占星術には、人の一生を約10年ごとに区切り、それぞれの年代にテーマがあると考える「年齢域」という考え方があります。
34〜45歳頃は、その中でも「火星期」と呼ばれる時期。
自分らしさを社会へ表現したり、新しい挑戦へ踏み出したりすることがテーマになる年代です。
この記事では、火星期に起こりやすい変化や、この時期を自分らしく輝くためのヒントをわかりやすくご紹介します。
Contents
占星術の年齢域とは【火星期は34~45歳】
占星術には人間の発達段階と天体を結びつけて考える【年齢域】というものがあります。
年齢域は、人の一生をだいたい10年ずつくらいに区切り、【その年代ごとに育むべきテーマ】を設定しています。
例えば「0~7歳は月で、感情が発達するとき」「7~15歳は水星で、知性が発達するとき」というように、その年代ごとにテーマがあるのです。
それぞれの天体の年齢域は次のようになっています。
| 天体 | 年齢域 | 特徴 |
| 月 | 0〜7歳 | 自分の心が安定する土台を作る |
| 水星 | 7〜15歳 | 知性やコミュニケーション能力を伸ばす |
| 金星 | 15〜24歳 | 大好きという感性を高める |
| 太陽 | 24〜34歳 | 人生の目標を見出す |
| 火星 | 34〜45歳 | 人生の目標を具体的に形にしていく |
| 木星 | 45〜57歳 | 自分のことも人生も受容できるようになる |
| 土星 | 57〜70歳 | 社会的な成果を生み出していく |
| 天王星 | 70〜84歳 | 今までの常識を打ち壊していく |
| 海王星 | 84歳〜死ぬまで | 目に見えない世界へつながっていく |
| 冥王星 | 死後 | 魂の世界 |
この記事では、表の中の火星期(34〜45歳)にフォーカスします。
さきほどの表をご覧ください!
年齢域の図のとおり、太陽期である「24~34歳」で「人生の目標」を見出し、火星期では、太陽期で見出した「人生の目標」に向かって、具体的に形にしていくときです。
火星期は、ちょうど人生の折り返し地点にさしかかる頃で、社会や家庭などからもプレッシャーがかかることも多い年代と言えます。
この火星期をどう過ごしたらいいか、何に気をつければいいのか、占星術の観点からお伝えします。
こちらの記事をチェックしてくださいね!
火星は【こだわりを押し出す力】と【矢を放つ力】
火星は戦いや攻撃性を表す星です。
主張する力や自分の中のこだわりを世の中に押し出す力として、表現されることもあります。
また、火星は矢を放つような力とも表されます。
矢を放つときは、目標を定めて、的に集中して、ブレないように力を制御して矢を放ちます。
そのため、火星期では同じように、「目標を決めてそれを達成するために力を注ぐ時期」という意味合いがあります。
実際に、火星期にあたる34~45歳の人は、人生の方向性がある程度定まり、目標に向かって進んでいる人も多いかと思います。
しかし、この年代は人によって生活環境や状況がさまざま。
特に女性は、すでに介護が始まっている人もいたり、育児の真っ最中の人もいたり、人によって状況は大きく異なります。
また働き盛りの人も多く、仕事では部下の育成など自分以外の仕事が回ってくる人も少なくありません。
そのため、実際は「純粋に自分のことだけを考えていればいい」というわけにもいかず、もやもやした感情やジレンマを抱えている人も多いことでしょう。
火星期はこのような「進みたいのに進めない」といった悩みを抱えることが多い時期と言えるのです。
年齢域は【花の成長】に例えると理解しやすい
年齢域は「花の成長」としてとらえると理解しやすくなると考えています。
もっと火星期を理解するために、年齢域の流れを見ていきましょう♪
月は【0~7歳】
人間が「オギャー」と生まれて、感情(月)を育てていきます。
月の時期はぐんぐんと栄養を吸収するときや、大人の言うことを吸収するときと言われています。
花に例えると、種が発芽して双葉が出始めて、根っこを張ろうとするときです。
水星は【7~15歳】
水星は知性を表すことから、この時期は知性の発達のとき。
言葉を覚えて知識を増やしていくときです。
人間では、ちょうど義務教育にあたる頃でしょう。
大きな花になろうと、葉を増やして根っこもますます張り巡らせていくときです。
金星は【15~24歳】
感性を磨くとき。
人間で言うと思春期にあたり、恋愛に興味を持ち始めるころです。
ワクワクすることや好きなことに夢中になります。
花に例えると、葉が成長してつぼみをつけるころです。
太陽は【24~34歳】
成人になって、アイデンティティを育むときです。
自分の使命や自分らしさが育っていきます。
いよいよ、自分という大きな花を咲かせるときです。
火星は【34~45歳】
アイデンティティが育ったら、今度はそれを社会へ打ち出していくときに入ります。
咲かせた花から種がポロポロと飛び出すようなイメージ。
つまり、自分をどんどん外側に出していくときと言えます。
木星は【45~57歳】
自分という存在が社会に根ざしていくときです。
今まで自分がやってきたことに成果が出て、より広がっていきます。
これは、影響力を持つとも言えるでしょう。
花で言うと、火星期でこぼれ落ちた種が大地に蒔かれ、また芽を出して成長をはじめるときです。
自分の影響力が拡大していくときとも言えるでしょう。
土星は【57~70歳】
人生の集大成を迎えます。
今までの人生を振り返り、自分のためだけでなく、人のために生きようと考えるときです。
花に例えると「私は大地であり、花であり、根っこである」というように、自分という存在が世界と統合されていくイメージです。
種がポンと弾け飛ぶように、あなたらしさを世の中に押し出したいという情熱が高まりやすくなるでしょう。
火星期は【より自分らしくなるため】にある
火星期には次のようなことが起こりやすくなります。
内側から湧き上がる欲求
- 「こんなもんじゃない」「もっと先に行けるはず」という感覚が強まる
- 経済的に自立したくなる
- 妻であり母である前に、ひとりの人間として個性を発揮したくなる
- 好きなことを仕事にしたい気持ちが出るけれど、自信がない、やり方がわからない
火星期ならではの悩み
- そこそこ幸せなはずなのに、なんとなくモヤモヤする
- 忙しくなりすぎて身体を壊す
- 人生が退屈になる
- 特に女性は、介護・育児・仕事が重なり「自分のために時間が使えない」と感じる
こういった気持ちになりやすい人は、まさに火星のパワーを感じ取っています。
自分がより自分らしくなるために、火星が個性を押し出そうとしているのです。
心理的にも身体的にも忙しくて大変な時期かもしれませんが、ぜひ前向きに捉えてみてくださいね。
火星期だからこそ【大きな変化を起こせる】
「火星期ってなんだか大変そう」と思ってしまう人もいるかもしれません。
けれど、心配しなくても大丈夫です。
火星期では次のような嬉しいことも起こせるのです。
- 断ち切りたい過去のパターンから脱出できる
- 目的達成、問題解決が起こる
- 「底力」が出て、思いがけない問題を解決できる
- 今まで気づいていなかった才能・能力が開花する
- 身体を鍛えることで、内側のエネルギーが高まる(筋トレで運気アップも)
先ほども書きましたが、火星期は「矢を放つ力」です。
矢は一度放ったら方向を変えられません。
だからこそ、「なりたい自分」にねらいをしっかり定めることが、この時期の最重要テーマです。
火星のスイッチを入れる2つの方法
「火星のパワーってどうやったら使えるの?」という人のために、最後は火星にスイッチを入れる方法をお伝えします。
火星のスイッチを入れるには、次の2つを意識してみましょう。
①「No」を自分に許し、断る力を育てる
一言でいうと【断る力】です。
これは自分の中の「譲れないもの」に気づいて、それを貫く力とも言えます。
また、火星は自分の中に持ち込まれた違和感を押し出す力とも表現されます。
自分の中に「No」という感情が出てきたら、恐れずに言葉にしていきましょう。
自分の「譲れないもの」を守ることが、火星のスイッチを入れる第一歩です。
②「やってみます」ではなく「私がやります!」
火星期は、「ちょっとやってみようかな」という曖昧な姿勢では力が発揮されにくい時期です。
やりたいことがあったら、迷いなく「私がやります」という迷いのない意志が大切なのです。
覚悟を持つことで、火星のエネルギーは一気に点火します。
「やります」の一言が、現実を動かす最初の矢になります。
あとは、しっかり身体のメンテナンスをすれば、準備はOKです。
【まとめ】火星期は【私がやります】という意志が大切
34〜45歳の火星期は、太陽期で育てたアイデンティティを、いよいよ世界へ放ち出すための時期です。
「進みたいのに進めない」とモヤモヤするのも、ジレンマを感じるのも、「もっと先に行きたい」と思うことも、あなたの中の火星が「そろそろ矢を放つとき」と伝えているサインです。
「No」を言う勇気と、「私がやります」という覚悟。
この2つを持つだけで、現実は大きく動き始めます。
火星のパワーを味方につけて、あなたの才能を開花させてくださいね♪
「自分の中の星を自在に使いこなしてみたい」という人は、こちらの無料講座 で占星術を学ぶのもおすすめですよ♪
太陽・月・水星・金星などを使って、自分の星を使いこなし、一緒に才能をどんどん開花させていきましょうね♪























