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火星はあなたが内側から外に飛び出す時に必要なエネルギーです。
個性を表現する力や、自分のやる気、そして社会と関わる力も持っています。
「ここだけは譲れない!」という情熱ほとばしるエネルギーなのです。
このように火星は、熱く燃え立つ「飛び出す」というエネルギーです。
そのため、ついついやり過ぎてしまう、なんて時も火星の仕業だったりします。
しかし、火星はあなたのモチベーションアップにもひと役買ってくれる重要な存在です。
自分の火星の持つ意味を知っておくことで、あなたの夢や目標を実現させるために有効に使うことができるようになるでしょう。
Contents
火星の意味は「外へ向かって自分を表現するモチベーション」
火星は、外へ向かって自分を表現するモチベーションを意味する天体です。
火星は夜空で赤黒く光る様子から、古代占星術の世界では「小さな禍(わざわい)」と呼ばれ、争いや戦いをもたらす星とされ忌み嫌われていました。
たしかに火星には闘争心や攻撃性といった意味合いもあります。
それは火星のエネルギーをうまく使いこなすことができず、暴走してしまったときに現れる状態です。
火星はわたしたちが持っている内なる想い、自分の才能や個性を外側へ発揮していくサポートをしてくれる存在なのです。
その本来の意味を理解し、うまく使いこなすことであなたの夢を実現したり、自己表現に一役買ってくれたり、社会で役に立つための力を与えてくれたりと、あなたにとって素晴らしいものをもたらしてくれるでしょう。
火星は外側へ向かっていくエネルギーを表すというのはわかったんだけど、そもそもどうしてそんな意味を持つようになったの?
じゃぁ、ちょっとだけ、星読みと火星との関わりについて説明しようかの。
星読みの世界で火星が持つ意味を深める
それでは、火星の意味を深めるために星読みの世界観から火星の存在を説明していきます。
星読みでは10個の天体が使われます。
天体はこんな風に並んでいます。
火星は地球の隣にいる星です。
占星術の世界では太陽から火星までの天体を個人天体(パーソナル・プラネット)と呼び、あなた個人の性格に大きな影響を与えているといわれています。
そして木星と土星を社会天体(ソーシャル・プラネット)と呼び、あなたと社会との関わりを考えさせます。
火星は、ちょうどこのパーソナル・プラネットとソーシャル・プラネットの間に位置しています。
つまり、火星は私たちという個人が社会へと飛び出すエネルギーでもあるのです。
わたしたちは月、水星、金星、太陽を通して個性や才能を見出していきます。
そして、次の段階である木星や土星を通した社会との関わりを迎えるにあたって、火星がその個性や才能を自分の外側へ表現していこうとします。
自分の個性や生き方が社会で受け入れられるかどうかは実際に社会に出て、さまざまなことを経験し、色々な人に会ってみないとわかりませんよね。
もしかしたら自分の思い込みや独りよがりかもしれない。
だから、火星はあなたの個性や才能が社会で通用するように、どんどん発揮しいろいろなことに挑戦させようとします。
また火星は何かを強く求め、手に入れるためのモチベーションや行動力をわたしたちに与えてくれます。とても前向きで力強いエネルギーをもたらしてくれるのです。
わたしたちの太陽星座はこの人生における目標や、自分らしい生き方を意味していますね。
この太陽の意思を実現するためのモチベーションも火星が与えてくれます。
「太陽の意思をこの社会で実現するためのエネルギーの源」という働きを持つ、これが火星なのです。
よし、じゃぁそれぞれ自分の火星を知って、活かしていくとどんなことが起こるのかをみていくぞ。
自分の火星の意味を知り使いこなすと…
火星は、あなたの人生におけるエネルギーの源を意味していますね。
では自分の火星の性質を知ってうまく使いこなすことができると、どんなことが起こるのでしょうか?
やる気スイッチの入れ方がわかる
自分の火星のもつ特徴を把握しておくと、行動力やモチベーションのスイッチが入れ方がわかります。
なんとなくこうしたいなぁという夢や理想を持っている人は多いと思いますが、それを実現させるまでには相当な努力やエネルギーが必要になると思いませんか?
夢や理想が大きなものであればあるほど、取り組む前から尻込みしてしまって「わたしには無理、できない」と思い込んでしまう人も多いかもしれませんね。
そんなとき、火星のエネルギーをうまく使うことで、あなたのやる気スイッチを入れることができます。
このやる気スイッチは星座によって違ってくるのです。
例えば、お金とか、地位とか、実質的なものを目標に置くと、俄然やる気がわく人もいるでしょうし、目の前に置かれた短期的な目標だけに集中して取り組むとうまく進める人もいるでしょう。
そういった自分にぴったりのやる気の入れ方や実現するための目標設定の仕方を知ることができます。
陥りやすい失敗パターンがわかる
さらに、自分がやってしまいがちな失敗パターンがわかるようになります。
火星はあなたの個性や才能を外へ向けて表現しようとする一方で、そのエネルギーをうまく使いこなすことができないと暴走してしまうことがあります。
ついカッとなってしまって自制心を失い後から後悔したり、人の意見を聞き入れず頑固になってしまったり。
あるいは、ひとつのことを終わりまでじっくりと取り組むことができずなんとなくフラフラとした生き方をしてしまったり。
あなたが陥りがちな失敗パターンをあらかじめ知っておくと、それを意識して行動することができるようになるでしょう。
なんとなく今、物事が思うように進まないな、自分らしく生きられていないなと感じている人は、過去に同じような失敗を繰り返してしまっているのかもしれません。
そういったパターンに気づき改めることであなたの個性や才能が開花する可能性もあります。
好みの男性のタイプがわかる
火星がある星座(サイン)から女性にとっての理想の男性像や恋愛スタイルを読むこともあります。
占星術の世界で恋愛運といえば金星をイメージされる方も多いかもしれませんが、金星はあなた自身の恋愛の傾向を意味します。
例えば、金星星座が牡羊座で、火星星座が牡牛座だった場合、だいたいいつも直感的に相手のことを好きになり、気づいたら恋しちゃっていたということが多いかもしれませんね。
相手には積極的に情熱的にアプローチするかもしれません。
そして、好きになる相手はどっしりと落ち着いたタイプが多いかもしれません。
わかりやすく言うと女性にとって火星は理想の恋人像です。ちなみに理想の結婚相手は太陽が象徴しているといわれます。
そういった意味からしても、火星は自分の内に生まれた何かを外側へ出していくエネルギーそのものということじゃな。
火星を読みといてみよう
あなたの生まれた時の火星がどの星座(サイン)にいるか、他の天体とどのような関係性を取っているか?などを見ていくことで、あなたの個性や才能を発揮させるための行動力やモチベーションの高め方を知ることができます。
夢や目標を実現させたり、また、恋愛や人間関係においても影響のある天体でもあります。
このようにさまざまなところで、あなたの火星は活かされているのです。
火星を上手に活かしていくために、あなたもぜひ自分の火星をホロスコープで調べてみてくださいね。
火星の情報を知りたい人は活用してみておくれ!
火星の基本情報まとめ図鑑
【記号】
天体の記号のほとんどが「月」「十字」「円」の組み合わせでなりたっているのですが、火星には「十字」「円」が使われています。金星を反対向きにした記号ですね。
これはまあるい愛を現実化する!という意味合いを持っています。
【大きさ】
半径 約6779キロ
地球の約半分ほどの大きさです。
【公転周期】
約688日で一周
一つのサイン(星座)に約2ヶ月滞在
【守護する星座】
牡羊座
【エネルギー】
中性的
【一番使う年齢(惑星の年齢域)】
35歳〜45歳
>>天体の年齢域から占星術の全体像をとらえよう
【キーワード】
・特に代表的なキーワード
活発、集中、自己中心的、単刀直入、力強さ、攻撃、闘争本能、自己主張
・その他
筋肉、運動エネルギー、刺激、炎症、発熱、アクシデント
外科医、金属、男性、兄弟、叔父
【神話】
火星の神であるアレースは戦いの神と言われています。
非常に冷酷で、残忍な神、として知られていました。
アレースはアフロディーテとの愛人関係にあったことでも有名です。
アフロディーテといえば美と愛と豊穣の女神であり、金星を司る神でもありますね。
アフロディーテには夫がいましたが、アレースとの浮気現場を夫に押さえられてしまいます。
そのときの様子を描いた絵画もあるくらいこの物語はよく知られています。
ほかの天体も次のページにまとめておるから、気になるところからぜひ読んでみておくれ!