星読みテラスを監修するかげした真由子(まゆちん)先生の月星座講座第4弾となる今回は「木星蟹座期の月星座別アドバイス」です。
あなたが本来行きたいところに行くために、どんな心の持ち方、意識の持ち方でいるとよいのか、まゆちん先生が教えてくれました!
いよいよ最終回です!
月講座シリーズの第4弾では、太陽星座の示す「魂の意図」=「あなたが本来行きたい場所」に近づくために、木星蟹座期をどんな意識で過ごしていくと良いのか?
というポイントについて、月星座別にお伝えします。



Contents
月星座とは?太陽星座との違いについて
月星座とは、あなたが生まれた瞬間に月が位置していた星座のこと。
一般的によく知られている星座は太陽星座を指しますが、月星座は太陽星座とは異なる性質を持っています。

太陽星座は本来の生きている目的や生きがいを表します。
それに対して月星座は、無意識に発動する性質を持っているため、自分でも自覚しにくいものです。
例えば、イライラしてしまうのも、不安になってしまうのも、実は月星座の性質によるもの。
さらに、月星座には「痛みを避けようとさせる機能」があります。
過去に傷ついた体験や痛かった記憶を覚えていて、「二度と同じような思いをしたくない」という理由で、私たちを無意識に行動させてしまいます。
この違いがわかっていると
- 頭では分かっているのに、なぜ感情的になってしまうのか
- どうして同じパターンを繰り返してしまうのか
という月星座の性質を理解し、活かしていくことができます。
木星蟹座期こそ月星座に注目!
2025年6月10日から2026年6月30日の約1年間は、幸運の星・木星が蟹座に滞在します。
そして、蟹座の支配星は月。
1年間の幸運を象徴する木星が蟹座にいるこのタイミングだからこそ、蟹座と関わりの深い月に注目してみましょう。

蟹座の支配星である月が象徴する「記憶」「過去」「ノスタルジー」「ルーツ」といったテーマに注目が集まりやすいでしょう。
ただし、過去の成功や失敗にとらわれすぎると、前に進む力を弱めてしまうこともあります。
木星は未来へと拡大していく天体。
だからこそ「過去を振り返りつつも、未来への希望を持って歩んでいくこと」が大切です。
ここで意識してほしいのが、「月の船を盤石にしよう」ということ。

つまり、心や感情の土台をしっかり安定させておくことで、木星の拡大や未来への成長を安心して進められるのです。
これからご紹介する月星座別の意識ポイントは、太陽星座が示す魂の意図を達成する(=あなたが本来行きたいところに辿り着く)ために、どんな心の持ち方を意識すると良いか、という視点で読んでみてくださいね。
【月星座別】木星蟹座期の意識ポイント
2025年6月10日から2026年6月30日までの約1年間のアドバイスを、月星座別にお届けします。
月星座が牡羊座

月星座・牡羊座さんにとって、木星蟹座期は「自分のフィールドに大切な人をお招きしてもてなしたい」という思いが芽生える時期。
しかし同時に「この人は自分のエリアに入れたくないな」と感じる場合もあるでしょう。
そんな中で大切になるのは、全員を受け入れようとしなくていい、お招きする相手を選んでもいいという視点です。
違和感を感じる人や、心地良くいられない人とは適度な距離を保ち、この人をおもてなししたいと感じる相手を、牡羊座さんの大切なフィールドに招き入れてみてください。
また、お招きする対象は、現実の人とは限りません。
たとえば、ご先祖様や家族などの影響が強まること、つまりご自身のルーツとなる部分を受け入れるようなことも含まれます。
このとき大切なのは、招き入れた相手をもてなすことそのものは、本質的な目的ではないということです。
招き入れた人たちのエネルギーを受け取って、自分の魂の意図を達成するために使っていくという意識を持つと良いでしょう。

月星座が牡牛座

月星座・牡牛座さんの木星蟹座期の1年間は、これまで学んできたことを、必要な場所に届けていく時期になります。
そのために、まずはこれまでインプットして蓄えてきた知識を、改めて大きな視点でとらえ直してみると良いでしょう。
具体的には、今まで培ってきた知識や経験について「何のために学んだのだっけ?」と見直してみてください。
大事なのは、何を学んできたのかということよりも、何のために学んできたのかという、目的意識です。
そうすることで「手に入れてきた知識は、ここに届けるといいんじゃないかな?」ということに気がつけそう。
すると「届けたい」「伝えたい」という気持ちが自然と高まってくるでしょう。
その気持ちは、木星蟹座期に行動していく時とても大事になります。
なぜならその気持ちこそが、本来自分が行きたい場所がどこなのか、どんなふうに活躍したいのかということを教えてくれるからです。
この時期は、学ぶのにも非常に良い時なので、どんどん学びたくなるでしょう。
だからこそ、何のために学ぶのか、どんな体験をしたいのか、誰に何を伝えるのか、その結果どんな世界を作っていきたいのか、というところまで目的意識を持つことが、有益な学びへとつながるのです。

月星座が双子座

月星座・双子座さんは、「獲得と所有」のエリアに木星が入り、物質的な豊かさや、経済的な発展に影響を及ぼします。
そのため木星蟹座期の1年間はお金に関して気前がよくなり、心が寛大になる傾向が出てくるでしょう。
ただし、それは「お金をどんどん使えば良い」ということではありません。
むしろ、自分にとって本当に必要なものを自然と引き寄せられる力が高まっているサインなのです。
お金はもちろんですが、必要なものが何か、ということをしっかり見極めていくと、月の力と太陽の力がうまく連携していきます。
たとえば、太陽星座も双子座さんだったら「どんな学びをしたいのか」「どこに行きたいのか」ということを考えてみても良いでしょう。


月星座が蟹座

月星座・蟹座さんは「自分自身」のエリアに木星を迎えることになります。
そのため、元々持っている感受性がさらに豊かに高まります。
その輝きは、周囲から見ても明らかに際立って注目を集めるでしょう。
意見や感想を聞かれるなど、その感受性を様々な人に求められる機会も増えそうです。
一方で、誰かのケアやサポートをしすぎる、という状況が起こりやすくなるかも。
元々蟹座さんは、周囲の人を手助けしてあげることが上手で、あたたかな性質を持っています。
その性質が木星蟹座期ではさらに高まりやすいのです。
これまで以上に、周囲に対して様々なものをシェアしたい、与えたいという思いが高まるでしょう。
それは非常に素晴らしいことですが、与えてばかりいると枯渇してしまうこともあるので、自分が疲弊していないか注意が必要です。
その素晴らしい思いをモチベーションにして、本来の自分が行きたいところに向かっていってくださいね。

月星座が獅子座

月星座・獅子座さんは、自分の身体を意識して、しっかり向き合ってみて欲しい時期です。
というのも、木星蟹座期は心の奥などの精神面に自然と意識が向きやすくなるからです。
しかし思考にばかり没頭してしまうと、
「このままでいいのかな?」
「このままでいいような気もするし、でも物足りないような気もする…」
といったモヤモヤした気持ちが膨らみがちに。
だからこそ、自分の身体と向き合うことが大切になります。
そうすることで、精神的なことだけに偏らずに、健やかなバランスを保つことができるでしょう。
- 運動する
- 栄養をとる
- しっかり眠る
といったように、精神面だけでなく、身体に関することも整えていくことで、魂の意図をどんどん発揮できるようになっていくでしょう。

月星座が乙女座

月星座・乙女座さんは、普段から、いわゆる「私利私欲」では動かない人が多いのですが、木星蟹座期はいっそうその傾向が強まります。
たとえば、自分のためにお金を稼ごう、という理由だけでは、なかなかモチベーションが続かず動けなくなったり、立ち止まりたくなったりすることがあるかもしれません。
そんな時は、「循環すること」を心がけると良いでしょう。
これまで人から好意や愛を受け取ってきた人ほど、自然に還元したくなるため、まずはしっかりと受け取ることが必要になります。
月星座・乙女座さんは「自分のため」だけではモチベーションが保てないため、与えたい思いが強くなりますが、実はその前に受け取ることこそが大事なのです。
たとえば、褒められたら受け取る、恵まれた環境にいるのであればそれを受け取る、というように。
受け取る時のコツとしては、自分のやる気や情熱を表に出していくことです。
そうすることで、そのやる気や情熱を応援してくれる人にも出会える確率が非常に高まるので、それを受け取っていくのがおすすめです。
大事なのは自分自身が輝くことですが、そのためにまずは受け取ることを積極的にしていってみましょう。
月星座・乙女座さんは、受け取ることが苦手な人も多いですが、頑張ってみてくださいね。

月星座が天秤座

月星座・天秤座さんは、いつかやらなきゃいけないと思ってたこと、やらなきゃと思いつつそのままだったものと、向き合っていくことになりそうです。
もしかしたら、やらされているような感覚になる人もいるかもしれません。
けれども、木星蟹座期にそうしたテーマと向き合うことが、精神性やマインドに厚みを持たせる経験になります。
そうして手に入れた「厚みを持たせた精神力」が、本来の目的に向かって進んでいく力となってくれるでしょう。
そのほかにも、月星座・天秤座さんは「自分を満たすこと」が大事な時期になります。
木星蟹座期の1年間で満たしていくことで、その次のステージとなる2026年7月以降にも良い影響が出るでしょう。

月星座が蠍座

月星座・蠍座さんは、木星蟹座期は、世のため人のために自然に動けるようになるでしょう。
そのモチベーションは、とても大切なエネルギーなので、ぜひ積極的に活かしていってください。
一方で月星座・蠍座さんは、自分なりのモラルやこだわりを持っている人も多いため、そうした思いを主張したくなることもあるでしょう。
それ自体は決して悪いことではありませんが、人をジャッジするために使ってしまわないように、注意すると良いでしょう。
なぜなら、相手をジャッジするよりも、自分なりのこだわりを人のために活かした方が、ずっとスムーズに動けるからです。
大事なのは、世のため人のためという行動を通して「自分がどんな体験をしたいのか」「自分が何になりたいのか」ということに落とし込んでいくことです。

月星座が射手座

月星座・射手座さんは、木星蟹座期の1年間は、誰かの豊かさを支援することに気持ちを注ぎたくなるでしょう。
自分が利益を得るよりも、誰かに利益を手に入れさせてあげたい、という気持ちが高まりますが、どちらか一方だけでなくお互いが豊かになることが大事です。
相手を尊重するあまり、自分自身は引っ込みたくなる傾向も出てくるかもしれません。
ただ同時に「実は、人とつながりたい」という本音も高まってくるため、人のために自分は控えることや、孤立を選ぶことはNGです。
自分の持っているビジョンを周囲に対してシェアすると、スムーズに繋がっていきやすくなるので、ぜひ試してみてくださいね。

月星座が山羊座

月星座・山羊座さんは、目の前の人を大事にして、丁寧にコミュニケーションを取ると良い時期です。
木星蟹座期は、誰かがあなたの人生に関わることでモチベーションが上がったり、プライベートが大いに充実したりするでしょう。
もし人間関係に行き詰まりを感じているのなら、コミュニケーションを工夫してみるのがおすすめです。
大事にしたのは「上下がないフラットな関係」です。
たとえ、実際は社会的に上下関係があったとしても、心のスタンスとしては対等なやり取りを目指すと良いでしょう。
そのスタンスが、月星座・山羊座さんの夢の実現を後押ししてくれますよ。

月星座が水瓶座

木星蟹座期の月星座・水瓶座さんは、仕事とプライベートの境目が、良くも悪くも曖昧になりそうです。
たとえば、家で仕事をしたり、逆に仕事場で生活したりする場合もあるかもしれません。
周りに対して非常に面倒見がよくなり、フォロー役として喜びを感じられる時期でもあります。
ただし、「誰かのためにやってあげること」が目的になってしまうと、本来進みたい方向とズレていってしまう可能性も。
「あの人にはあれが必要だ」「こうしてあげたらプラスになりそう」というこ感性が冴える時期です。
その感性を活かして
- 自分の目的を叶える
- 自分も社会で活躍していく
ということを意識していくと、良い流れに乗れるでしょう。

月星座が魚座

月星座・魚座さんは、「ないものは作ろう」「いないものは育てよう」といったクリエイティブな意識が高まる時期です。
木星蟹座期に、そのクリエイティビティや創造性を活かして、本来行きたい場所に行ったり、夢を実現したりできるでしょう。
ただし、恋愛など身近な人間関係に関しては、相手の面倒を見すぎたり、逆に自分が依存してしまったりということも起こりがちなので、少しだけ注意してみてくださいね。
ないものは作ったらいい、人材は育てたらいい、という意識になりますが、大事なのは「何のために」という意識です。
どんなビジョンを持っているのかというところを、忘れないでくださいね。

【まとめ】月星座を活かして本来目指す場所へ
月講座の第4弾となる今回は、月星座別の木星蟹座期のアドバイスをお伝えしました。
月と関係性が深い蟹座に、幸運の星である木星が滞在するこの1年間は、月星座に注目するのにピッタリのタイミングです。
木星蟹座期こそ上手に月星座を使うことで、あなたが本来たどりつきたい場所へと、スムーズに近づくことができるでしょう。
気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね♪

太陽星座も月星座もどちらも大切なあなたの一面だもの♪
