命式や運勢の流れを読む基礎知識を
きちんと学び身につけられる
この記事では、四柱推命の六十干支【庚戌(かのえいぬ)】について解説します。
日柱干支に庚戌(かのえいぬ)を持つ人の特徴や性格、仕事運、恋愛運などを詳しくお伝えします。
庚戌(かのえいぬ)と特別な相性の干支もご紹介するので、庚戌(かのえいぬ)についてしっかり深めていきましょう。
Contents
四柱推命【庚戌(かのえいぬ)】の特徴
四柱推命では、生まれた日の【干支(かんし)】から自分の「生まれ持った性質」や「運気の傾向」などを読み解いていきます。
【庚戌(かのえいぬ)】は、60個ある干支の中の1つです。
干支には1から60の番号が振られていて、庚戌(かのえいぬ)は47番目の干支にあたります。
干支は、自然界にあるものを象徴する【十干(じゅっかん)】と、季節を表す【十二支(じゅうにし)】から成り立ちます。
十干と十二支の性質を組み合わせることで、それぞれの干支の特徴をイメージしやすくなります。
では、庚戌(かのえいぬ)はどのような十干と十二支から成り立つのか見ていきましょう。
【庚戌(かのえいぬ)】のイメージは秋の終わりの刀・鉄
【庚戌(かのえいぬ)】は、
- 自然界にある「刀・鉄や金属」を象徴する十干の【庚(かのえ)】
- 季節の「秋の終わり」を表す十二支の【戌(いぬ)】
の組み合わせから成り立つ干支です。
庚(かのえ)と戌(いぬ)の性質を組み合わせると、庚戌(かのえいぬ)は秋の終わりの刀・鉄のようなイメージ。
競技場や美術館を支える強固な鉄骨の柱のように、静かに自分の役割を果たす頼もしさで、多くの人からの信頼を集める特徴を持ちます。
これなら干支の雰囲気をつかみやすいし、庚戌(かのえいぬ)を身近に感じられる気がします。
まずは十干と十二支が表すものをチェックして、そこから干支の特徴をイメージすると、ぐっとわかりやすくなるんだ。
命式を調べて、庚戌(かのえいぬ)を持つ人がどんな性質を持っているのか見ていきましょう。
日柱干支に【庚戌(かのえいぬ)】はある？命式の調べ方
この記事では、日柱干支に【庚戌(かのえいぬ)】を持つ人の性質について解説します。
命式の日柱の干支欄から、あなたの日柱干支を確認しましょう。
【庚戌(かのえいぬ)】を持っている場合、ここに「庚戌」と書いてありますよ。
無料で簡単に命式を作れるよ！
日柱にある干支は、自分自身を表す大切な星です。
では、日柱干支が庚戌(かのえいぬ)の人の基本性格や運勢について見ていきましょう。
初心者でも楽しく実践的に、四柱推命の基本を身につけられるよ。
命式や運勢の流れを読む基礎知識を
きちんと学び身につけられる
【庚戌(かのえいぬ)】を日柱に持つ人の基本性格
庚戌(かのえいぬ)のイメージ
秋の終わりの刀・鉄
【庚戌(かのえいぬ)】を持つ人の性格は、冷静な判断力で、目標へとまっすぐ向かう努力の人です。
秋の終わりの刀・鉄のように、静かに人に寄り添うような誠実でやさしい大きな器を持ち、周りからの強い信頼を得ていく庚戌(かのえいぬ)さん。
高い集中力を活かしてスキルや才能を鍛えながら、常に物事の1歩先を見て行動しています。
「私がやらなきゃ誰がやる！」という強い使命感や信念から、つい頑張りすぎてしまうことも。
裏側の努力を見せないプロフェッショナルな心構えや、すばらしい集中力で難しい問題も解決できる大きな器も魅力ですが、ときには頑張る姿や成果を周りに見せることでチャンスが広がり、さらに多くの人の役に立つことができるでしょう。
庚戌(かのえいぬ)さんは、これまでの経験から多くのことを学び、自らの才能や感性をたゆまなく磨き続けていける人です。
友人や家族、仕事など、庚戌(かのえいぬ)さんを支えている豊かな環境に目を向けることによって、可能性はより大きく広がっていくでしょう。
【庚戌(かのえいぬ)】女性の性格
【庚戌(かのえいぬ)】を持つ女性は、向上心を忘れない、素直で可愛らしい人です。
穏やかで落ち着いた雰囲気を持ついっぽうで、自分で決めたことにはブレずに進んでいく、スピーディーな一面も持つ庚戌(かのえいぬ)さん。
意志の強さや決断力を活かして、アイデアや目標をしっかりと形にしていきます。
ちょっと変わったマイルールで、生活にメリハリをつけている人もいるかもしれません。
一つひとつの出会いに感謝することで、物事を極めようとする強い気持ちも湧いてくるでしょう。
未来に目を向けて努力を続けた先には、よりスケールアップした自分が待っていますよ。
【庚戌(かのえいぬ)】男性の性格
【庚戌(かのえいぬ)】を持つ男性は、もくもくと精進する、器の大きいタフな人です。
礼儀正しく思いやりのある性格で、多くの人から信頼されるでしょう。
一見、寡黙な印象を与えますが、心を開いた相手には素直でかわいい一面を見せることも。
貢献心にあふれていて、周りの人から何か頼まれると、張り切って応えてあげたくなるような、強さとやさしさをあわせ持つ庚戌(かのえいぬ)さん。
1人で何かに没頭したい時間もあるかもしれませんが、そんなときこそ冷静に、周りの環境や人との縁を見つめ直してみることで、新しいチャンスへの道筋が見えてくるでしょう。
【庚戌(かのえいぬ)】を日柱に持つ人の仕事運・恋愛運
日柱干支に【庚戌(かのえいぬ)】を持つ人の仕事運・恋愛運を、詳しくお伝えしていきます。
適職や結婚の傾向についても触れているので、ぜひ解釈を膨らませながら読んでみてくださいね。
【庚戌(かのえいぬ)】の仕事運・適職
【庚戌(かのえいぬ)】を持つ人は、鋭い洞察力で素早く物事を判断できる人です。
集中力を活かして真剣に取り組み、成果が出るまで簡単には諦めない粘り強さを持つ庚戌(かのえいぬ)さん。
自分の理想を追求できる技術職や自営業など、自分のやり方やペースを大切にできる職業を選ぶことで、ストイックにどこまでも専門性を追求していけるでしょう。
また、組織の中でも、信頼できる仲間とチームを組むことで、建築物を支える筋交いのように頼りになる、貴重なサポート役として活躍する可能性も高い人です。
「今は何をするときかな？」と冷静に状況を把握し、素早く適切な判断をすることが得意な庚戌(かのえいぬ)さん。
コミュニケーションを通して周囲の情報を取り入れることで推進力が生まれ、大きな成果を残せるでしょう。
【庚戌(かのえいぬ)】の恋愛運・結婚
【庚戌(かのえいぬ)】を持つ人は、パートナーに誠実な、一途な人です。
落ち着いた雰囲気と思いやりのある性格で、多くの人に好感を持たれるでしょう。
信頼できる人とゆっくりと関係を育てられる誠実なお付き合いを望む庚戌(かのえいぬ)さん。
あまり言葉の多いタイプではありませんが、パートナーにとことん寄り添い、一途に愛情を注いで大切にします。
頭脳明晰な庚戌(かのえいぬ)さんは、相手の欲しいものを分析して見つけ出すのも得意です。
結婚後もプレゼントを贈るときなど、感謝の気持ちを言葉と行動で示していくことで、心から落ち着ける、強い絆で結ばれたパートナーシップを育んでいけるでしょう。
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【庚戌(かのえいぬ)】は異常干支ではない
庚戌(かのえいぬ)は異常干支には該当しません。
60種類ある【干支(かんし)】の中で、特に強い個性をもつ13種類の干支を【異常干支(いじょうかんし)】と呼びます。
「異常」という言葉の印象で「良くないもの」と思われることもあるかもしれませんが、異常干支を持つ人は「鋭い感性、霊感、先見の明」などの非凡な才能の持ち主で、社会の枠にはまらない自由な発想力があると言われています。
異常干支については、以下の記事で詳しく解説しています。
【庚戌(かのえいぬ)】と特別な相性の日柱干支
四柱推命では、日柱干支に注目することで、気になる人との相性を読み解くことができます。
六十干支それぞれに相性はありますが、ここでは【庚戌(かのえいぬ)】と特に印象的な関係を築きやすい干支をご紹介。
庚戌(かのえいぬ)と特別な相性の干支は、次のとおりです。
- 己卯(つちのとう)
- 癸卯(みずのとう)
- 庚寅(かのえとら)
- 庚午(かのえうま)
- 丙辰(ひのえたつ)
- 庚辰(かのえたつ)
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特別な相性の干支がある場合、先ほどのいずれかの干支がここに書いてありますよ。
日柱干支が庚戌(かのえいぬ)の人と、
己卯(つちのとう)・癸卯(みずのとう)・庚寅(かのえとら)・庚午(かのえうま)・丙辰(ひのえたつ)・庚辰(かのえたつ)
の人との相性をそれぞれ解説していきます。
【庚戌(かのえいぬ)】と【己卯(つちのとう)】
【庚戌(かのえいぬ)】と【己卯(つちのとう)】は、お互いの経験を吸収しあって活かす関係です。
周りを喜ばせることが大好きな己卯(つちのとう)さんと、周囲のためなら重要な役割も引き受ける頼もしい庚戌(かのえいぬ)さんは、自然と仲良くなれそうです。
お互いの経験を持ち寄ることで、より大きなスケールで、よりたくさんの人のためになるような、素敵なアイデアが生まれていくでしょう。
【庚戌(かのえいぬ)】と【癸卯(みずのとう)】
【庚戌(かのえいぬ)】と【癸卯(みずのとう)】は、長所を活かして協力できる関係です。
繊細な感性と柔らかな笑顔が魅力の癸卯(みずのとう)さんと、意志の強さで難しい課題にも立ち向かっていくしっかり者の庚戌(かのえいぬ)さんは、自分にない魅力を持つ相手のことが輝いて見えるかもしれません。
苦手なところは素直に相手に任せて協力し合うことで、かるがると課題を乗り越えて、想像以上の道を切り拓いていくことができるでしょう。
【庚戌(かのえいぬ)】と【庚寅(かのえとら)】
【庚戌(かのえいぬ)】と【庚寅(かのえとら)】は、親友のように意気投合できる関係です。
チャンスを捉えると大胆に行動する庚寅(かのえとら)さんと、高い分析力を活かして本質を見極めながらスパッと判断を下す庚戌(かのえいぬ)さんは、お互いのテンポが心地よく感じられ、行動を共にすることで一体感を得られる組み合わせです。
心を許せる間柄であるからこそ、勢いあまって強い言葉を使ってしまうこともあるかもしれません。
謝るときに感謝の気持ちや相手の長所も一緒に伝えることで絆が深まり、またのびのびと自然体で過ごせるでしょう。
【庚戌(かのえいぬ)】と【庚午(かのえうま)】
【庚戌(かのえいぬ)】と【庚午(かのえうま)】は、一緒にいると不思議と安心できる組み合わせです。
カラッと明るい性格と華やかさが魅力の庚午(かのえうま)さんと、新しいことへの挑戦を着実に経験へと変えていく庚戌(かのえいぬ)さんは、常に自分の限界に挑もうとする、どこまでも向上心のある2人。
気兼ねなく意見を言い合って、どんなことも全力投球で一緒に楽しむことができるでしょう。
【庚戌(かのえいぬ)】と【丙辰(ひのえたつ)】
【庚戌(かのえいぬ)】と【丙辰(ひのえたつ)】は、自分の新しい可能性が見つかる組み合わせです。
場の中心になるような明るい存在感を持つ丙辰(ひのえたつ)さんと、冷静に自身を鍛え続ける庚戌(かのえいぬ)さんは、全く違うお互いのやり方がつい気になってしまうことも。
庚戌(かのえいぬ)さんの持つ洞察力を発揮して丙辰(ひのえたつ)さんを見つめてみると、自分の存在や出した成果を周りに知らせることが、周囲に影響を与える可能性の豊かさを知ることができるでしょう。
一緒にいることで、お互いに新しい自分に出会うチャンスが広がっていく関係です。
【庚戌(かのえいぬ)】と【庚辰(かのえたつ)】
【庚戌(かのえいぬ)】と【庚辰(かのえたつ)】は、柔軟に相手の考え方を学び、内に秘めた柔軟さを磨ける関係です。
大きな理想を思い描くおおらかな庚辰(かのえたつ)さんと、現実的な視点を持つ努力家の庚戌(かのえいぬ)さんは、理解しあえるようでどこか足並みがそろわず、やきもきすることもあるでしょう。
1度立ち止まってお互いの意見や考え方を取り入れてみることで、庚(かのえ)さんらしい意思の強さと内に秘めた柔軟性のバランスが磨き抜かれていきそうです。
【庚戌(かのえいぬ)】を日柱に持つ著名人
渡哲也・船越英一郎・藤井フミヤ・羽生善治・小藪千豊・宮川大輔・いしだあゆみ・山瀬まみ・YOU・桐谷美玲・二階堂ふみ
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