星読みテラスでは、読者さんや星よみ協会の無料講座の受講生さんに「星読みの勉強方法」についてアンケートを実施! 星読み好き約600人の声を集めました。今日から真似したくなるアイデアが盛りだくさん♪ 全5回のシリーズでお届けします。
星読みライターの山元さおりです。
星読み・占星術を勉強しようと思ったとき、意外とわからないのがその勉強法。
知識や情報はたくさん紹介されているものの、学び方がわからずにつまずいてしまう人も多いのではないでしょうか。
また、他の人がどんな勉強方法で学んでいるのか気になりますよね。
今回はそんな星読み・占星術初心者におすすめの勉強方法について、リアルな声をお届けします!
Contents
星読み・占星術の初心者がぶつかりやすい壁やお悩み
アンケートで「星読みを勉強し始めたころ、困ったこと・わからなかったことは?」とお聞きしたところ、こんな声が多く寄せられました。
初心者のお悩み①専門用語・記号が難しい
- 専門用語が多くて、わからない用語を調べながら進むと脱線が放射状に広がって収集つかなくなる。(50代・女性・牡牛座)
- 最初は記号がなかなか覚えられませんでした。ただ暗記するより○は精神、月は魂、+は物質を表しているなど由来を知った方が面白くて組み合わせによる惑星の特徴も理解できました。(30代・女性・天秤座)
とても多かったのが、「専門用語や記号を覚えることが大変、覚えられない」という声です。
情報がとにかく多い星読み、星の読み解きをする前の「覚える」ということにまずは苦労しますよね。
自分なりのベストな覚え方が見つかったり、どこまで覚えればいいかが明確になったりすれば、インプットしやすくなるのかもしれませんね。
ちなみに星読みテラスでは「星読み用語集」を作りました!
ぜひお気に入り登録して勉強に役立ててくださいね。
初心者のお悩み②総合的に読むのが難しい
- 意味やキーワードを暗記ばかりして、つなげて解釈する感覚がわかりませんでした。(40代・女性・蟹座)
- チャートを読むことがむずかしかったです。それぞれのキーワードや性質は頭に入っているものの、そのエネルギーが混ざった感覚を掴むこと、さらには言語化となると、混乱しました。(30代・女性・天秤座)
天体やサイン(星座)の意味や知識を覚えた後にぶつかる壁が、「総合的に読む」ということ。
「それぞれの意味はわかるけど、組み合わせたときにどう言葉にしていいか分からない」「つなげて解釈することや、流れで読むことができない」などの声が多く寄せられました。
星読みは知識も必要ですが、「感覚」や「想像力」も大切です。
今回の特集ではイメージをふくらませるノート術についてもご紹介します!
初心者のお悩み③アスペクト
- アスペクトが難しくて苦手になってしまい、未だに苦手でもう諦めてしまってます(泣)。 (40代・女性・水瓶座)
- アスペクト、特にノーアスペクトはあまり取り上げられておらず解釈が難しい(私自身、土星ノーアスペクトなので知りたかった)。(30代・女性・天秤座)
「アスペクト(天体の位置関係)の解釈が難しい」という声もとても多く寄せられました。
アスペクトはある程度の法則はあるものの、表現方法が無数にあることからとてもクリエィティブで難しく感じる部分ですよね。
その分、自分の感性を活かせるオリジナルで楽しい部分ともいえます。
アスペクトの苦手を克服するコツは、実はサインの二区分・三区分・四区分にあります。
まずは基礎となるサインの関係をしっかりと理解することが、ポイントになってくるでしょう。
【番外編】こんな初心者のお悩みもありました
- 各星座や惑星の特徴を総合的にイメージ出来ていても、自分の言葉に落とすことが難しかった。(50代・女性・牡羊座)
- 自分の解釈が間違っていないか、すごく心配で言葉にできませんでした。正解を求めるところや、「あってます」「その通りです」と言われたいと思っていて、自分の星読みを表に出せませんでした。(50代・女性・魚座)
決まったセオリーがありながらも、自由度が高い星読み。
正解を求めてしまったり答えを出そうとしたりすると進めなくなってしまいがちです。
そのクリエイティブな部分を楽しみながら、自分の感じたままに勇気を出してアウトプットしてみることでコツを掴んでいけるのかもしれませんね。
初心者におすすめしたい星読み・占星術の勉強方法TOP3
では、星読み好きの方々はどんな方法で読めるようになったのでしょうか?
アンケートで「星読みを勉強し始めたころ、やってよかった勉強(独学)方法はなんですか?」とお聞きしました。
おすすめ勉強方法①自分のホロスコープを読み深める
- 自分で自分の星読みを進めてみて、それぞれの読みをつなぎ合わせて、自分なりに理解したこと。(40代・女性・獅子座)
- 自分のネイタルにあるアスペクトの解釈を、一つ一つネットで徹底的に調べる。「これ分かる」と体感レベルで納得できるので、腑に落ちやすいです。(30代・女性・乙女座)
- 1)サインを大きく3分割してキャラの違いを捉える方法。
2)自分の出生図を自分の体験に照らしながら、天体、ハウス、サインの理解を深めていく方法。(50代・女性・牡羊座)
「自分のホロスコープを深める」というご意見が、今回のアンケートでは一番多く寄せられました。
私も、まずは自分のホロスコープの天体、サイン、ハウスからじっくり読み深めていきました!
思い立ったらすぐ行動する性格や、子供のゲーム相手なのについつい闘争心に火がついて勝ちにいってしまう性格など、
衝動的で負けず嫌いなあたりが月牡羊座だなぁ…と妙に納得しました(笑)。
また、何かにハマると寝ることも忘れるほどに没頭してしまい、一週間後くらいに白目向いているあたりは、蠍座に天体集中しているからかなぁ…とか。
それなのにアセンダント(ASC)乙女座だから人前では澄ました顔して「余裕です♪」と演じてしまう…。
なんて自分の感情や環境とホロスコープを照らし合わせることで、知識やホロスコープを読むという感覚がだんだんと身に付いたように思います!
自分のホロスコープを深める勉強方法は、知識が身に付くほかに自分自身の再確認や新たな発見もできるのでとても楽しく学べますよね。
おすすめ勉強方法②家族や身近な人のホロスコープを読む
- 身近な性格を把握している人のホロスコープを沢山見て特徴がホロスコープにどう現れているか観察すること。(20代・女性・射手座)
- 家族の星読みをして、イメージをふくらませたこと。(40代・女性・蠍座)
- いろんな人のホロスコープを鑑定書風にまとめる。(20代・男性・双子座)
- いきなり友達を鑑定させていただき、感想を聞いて復習する方法。(50代・女性・蟹座)
続いて多かったのが、身近な人のホロスコープを読むというご意見でした!
家族や身近な人なら内面を深く知っているので、ホロスコープと照らし合わせて確認することができますよね。
私も実際に家族や友人のホロスコープを出して、LINEでメッセージを送ったり会ったときに伝えたりして感想をもらっていました。
また、「知りたい事はないか」を聞いては調べるということもしていました。
多かったリクエストは「どんな働き方が合っているか」「どんなパートナーと相性がいいか」「今の運勢」など。
質問をしてもらうことで、占ってもらう人はどんなことが気になるのか、そして占う側はどんなことを知っておく必要があるのかを掴んでいけたように思います!
星読みは情報が多いので、勉強する順番も悩みがち。
相手がどんなことを知りたいのかをある程度理解しておくと、勉強もしやすくなるはずです。
そしてホロスコープはとにかく数を読むことで理解が深まっていきます。
家族や身近な人のホロスコープを読むことや、鑑定結果として伝えることは確実に星読みの成長につながるでしょう。
自分のホロスコープや家族や身近な人のホロスコープをまだ出してない方はぜひこちらで出してみてくださいね!
おすすめ勉強方法③本で学ぶ
- とりあえず本を繰り返し読んでホロスコープと照らし合わせました。(50代・男性・牡羊座)
- 色んな本から抜粋して、辞書みたいなのを作っている。(40代・女性・獅子座)
- 出来るだけ図書館を使って星読み系のものを探しました。(30代・女性・蠍座)
- 本読みです。
私もわからない事を調べるのにwebを頼っていましたが、振り返ると素人の間違った情報が蔓延していて混乱しました。
グーグルやヤフーなどの検索上位のサイトでも、間違った情報を流しているケースがあったり、中には星読みの知識を勘違いして覚えたまま「占い師」を名乗る方も見受けられます(悪意はなくても)。
時間とエネルギーは使うけれど監修責任が明確な出版物を参考にした方が結果効率がいい、というのが私の結論でした。(50代・男性・蠍座)
「星読み・占星術の本で学んだ」という声も3番目に多く寄せられました。
星読み・占星術の本はたくさん出版されているので自分に合う本を選ぶことができるのもいいですよね。
「一つの本をとにかくじっくり読み通す」というご意見や、「複数の本を読んでしっくりくる内容や情報を抜粋する」というご意見など本で学ぶということでも様々な勉強方法があるようです。
おすすめの本については特集の後半でじっくりと紹介していきます!
勉強方法を知って壁を乗り越えよう
星読み好き600人に聞いた「星読み・占星術のおすすめ勉強方法」を紹介しました。
他の人の悩みや勉強方法を知る機会って、めったにないですよね。
実際に星読みを学んだ(学んでいる)人のリアルな声を聞くと、新たな勉強方法を知ることができるだけでなく、
「悩んでいるのは自分だけじゃない」「みんな通る道なんだ」と学ぶ勇気やモチベーションにつながるのではないでしょうか。
今回紹介した勉強方法は、いわば「王道」の3つでしたが、アンケートには他にも様々な声が集まっています。
次回の特集記事でさらに詳しくお伝えしていきます!
星読み・占星術を学ぶ大きなヒントになること間違いなし◎ ぜひお楽しみに~!