星を日常の中で気軽に使おう!「星読み×カラーセラピー」で、あなたの毎日をより輝かせるヒントをお伝えしていきます。
星読みライターの星野かなです。
占星術師の他、カラーセラピストの顔も持っています。
こちらのコラムで「色」を使って星の力を味方にする方法を紹介していきます。
第5回目のテーマは、「魂の傷を癒やす」。
ホロスコープのカイロンが位置するハウスから、あなたの魂がどんな傷を持っているのかがわかります。
「魂の傷」は、自分と向き合わなければ気づきにくい傷かもしれません。
心の奥にある傷を癒やす色を使って、さらに自分の可能性を広げていきましょう。
今回は、カイロンがあらわす深い癒やしの色をご紹介します。
Contents
魂の傷を癒やす色は【カイロンのハウス】でわかる
カイロンとは「癒やし」を司る星です。
ホロスコープ上の10個の天体(太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星)の次に重要な小天体としてよく知られています。
占星術でカイロンは「傷ついたヒーラー」とも呼ばれ、あなたの魂が持つ傷や癒やしをあらわしているのです。
人は誰でも、心に傷を負いながら生きています。
傷を負い、痛みを知っているからこそ、他者の痛みを理解でき、優しくなれるのではないでしょうか。
まずは、自分自身の心の深くにある傷を癒やしていくことが、同じ傷を持つ誰かを癒やすことにもつながるのだと思います。
「傷ついたヒーラー」と呼ばれるカイロンが位置するハウスからわかるのが「深い癒やしの色」なのです。
【深い癒やしの色】カイロンの色を使ってみよう
「カイロンの色」は、カイロンが位置するハウスから読み解いた「魂の傷」を「癒やし」に変えるキーワードを持っています。
つまり、自分の心の奥にある傷を癒やしたい時は「カイロンの色」を使うと良いのです。
私のことを少しお話しします。
私は9ハウスにカイロンがあります。
9ハウスのカイロンの色は、ターコイズブルーです。
私にとって、このカイロンの色であるターコイズブルーは、「大丈夫だよ」と元気づけ、自己肯定感を高めてくれる色です。
傷ついた経験を思い出して躊躇しても、ターコイズブルーが勇気とポジティブさを与えてくれて「自分らしくやってみよう」という気持ちになれます。
私は、小学生の頃から、「書くこと」「表現すること」を自分の生きがいのように感じていました。
自分らしい生きがいである「書くこと」について傷ついた経験は何度もありますが、それでも探究し続け、やめることはありませんでした。
小学生の頃に、ある時から急に好きになったのがターコイズブルーや青緑です。
ターコイズブルーを見ると、傷ついたことも忘れ、のびのびと自由に羽ばたいていけるような気持ちになれたのを覚えています。
当時、夢中で書き物をしたノートや手帳もターコイズブルーでした。
小学生の頃の私は、無意識のうちに癒やしの色を選んでいたのだろうかと、この記事を書きながら思い出していました。
(もちろん、今でもターコイズブルーは大好きな色です。)
心の奥の傷が、前へ進むことを妨げていると感じる時は、ぜひカイロンの色を見てみて下さい。
カイロンの色が、あなたに勇気と自信を優しく与えてくれますよ。
【カイロンの色の取り入れ方】自分だけの深い癒やしの色
カイロンの色は、魂の傷を癒やしてくれる色です。
自分自身が気づきにくい心の奥底にある傷を癒やすことが目的なので、バッグの中に忍ばせておく「お守り」のように、自分だけが見えればOKです。
- 小物
- 文房具
- 手帳
- アクセサリー
- 花(自分の部屋に)
取り入れ方に決まりはありません。
あなたの好きなものに取り入れてみて下さいね。
カイロンのハウス別おすすめの色
カイロンが位置するハウスごとに癒やしの色を紹介します。
カイロンのハウスの調べ方
【Step1】下のバナーをタップしてホロスコープを作成します。
何時に生まれたかわからない方は「出生時間がわからない人はこちらをチェックしてください」を選択します。
また、「正確な時間は不明だけれど、朝生まれた」といった場合は、おおよその時間を入力すれば、より正確に近いホロスコープを作成できます。
【Step2】カイロンのマークを探し、どのハウスに位置しているかチェックします。
※このホロスコープの場合、カイロンは「7ハウス」にあります
第1ハウスのカイロンの色
第1ハウスにカイロンを持つ人は、個性や容姿など自分自身が受けた傷の痛みから、自我やアイデンティティに揺らぎを感じる傾向があります。
そんな第1ハウスのカイロンの色は、白。
白は、素直で純粋な気持ちになれる色。自分を信じる強さも与えてくれます。
また、ネガティブな感情を打ち消す浄化作用もあるのです。
素直に自分らしさを受け入れること、自分自身に対しての信頼や自信を取り戻すことを応援してくれるでしょう。
第2ハウスのカイロンの色
第2ハウスにカイロンを持つ人は、自分の資質と価値観に対してコンプレックスを抱きやすく、その不安から物理的な所有欲や嫉妬心が人よりも強くなる傾向があります。
そんな第2ハウスのカイロンの色は、緑。
緑は、穏やかな気持ち、リラックスした気持ちにしてくれる色です。
安定した気持ちにさせてくれるので、所有欲や嫉妬心を打ち消して落ち着いた気持ちでいられるでしょう。
今ここにある豊かさを大切にし、穏やかな気持ちで前に進むことを応援してくれます。
第3ハウスのカイロンの色
第3ハウスにカイロンを持つ人は、知性や、言葉、コミュニケーションの能力に対して自信を持てない傾向があります。
そんな第3ハウスのカイロンの色は、レモンイエローです。
レモンイエローは、新鮮さと明るさをあらわす色。
明るく軽やかな気持ちで、新しいことやおもしろいことを積極的に楽しむ気持ちにしてくれます。
また、明るく気さくに会話を楽しむことや、人づきあいを助けてくれる効果もあります。
自信を持って会話を楽しみ、自分の能力を発揮していくことを応援してくれるでしょう。
第4ハウスのカイロンの色
第4ハウスにカイロンを持つ人は、自分の居場所・帰る場所・家庭環境に対しての不安感をもち、孤独や寂しさを感じやすい傾向があります。
そんな第4ハウスのカイロンの色は、ピンクです。
ピンクは、不安や恐れを消してくれる「安心」の色。
優しく包み込むような子供が安心するお母さんの色です。
イライラを鎮めて穏やかな気持ちにさせてくれる作用があり、包み込むような愛情や、安心感をもたらしてくれます。
優しい気持ちで過ごせるように応援してくれるでしょう。
第5ハウスのカイロンの色
第5ハウスにカイロンを持つ人は、自己表現や創造性を抑えつけられた経験から、他人から認められることを重視し、本当に自分がやりたいことを見失う傾向があります。
そんな第5ハウスのカイロンの色は、マゼンタ。
マゼンタは、心を開放し、自分らしい魅力を開花していくことを応援してくれる色です。
魅力や才能を発揮して、人を引きつけたい時に効果的です。
内に秘めた個性を発揮することを応援してくれるでしょう。
第6ハウスのカイロンの色
第6ハウスにカイロンを持つ人は、肉体や健康といった身体に関することに問題を持ちやすく、自分の健康を極端に気にしたり、逆に気を配らなすぎたりする傾向があります。
そんな第6ハウスのカイロンの色は、オレンジです。
オレンジは、「健康の色」と言われており、心と身体に元気・前向きさを与えてくれる色です。
スポーツなど身体を動かす時にもおすすめ。
運動を楽しみ、前向きにチャレンジする気持ちにしてくれます。
また、オレンジは、料理をおいしく見せる効果があります。
おいしく食事をとるだけでなく、家族や仲間と楽しく食事をしたい時や、食欲が出ない時にも効果的です
(ちなみに、ダイエットで食欲を抑えたい時は、満足感を得られるピンクを取り入れると良いですよ)。
心も身体も元気に整え、前向きに進むことを応援してくれるでしょう。
第7ハウスのカイロンの色
第7ハウスにカイロンを持つ人は、人間関係や結婚に対してネガティブな印象を持つ傾向があります。
そんな第7ハウスのカイロンの色は、黄色です。
黄色は、心地よい人間関係を築くために助けてくれる色です。
自分自身が楽しい気持ちや社交的な気持ちになれるだけでなく、相手に「明るい雰囲気の人」「話しかけやすそう」という印象を持たれやすくなります。
黄色が、心地よい人間関係を築くことを応援してくれるでしょう。
第8ハウスのカイロンの色
第8ハウスにカイロンを持つ人は、悲観的なものの見方に感化されやすく、生や死、破壊衝動といった事柄に敏感な傾向があります。
そんな第7ハウスのカイロンの色は、ライトピンクです。
ライトピンクは、優しい気持ちや軽やかな気持ちにしてくれる色。
ライトピンクを含め、ピンクは「満足感」「幸福感」を与えてくれる色です
(マゼンタなどの濃いピンクはまた異なります)。
悲観的な気持ちや、不安な気持ちを和らげ、穏やかな気持ちに導いてくれます。
小さな幸せにも喜び、前向きな気持ちで過ごせるよう応援してくれるでしょう。
第9ハウスのカイロンの色
第9ハウスにカイロンを持つ人は、自分の価値や生きる意味について考えさせられる出来事が多く、理想や哲学といった高尚な分野へ深く傾倒しすぎる傾向があります。
そんな第9ハウスのカイロンの色は、ターコイズブルーです。
ターコイズブルーは、ありのままの自分で、自由に楽しく羽ばたくような開放的な気持ちにしてくれる色です。
知らないことを探求しようという好奇心や勇気、ポジティブさを与えてくれます。
本当に望む「自分らしい生き方」へ進んでいくことを応援してくれるでしょう。
第10ハウスのカイロンの色
第10ハウスのカイロンを持つ人は、自分の目標であり「完成」のイメージを持つ人への失望から、仕事における義務や責任感のバランスを取るのが苦手に感じる傾向があります。
そんな第10ハウスのカイロンの色は、茶色です。
茶色は、大地にどっしりと根をはる大木のような「安定」の色です。
落ち着いた気持ち、和やかな気持ちにしてくれます。
また、誠実さや堅実さを印象づける色でもあります。
穏やかな気持ちで、自分の価値観に自信を持って前へ進むことを応援してくれるでしょう。
第11ハウスのカイロンの色
第11ハウスにカイロンを持つ人は、他者との考えの違いを気にしてしまい、同志と築いた集団にも居心地のよさを感じられない傾向があります。
そんな第11ハウスの色は、黄緑です。
黄緑は、リラックスや平和をあらわす「緑」に、社交の色である「黄色」が入っていることから、「周囲との調和」と「自分らしくのびのびした気持ち」のバランスをとることができる色です。
他者との違いを認め、自分らしさを発揮して前へ進むことを応援してくれるでしょう。
第12ハウスのカイロンの色
第12ハウスにカイロンを持つ人は、非常に繊細な感覚の持ち主。
現実の世界と幻想の世界との区別が曖昧になったり、自分の痛みと他者の痛みを混同してしまったりする傾向があります。
そんな第12ハウスのカイロンの色は、パープルです。
パープルは、癒やしをあらわす色。気持ちを静かに落ち着かせる効果があります。
また、直感力を働かせたい時や、感受性を高めたい時、自分の心の声を聞きたい時にもサポートしてくれる色です。
豊かな想像力を現実に活かせるよう応援してくれるでしょう。
【まとめ】自分だけの深い癒やしの色
今回は、カイロンの色を紹介しました。
カイロンの色とは、カイロンがあらわす「魂の傷」を癒やす色です。
カイロンがあらわす「魂の傷」は、日常の中ではなかなか気づきにくいものかもしれません。
自分の魂の傷と向き合い、傷を癒やすことで、人生をより良く進むヒントを発見できるでしょう。
カイロンの色を「自分だけの深い癒やしの色」として活用してみて下さいね!