命式や運勢の流れを読む基礎知識を
きちんと学び身につけられる
この記事では、四柱推命の六十干支【乙酉(きのととり)】について解説します。
日柱干支に乙酉(きのととり)を持つ人の特徴や性格、仕事運、恋愛運などを詳しくお伝えします。
乙酉(きのととり)と特別な相性の干支もご紹介するので、乙酉(きのととり)についてしっかり深めていきましょう。
Contents
四柱推命【乙酉(きのととり)】の特徴
四柱推命では、生まれた日の【干支(かんし)】から自分の「生まれ持った性質」や「運気の傾向」などを読み解いていきます。
【乙酉(きのととり)】は、60個ある干支の中の1つです。
干支には1から60の番号が振られていて、乙酉(きのととり)は22番目の干支にあたります。
干支は、自然界にあるものを象徴する【十干(じゅっかん)】と、季節を表す【十二支(じゅうにし)】から成り立ちます。
十干と十二支の性質を組み合わせることで、それぞれの干支の特徴をイメージしやすくなります。
では、乙酉(きのととり)はどのような十干と十二支から成り立つのか見ていきましょう。
【乙酉(きのととり)】のイメージは秋のピークの草花
【乙酉(きのととり)】は、
- 自然界にある「草花」を象徴する十干の【乙(きのと)】
- 季節の「秋のピーク」を表す十二支の【酉(とり)】
- 壬辰(みずのえたつ)
- 丙辰(ひのえたつ)
- 乙丑(きのとうし)
- 乙巳(きのとみ)
- 辛卯(かのとう)
- 乙卯(きのとう)
の組み合わせから成り立つ干支です。
乙(きのと)と酉(とり)の性質を組み合わせると、乙酉(きのととり)は秋のピークの草花のようなイメージ。
秋のピークに花を咲かせたり実を付けたり、さまざまな表情を見せる草花のように、多面的な華やかさと魅力のある特徴を持ちます。
これなら干支の雰囲気をつかみやすいし、乙酉(きのととり)を身近に感じられる気がします。
まずは十干と十二支が表すものをチェックして、そこから干支の特徴をイメージすると、ぐっとわかりやすくなるんだ。
命式を調べて、乙酉(きのととり)を持つ人がどんな性質を持っているのか見ていきましょう。
日柱干支に【乙酉(きのととり)】はある？命式の調べ方
この記事では、日柱干支に【乙酉(きのととり)】を持つ人の性質について解説します。
命式の日柱の干支欄から、あなたの日柱干支を確認しましょう。
【乙酉(きのととり)】を持っている場合、ここに「乙酉」と書いてありますよ。
無料で簡単に命式を作れるよ！
日柱にある干支は、自分自身を表す大切な星です。
では、日柱干支が乙酉(きのととり)の人の基本性格や運勢について見ていきましょう。
初心者でも楽しく実践的に、四柱推命の基本を身につけられるよ。
命式や運勢の流れを読む基礎知識を
きちんと学び身につけられる
【乙酉(きのととり)】を日柱に持つ人の基本性格
乙酉(きのととり)のイメージ
秋のピークの草花
【乙酉(きのととり)】を持つ人の性格は、優しくて瞬発力のある働き者です。
秋のピークの草花のように、いろいろな表情を見せ、人の目を惹き付ける魅力があります。
細かなところまで行き届いた優しさで、人から感謝されることも多いでしょう。
直感力と集中力に優れ、頭の回転が速いため、1つのことに打ち込み、最後まで終わらせる力を持っています。
誰かに喜んでもらえることがモチベーションになる働き者です。
高い理想を持ちつつ周囲との調和も大切にしたいため、自分のこだわりを誰かに話したり、弱みを見せたりするのがちょっぴり苦手かもしれません。
自分も全体の一部として調和することを意識すると、周りの人に上手に頼れるようになり、心地よく過ごせるでしょう。
【乙酉(きのととり)】女性の性格
【乙酉(きのととり)】を持つ女性は、たくさんの人と仲良くなれる無邪気なタイプです。
きめ細やかな気遣いが得意で、頭のいい乙酉(きのととり)さん。
親切で周囲の情報をキャッチする力があるので、困っている人がいれば喜んで力になろうとするでしょう。
他者からの「ありがとう」が乙酉(きのととり)さんにとっての喜びになります。
また、豊かな感性を持ち、身の回りを彩るのが好きな人も多いかもしれません。
インテリアにこだわったり、着るものをよく吟味して選んだりするでしょう。
変化を好み、子どものように無邪気な一面も持っています。
【乙酉(きのととり)】男性の性格
【乙酉(きのととり)】を持つ男性は、さまざまなことに勢いよくチャレンジするタイプです。
穏やかで人当たりの良い印象がありますが、その中にたくましく生き抜く強さも持っています。
面倒見がよく人の考えを見抜く目があるので、周りから頼られやすい傾向がある乙酉(きのととり)さん。
誰かのために行動することがモチベーションになり、率先して動く姿勢から信頼を得やすいタイプです。
興味の対象がちょっぴり移り変わりやすい一面もありますが、目標に向かって一気にやりぬくだけの瞬発力と行動力を持っています。
フットワーク軽く、いろいろなことに次々と挑戦していく人です。
【乙酉(きのととり)】を日柱に持つ人の仕事運・恋愛運
日柱干支に【乙酉(きのととり)】を持つ人の仕事運・恋愛運を、詳しくお伝えしていきます。
適職や結婚の傾向についても触れているので、ぜひ解釈を膨らませながら読んでみてくださいね。
【乙酉(きのととり)】の仕事運・適職
【乙酉(きのととり)】を持つ人は、サポート業務をはじめ、さまざまな活躍ができる人です。
親切でよく気が付き、人と協力して物事を進めるのが得意なため、サポート業務で力を発揮できます。
人の考えていることが見抜ける上に働き者なので、気が付いたら必要な準備を乙酉(きのととり)さんが終わらせていた、ということもあるかもしれません。
また行動力があり、理想像が具体的で面倒見もよいため、リーダーとして頼られることもありそうです。
興味を持った分野には熱中して取り組むため、専門知識や高い技術が必要な専門職や、センスやこだわりを活かしてアーティストとしても活躍できる可能性があります。
持続することはちょっぴり苦手ですが、気分転換になる仕事も持ちつつ、高い集中力を何度も発揮させる意識を持つことで、結果として続けて活躍していくことができるでしょう。
【乙酉(きのととり)】の恋愛運・結婚
【乙酉(きのととり)】を持つ人は、優しさと愛嬌で人を惹き付けるタイプです。
気遣い上手で親しみやすく愛嬌があるので、人から好かれやすいところがある乙酉(きのととり)さん。
人の気持ちを優先するところもあるので、「今はそこまで恋愛感情は湧かないかも」と感じるときでも、なんとなく付き合ってみることもあるかもしれません。
気が向くままに行動したい一面があるため、パートナーとも、それぞれが好きなように過ごす時間が取れると心地よく感じるかも。
結婚後は理想の生活をしようと、ちょっぴり頑張りすぎる傾向がありますが、パートナーと2人で家庭を作る意識を持つと、よく話し合って協力できる心地よい生活が送れるでしょう。
命式や運勢の流れを読む基礎知識を
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【乙酉(きのととり)】は異常干支ではない
乙酉(きのととり)は異常干支には該当しません。
60種類ある【干支(かんし)】の中で、特に強い個性をもつ13種類の干支を【異常干支(いじょうかんし)】と呼びます。
「異常」という言葉の印象で「良くないもの」と思われることもあるかもしれませんが、異常干支を持つ人は「鋭い感性、霊感、先見の明」などの非凡な才能の持ち主で、社会の枠にはまらない自由な発想力があると言われています。
異常干支については、以下の記事で詳しく解説しています。
【乙酉(きのととり)】と特別な相性の日柱干支
四柱推命では、日柱干支に注目することで、気になる人との相性を読み解くことができます。
六十干支それぞれに相性はありますが、ここでは【乙酉(きのととり)】と特に印象的な関係を築きやすい干支をご紹介。
乙酉(きのととり)と特別な相性の干支は、次のとおりです。
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特別な相性の干支がある場合、先ほどのいずれかの干支がここに書いてありますよ。
日柱干支が乙酉(きのととり)の人と、
壬辰(みずのえたつ)・丙辰(ひのえたつ)・乙丑(きのとうし)・乙巳(きのとみ)・辛卯(かのとう)・乙卯(きのとう)
の人との相性をそれぞれ解説していきます。
【乙酉(きのととり)】と【壬辰(みずのえたつ)】
【乙酉(きのととり)】と【壬辰(みずのえたつ)】は、お互いを理解し合い、刺激し合える関係です。
内に情熱を秘める者同士、乙酉(きのととり)さんと壬辰(みずのえたつ)さんはウマが合うところがあります。
カリスマ的な魅力を持つ壬辰(みずのえたつ)さんに刺激を受けて、乙酉(きのととり)さんもめいっぱい自分を輝かせるでしょう。
お互いに分かりあえるところの多い関係です。
【乙酉(きのととり)】と【丙辰(ひのえたつ)】
【乙酉(きのととり)】と【丙辰(ひのえたつ)】は、才能を引き出し合える関係です。
気遣いが上手な乙酉(きのととり)さんに、丙辰(ひのえたつ)さんは大いに助けられるでしょう。
スケールが大きくどんどん進んでいく丙辰(ひのえたつ)さんをサポートすることで、乙酉さん自身もスケールの大きな役割を果たすことになりそう。
お互いの良さを引き出し合いながら一緒にいられる関係です。
【乙酉(きのととり)】と【乙丑(きのとうし)】
【乙酉(きのととり)】と【乙丑(きのとうし)】は、和やかに付き合える関係です。
お互いに穏やかで優しい一面がある乙酉(きのととり)さんと乙丑(きのとうし)さんは、和やかに過ごすことができそうです。
乙丑(きのとうし)さんが粘り強さを発揮すれば、乙酉(きのととり)さんがサッと上手にサポートするなど、バランスの良い関係を築けるでしょう。
【乙酉(きのととり)】と【乙巳(きのとみ)】
【乙酉(きのととり)】と【乙巳(きのとみ)】は、お互いを惹き付け合う関係です。
社交的な乙巳(きのとみ)さんと、親切でよく気の付く乙酉(きのととり)さんは、人当たりの良さでそれぞれの才能を発揮します。
人を惹き付ける魅力を持つ者同士、お互いも惹き付け合って心地よく共に過ごすことができるでしょう。
理解し合えるところの多い関係です。
【乙酉(きのととり)】と【辛卯(かのとう)】
【乙酉(きのととり)】と【辛卯(かのとう)】は、お互いの美意識やセンスが刺激される関係です。
穏やかさと美意識を併せ持つ、乙酉(きのととり)さんと辛卯(かのとう)さん。
お互いに繊細なところがあるため気づかないうちに相手を傷つけてしまうこともあるかもしれませんが、思いやりを持って一緒にいることでセンスや感性が刺激され、新しい感性が開くこともあるでしょう。
【乙酉(きのととり)】と【乙卯(きのとう)】
【乙酉(きのととり)】と【乙卯(きのとう)】は、人のためにできることがいろいろあると学べる関係です。
人のために率先してサポートに回る乙酉(きのととり)さんと、時には自分の信念を貫く乙卯(きのとう)さんは、相手のやり方に驚くこともあるかもしれません。
お互いが誰かのためになることを考えて行動していると理解して、時にフォローしあえると、自分にないやり方を学ぶことができるでしょう。
【乙酉(きのととり)】を日柱に持つ著名人
ジョンレノン・長嶋一茂・若林正恭（オードリー）・深瀬智(SEKAI NO OWARI)・天童よしみ・宮部みゆき・持田香織・益若つばさ・貫地谷しほり・多部未華子
| 60干支 解説ページ一覧 | |||
| 1 | 甲子(きのえね) | 31 | 甲午(きのえうま) |
| 2 | 乙丑(きのとうし) | 32 | 乙未(きのとひつじ) |
| 3 | 丙寅(ひのえとら) | 33 | 丙申(ひのえさる) |
| 4 | 丁卯(ひのとう) | 34 | 丁酉(ひのととり) |
| 5 | 戊辰(つちのえたつ) | 35 | 戊戌(つちのえいぬ) |
| 6 | 己巳(つちのとみ) | 36 | 己亥(つちのとい) |
| 7 | 庚午(かのえうま) | 37 | 庚子(かのえね) |
| 8 | 辛未(かのとひつじ) | 38 | 辛丑(かのとうし) |
| 9 | 壬申(みずのえさる) | 39 | 壬寅(みずのえとら) |
| 10 | 癸酉(みずのととり) | 40 | 癸卯(みずのとう) |
| 11 | 甲戌(きのえいぬ) | 41 | 甲辰(きのえたつ) |
| 12 | 乙亥(きのとい) | 42 | 乙巳(きのとみ) |
| 13 | 丙子(ひのえね) | 43 | 丙午(ひのえうま) |
| 14 | 丁丑(ひのとうし) | 44 | 丁未(ひのとひつじ) |
| 15 | 戊寅(つちのえとら) | 45 | 戊申(つちのえさる) |
| 16 | 己卯(つちのとう) | 46 | 己酉(つちのととり) |
| 17 | 庚辰(かのえたつ) | 47 | 庚戌(かのえいぬ) |
| 18 | 辛巳(かのとみ) | 48 | 辛亥(かのとい) |
| 19 | 壬午(みずのえうま) | 49 | 壬子(みずのえね) |
| 20 | 癸未(みずのとひつじ) | 50 | 癸丑(みずのとうし) |
| 21 | 甲申(きのえさる) | 51 | 甲寅(きのえとら) |
| 22 | 乙酉(きのととり) | 52 | 乙卯(きのとう) |
| 23 | 丙戌(ひのえいぬ) | 53 | 丙辰(ひのえたつ) |
| 24 | 丁亥(ひのとい) | 54 | 丁巳(ひのとみ) |
| 25 | 戊子(つちのえね) | 55 | 戊午(つちのえうま) |
| 26 | 己丑(つちのとうし) | 56 | 己未(つちのとひつじ) |
| 27 | 庚寅(かのえとら) | 57 | 庚申(かのえさる) |
| 28 | 辛卯(かのとう) | 58 | 辛酉(かのととり) |
| 29 | 壬辰(みずのえたつ) | 59 | 壬戌(みずのえいぬ) |
| 30 | 癸巳(みずのとみ) | 60 | 癸亥(みずのとい) |
命式や運勢の流れを読む基礎知識を
きちんと学び身につけられる
