星読みテラスでは、読者さんや星よみ協会の無料講座の受講生さんに「星読みの勉強方法」についてアンケートを実施!星読み好き約600人の声を集めました。今日から真似したくなるアイデアが盛りだくさん♪ 全5回のシリーズでお届けします。
星読みライターの浜田有希です。
占星術を学び始めると、専用の勉強ノートを用意する方も多いのではないでしょうか。
今回は、星読みライター3名と読者代表1名に、星読み初心者のころに使っていた勉強ノートを見せてもらいました!
ノートを通じて「星読みを深める方法って十人十色なんだ!」と驚きましたよ。
4名のノートの写真と勉強エピソード、ぜひ参考にしてみてください。
(原稿内の情報は2021年1月時点です)
Contents
勉強開始から1年で100名以上にセッション提供!超行動派のノート
まず紹介するのは、星読みライターの山元さおりさん(30代・女性・蠍座)です。
山元さんは、星読みの勉強を本格的に始めてからわずか約3ヶ月後に、SNSを通じて星読みセッションを開始したという、超・行動派です。
しかも1年以内で100名以上のホロスコープを読み解き、テキストメッセージやビデオ通話でセッションを行ったそう!
とことんのめり込むのは、まさに蠍座さんならではですね。
「自分の言葉」で伝えるためにノートで表現を磨く
そんな彼女が、学び始めに書いていたノートがこちら。
まずは12サイン(星座)の特徴を理解するために、サインごとにページを作ってまとめたそうです。
このページは獅子座の特徴について、「話し方に説得力がある」「自らの演出家」「自然と人が集まってくる」などさまざまな表現で書かれています。
山元さんコメント
私の勉強方法はYouTubeで星読みに関する動画を見ることだったのですが、いろんな動画を見ていくうちに、同じサインでも人によって表現が違うんだと気づきました。
そこで自分にとってしっくりくるフレーズをサインごとに集めてみて、そのサインのイメージをつかんでいきました。
ただフレーズを集めただけでなく、星座の区分や支配星の情報も入っていて、12サインを体系的に理解していったことがうかがえます。
この勉強方法は、のちにセッションを提供する際にもとても役立ったそうで、
「このクライアントさんにはどう伝えるのがいいかな」と考える際、このページを眺めながら表現をカスタマイズしていったそうですよ。
セッションでよく聞かれる「仕事運」の占い方を整理
星読みセッションをハイペースで行いながら、学びを深めていった山元さん。
経験を積むうちに、より実践的な内容をノートにまとめるようになったそうです。
こちらは、仕事運の占い方についてまとめたページです。
山元さんコメント
セッションで特にリクエストが多かったのは仕事運と恋愛運。
回数を重ねるうちに、クライアントさんのお悩みにもっと深く答えたいな、と思うようになりました。
そこで、自分の中で理解が曖昧だったり、見る優先順位が決まっていなかったりする箇所をノートに整理しました。
たとえば仕事運なら、セッション開始当初はホロスコープの太陽、2ハウス、MCから占っていたそうですが、
読み取る情報を広げるために「労働」の6ハウス、「社会的成功」の10ハウスにも注目。
そして2つの違いを「ライスワーク(食べるため)「ライフワーク(生きがい)」とまとめています。
山元さんコメント
最初は太陽、MC、6ハウス、10ハウスはどれも『仕事』とひとくくりにしてしまっていたのですが、こうして違いを整理したり、自分のホロスコープを読み解いてみたりすることで、セッションを充実させていけました!
面白いほどイメージが膨らむ!今すぐマネしたい「ふせん」で星読み
次にご紹介するのは、星読みテラス読者のfuuさん(30代・女性・魚座)です。
星読み歴は半年ほどだという、fuuさん。
星読みテラスのInstagramアカウントに、「星読みテラスのホロスコープを使って勉強していますよ!」と
写真を送ってくださったことがきっかけで、勉強方法について聞かせていただきました。
余白にたっぷり書き込める星読みテラスのホロスコープを印刷
fuuさんは、星読みテラスのホロスコープを何枚も印刷して勉強に活用しているそうです。
このうち、余白にびっしりと書き込んだ1枚を見せていただきました。
fuuさんコメント
このホロスコープには、本やインターネットから集めたキーワードから自分でひらめいたイメージまで、雑多に書き込んでいきました。
日々勉強しながら書き足し、書きすぎてわけがわからなくなったら、また新しいホロスコープにまとめ直して……を繰り返してできあがったものです。
このほか、何も書き込んでいない状態のものを手元に置いたり、手帳に挟んだりもしていますよ。
1枚の紙に、かなり多くの情報が整理されていますね!こんなに活用してくださって、スタッフ一同とっても嬉しいです。
星読みテラスでホロスコープを作ると、A4サイズのPDFで印刷できます。余白も多いので手書き派におすすめ!
また、難しい設定は一切ナシで作成できたり、天体やサイン(星座)の名前が漢字で書いてあったりするのも、初めての方に好評です。
無料で作れるので、ぜひ勉強用にご活用くださいね。
「ふせん」を使うだけで読み解きがスイスイはかどるようになった
星読みの勉強で多くの方がつまずくのが、天体・サイン(星座)・ハウスの意味を総合的に読むという点です。
これにはfuuさんも悩んでいましたが、「ふせん」を使う勉強方法で驚くほどスムーズに読めるようになったそうです。
こちらは「太陽」についてまとめたページ。情報がたくさんの「ふせん」に分けて書いてあります。
そしてこちらは、「牡羊座」のページ。12のハウスについても、同様のページがあります。
これらのふせんをどう使うのでしょうか?
fuuさんコメント
ホロスコープを読むときは、たとえば「太陽」「魚座」「3ハウス」のように、読みたい要素のふせんを一か所に集めてきます。
それらを眺めて読み解きのイメージをふくらませているんです。ペタペタ貼っていくだけなのに、断然イメージを掴みやすくなりました!
また、この方法なら毎日数分だけでも星読みに触れる時間を作れるところもお気に入りです。
なるほど、fuuさんのふせんテクニックを使えば、天体・サイン・ハウスの情報を、好きな組み合わせで一覧できますね。
頭の中でウンウン考え続けるより、見える形で目の前に置くことでひらめきが促されそうです。
これはすぐにマネできますね!
自分に合った学び方を見つけたいな♪
詳しくはこちらを見てみてくださいね。
毎日の星を感じる&書き留めることで上達!
ここまでご紹介したお二人は、「知識・情報を整理する」ことで星読みの学びを深めていましたが、
星読みライターの中でもセッション経験豊富な保城香奈さん(40代・女性・乙女座)は、「毎日の星のエネルギーを感じる」ことで上達したといいます。
その方法とは「ふりかえり星読み」というもの。保城さんはどのように行っていたのでしょうか?
保城さんコメント
まず、宇宙を運行する天体(トランジットの天体)の動きを事前にチェックして、どれか2つの天体が「0度」「180度」になる日に注目します。
そして、当日どんな出来事があったか、心や体にどんな感覚があったかなどを書き出してみました。
保城さんは、感覚・直感重視の「太陽を中心とした星読み(ヘリオセントリック占星術)」を学ぶ中でふりかえり星読みを実践していたそうです。
ふりかえり星読みとは、天体どうしがある角度(0度、180度)をつくるとき、自分の身の回りではどんなことがあったか、どんな気持ちになったかをふりかえってみる、というもの。
そのときにどんな影響があるのかは人それぞれですが、そのときの状況や気持ちをふりかえってみることで、実体験をもとに感覚的に星の意味をキャッチしやすくなるそうです。
一方、星読みテラスで紹介しているのは「地球を中心とした星読み(ジオセントリック占星術)」ですが、こちらでもふりかえり星読みは実践できますよ!
日々移り変わる天体のサインや位置関係を意識するという方法がいいでしょう。
では、保城さんが綴ったメモを拝見しましょう。
水星と木星が0度になった日、保城さんは星からこんなメッセージを受け取ったそうです。
さらに、このメッセージを自分の日常に落とし込んで、書き留めています。
※ ヘリオセントリック占星術では天体の意味が少し異なります。
また、「結び」とは0度のことです。
「苦手意識をもっていたことはいつの間にか克服していたし、人のつながりの豊かさまで受け取っていたんだ」という気付きの日だったようです。
保城さんはこの方法で感覚を言語化する練習を積み、星読みのプロになっていきました。
さらに、ふりかえり星読みにはこんなメリットもあるそう。
保城さんコメント
「0度や180度の当日より、少し前に影響を受けることが多いな」といった自分ならではの感覚も掴めてきました。
また、感じたことをSNSに書いてみると、星読み仲間から「私はこうだったよ」とコメントをもらえるので、感覚を養うのに役立ちますよ。
これから始めてみたい方は、まずは新月や満月の日についてどんな影響を受けたか書き留めてみてはいかがでしょうか。
星読みテラスの新月・満月の記事もぜひ参考にしてみてくださいね。
もっと感覚的に星をつかめるようになれるんだね!!
詳しくはこちらを見てみてくださいね。
動画講座での独学は繰り返し視聴&ノートを書いて「なるほど!」
最後に紹介するのは、星読みライターのkozueさん(40代・女性・射手座)です。
2020年夏、「星を使いこなせちゃう無料講座(当時)」という無料講座から星読みの勉強をスタートしたkozueさん。
それから半年も経たないうちに、縁あって星読みテラスを作るメンバーになっちゃった!というスピード展開を迎えた方です。
kozueさんは以前のご自分について「自己否定することが多かった」と振り返りますが、星読みを学んでからは自分を受け入れて前向きに変われたそうですよ。
動画は【楽しむ→疑問に気づく→ノートに書いて納得】で勉強
多忙な日々を過ごしていたkozueさんにとって、「星を使いこなせちゃう無料講座」で学ぶ時間は「自分へのごほうび」。
毎日22時から1時間は星読みタイムと決めて、講座の動画を見ていたそうです。
しかし、ただ見ているだけでは内容が定着しないと感じて、動画の内容をノートに書き留めたといいます。
※2020年夏時点の講座内容です
kozueさんコメント
講座は、細かい知識より先に「星読みの世界観・枠組み」を学ぶ内容でした。この回のノートは「自分らしさのキーポイントとなる4天体のチームワーク」についてまとめました。
私の勉強方法は、1回目は単純に楽しく見て、2回目に引っかかる点が見つかり、3回目にノートをまとめてみる、というもの。聞くだけでわかったつもりの部分も、面倒くさがらずにノートに書き出すと「なるほど!」と腑に落ちることが多かったです。
※2020年夏時点の講座内容です
動画は忙しい人でも「ながら学習」ができる便利なツールですが、インプットだけでなくアウトプットもセットで行うことで、学習の成果はもっと高まります。
本当に理解できたかを点検する意味でも、講座内容をノートにまとめてみることはおすすめですよ。
【まとめ】星読みノートは世界にひとつで最高の教材になる
「これはマネしたい!」と思える星読みノートはありましたか?
今までインプットを中心に勉強してきた方は、ぜひアウトプットとしてノートを活用してみてください。
あなたが上達するために本当に必要な内容だけ詰まった、オリジナル教材ができあがりますよ。
次回は、星読み初心者さんがを独学で上達するためにおすすめの良書を、アンケート結果や星読みライターのセレクトからご紹介します。