2025年8月23日、乙女座(おとめ座)で新月を迎えます。
西洋占星術師・かげした真由子先生監修のもと、今回の新月の解説と過ごし方のポイントをお届けします。
今回の新月についての解説を担当します。
今月もみんなと楽しく星読みできたらうれしいな~♪
まゆちん先生、なこちゃんと一緒に新月のメッセージをお届けします♪

2025年8月23日、15時06分ごろ、乙女座で新月を迎えます。
新月と満月はワンセットで、新月に蒔いた種が満月に実ると考えます。
月の満ち欠けは、私達の呼吸と一緒で「吸って吐いて」のワンサイクルです。

新月から吸い始めた何かを満月には表に出していきます。
今回は新月なので、何かを取り込み始めるタイミング。
何を取り込んでいけばいいのか、見ていきましょう。
そんな方には、こちらの記事もオススメですよ♪

Contents
2025年8月23日【乙女座(おとめ座)新月】ホロスコープを徹底解説
2025年8月23日15時06分ごろ、乙女座で新月を迎えます。
「2025年8月の新月」の星読みをお伝えしますので、次の満月までの約2週間の過ごし方のヒントとしてご活用ください。

※システムの仕様上、天体の度数やハウスのカスプの位置が、少しズレて表示されている場合があります。
- 乙女座1度でおこる新月
【乙女座1度】サビアンシンボル「男の頭」
形あるものへのこだわりを表しています。目に見えない内面的なことではなく、外面的なものに対して集中します。1つのことに集中して、形や方向性を整える能力を身に付ける時。 - 新月(太陽/月)にアクセスする星達
・新月と天王星がスクエア(90度)
独創性、自立心、独立心、進歩的・新月、冥王星(R)、土星(R)と海王星(R)がヨード
自分のあり方を調整する - その他、特徴的な配置
・水星と火星がセクスタイル(60度)
頭の回転が速い、知的好奇心旺盛・金星と土星(R)がトライン(120度)
蓄財力、献身的・金星と冥王星(R)がオポジション(180度)
人を惹きつける魅力・土星(R)と海王星(R)がコンジャンクション(0度)
夢と現実のバランス・天王星、冥王星(R)、土星(R)と海王星(R)がミニトライン
時代の変容を推し進める力
ホロスコープを読むのが難しい…と感じる人は、下のボタンから星読みテラスのホロスコープを出してみてくださいね。

動画講座なので、自分のタイミングで学べますし「わかりやすくて、楽しく学べた!」と好評の講座なんですよ♪
2025年8月新月のテーマは【未来計画書を作成する新月】
2025年8月23日、15時06分頃 乙女座で新月を迎えます。

前回の満月は「何者でもない自分に還る満月」。
この満月をきっかけに「誰かのため、会社や家族の役に立つため」から「自分の内側が求めている本当の個性」に目を向けやすくなりました。

そして迎える今回の乙女座新月では、自然体のあなたで新たな未来計画書を作り始めます。
「未来計画書ってなに?」「どんなことをしたらいいの?」と、頭の中にたくさんのハテナが生まれたあなたも大丈夫。
一緒に今月の新月図を読みながら、自分を誤魔化したり強制したりしなくていい、ありのままでキラッと輝ける未来に向かって計画書を作っていきましょう!
お馴染みの天体に、意外な天体も?初心者さんも楽しく見られる記事はこちら!

新月満月占い|未来計画書の視点は「過去」「現在」「未来」
今回の新月は乙女座で起こりますが、じつは来月9月22日の新月も同じ乙女座で満月を迎えます。
同じ星座で2ヶ月連続の新月が起こるのは珍しく、しかも9月の新月は部分日食であり、その影響は約半年間続くとも言われています。
この2ヶ月は、乙女座の「形にする力」が高まるタイミング。
この乙女座の新月が続く特別なタイミングで、私たちは「これから半年間の未来計画書」を宇宙に提出するよう求められているのです。

今回の8月23日の新月は、その未来計画書を仕上げるための準備期間にあたります。
未来計画書とは、「現在」と「理想の未来」をつなぐためのあなただけの計画書です。
そこであなたにひとつ質問があります。
あなたは「未来計画書を作ろう」と言われて、どんな気持ちになりますか?
「作りたい!作れそう!」とワクワクしたでしょうか?
それとも「計画書なんて書ける気がしない」と戸惑いを感じたでしょうか?
もし戸惑いがあったとしたら、それは夢と現実の間にギャップを感じているからなのかもしれません。
「こうなったらいいな」という夢はぼんやりとあるけれど、「現実には無理かも」と思ってしまったり、夢を叶えている姿がはっきり描けなかったり。
だからこそ、乙女座新月の「形にする力」を味方にして、自分の未来計画書と向き合い、そのギャップを埋めていきましょう。
さあ、それでは未来計画書を練るための星からのポイントをお伝えしていきますね!!
細かなことが決まっていなくても大丈夫ですので、自分なりの「未来計画書」を描いてみましょう!
ノートとペンを用意して実践してみてね!
新月満月占い|①まずは過去から:振り返りと整理
計画書を練るために、まず私たちがしなければいけないことは何なのか?
それを教えてくれているのは、新月、土星と海王星、冥王星が形成するヨードです。

ヨードは、別名「神の手」と呼ばれる特別な配置。
共通した性質がなく異質なもの同士の関係性なので、試練を感じやすい配置ですが、その反面、天体を上手く連携できれば天才的な才能を発揮できると言われています。
今回、ヨードを形成する土星、海王星、冥王星は、2024年、2025年に星座を移動し、私たちに挑戦や変化を促しながら、新しい時代を作っている天体です。

2024年11月以降、知らず知らずのうちにこれらの天体の影響を受け、「新しいことを始めなくちゃ」「時代に合わせて変わらないと」と焦りや不安を感じた人も少なくなかったはずです。
しかし、よく見てみると、乙女座新月では、始まりや変化を促した土星、海王星、冥王星はいずれも逆行中。
新しい時代作りを3天体ともお休みをしている状態です。

つまり、あなたの挑戦や変化について、振り返ったり、整理し直したりするのに適したタイミングと捉えられます。
その振り返りや見直しを導いてくれるのが、ヨードの二等辺三角形の頂点となる新月。
新月は、自己実現を示す太陽と、心を示す月が重なり、まさにあなた自身がどうありたいか、ということを問いかけているのです。
<ワーク①>
2024年11月から今日までで、あなたが新しく始めたこと、挑戦したこと、あるいは、始めたいと思っていることを全て書きだしてリスト化してみよう。
※書き出したものの中から、「焦りや不安で選んでいるかも」「本当の願いと異なるかも」などの違和感があるものは一旦リストから外しておこう。
一人で振り返るのが苦手な人は過去占いもおすすめです♪

新月満月占い|②現在をみつめる:アクシデントは発展のトリガー
つぎに「現在」の視点を取り入れてみましょう。
新月は、私たちが抱く願いと自己実現を果たそうとする姿を表しています。
この新月に、葛藤を与える角度(90度)から、天王星が影響を与えています。

そのため、せっかく新しい挑戦をはじめているのに、その中で摩擦、困難、ストレスなどを経験して、この道でいいのかな?と不安を感じることもあるかもしれません。
けれどもスクエアが与える葛藤は、ただの「不幸」とは違うんですよ。
スクエア(90度)は葛藤のエネルギーで私たちを揺さぶりますが、その葛藤と向き合って、乗り越える方法を模索する中で、バージョンアップを促したり、新しい展開を与えてくれるものでもあります。
天王星による影響は、突発的な出来事として現われることも多いため、その瞬間は、アンラッキーやアクシデントが起こっただけのように感じるかもしれません。
けれどもその出来事は
- アクシデントがきっかけで、新しいアイディアがひらめく
- 単なるアンラッキーではなく、起こるべくして起こったのでは?と、よくよく調べることで、内包していた問題に気がつける
など、計画を発展させてくれるトリガーになり得るのです。
今からあなたに起こることに視点を合わせてみましょう。
<ワーク②>
8月の新月(8月23日)から9月の新月(9月22日)までの間に、突発的なアンラッキーやアクシデントがあったらメモしておこう。
※少し時間をおいて冷静になってから、その原因は何だったのか、その出来事から得られたものや失ったものは何か、など、様々な視点で考えたことをメモに追記しておこう。
どんな影響を受けやすいか12星座別の運勢が気になる人は、この記事を見てみてね♪

新月満月占い|③未来をひとつ定める:優先順位をつけて一歩ずつ
過去・現在ときたら、最後は「未来」ですよね。
未来を描くポイントは、新月のサビアンシンボルからヒントをもらいましょう。
サビアンシンボルは乙女座1度「男の頭」。

このサビアンシンボルは、「具体的な目標を決め、その達成方法を細かく考える力が高まる」ことを表しています。
乙女座新月では「漠然とした広い未来を思い描くよりも、ひとつの明確な目標を立て、その目標を実現するために細やかな部分まで考え抜くこと」が何より重要になります。
たとえば、
- 毎日、家事と育児と仕事で大変
- 子どもの行事や体調不良の度に、仕事を休むのも申し訳なくてつらい…
- 占い師になって、自由な働き方を手に入れることができたらいいのにな
と思っている場合。
その夢を現実に変えるには、もっと詳細にイメージしていく必要があります。
- ホテルのラウンジで対面セッションができたら優雅で素敵
- オンラインでのセッションだったら遠方の人にもサービスを届けられて嬉しいな
- 鑑定書を作ってお渡しするのも楽しそうだな
など、様々な未来の姿を、思い描いてみるのです。
乙女座の冷静で現実的な分析力を使い、まず何を優先すべきか決めることがポイントです。
上の例で言うならば、こんなふうに考えられそうです。
「ホテルのラウンジでのセッションに憧れるけど、子どもの体調不良で急に休むのがつらい」
この現実的な課題に着目すると、
「時間の融通が効きやすそうだから、鑑定書を作ってお渡しする形が私には合ってるかも」
と優先順位が見えてきますよね。
そうは言っても、「現実的な課題にばかり目を向けるのはつまらない」「ワクワクを優先したい!」と思う人もいるかもしれません。
でも、ワクワクの未来はその先にちゃんと続いています。
<ワーク③>
- ワーク1で作ったリストの中から、今の自分に一番必要!と思えるものをひとつだけ選んでみてください。
- 1で選んだものをこれから進めるにあたり
- どんなゴールにたどり着きたいか
- ゴールに到着するために必要な行動は何か
を細分化して書き出してみてください。(分かる範囲でOK)
※ワーク②で書き出した出来事も、たくさんのヒントを含んでいるはずなので、一緒に眺めてみるのがおすすめです。
新月満月占い|未来計画書を作ることで夢の現実化が加速
ここまで、未来計画書を作るために、取り入れてほしい3つのポイントについてお届けしました。
お届けした内容を踏まえて行動していくと、自然と未来計画書を作成しているのと同じ状態になり、夢の実現がぐっと近づいてくるはずです。
今回準備してもらう未来計画書は何もないゼロの状態から、突然現れるものではありません。
- 過去を振り返って、見直してみる。
- 今の自分に起こるアンラッキーやアクシデントを様々な角度から眺めてみる。
- 未来の自分を想像し、目標をひとつに絞り、具体的に決めていく。
つまり、未来計画書を作ることは、過去と現在と未来をつなげていく作業です。
この過程を経ることで、あなたの未来計画書から、不安や焦りで選んでいた余分なものが消え、新しい選択肢がプラスされるでしょう。
そして今までぼんやりと描いていた未来に、くっきりとした形が与えられて、実現へとぐっと近づくことができるはずです。
「形にすること」がポイントの乙女座新月にピッタリの行動ですね!

【まとめ】8月23日乙女座(おとめ座)新月から次の満月までの過ごし方
最後に、2025年8月23日の乙女座新月から、2週間後の9月8日の魚座満月までの過ごし方のポイントを、3つにまとめておきましょう。
- 2024年11月以降に、新しく始めたこと、新しく始めようとしていることがある人は、振り返りや整理をして見直してみよう。
- 突発的なアンラッキーやアクシデントが起こったときは、その出来事を多角的に観察してみることが思わぬギフトにつながるかも。
- まずは未来をひとつに定めて描いてみよう。
現実的な視点で、優先順位をつけて一歩ずつ進めていくことが、ワクワクの未来へとつながります。
こうしたポイントをおさえていると、自然と未来計画書を作成しているのと同じ状態になり、夢の実現がぐっと近づいてくるはずですよ。
以上が「2025年8月の乙女座新月」についてでした。
素敵な新月をお過ごしください。
YouTubeチャンネル『みらいテラス』でも、2025年8月23日の乙女座新月について動画で解説しています。
先生たちの声や表情を通して届けてもらえる星のメッセージは、文章を読んだときとは違ったヒントを受け取れることも多いんだ~♪
あなたらしい星読みを身に着けて、人生をもっと楽しくしちゃおう♪
