星読みテラスのライターは、星読み・占いが大好き!普段の執筆の合間に、星読み・占いへの思いをコラムに綴ってみました。
はじめまして。
星読みライターのkinukoです。
皆さん、星読みをすると、「私ってこんな強みがあるんだ!」とか「こんな人と縁があるのね」と発見や喜びがありますよね。
しかし、ホロスコープを読んで、「えっ!私の人生って大変そう…」と落ち込んだことがある方もいるかもしれません。
でも人は皆、幸せになるために生まれてくるもの。
悪いホロスコープはないと信じたい。
私は心からそう思っています。
このコラムでは、ホロスコープで読んで感じた弱点や課題をクリアする方法について考察していきたいと思います。
Contents
2ハウス(収入の部屋)に土星があるホロスコープは貧乏?
私が初めて自分のホロスコープを読んでみたのは、数年前。
漠然と人生に悩んでいて、「自分のホロスコープには何が書いてあるんだろう?」と興味が湧いたのがきっかけでした。
これが私のホロスコープです。
もろもろ特徴はありますが、次の部分に注目してみてください。
私のホロスコープの収入を表す場所=2ハウスには、土星がいます。
土星には、制限、コンプレックス、責任、課題といった意味があります。
土星がいる場所は、「あなたにとっては苦手なジャンルだけど、そこに一生懸命取り組むことが人生で必要だよ〜」という分野です。
収入の部屋(2ハウス)に土星がある私の場合は、人生を通して稼ぐなどお金に関することに取り組む必要がある、と読み解けます。
確かに私は、今の今までお金をたくさん稼いだ経験がありません。
常に「お金がない!」と悩んでいて、稼ぐことが苦手だと星読みで知ったときには落ち込みました。
私は、本が好きだったので出版の仕事に就いたのですが、学歴も高くなく、トークが上手なタイプでもなかったので、最初に入社したのは出版社の下請けの編集プロダクション。
当時の月収は、手取りで20万円弱。
最初のボーナスは2万円か3万円でした。
世間知らずだったため、「こんなにもらえるの?」と喜んだ記憶さえあります。
その後も出版社等で働きましたが、低空飛行は変わらず。
ボーナスも1ヶ月分もらったことがないまま、今に至ります。
まさに2ハウス土星の鑑!よく今までやってこれたな、私。
さらに昨年、勢い余って、浮き沈みの激しいフリーランスになってしまいました(笑)。
2ハウス土星は、自分の力で稼ぐことが課題でもあるため、宿命通りかもしれませんが…。
土星=堅実と思えば食いっぱぐれない!
フリーランスになってからも、私の収入は微妙な状態が継続。
仕事を入れたものの、自己管理が甘く、数回ほど起き上がれなくなり、病院で慢性疲労と診断されました。
いくつかの仕事でかなりの迷惑もかける有様。
疲労でよろよろしながら、「自分で稼ぐことで運が開けるはずなのに、おかしい」と思いました。
そのとき、「病気やうまくいかない出来事の裏には、肯定的な意図が隠れていることがある」という言葉がふと頭をよぎりました。
私が何人かのカウンセラーや治療家の方から取材で教えられてきたことです。
「こうあるべき」「Aが正しくてBが悪い」という思い込みを外せば、思わぬ恩恵や自分の望みを見つけることができる。
そう教えられたことを思い出し、私は自分のホロスコープを見直してみました。
すると、土星には、私が気づかなかった側面があると気づいたのです。
土星には、堅実という意味もあります。
そう言えば、占い師さんには「食いっぱぐれることはないから大丈夫」とも言われていました。
確かに、家賃を払えずに追い出されるといった最悪の状況は回避できています。
というわけで、2ハウス土星の皆さん、ご安心ください。
とりあえず何とか生きていけそうな感じです(笑)。
しかし、まだ1年間ながら、なぜ私はフリーで生きていけたのでしょうか。
星読みのプロではありませんが、ホロスコープを見て考察してみました。
星読みと現実の一致に驚愕!稼ぐ道を星が示していた
自分のホロスコープを見て、「土星の課題をクリアするには土星と繋がってる箇所を見ると良いのかな?」と、感じました。
ホロスコープで、私の土星のアスペストをチェックすると、土星と線がつながり、関係している箇所を2ヶ所発見。
- 知性を表す水星(180度)
- 楽しさを表す金星(120度)
です。
私の水星は、人との深い関係、相続や継承を表す部屋にあります。
よくよく考えたら、この1年間の仕事は、ほぼこれまでの人間関係からいただいていました。
星読みテラスのライターも、編集者仲間から紹介していただいたご縁。
また、水星は書くことを意味します。
私にとっては「書くことは着実なお金になるよ」という意味かもしれません。
さらに、楽しさを表す金星が土星と良い関係性を結んでいるため、「楽しいと感じる分野で働きなさい」と星が言っている感じもしました。
その通り、好きな分野に関する仕事の縁は、途切れることなくつながっています。
また、お金のために働きに出かけた仕事は、1ヶ月しか続きませんでした。
こうやって振り返ってみると、星と現実との一致に驚きます(笑)。
土星の関係している星の意味と現実の棚卸しをすると、何かヒントが見えてきそうです。
星がちゃんと道を切り拓くための力を与えてくれたことに気づけるかもしれないです。
地に足をつけて自分を愛することが土星を好転させる
自分の経験などから、土星の課題を軽くする方法も書きたいと思います。
土星は山羊座の支配星で山羊座は地のエレメントです。
地が表すのは、グラウンディング。
地に足をつけるという意味です。
自分の土星の課題が分かったら、その課題と向き合う時、足の裏に意識を向けてみると良いかもしれません。
足から呼吸をするイメージをしたり、足の裏にアロマのトリートメント用オイルを塗るのもおすすめです。
苦手な物事と向き合う時は、精神的にも肉体的にもグラグラとしやすいので。
また、山羊座には皮膚という意味もあるので、自分の肌に優しく触れることも良さそうです。
土星の苦手意識を克服するには、まず安心感や幸せ感という土台が必要です。
自分にそっとタッチしてあげると、オキシトシンという幸せホルモンがじんわり出て、不安感が軽くなります。
実際にやってみると、不思議なもので、本当に心身が落ち着きます。
私も多くのフリーランスの方と同じく、コロナによる仕事の影響について不安になる時もありますが、足の裏を感じたりするだけで、焦る気持ちに気づき、我に返るのです。
自分が落ち着けば、仕事もはかどり、収入も増えると思います。
そして、山羊座は人生の最終地点という意味もあります。
人生のもっとも大きな目的は、一生をかけて自分を愛し幸せにしていくことのような気がします。
思えば私は、昔から、お金持ちになることが人生の目標の1つでした(本気で)。
しかし、フリーランスになり、好きなことを徐々に仕事にでき始めるようになると、「贅沢な暮らしではなくても、人生は楽しいんだな」と少しずつ感じ始めています。
私にとって2ハウス土星の克服は、豊かさをやたらと追い求めることではなく、豊かさに感謝することなのかも。
といっても、これからも実直に働いていくことは必要ですが。
どんな人も、自分を愛し、自分の弱点を克服しようと頑張りすぎなくなった時、土星の課題は自ずと克服できているのかもしれません。
【まとめ】土星は人生を好転させるギフトである
星読みをすると、自分の人生の困難さや不運を感じることもありますが、あくまで人生をクリエイトするのは自分自身です。
今回のコラムでは、星読みライターの私が持つ「2ハウス土星=貧乏」のコンプレックスを好転させる方法について書きました。
お金を稼げない2ハウス土星を克服する方法は、3つありました。
1つ目は、2ハウス土星は堅実な収入があると知ること。
2つ目は、不安な気持ちを解消するセルフケアを取り入れること。
3つ目は、自分を愛するということ。
自分で人生を舵取りしようと決意すれば、たくさんのギフトを与えられていることに気づくでしょう。
人生の困難や苦難を感じている方は、ぜひ星読みを活用してみてください。