命式や運勢の流れを読む基礎知識を
きちんと学び身につけられる
この記事では、四柱推命の命式に【偏財・印綬】がある人の特徴をお伝えします。
偏財(へんざい)と印綬(いんじゅ)が両方ある人や多い人、少ない人の性質も詳しく解説。
命式に【偏財・印綬】の並びがある人の性格や才能も読み解いていくので、記事を読みながらあなたが持っている強みを深めていきましょう。
Contents
【偏財・印綬】は四柱推命の通変星で【財・知性】を象徴する星
【偏財(へんざい)】と【印綬(いんじゅ)】は、それぞれ四柱推命の【通変星(つうへんせい)】のうちのひとつです。
通変星(つうへんせい)とは、自分が持って生まれた強みや才能を表す星です。
通変星は10種類あり、それぞれの星の性質によって以下のように分類されます。
| 星のグループ | 正統派の星 | 型破り派の星 |
| 自我の星 | 比肩(ひけん) | 劫財(ごうざい) |
| 表現の星 | 食神(しょくじん) | 傷官(しょうかん) |
| 財の星 | 正財(せいざい) | 偏財(へんざい) |
| 実行力の星 | 正官(せいかん) | 偏官(へんかん) |
| 知性の星 | 印綬(いんじゅ) | 偏印(へんいん) |
「正統派の星」は、物事に対して正面突破で取り組んでいく性質を表し、「型破り派の星」はあまり人が思いつかないような型破りな方法で取り組んでいくタイプを表します。
また「自我の星」「表現の星」「財の星」「実行力の星」「知性の星」は、それぞれの星が何を大切にしているかを表しています。
「財の星」は、「人脈・財産」、
「知性の星」は、「探究心・向上心・興味好奇心・地位」を大切にしている星なんだ。
偏財(へんざい)と印綬(いんじゅ)には、それぞれどのような特徴があるのか見ていきましょう。
【偏財(へんざい)】はお金や人を柔軟に大きく動かす星
通変星の【偏財(へんざい)】は、「財の星」であり「型破り派の星」です。
お金や人を柔軟に大きく動かしていくような性質と、多趣味多才・気遣い・柔軟性をテーマに持ちます。
偏財(へんざい)を命式に持つ人は、奉仕精神がある聞き上手。
まさに気遣いのプロのような人です。
また、使えば使うほど人脈や財産を豊かにしていくようなお金の使い方ができます。
【印綬(いんじゅ)】は勉強や探求をしながら知識を積み上げていく星
通変星の【印綬(いんじゅ)】は、「知性の星」であり「正統派の星」です。
勉強や探求をしながら知識を積み上げていくような性質と、学問・名誉・思いやりをテーマに持ちます。
印綬(いんじゅ)を命式に持つ人は、ものごとをじっくり考えることが得意なタイプ。
優しさをもち愛情深く相手と向き合えるので、自分が理解したことを誰かに教えることも上手です。
命式に【偏財・印綬】が両方ある人・多い人・少ない人の特徴
四柱推命の命式に【偏財(へんざい)】と【印綬(いんじゅ)】が両方ある人、多い人、少ない人の特徴を解説していきます。
あなたの命式に偏財(へんざい)と印綬(いんじゅ)がいくつあるのかを確認してみましょう。
「偏財」と「印綬」がどれくらいあるのか見てみてくださいね。
命式に偏財(へんざい)と印綬(いんじゅ)はありましたか？
それでは、偏財(へんざい)と印綬(いんじゅ)が両方ある人、多い人、少ない人の特徴をそれぞれ読み解いていきましょう。
【偏財・印綬】が多い人｜偏財・印綬が各2つ以上ある場合
四柱推命の命式に【偏財(へんざい)】と【印綬(いんじゅ)】が多く、各2つ以上ある人は、多くの人に慕われる先生のようなタイプです。
勉強熱心で探究心が強く、豊富な知識に裏打ちされたアドバイスを惜しみなく伝える優しさを持っています。
さらに穏やかな人柄で相手の懐にすっと入れるので、的確に響く伝え方で相手を動かすことができるでしょう。
一方で相手を尊重しすぎて我慢してしまったり、過保護になってしまう側面も。
長期的な視点で見守りながら多くの人と接すると、スキルアップに繋がりますよ。
また、お金を使って増やすことが上手なので貯めるよりも使うことを意識してみましょう。
誰かのために使うことも良いですし、資産運用などを学ぶこともおすすめです。
【偏財・印綬】が両方ある人｜偏財・印綬が各1つずつある場合
四柱推命の命式に【偏財(へんざい)】と【印綬(いんじゅ)】が各1つずつ両方ある人は、誰からも愛されるオールラウンダーです。
好奇心旺盛で、何事にも挑戦してみるフットワークの軽さが魅力。
興味をもったことを持ち前の向上心で高めていくため、”気づくと複数分野でプロレベル”という多才な人も多いでしょう。
さらにボランティア精神が豊富で尽くすことが好きなので、他者に教えることも上手。
惜しみなく知識を共有することで、周囲からさらに慕われていきますよ。
お金を使う機会も多いですが、本能的にお金の使いどころをキャッチする才能があるので、一時的に出費が増えても大丈夫。
大きく使うことで大きく増やすことができます。
【偏財・印綬】がどちらか一方だけある人
四柱推命の命式に【偏財(へんざい)】または【印綬(いんじゅ)】がどちらか一方だけある人は、一方のみの性質を持っていると読み解けます。
【偏財(へんざい)】を持つ人は、人当たりの良い人気者です。
興味領域が広く多趣味なタイプなので、気になったことにはどんどんチャレンジしていきます。
新しい世界に飛び込むことで多くの人と関わりが生まれ、幅広い人脈を築くことできる人です。
【印綬(いんじゅ)】を持つ人は、知識が豊富で思いやりにあふれる人です。
地に足がついており、目標達成に向け着実に進んでいくまじめさはあなたの素晴らしい才能です。
あまり手を広げすぎず、「これ」と決めたことを突き詰めていくことで満足感を得られます。
持ち前の愛情深さを活かして、習得した知識を誰かに教えることも得意です。
【偏財・印綬】がどちらもない人
四柱推命の命式に【偏財(へんざい)】と【印綬(いんじゅ)】がどちらもない人は、直感に従って、1人でものごとを進めていくことが得意なタイプです。
既に確立された分野ではなく、自分で新たな分野を切り拓く力を持っています。
ピンときたことがあったら周囲の反対があったとしても、思いきって挑戦してみるとよいでしょう。
自分のやりたいことに熱中することで、大きな成果を生むことができます。
集中力と意思の強さが魅力ですが、マイペースな人だと思われることも。
行き詰まったときは、信頼のおける誰かのアドバイスをもらうことで新たな視点を手に入れられそうです。
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命式の月柱に【偏財・印綬】の並びがある人の性格・仕事・恋愛
四柱推命では、月柱の蔵干通変星を「中心星」といい、特に重要視します。
中心星はあなたの内面や精神性を表すもので、才能の中心や性格傾向などが読み解ける星です。
そして、中心星の上にある通変星は、行動パターンや人から見た印象に影響を与えます。
月柱の通変星と蔵干通変星を読み解くことで、その人の性格や才能、適職など、さまざまな可能性が見えてくるのです。
今回は、月柱の通変星と蔵干通変星に【偏財(へんざい)】と【印綬(いんじゅ)】の並びがある人の特徴について解説していきます。
①に「偏財」、②に「印綬」がある人が当てはまりますよ。
あなたの命式に偏財(へんざい)・印綬(いんじゅ)の並びはありましたか？
次からは、偏財(へんざい)・印綬(いんじゅ)の並びを持つ人の基本的な性質について解説していきます。
【偏財・印綬】の並びがある人の基本性格
月柱の通変星が【偏財(へんざい)】、蔵干通変星が【印綬(いんじゅ)】の人は、面倒見が良くサービス精神旺盛な努力家です。
「どうしたら相手が喜ぶかな？」と考え、相手を優先した行動をします。
相手をじっくり観察し、喜ばせるためには惜しみなく時間もお金も費やす優しい人です。
利他精神にあふれた行動が自然と人望を育み、結果的に費やした以上の人脈や財を築くことができます。
興味をもったらすぐ行動するタイプに見られがちですが、実は心配性で失敗を強くおそれるため、自分の中で「やりたいけど、やれない」といった葛藤を抱えることも。
「やるか、やらないか」で悩むのではなく、失敗しないための対策を考えると一歩踏みだす勇気を持てますよ。
持ち前の深く考えられる力を活かすことで、不安とうまく付き合いながら進んでいくことができるようになるでしょう。
相手を思って行動できる愛の深さと向上心を活かし、次世代を育てることができる人です。
学んだことを誰かに繋げ、成長のサポートを行うと、より大きな実りを得ることに繋がります。
【偏財・印綬】の並びがある人の仕事・適職
月柱の通変星が【偏財(へんざい)】、蔵干通変星が【印綬(いんじゅ)】の人は、相手にわかりやすく教えたり説明することが上手な人です。
相手にぴったりのタイミングで、理解度にあったちょうどよい情報を分かりやすく伝えることができるので、接客業や営業職、教育・育成に携わるといきいきと活躍できるでしょう。
自分がプレーヤーとして前に出るだけでなく、教育係として後輩をサポートしたり、上司として部下のマネジメントを行うことも得意です。
興味領域が広く学ぶことが好きなため、複雑なことや情報量が多いことも意欲的に取り組めます。
気づいたら「困った時にまず相談する相手」として周囲から信頼されていることもあるかもしれません。
投資信託や保険など説明の難しい商品を扱う営業職、新入社員や中途社員の教育・研修担当、ひとりひとりの習熟度にあわせた個別指導の先生、専門知識が要求されるジャンルの通訳や翻訳、製品の使い方をフォローするカスタマーサポート
【偏財・印綬】の並びがある人の恋愛・結婚
月柱の通変星が【偏財(へんざい)】、蔵干通変星が【印綬(いんじゅ)】の人は、相手を成長させられる内助の功タイプ。
褒め上手で聞き上手なため、気づくと多くの人から好意を持たれることも多いでしょう。
社交的ですが、パートナーとなる相手はじっくり見極めたいという思いが強いため、好きになるまでに時間がかかることも。
根は変化より安定を求める部分もあるので、最初はぐいぐい引っ張ってくれる相手のほうが関係性は深まりやすいです。
相手をやる気にさせることが得意なため、パートナーとともに自分も成長していくことで、お互いに高め合える関係性を築けます。
また、不安を感じたときに背中を押してくれるようなパートナーだと、あなた自身の世界が広がりますよ。
ワクワクしてきました！
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初心者でも楽しく四柱推命を学べますよ。
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命式の月柱に【印綬・偏財】の並びがある人の性格・仕事・恋愛
四柱推命では、月柱の蔵干通変星を「中心星」といい、特に重要視します。
中心星はあなたの内面や精神性を表すもので、才能の中心や性格傾向などが読み解ける星です。
そして、中心星の上にある通変星は、行動パターンや人から見た印象に影響を与えます。
月柱の通変星と蔵干通変星を読み解くことで、その人の性格や才能、適職など、さまざまな可能性が見えてくるのです。
続いては、月柱の通変星と蔵干通変星に【印綬(いんじゅ)】と【偏財(へんざい)】の並びがある人の性格や才能、適職、恋愛傾向について読み解いていきましょう。
命式で印綬と偏財の位置を調べてみてくださいね。
あなたの命式の月柱に印綬(いんじゅ)・偏財(へんざい)の並びはありましたか？
次からは、印綬(いんじゅ)・偏財(へんざい)の並びを持つ人の基本的な性質について解説していきます。
【印綬・偏財】の並びがある人の基本性格
月柱の通変星が【印綬(いんじゅ)】、蔵干通変星が【偏財(へんざい)】の人は、知識とセンスで相手に尽くし、財をなす人です。
サービス精神にあふれ、かゆいところに手が届く対応を自然に行えます。
豊富な知識を活かして、相手の要望を叶えることができる才能の持ち主です。
人と関わることで新しいことに出会い、世界がさらに広がっていきます。
お金を大胆に使いながら、豊かな人脈で豊かな財を生み出していくでしょう。
お金を使うことに不安を感じるときは、必要な投資かどうか長期スパンで考えて判断すると、お金だけではない豊かさに恵まれそうです。
1つのことを突き詰めることが得意と思われがちですが、興味の赴くままにざまざまなことに挑戦したいという性質も持っているため、「何事も中途半端になってしまった」という思いを抱えることも。
「始めたこと全てでプロフェッショナルを目指さなくても大丈夫」と気持ちにゆとりをもって、自分の中で「ここまではやる」というラインを決めておくと、前向きに次の挑戦を始められますよ。
【印綬・偏財】の並びがある人の仕事・適職
月柱の通変星が【印綬(いんじゅ)】、蔵干通変星が【偏財(へんざい)】の人は、相手のニーズを的確に見極め、満たせる人です。
相手が求めていることを汲み取ることが得意なため、仕事でも人と接する要素があると、才能を発揮することができます。
サービス精神も旺盛で「喜んでもらいたい」という気持ちを強く持っているので、相手の反応を直接見られる環境だとやりがいを感じられそうです。
興味の幅が広いゆえに、同じことの繰り返しだと飽きてしまうことも。
常に勉強を続けられる変化のある仕事や、状況にあわせて臨機応変に対応できる仕事、多くの人と接する機会がある仕事だと、長期間にわたって楽しく取り組みながらスキルアップしていくことができるでしょう。
別の部署へ異動したり、副業をすることもおすすめ。
ひとところに留まらず柔軟に行動することで、想像以上の成果につながっていきそうですよ。
高いおもてなしを要求される老舗旅館や高級ホテルの接客、さまざまな要求に応える必要があるベンチャー企業のオンライン秘書、お客様の声を活かした商品開発職、会社説明会やイベントなどで自社を売り込む必要がある採用担当、お客様に最適なものを一緒に考えるセールスサポーター
【印綬・偏財】の並びがある人の恋愛・結婚
月柱の通変星が【印綬(いんじゅ)】、蔵干通変星が【偏財(へんざい)】の人は、みんなから愛されるクラスのマドンナタイプです。
相手の求めていることがわかり、尽くすことも好きなため好意を持たれる機会は多いでしょう。
ちょっぴり八方美人な面もあるので、2人の時間を意識的に作ったり、パートナーを特別扱いしていることを相手にわかるように伝えるようにすると関係が安定します。
一方で、多くの人と接することに楽しさを感じるので「特定の人」を作ることに関心がない人も。
常に新しい世界を見せてくれる相手や、お互いの自由を尊重するタイプとは良い関係性を築けます。
一緒にいることで好奇心が刺激され、「お互いの世界が広がる」と感じられると、長く続くパートナーシップを育んでいけるでしょう。
命式や運勢の流れを読む基礎知識を
きちんと学び身につけられる
