星読みテラスでは、読者さんや星よみ協会の無料講座の受講生さんに「星読みの勉強方法」についてアンケートを実施!星読み好き約600人の声を集めました。今日から真似したくなるアイデアが盛りだくさん♪ 全5回のシリーズでお届けします。
星読みライターの山元さおりです。
これまでの記事では、星読みの王道の勉強方法や深め方などをお伝えしました!
今回は、星読み好き600人の「ブレイクスルーのきっかけ」をご紹介します。
「これで星読みが上達した、コツがつかめた」というエピソードをアンケートでお寄せいただきました。
学びを深めた先の「どうすれば星読みがスイスイできるようになるの?」という疑問にお答えしていきます!
Contents
星読み上達ポイント①鑑定結果を相手に伝える
アンケートでブレイクスルーのきっかけをお聞きしたところ、「鑑定した結果を相手に伝える」という声を多くいただきました!
- 仲の良い友人や家族の星を読み、文字に起こした後にZoomで鑑定すると、どんどん質問がくるので、それに答えているうちに形になっていました。頭でこんがらがっていた情報が、言葉にすることで自分が納得して進めると気付いた。(40代・女性・蠍座)
- お友達の星読みをすることで、たくさんのホロスコープをみる機会が増えたことと、何についてと質問が入ることで深掘りが増えていろんな見方ができるようになった。(女性・40代・乙女座)
ホロスコープを数多く読み解くことはもちろん成長につながりますが、鑑定結果を自分だけが見て終わり、にしていませんか?
星読みは、相手を目の前にして鑑定をすることで、より上達していきます。
なぜなら、セッションをしはじめると、「予想外の質問」や「疑問」に出会うからです。
その予想外の質問や疑問に答えていくことで、学びをぐっと深め、ホロスコープを読み解くコツをつかんでいけるでしょう!
私もセッションをはじめたころ、「それはまだ勉強していない……」というような事を質問され、ヒヤッとした覚えがあります。
でも、質問がくるたびに新たな知識を習得していけたので、振り返ってみれば感謝の気持ちでいっぱいです!
仲のいい友人や、家族へのセッションであれば、答えられない質問に対して「わからない」とハッキリ伝えることができます。
あとで調べて質問に答えることもできるので、安心ですよね。
また、ホロスコープを文字に起こすだけより、言葉で伝えてみることで、実際のセッションのイメージや伝え方もつかめていくのでおすすめです。
「勉強が不完全でも、できることから小さく始めた」という方からは、こんな声をいただきました。
- 友達や家族に、まずは月星座・太陽星座だけから、そのサインとハウスからどういうことが読めるのか伝えたところ、納得してもらえたこと(完璧ではなくていいので、アウトプットが大事だと分かった)。(40代・女性・蠍座)
- 不完全なまま出してみる、それもかなりちょっとずつのアウトプットでしたがこれをやってきたことが土台になって「誰かに提供してみよう」と思えるようなったんだと思います。ノートなどに書くのもアウトプットの練習としてやっていて勿論それも良かったのですが、誰か読み手がいることを考えながら書くのは量が少なくても時間も労力もずっとかかってかなり力になってくれたと思います。(40代・女性・牡羊座)
学び始めのころは、読み解きに自信がないし、まだこれだけの情報じゃ伝えられない……と思いがちですが、小さなアウトプットをしていくってとても大切。
自分では「まだこれだけの情報しか覚えていない」と思っていても、星読みを知らない相手にとっては「知らなかった情報」で、
伝えてあげることで新しい発見ができるはずです。
私も最初は「まだ鑑定なんてできない……」と思っていましたが、仲のいい友人を鑑定した際に「もう仕事にできるよ!」と背中を押され、
そこから鑑定モニターを募集しはじめ、1ヶ月で40人近くを鑑定することになりました!
アウトプットしながら学ぶことで上達し、コツや感覚をつかめていきます。
まずは小さなアウトプットから始めてみてくださいね♪
星読み上達ポイント②数をこなして解釈や感覚をつかむ
「量は質に転化する」という言葉があるように、鑑定の数をどんどん積み重ねることで
自分なりの「感覚」や「解釈」をつかんだ、というご意見も多くいただきました!
- 実践あるのみ!セッションを重ねていたらある日解釈がわかるようになってきた。(30代・女性・天秤座)
- 数をこなすうちに、人物像が想像できるようになってきた。(40代・女性・蟹座)
星読みは、知識の暗記だけでは読めない奥深さがありますよね。
もちろん天体やサイン(星座)、ハウスなど基本的な知識を覚える必要はありますが、
「天体やサインがその人にとって何を象徴するのか」「どんな表現が心に響くのか」は相手によって変わります。
私も最初は、主要の天体である太陽星座や月星座の意味、アセンダント、MCなどを一つひとつ調べながら読み、伝えることから始めました。
それを何度も繰り返すうちに、相手の特徴がホロスコープのどこに現れているかを
瞬時に見つけられるようになり、人物像をイメージできるようになったのです。
また、その人の持つ太陽の意味や可能性を自分の言葉で伝えることもできるようになりました。
「ホロスコープは人によってまったく違う」とよく言われますが、数をこなしていくことで身をもって理解できます!
「その人の特徴がどこにあるのか」「どんなメッセージが隠されているのか」。
そんなことを考えながらホロスコープを読み解くと、自分なりの解釈や、自分の感覚をつかんでいけるでしょう。
- ホロスコープ全体を暗記でなくイメージで見れるようになってから解釈が広がりやすくなったと思います。(50代・女性・蟹座)
学び始めは、まず天体やサイン(星座)、ハウスなどの一つひとつの情報を暗記することから始める人が多いのではないでしょうか?
そして、いざ読もうとすると「どう組み合わせていいかわからない」とつまずきがちです。
そんな時におすすめなのは、細部に注目する前に、ホロスコープの「枠組み」をとらえてイメージを広げる方法です。
「枠組み」とは、星座の二区分・三区分・四区分のこと。
例えば、四区分(火・風・地・水)で見ると火のエレメントが多い場合は「直観的で行動力、表現力のある人」、
次に地のエレメントもあれば「安定志向で現実的」な要素も持っているといえます。
一見相対している要素に思えるので解釈に迷いますが、これらの要素を持った人を自分の感覚でイメージしてみるとどうでしょうか?
- 物事を現実的にとらえて、目標を定めたり先のことを見据えたりしながら、行動を起こすことができる人
- 状況を分析しながら、自分を表現していける人
というふうにイメージできるかもしれません。
さらに、三区分(活動宮・固定宮・柔軟宮)で柔軟宮が多ければ
- 分析しながら臨機応変に行動ができる人
- 現実的に物事をとらえながら、積極的に変化していける人
とイメージができますよね。
このように、まずはホロスコープの「枠組み」をとらえ性質をイメージすることで、自分の中に人物像が少しずつ浮かび上がっていくはずです。
そのあとに、太陽が表す人生の目的や、月が表す素の自分など、一つひとつの天体が持つ意味を解釈していくことで、ぐっと読み解きやすくなりますよ!
「星座の区分」で全体像をつかむ方法や、「天体の年齢域」を学ぶと、感覚を一気につかめてくいくので、ぜひこちらの記事も読んでみてくださいね。
- 正解はないということを知ったとき。読み手によって使う言葉が違う。受け取り手によって解釈も違う。正解があると思っていたときは、間違えてはいけないと思っていたけれど、正解って存在しないんだと知った?気がついたら読めるようになりました。(30代・女性・山羊座)
私は「正解探し」をしてしまい、進めなくなった時期がありました。
そんな時、ある占い師さんの言葉を聞いて、負のループから抜けだせたのです。
それは「ホロスコープを見て自分が感じたこと、それがあなたにとっての答えです」というもの。
正解探しよりも、「相手がどうなりたいか」「何に悩んでいるのか」を探すこと。
そして、自分が「どう導いてあげたいか」が大切なんだ。
そう気付くきっかけとなりました。
その後のセッションでは正解探しをやめて、相手の気持ちにフォーカスしてみたところ、
「私にぴったりの言葉をもらえました!」と感動していただけるようになりました。
正解探しをしていたころの私は、期待に応えたい気持ちから「当てなきゃ」という思いが強すぎて、
相手の気持ちをしっかりキャッチする余裕がなかったように思います。
当てようとすると、本質からズレてしまうことも多いです。
大切なのは、「自分がどう感じたか」「目の前のホロスコープから何を伝えたいか」。
ホロスコープ鑑定は対話から連想して見出すものでもあるので、感じたことを相手に素直に伝えてみてください。
星読み上達ポイント③日々のホロスコープを言語化する
占星術を深める勉強方法の記事にも、「毎日の星の動きで感覚をキャッチする」という声がありましたが、
「毎日の星の動きをホロスコープで見て言語化することで星読みが上達した!」というご意見もあったので、ご紹介します!
- 日々のチャートを自分なりに言語化し、記事にした事で、こつこつ身についた、という感覚しかないです。(30代・女性・天秤座)
星の位置は毎日移り変わるため、ホロスコープも日々変わっていきます。
毎日言語化していけば、細部までを読み解く力や表現力が磨かれるでしょう。
毎日の星読みにチャレンジしたい方は、「月」に注目してみてください。
月は、約2日半ごとにどんどんサイン(星座)を移動します。
月がどのサインに滞在しているか、ほかの天体と角度をとっているかに注目し、その日どんな影響がありそうかを考えて書き出してみましょう。
そして、その日の終わりや翌日に振り返ってみてください。
徐々に、星を読む感覚や、どんな影響があるかを体感でつかんでいくことができるでしょう。
これをSNSやブログで記事にすれば、アウトプットを習慣化できるのもいいですね!
- 毎日の星の動きをホロスコープでみて、自分の星座に対する影響を確かめる。毎日やるのがコツ。(50代・女性・乙女座)
こちらは少し上級者向けかもしれませんが、ご紹介します!
自分のホロスコープ(ネイタルチャート)と、その日のホロスコープ(トランジットチャート)を照らし合わせて、
星同士の位置関係や角度から、自分への影響をみるというものです。
まずは、ネイタルチャートの太陽や月に注目し、トランジットチャートの天体とアスペクト(天体の位置関係)があるかを確認してみましょう。
そこからどんな影響がありそうかを想像してみてください。
習慣化することで、感覚をつかめるようになるでしょう。
少し学びが深まってきた方は、ぜひ試してみてくださいね。
星読み上達ポイント④無料講座のワークで上達した
星読みテラスでも紹介している星よみ協会の無料講座の中のワークが、コツをつかむきっかけになったという声もいただきました!
- 今回の無料講座のワークが想像しやすくて、星よみの複雑さが緩和されたような、身近な存在になったような気がしました。(30代・女性・牡羊座)
- まゆちん先生のワークシートがとてもわかりやすかったです。理解しやすく、それぞれの星座や星の性質の特徴がコンパクトにまとまっていて、あのワークシートに出会えた事が1番の収穫だったように感じています。(30代・女性・山羊座)
星よみ協会の無料講座の中では、星読みテラスの監修者でもあるかげした真由子さんのワークがあります。
そのワークがとてもわかりやすいというご意見をいただきました。
手を動かすワークは、楽しみながら身につけられる方法ですよね!
私もこのワークを体験していますが、難しく感じていた星読みの知識を、すごくシンプルに考えられるようになり、
「こういうことか!」という感覚を得ることができました。
- 太陽のワークの能動的な書くアウトプットや、ライブ配信の何気ない会話や個性的で自由な星よみスタイルの中に、ヒントがたくさんあったと思います。(50代・女性・水瓶座)
星よみ協会の無料講座では、ワーク以外にも講座受講生限定のライブ配信があります。
毎回内容はさまざまで、受講生さんから寄せられた質問に答える場面もあるので、そこからヒントを得ることもできます。
【番外編】こんな上達方法もありました
ブレイクスルーのきっかけについて、さまざまなご意見をありがとうございました!
たくさんご意見をいただいた中の一部を、番外編でもご紹介します。
- 公開されている芸能人などのホロスコープを見ながら、テキストやサイトや本の解説を読んだら頭に入り始めた(ホロスコープを見る前に画面などで、その方のなんとなくのキャラクターを見ているのが理解を助けてくれたような気がする)。(40代・女性・牡羊座)
- 好きなアーティストのホロスコープを眺める習慣をつけたら、少しずつこんな感じかなと読めるような感覚になってきました。(40代・女性・山羊座)
有名人のホロスコープを読むことは、占星術を深める勉強方法の記事でも紹介しましたが、ブレイクスルーのきっかけにもなっているようです!
- 占いの館に行って実際に占ってもらったとき、占いのコツややり方が何となく分かった気がする。(60代・女性・蠍座)
「百聞は一見に如かず」と言われるように、プロの占い方を目の前で見れば、座学でわからなかったことも解決できそうですよね。
占ってもらう楽しみと、占い方を学ぶ楽しみ。一石二鳥ですね!
【まとめ】学んだ知識をアウトプットしてみよう
今回は、星読みの上達方法やコツのつかみ方をご紹介しました。
学んだ知識をアウトプットすること、実践することで感覚やコツをつかんだり、言葉で表現できるようになったりする方が多いようですね。
知識がある程度身に付いたあとは、思い切ってセッションやSNS、ブログなどを通してアウトプットをすることが、星読みを上達させる近道かもしれません◎
数をこなすことで、さまざまな視点でホロスコープを読めるようになり、「自分らしい星読み」を見つけていけるでしょう。