自在に星読みをしている人の
思考パターンが分かっちゃう講座
2022年1月3日、山羊座で新月を迎えます。星読みテラスを監修する西洋占星術師・かげした真由子先生が、今回の満月の解説と過ごし方のポイントをお届けします。
2022年1月3日 3:33頃 山羊座で新月を迎えます。
新月と満月はワンセットで、新月に蒔いた種が満月に実ると考えます。
次の1月18日の蟹座満月に向けて、どのような種を蒔くタイミングなのでしょうか。
詳しく読み解いていきましょう。
Contents
2022年1月の新月｜山羊座で起こる新月
古典的な占星術では、山羊座にある月は少し働きにくいといわれています。
山羊座は現実的な価値観を表すので、感情を司る月にとっては居心地が悪いのです。
しかし、シビアになるのは決して悪いことではありません。
どのように活用できそうか読み解いていきましょう。
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2022年1月3日 山羊座新月のホロスコープを徹底解説！
2022年1月3日の山羊座新月のホロスコープを、細かく読み解いていきましょう。
- 山羊座13度（数え度数）でおこる新月
サビアンシンボル「火の崇拝者」
自分の目的に意識を向ける時 - 新月（太陽/月）にアクセスする星達
【1】新月（太陽/月）に天王星がトライン
自分の中に完成された火種があることに気づく。
【2】新月（太陽/月）にカイロンがスクエア
火種を大きくするには少し過去の傷が痛む。 - ドラゴヘッド＆テイル軸と木星がTスクエアを形成
身近なところに発展のスイッチあり。 - 火星と土星がセクスタイル
粘り強い行動力 - 金星と冥王星がコンジャンクション
馴染みのある愛着からの自立 - 金星と海王星がセクスタイル
意識の次元を拡大せよ。 - 土星と天王星がスクエア
これまでの限界を超えてみる
地のエネルギーに溢れる新月
今回の新月チャートでは、山羊座に太陽、月、金星、冥王星が集合しています。
山羊座は地のエレメントの星座なので、「地」のエネルギーにあふれる新月です。
また天王星も地のサインである牡牛座にあり、やはり「地」のエネルギーが強いです。
「地」とは何でしょうか。
占星術では「火」「地」「風」「水」という４つのエレメントが存在しますが、これらのエネルギーが世界に存在していて、いろいろな事象を起こしていると考えます。
そのうちの「地」というのは、目に見える現実や肉体を表します。
この「地」がたくさんあるということは、物質面や現実面というテーマが濃くなるともいえますし、濃くなりすぎて「精神的なもの」が見失われるとも捉えます。
ちなみに「精神的なもの」を表すのは「火」です。
今回、火の星座にある天体は火星だけで、「火」は「地」のエネルギーにおされているようにも見えます。
新月だけど火星の使い方がポイント
「地」のエネルギーが強い中でも、唯一、射手座の火星が「火」のエネルギーを放っています。
そして、この火星が位置している度数の意味から解釈すると、「わたしが追いかけてきた精神的テーマは、これで良いのだろうか？」という、いささかゆらぎのある「火」の性質があることがわかります。
ただでさえ「地」のエネルギーに飲み込まれそうな「火」。
つまり、ますます現実の厳しさに埋もれそうな「精神」＝「火」なわけです。
しかも日本では1ハウスにあるので、今回の新月では無視できない火星となります。
今回の新月は「火星」も見ていく必要がありそうですね。
では、どのように対応すれば良いかというと、この曖昧な火星を整えれば良いのです。
これまであなたは自分なりに精神性を成長させてきたと思います。
それを思い出し、集中すべきことを、絞り込んでみてください。
今回、新月が起こる山羊座は、現実的なシビアさを象徴しています。
これをポジティブに捉え直すと、良いシビアさを持つことができ、集中すべきことも見えてくるでしょう。
余計なものを削ぎ落とし、どこに力を注ぐのか？
見極めるには良い新月になりそうなのです。
過去を超えて理想の火種を燃やす
新月に天王星がトライン（120度）で、クリエイティブに関わっています。
これは、あなたの中にちゃんと完成された火種、つまり「ここに集中するといいよ！」というポイントが、すでにあるということも物語っています。
そして、新月に小惑星カイロンもスクエア（90度）で、ヒントを与えてくれています。
カイロンは「傷と癒しの星」といわれている小惑星。
あなたの中の大切な理想である火種を大きくしていく際に、少し過去の傷が痛むのかもしれません。
例えば、過去の失敗を思い出したりするケースもあるでしょう。
しかし、過去の傷を超えていけることは、先程の天王星が教えてくれています。
加えて、土星と天王星がスクエア（90度）であることも、理想の火種を燃やすことを応援してくれています。
力を注ぐ対象をどのように見極める？
それでは、どのようにして力を注ぐ対象を見極めるのでしょうか？
ドラゴヘッド、ドラゴンテイル、木星が、Tスクエアになっていることがヒントになります。
ドラゴンヘッドと、ドラゴンテイルの軸は、過去と未来の架け橋。
つまり、「過去の経験を未来にどうつなげれば良いか」を教えてくれる軸で、そこに発展の木星が関わっています。
かなりハードな形ではありますが、「身近なところに未来を切り開くポイントがあるよ」と教えてくれています。
遠くばかりを見るのではなく、足元を見ると「あ！これこそ私の集中すべきことだ！」というテーマが見えてくるのではないでしょうか。
例えば、「年収うん千万稼ぐぞ！」という未来の目標を掲げるのも大切ですが、
今、目の前に置かれているお仕事が、あなたの精神的な成長をぐっと伸ばしてくれるものだったりするかもしれません。
いわば、キャリアアップにとって貴重な体験になるのかもしれないということです。
意識の次元をあげることで見えてくる世界
さて、このように「身近なところに精神性を高める鍵がある」ということ気づくためには、意識の次元を上げることも必要ですよね。
金星と海王星のセクスタイル（60度）が、それを後押ししてくれています。
今までよりも視野を大きく広げてみたり、目にはみえない人の心理や、物事の背景をイメージしたりしてみると、
形あるものだけが大切なのではないという世界が見えてきます。
その次元で考えると、「あ、やっぱりこれに取り組んでおこう！」ということが見えてくるでしょう。
ただそれはある意味、あなたにとっては馴染みのない感覚でもあるかもしれません。
これまでの慣れた感覚を手放ししてみようということを、金星と冥王星のコンジャンクション（0度）が教えてくれています。
あなたにとって大切なものは何か、ぜひ視野を広げながら考えてみてくださいね。
【まとめ】1月3日の山羊座新月から次の満月までの過ごし方
最後に、2022年1月3日の山羊座新月から1月18日の蟹座満月までの過ごし方のポイントを、まとめておきましょう。
- 「私これでいいのかなあ」と曖昧だった自分を整えるチャンス。
- そのために、目に映るものだけが全てではないと意識を広げること。
- ここに集中すると良い！というポイントは既に用意されている。
素敵な新月をお過ごし下さい。
2022年1月3日の山羊座新月について、スピリチュアルリーダーズTVもぜひご覧下さい♪
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