてチャンスが巡ってきたり、異動した部署の業務があなたの得意分野だったなんてこともありそう。
自分の望みを口に出すことを意識して行動していくと、運気の後押しを受けられるでしょう。
どうすればみんなの役に立つかを考えて取り組むのもおすすめです。
同じゴールを目指す仲間として、一丸となって頑張っていけますよ。
1人でやるよりも、大きな成果を望めそうです。
大運と【日柱】が律音となる場合
四柱推命において日柱は、プライベートや恋愛を表します。
そのため、日柱と大運で巡る干支が律音の関係になると、自分の内面と深く向き合うことで後押しを受けやすくなります。
自分にとっての幸せは何か考えたり、人生で大切にしたいことや実現したいことを深く考えさせられる出来事に直面するかもしれません。
自分自身を深く理解することで、これから何をすべきかはっきりしていきますよ。
やるべきことが明確になると、達成に向けてぐんぐん進んでいけそうです。
同じ価値観を持った人や、一緒の理想を目指せる人の存在に気づき、頼もしい味方が増えていくでしょう。
困った時にも助けを受けやすいので、差し伸べられた手は遠慮なく掴むことがおすすめです。
その分、周囲への感謝は忘れず、受けた恩は積極的に返していきましょう。
相手のためを思う行動が、お互いの飛躍につながっていきますよ。
命式や運勢の流れを読む基礎知識を
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【律音(りっちん)】の恋愛運・結婚運・仕事運はどうなる?
ここでは、大運で【律音(りっちん)】が巡ってくるときの恋愛運・結婚運・仕事運についてそれぞれ解説します。
大運で律音が巡るときの恋愛運
大運で律音が巡ってくる期間の恋愛は、相性の良いパートナーとの恋愛を楽しめる時期です。
パートナーを探している人にとっては、あなたの理想の相手と出会うチャンスに恵まれます。
どんな相手が理想なのかを積極的に周囲に話しておくと、良い出会いを引き寄せることにつながりますよ。
お付き合いしている人にとっては、相手と同じ思いを共有できていると感じる出来事がありそうです。
新しい趣味を一緒に始めてみたり、少し長めの旅行に行ってみると、価値観が似ていることに気づき、さらに絆を深められるでしょう。
一方で、相手に対して「なんでこうしてくれないんだろう」という思いが募るようになったら要注意。
どんなにパートナーとの相性が良くても、あなたとは違う考えを持つ別の人間だということを忘れてはいけません。
違いを尊重することで、より同じ考えを持っていることの有り難さを感じられますよ。
大運で律音が巡るときの結婚運
大運で律音が巡ってくる期間の結婚は、周りが味方となってあなたの希望が実現していきやすい時期です。
結婚を希望している人にとっては、周囲の後押しを得やすいタイミング。
相手や自分の転勤や転職に伴って結婚が決まったり、近しい人の結婚に影響を受けて自分たちの結婚の話も進むなんてこともありそうです。
結婚生活においては、あなたがしたいことのサポートを家族から得られそうです。
もし、「妻/夫だから」や「母/父だから」を理由に、挑戦をためらっていることがあれば、ぜひその望みを家族に伝えてみて。
想像以上に応援を得られて、トントン拍子にことが進んでいくでしょう。
望んだことが叶いやすい時期だからこそ、時には「私はどうしたいんだろう…」と悩むこともあるかもしれません。
もし、他の人を巻き込んでまで実現したいことなのか迷ってしまったら、シンプルに考えることがおすすめ。
「それをしている私は楽しそうかどうか」を判断基準にして、想像したときにわくわくしたのであれば、トライしてみましょう。
行動することで、運気の後押しをさらに得やすくなりますよ。
大運で律音が巡るときの仕事運
大運で律音が巡ってくる期間の仕事は、大きな飛躍を遂げられる時期です。
あなた自身と、自分を取り巻く社会全体の運気が同じになることから、「自分」=「社会が求めているもの」となるタイミング。
一般的にビジネスとは、社会に求められていることを提供することで成功につながるため、この時期には、社会と調和しながらの大活躍が見込めます。
温めていたアイディアがあるのであれば、実行するのにぴったりの10年間です。
ポイントは、得られた成果を自分だけのものにせず、周囲に還元していくこと。
良いやり方を見つけたらみんなに共有してチーム全体の成果に繋げる、成功したことで得られたチャンスを他の人に譲るなど、みんなと分かち合うことがおすすめです。
あまりにプラスの要素が強くなりすぎると、反動でマイナスなことが起こる可能性も考えられます。
それを防ぐためにも、自分1人ではなくみんなで実りを得ていく姿勢が大切なんですよ♪
大運【律音(りっちん)】は相性にも影響?大運と相性の関係を解説
ここでは、大運【律音】と相性の関係について解説します。
「自分の日干支が相手の大運の干支と同じ」または「相手の日干支が自分の大運の干支と同じ」だと、互いに良い影響を与えあうとされています。
命式の日干支はここで確認しよう!
ここでは、それぞれのケースにわけて詳しく説明します。
自分の日干支が相手の大運の干支と同じ場合
自分の日干支と相手の大運の干支が律音となる場合、相手の運気をアップさせられるといわれています。
「自分の日干支=自分の本質」と「相手の大運=相手の人生の流れ」が一致するため、自然と相手が人生の波にスムーズにのるためのサポートができるのです。
物事を進めるときに、「今ここで手助けしたらきっと助かるだろうな」というのがなんとなくあなたにはわかるため、頼もしいパートナーとなれるでしょう。
あなたの支えを受けて、相手の成功する可能性が高まります。
サポート役を担うことが多いものの、あなた自身が無理をして裏方に徹するというよりは、自分にとっても心地よい役回りを果たしたら、結果的に相手のためになっていたということが多そうです。
相手がうまくいくことで、あなたにも恩恵があるというwin-winの関係を築けるでしょう。
相手の日干支が自分の大運の干支と同じ場合
相手の日干支と自分の大運の干支が律音となる場合、相手のサポートを受けあなたの運気がアップするといわれています。
「相手の日干支=相手の本質」と「自分の大運=自分の人生の流れ」が一致するため、あなたが自分の人生の波にスムーズにのるためのサポートを受けられるのです。
あなたがやろうと思ったことに対して、ちょうどそれを得意とする助っ人が現れたら、あなたの大運の干支を日干支として持っている人かもしれません。
そんなときは、無理にあなた1人でやろうとせず、相手を頼るのがおすすめです。
適材適所で分担しながら取り組むことで、成果に繋げやすくなりますよ。
成果が出た時は、忘れずに相手に感謝を伝えることが開運のコツです。
【月柱律音】や他の律音の相性について知りたい人は、こちらの記事がおすすめだよ♪
【まとめ】大きな飛躍が見込まれるチャンスタイム
大運で律音が巡ってくる10年間は、行動することで大きな成果に恵まれやすくなる時期のことでした。
律音とは、同じ干支をもつ組み合わせのことです。
つまり、あなたの本質を示す日干と、社会の流れを示す大運が律音になることで、社会と調和しながら発展を遂げることができるタイミングなのです。
一方で、自分自身について深く向き合うことを求められる期間でもあります。
自分が本当にやりたいことは何かを明確にし、その実現に向けて行動することで、運気の後押しを受けられるようになりますよ。
動画とワークで四柱推命を実践的に学べるよ。
命式や運勢の流れを読む基礎知識を
きちんと学び身につけられる