現在、木星牡羊座プレ期の真っ只中です。
今から木星牡羊座プレ期が終わる10月28日まで、どのような心づもりで過ごすと、木星牡羊座期の本番をスムーズに迎えられるのでしょうか。
意識したい3つのポイントを交えながらお伝えします♪
Contents
木星牡羊座プレ期は【本番の予行演習期間】
最初に、木星牡羊座プレ期とは何かを簡単にお伝えします。
木星は、約1年ごとに12星座を巡回していく天体です。
現在、木星は牡羊座にいますが、2022年の半分くらいは魚座にもいます。
本格的に木星が牡羊座へ移るのは、今年の年末になります。
2022年10月28日までは、年末から始まる木星牡羊座期本番の「プレ期」。
木星牡羊座期の予行演習のような期間です。
魚座から牡羊座への木星移動は【生まれ変わり】を意味する
魚座から牡羊座への木星移動は、特別なことです。
魚座は、12星座で1番最後の星座。
一方で牡羊座は、1番最初のトップバッター星座です。
12星座の最後の魚座から、赤ちゃんのような牡羊座へと、まるで生まれ変わりを体験するような意味を持ちます。
魚座はいわば、「あの世」を意味する星座です。
それに対して牡羊座は、この世への入口、入口から出たばかりのところ。
魚座がお母さんのおなかの中だとしたら、牡羊座は子宮からオギャーと出てきたばかりの新生児です。
木星牡羊座プレ期の今、お母さんのおなかの中から出て、新しい自分として生まれ変わり、その自分で勝負するサイクルに入っています。
牡羊座が表すことを木星が拡大し、あなたのアイデンティティを後押ししてくれる時期に入っているのです。
2023年に向かってオギャーと生まれた私たちは、それ以降の年はどうなっていくのでしょうか。
少し前の2020年あたりまでさかのぼりながら、大きな流れで見てみましょう。
木星でみる【2020年から2023年以降】の時代のムード
12星座は、スクラップアンドビルド的な進化を遂げていきます。
1から12の順番に沿って、牡羊座から始まり、山羊座で何かが育って、水瓶座あたりで解体が始まって、魚座であの世に行って生まれ変わって……。
このようなサイクルを繰り返していきます。
木星山羊座期での【出来上がり】
2020年の木星は、おもに「いったん出来上がる」という10番目の星座、山羊座に滞在していました。
2020年は、さまざまな出来事が起こりました。
自粛ムードになったり、今までの価値観が通用しなくなったり、世の中のルールも含めいろいろな変化があった年と言えるでしょう。
木星水瓶座期での【解体】
山羊座の滞在を経て、木星は水瓶座へ移動しました。
水瓶座は「解体する」という意味を持ちます。
山羊座で作ったものを水瓶座でより良いものにするために、一旦バラバラにしていきます。
積み上げたものを平たくするイメージです。
2020年に作ったものを2021年に解体して、より良く違う次元へと成長を遂げるために、木星は私たちを後押ししてくれていました。
木星魚座期での【融合】
そして2022年、木星が移動した先の魚座は「融合」を意味する星座。水瓶座でバラバラにしたものを、魚座で混ぜ合わせるようなイメージです。
木星水瓶座期は、バラバラになったものを「みんな違ってみんないいよね」「バラバラになったけどみんな平等でいいよね」と確認していく雰囲気でした。
魚座では、さらにそれをミックスすることで、「もうみんな一緒でいい」というムードになっていきます。
「助け合い」「優しさ」「思いやり」を大切にしながら、混ぜ合わせていきます。
木星牡羊座期での【独立】
木星が牡羊座へ移動すると、魚座からかなりエネルギーが変化していきます。混ぜ合わせた中から「やっぱり自分はこれ」というものを見つけるような、カオスの中から新たな秩序が生まれやすくなります。
一人ひとりが自分のブランドや軸、個性、アイデンティティなどと向き合わされるタイミングです。
木星が魚座と牡羊座を行き来している今は、エネルギーのコントラストが特に激しい時期だと言えるでしょう。
エネルギーの変化が激しいからこそ、今の木星牡羊座プレ期の過ごし方が大切です。
今年、もう一度木星が魚座に入る10月28日から12月20日の間は、混ぜ合わせられるだけではありません。
魚座は「生まれ変わる前の浄化の時期」も表すため、最後の浄化の時期のようなものを迎えます。
木星が魚座に戻る10月28日になれば、いらない物は捨て、新しい自分になる準備期間のような流れが自然と訪れるでしょう。
10月28日以降の変化にスムーズに対応するために、残りの木星牡羊座プレ期ではどのような過ごし方をすれば良いのでしょうか。
3つのポイントにわけて解説していきます。
木星牡羊座プレ期の過ごし方|本番を見据えた3つのポイント
木星牡羊座プレ期の過ごし方のポイントは、以下の3つです。
2022年5月11日~10月28日まで
- 自分の存在意義を自分で見出す。(承認欲求を超える。)
- 10月28日~12月20日の木星魚座期で古い価値観を浄化する
- 誰もが持っている純粋で強い欲求に気づく。
【ポイント1】自分の存在意義を自分で見出す
1つ目のポイントは、自分の存在意義を自分で見出すことです。
言い方を変えると、誰かからの承認や「評価されたい」という欲求を超えていくことでもあります。
牡羊座は「私がいいと言ったらいい」というような世界なので、このような思いを大事にしていきましょう。
【ポイント2】10/28~12/20で古い価値観を浄化する
ポイントの2つ目は、来るべき10月28日から12月20日の木星魚座期で、古い価値観を浄化すること。
これは「木星牡羊座プレ期の過ごし方のポイント」というよりも、「次に浄化がやってくるのを見据えておく」ということですね。
木星牡羊座プレ期は5月11日から始まっていますが、今から10月28日までは
- 私って何だろう?
- 私は人生においてどのような経験をしたいのだろう?
- 私はどうありたいのだろう?
などのテーマを掘り下げておくと良いでしょう。
掘り下げることによって、手放さなければならないものが見つかったときは、自然と10月28日以降手放していけるはずです。
【ポイント3】誰もが持っている純粋で強い欲求に気づく
3つ目のポイントは、誰もが持っている純粋で強い欲求に気づくこと。
これは「自分の中にある牡羊座に気づく」ということです。
12星座は、全部ひとりの人間の中に内蔵されているという考えがあります。
例えば「私のホロスコープに牡羊座の天体はない」という人でも、実は牡羊座を持っているということ。
「自分の中の牡羊座」の要素は、赤ちゃん・新生児・生命力などが挙げられます。
つまり、生きていく原動力のような一番純粋な欲求の部分です。
このような純粋で強い欲求は誰もが持っていますが、普段はいろいろものに覆われて見えていない人もいるかもしれません。
ただ、「私の中の純粋な欲求はこれなんじゃないかな?」というのに気づいておくと、10月28日以降で、欲求の周りに被さってるいらないものが落ちていきやすくなります。
自分の中の純粋な欲求は、目星をつけておくだけでも、意識をするだけでもOK。
「私にもそういうものがあるはずだ」と意識することが大切です。
そうすることで、もし木星牡羊座プレ期の間に見つからなかったとしても、10月28日以降の時期に浄化されていくものがあるでしょう。