命日占い

【命日占い】災害で旅立った祖父母について知りたい|そらさん女性

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「命日占い」とは?

命日のホロスコープから故人のメッセージを読み解く「命日占い」。大切な人の死の悲しみから解放され、生きる意味を見つけられたら…という想いから生まれた、かげした真由子先生発案の新しい星読みです。

まゆちん先生
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この記事では、かげした真由子先生に寄せられたご相談から、亡くなった方の命日のチャートを読み解き、生きているご依頼人の魂との関わりを紐解いていきます。

第4回目は、「災害で旅立った祖父母について知りたい」というそらさん(女性)からのご相談です。

かげした真由子先生のブログの過去記事を再構成して掲載させていただいています。
※ 現在、かげした先生は命日占いの鑑定を受け付けておりません。

命日占いとは?星読みで亡くなった人からのメッセージを読み解く

命日占いは、星読みの知恵をベースに、命日のホロスコープから故人が今を生きる私たちへ向けたメッセージを読み取ろうという新しい試みです。

命日を「もう一つの誕生日」として捉え、かげした真由子先生が独自の解釈を加えて、命日のホロスコープから亡くなった人と残された人との関係性やメッセージを読み解きます。

私たちにとって受け止めることが難しい「死」を、生も死も人間にとって大切な節目であることをあるがままに受け止めようとする、かげした真由子先生の祈りの気持ちがベースになっています。

命日占い・かげした真由子 星読みが伝える「死」の世界からのメッセージ命日占いは故人の命日と残された人のホロスコープを読み解く新しい占い。考案者のかげした真由子さんのインタビュー。...

【相談内容】災害で亡くなった祖父母について命日占いで知りたい

そらさん(女性)からのご相談です。

再婚相手の主人の祖父母を、災害で亡くしました。

 

主人の家族は、離婚したばかりの私と娘二人を初めて会った時から優しく受け入れてくれました。特に優しかったのが主人の祖父で、大切にしていた植木や花の話をよく聞かせてくれたものでした。そして、私と主人は婚約。主人が実家と私と娘たちが暮らす家を行き着する生活が始まりました。

 

そんな時に起こったのが、熊本地震です。
地震後、主人は私たちの家にいることが多くなっていたのですが
、地震から一週間ほど経った大雨の日、深夜に主人の携帯が鳴りました。実家が土砂崩れで被災した、という知らせでした。両親は避難できたものの、足の悪い祖母と、彼女のそばにいた祖父は亡くなってしまいました。そして、家は全壊。もし主人が私たちの家に来ていなかったら、祖父母同様に命はなかったでしょう。

 

数日前に会いに行った際、いつもの穏やかな笑顔で主人と私を見送ってくれた祖父。それが最後のお別れとなりました。主人は力強く否定しますが、祖父母の死について私はどこかにこんな思いを抱えています。「彼らは、再婚して家族になる私と娘たちを受け入れるにあたって、私たちを守るために旅立ったのではないか」。主人の命は私と出会ったことで助かりましたが、祖父母の命は…?よく考え込みます。

 

主人は、亡くなった祖父母にとって初孫で、とても大切な存在でした。主人と私と娘たちとの関わりや、主人が「お父さん」になった姿を見てほしかった。それに、もっともっと話したかった。「どうしてこのタイミングで亡くなったの?」という思いをずっと抱いています。

(そら・女性)

※そらさんのメールをもとに再構成しています。

 

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かげした真由子が読み解く命日 金星と木星に祖父母のメッセージ

まゆちん先生
まゆちん先生
ここからは実際に鑑定で読みといていった内容を、かげした真由子の視点からお伝えしていきますね

まず、ご主人のご祖父母様の命日とそらさんのお誕生日のホロスコープからシンプルに読み取れることをお伝えしていきます。

ご祖父母様の命日は、そらさんのお誕生日の前でした。

つまり、そらさんの生まれ持った太陽と宇宙を運行中の太陽が重なるソーラーリターンの前だったのですね。

 

ソーラーリターン前は太陽の光が弱くなるので、そらさんにとって太陽のように大きな存在の人との別れを意味するのかもしれません。

そして、ソーラーリターンは1年に一度訪れる自己実現のサイクル。

ご祖父母様が旅立ったタイミングは、そらさんにとって生まれ変わりのサイクルが新たに始まる直前でもありました。

たしかに、そらさんにとっては人生の節目と言える出来事でした。

イメージ画像(花)

また、ソーラーリターン直前のそらさんの太陽に、ご祖父母様の命日の金星がぴったり重なっています(蟹座の3度)。

金星は「恩恵」の星なので、そらさんはこの日何かの恩恵を受け取ったと見ることができます。

 

孫と祖父母の関係において祖父母の命日を見るとき、金星と木星が関わってくることがあります(こちらのケースも同じです)。

私は星読みの講座で、「木星って孫にとってのおじいちゃんやおばあちゃん。とっても寛容!」とお話しすることがあるのですが、

命日占いをしていると「本当にそうだったんだ…」なんて思います。

孫は、おじいちゃんやおばあちゃんにとって「無条件に愛おしい(金星)」、そして「無条件に寛容になる、何かを与えずにはいられない(木星)」存在かもしれませんね。

 

さらにハウスを見ると、そらさんの8室にある海王星に、ご祖父母様の土星が重なりつつあります。

8室が表すのは「受け取る、継承」なので、そらさんは何らかの「終焉」を受け取ったことになります。

祖父母は「ただ孫が愛おしい」という現実だけを受け止めている

ご相談の中で、そらさんは次のことを気にしていらっしゃいました。

主人は力強く否定しますが、祖父母の死について私はどこかにこんな思いを抱えています。「彼らは、再婚して家族になる私と娘たちを受け入れるにあたって、私たちを守るために旅立ったのではないか」。主人の命は私と出会ったことで助かりましたが、祖父母の命は…?よく考え込みます。

これに対する解釈は、正直に言って、生きている人間がどのように受け取りたいのかによって異なります。

描き出すストーリーは、そらさんと旦那様でも異なるのではないでしょうか。

ここからは私の主観も交えながら、星から連想できるストーリーをお話ししたいと思います。

 

私たちは出来事を原因と結果として結びつけますし、そうならざるを得ない出来事もたくさんあります。

「もしかして、あの人はこうなるためにこうしたのでは?」「もし、私がいれば(orいなければ)…」「もし、あの時出会っていれば(or出会ってなければ)…」といった具合です。

しかし、因果関係があるのかどうかは、本当のところはわかりません。

要するに、私たちは誰もが「今どうしますか?」という瞬間の連続で生きているということ。

起きたことを受け止めることで、未来を切り開いているのです。

当時のご祖父母様もそうだったと思います。

 

ですから、ご祖父母様は「土砂災害を受け止める」現実でもなく、「身代わりになる」現実でもなく、「ただ孫が愛おしい」という現実だけを受け止めておられます。

第三者の立場からは、いろんなことを結びつけて考えてしまうのも無理のないことです。ときには罪悪感につながることもあります。

旦那様が強く否定していらっしゃるのは、それを察してのことかもしれませんね。

イメージ画像(花)

祖父母の命日の金星が伝えるメッセージを受け止めて

災害でご家族を亡くした場合、ご遺族には「あの時こうしていれば救えたかも…」という後悔や罪悪感が残ることでしょう。

私は、幼い頃に火事で従姉妹を亡くしています。当時、両親と祖父母は罪悪感に苦しんでいました。

「あの時、お守りを持たせなかった…」「早く逃げるよう、普段から言っておけばよかった…」「聞き分けの良い子だったのが裏目に出た…」など、挙げればキリがありませんでした。

 

だから、私からはこんなことをご提案したいと思います。

ご祖父母様の死を「孫が愛おしい。孫の幸せがすべて」というエネルギーだけで受け止めてみてはいかがでしょうか。

なぜなら、そらさんの太陽にそっと優しく乗っているご祖父母様の命日の金星が、まさにそういったエネルギーだから。

自己犠牲やカルマといった仰々しいものではなく「ただ、ただ愛おしい」という星です。

しかも蟹座の金星なので、家族が愛おしいのです。

イメージ画像(花束)
 

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命日のホロスコープを読むと 祖父母は今も家族を見守っている

また、そらさんは次のようにもおっしゃっています。

主人は、亡くなった祖父母にとって初孫で、とても大切な存在でした。主人と私と娘たちとの関わりや、主人が「お父さん」になった姿を見てほしかった。

そうですよね。おじいさまもおばあさまは、大切なお孫さんが立派に成長して父親になった姿をきっとご覧になりたかったでしょう。

そう考えると、そらさんの心に「なぜこのタイミングで…」という思いが引っかかっているのですね。

 

でもね、肉体でのやり取りはできなくなってしまいましたが、お二人はちゃんと見ていらっしゃるんです。

少しホラリー占星術的な見方でチャートを見てみましょう(専門外なのでざっくりと申し上げます)。

Asc(アセンダント)のルーラー土星が、太陽・月(海王星)・水星とアスペクトをとっています。

土星は旅立ったご祖父母様、そして太陽は旦那様、月は奥様であるそらさん、水星は娘さんたたち。

つまり、ご祖父母様の星が、残されたそらさん家族の星たちと関係性をとっているのです。

これはシンプルに、ご祖父母様からの「見てますよ」というメッセージと捉えることができます。

イメージ画像(青空と太陽)

そらさんのご依頼で鑑定を行ったのは、2019年10月。大型台風の接近がニュースを騒がせていた頃でした。

この時期に、災害で大切な方を亡くされた方のご依頼を見ることになるとは、偶然を感じる結果となりました。

 

「祖父母と孫」という関係での愛の表現は、親子のそれとはまた違ったものがあるのではないでしょうか。

親の愛には責任が結びついているけれど、祖父母の愛は責任の枠から外れたところにある。そんなイメージです。

金星というよりも、その1オクターブ上にある海王星的な「どこまでも広がる慈愛」、と言ってもいいのかもしれません。

【感想】命日占いが私に一つの結論をくれました

今回の命日占いを受けて、ご依頼者のそらさんからの感想です。

「主人に私は何が出来るだろう」。この問いは、私の永遠のテーマでもあります。主人は、私と再婚して、自分の血の繋がった子供を望みませんでした。それは、私の年齢を考慮してのこと。私の健康を一番大切にしてくれた結論でした。どんなに私が話しても主人の気持ちは変わらず。

 

主人は、娘たちを私と育んでくれています。びっくりするように、密に寄り添ってくれている主人には、感謝しかありません。どこかいつも、申し訳なさを感じています。私でなければ、主人の血の繋がった子がこの世に存在していたかもしれない。主人のご両親にも、空の祖父母にも御先祖さまにも申し訳なくてたまりません。

 

そんな気持ちをいつも抱えている私に、今回の「命日ホロスコープ」は、一つの結論をくれました。私は、今。主人と結婚して、主人の姓も受け継ぎ、主人すらも受け取ったのだと思えています。そして、娘たちは、空の上の祖父母の曾孫。それでいいんだなと思えています。

 

祖父母は、ただ愛おしい孫が守るものを見つけたことに喜んでいらっしゃる。ただそれだけ。だとしたら、私の出来ることは、まゆちん先生のご提案のまま、「孫が愛おしい。孫の幸せが全て」主人の幸せを守り通していくこと。

 

主人が大切にしていることは、「今のこの時間が、続くように守り続けていくこと」。私の出来ることは、家族をただ愛して守り抜くこと。それに尽きるなと思います。いつも、守られている私。そのなかに、主人の祖父母もいて、より近くにいてくださっている。そのことに安心感しかありません。

 

まゆちん先生。ありがとうございます。大切に生きていきます。

そら

【命日占い】鑑定を終えて

そらさんはホロスコープに「守るものがあるほどに強くなれる」というものをお持ちで、「守り抜く」という言葉を幾度となく使われいるのが印象的でした。

そらさんは、優しさだけではなく強さを秘めた方です。

再婚してお幸せに暮らしてらっしゃる中、そらさんは今の再婚したご主人とご家族であるお子様の間に血の繋がりがないことに「本当にこれでよかったのだろうか」という思いをもってらっしゃったようです。

確かに、そらさんにとって「ルーツ」は大事なのかもしれません。

さらに、そらさんは他人のことを思いやる優しさもお持ちなので、相手のことをおもんばかるが余り、「これでいいのかな」というお気持ちだったのかもしれませんね。

ホロスコープというのは興味深いもので、特にパートナーシップにおいては、「自分と似ているけど、自分とは決定的に違う要素を持つ人」と結びつくことが多いです。

おそらく、そらさんが最も罪悪感に思うことほど、相手は「いいんじゃない。それもありだよ」という出来事を経験される魂さんなのかもしれません。

「それもありだよ」「君が幸せならいいんじゃない」「それだと僕も幸せだよ」という相手のあり方を通して、人生の幅を広げていく方なのだと思います。

星の元にいらっしゃるおじいさま、おばあさまも「血の繋がりより、目の前にいるかわいい孫」なのではないでしょうか。

イメージ画像(花)

 

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