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占星術では、12サイン(星座)を男性星座と女性星座に分けることができます。
私たちは、それぞれ個人の中に、積極的な部分と消極的な部分、もしくは、アクティブな部分とネガティブな部分など、対となる性質を持ち合わせています。
一般的には人の中にあるそういった対極な性質を「男性性」「女性性」と呼んだりしますね。
12サイン(星座)は人の中に存在する12の性質を表していますが、この12サインも同様に男性星座と女性星座で分類することができます。
占星術では、この分け方を「二区分」(ポラリティ)といいます。
男性星座、女性星座というのは単なる性別としての分類ではないんじゃよ。
意識や関心の向かい方、行動の起こし方などあくまでも性質的な部分で分けたものなんじゃ。
外へ向かっていく性質を男性星座、内へ向かっていく性質を女性星座と名前をつけました、ということなんじゃ。
ここでは、占星術を男性星座と女性星座の2つの枠でとらえた「二区分」について取り上げていきますね。
Contents
男性星座と女性星座とは?
「陰陽説」では、宇宙に存在するすべてのものは「陰」と「陽」のどちらかに分類される、と考えます。
あらゆるものが相対的な2つで成り立っている、という考え方です。
たとえば、光には影があり、表には裏があります。明があれば暗があり、外があれば内がありますね。
占星術にも「陽」と「陰」があります。男性星座(陽)と女性星座(陰)です。
この男性星座と女性星座の分類の方法はとてもカンタン。牡羊座から順番に「陽」「陰」を交互に割り振ります。
「陽」のグループである男性星座
牡羊座・双子座・獅子座・天秤座・射手座・水瓶座
「陰」のグループである女性星座
牡牛座・蟹座・乙女座・蠍座・山羊座・魚座
このように占星術の二区分は、それぞれ6つの星座で成り立つ男性星座(陽)と女性星座(陰)のグループに分けることができます。
男性星座(陽)と女性星座(陰)
さて、具体的に男性星座(陽)と女性星座(陰)それぞれの持つ特徴をみていきましょう。
男性星座(陽)の性質
積極的でアクティブ。
意識が自分の外へ向かいやすい性質です。
現在の状況でとどまらず、さらに発展することを望みます。
社交的で、アウトプットと自己表現が上手です。
火を更に燃え立たせるのは空気=風であるように、この二つは同じ陽のカテゴリーに属します。
男性星座である「火」と「風」をサイン別に解説すると以下のようになります。
牡羊座
競争心が強く負けず嫌い。
バイタリティーがあり判断力も優れています。
リーダーシップをとれる反面、独断的な行動をとってしまいがちです。
双子座
頭の回転が速く、コミュニケーション能力に長けており、社交的です。
社交的な面が、ときには不誠実に映る部分もあるので注意が必要です。
獅子座
リーダーの風格を持っている方が多いです。
自然とグループ内の中心にいることが多いですが、内面は繊細で子供っぽい部分もあります。
天秤座
バランス感覚に優れており、平和主義者でもあります。
調和を大事にするあまり、本音を言わない部分もあります。
射手座
常に新しいものを求める探究者で、面白いものを見つけるとすぐに熱中します。
ただ、探究心が強いために、他のものに目が移りがちです。
水瓶座
頭がよく個性的で、自分の価値観や考えをとても大事にしています。
そのため、時に変わり者といわれることもあります。
女性星座(陰)の性質
消極的で受け身。
意識が自分の内側へ向きます。
保守的な考え方を好み、急激な変化よりも現状を軸に、将来を整えるために動くことを好む傾向があります。
土=地を水で潤すと、そこには作物が育つ、というように、四元素で分類される「地」と「水」は、すべて陰に属しています。
女性星座である「地」と「水」をサイン別に解説すると以下のようになります。
牡牛座
我慢強く地道にコツコツ努力するので、周囲からの信頼を得ることができます。
ただ、しっかりとした「自分ルール」を持っているので、少々頑固な一面もあります。
蟹座
意思が強く、自分の意見を相手に押し付けてしまう一面がありますが、周りの影響も受けやすいという特徴があります。
本能で物事をとらえることが多いので、感受性が強く、直感も鋭いです。
乙女座
堅実で几帳面、現実的な考え方をする常識人が乙女座の特徴です。
好き嫌いが激しく、好みに応じて対応が真逆になるので注意が必要です。
蠍座
控えめな印象ですが、内面では激しい感情を秘めています。
本質をとらえる洞察力があり、興味を持ったことを追求していきます。
山羊座
責任感が強く厳格で、目標や地位を掴み取る力強さが特徴です。
目に見えないものを信じない傾向もあります。
魚座
優しさゆえ、他人の影響を受けやすく振り回されることが多いのが特徴です。
ただ、常に周囲の目を引きたいという気質があるので、依存関係に陥りやすいです。
男性星座と女性星座をホロスコープで読み解く
それでは、二区分をホロスコープで読み解いてみましょう。ホロスコープをお手元に準備してくださいね♪
ホロスコープをみたときに、それぞれの星座にいくつ天体が入っているかを数えていきます。
その際に、男性星座(陽)が多いのか、女性星座(陰)が多いのかに注目してください。
男性星座(陽)と女性星座(陰)のキーワードを対比させると、このような感じになります。
男性星座(陽) | 女性星座(陰) |
能動的 | 受動的 |
論理的 | 直感的 |
外交的 | 内向的 |
左脳的 | 右脳的 |
「男性星座(陽)」が多い場合
「男性星座(陽)」は積極的で、意識が常に外に向きがちなので常に変化を求めるアクティブさがあります。
自分の考えや行動を外へ伝えるため、全力で動きます。
ホロスコープ上に「男性星座(陽)」があまりに多く表れていると、自己中心的な考えに陥りやすく、自己主張の強い人、というマイナスなイメージを与えてしまうことも。
「女性星座(陰)」が多い場合
「女性星座(陰)」は変化をあまり好まず、消極的で受動的な特徴を持つので、落ち着いた印象を与えることが多いです。
「男性星座(陽)」とは違い、周囲からの影響を取り入れ、自分の考えや意思を内側に秘め、目的達成のために静かに闘志を燃やします。
芯の強さも「女性星座(陰)」の特徴になりますが、自分をアピールをするのが苦手です。
陽(男性星座)と陰(女性星座)が同じくらい
「男性星座(陽)」と「女性星座(陰)」が同程度の場合は、バランスが取れている状態です。
自分にとってのプラス部分を活かし、マイナス部分を上手に補いながら調和させることができます。
まとめ
あなたは日常での自分を「意外とアグレッシブかも!」と思ったり、ある時は「慎重すぎる自分」を感じたり、いろいろな自分の一面を感じていると思います。
これまでは、なんとなく漠然と感じていたことですが、占星術の二区分の知識を得ることで、自分の中に生きる男性星座(外向的)と女性星座(内向的)が影響していることに気づきます。
「ホロスコープで自分を知る」ということは、自分を好きになることに繋がります。
あなたにも、自分で自分を模索していた過去や経験があるのではないでしょうか。
あなたは、これまでの知識を活かしホロスコープを読むことで、そんな過去の経験のひとつひとつが結びついてみえてきます。
いままで気づかなかった自分本来の要素がわかるからです。
こうして自分をより理解することで、自身を愛おしく感じることができるようになるのです。
あなたも自分の中に存在する男性星座と女性星座の、両方の要素を発見してみてください。
二区分をさらにホロスコープで活かすには?
関連づけてイメージできると、あらゆる方向からホロスコープを読み解くことができるようになります。
ぜひ、こちらの記事も参考にしてみてくださいね♪