命式や運勢の流れを読む基礎知識を
きちんと学び身につけられる
この記事では、四柱推命の【干支(かんし)】について詳しく解説します。
干支の意味や自分の干支を調べる方法、六十干支すべての性格や特徴をお伝えします。
あなたの生まれ持った性質を干支から読み解き、自分への理解を深めていきましょう。
六十干支ごとの性格や特徴をチェックしたい人はこちらからどうぞ♪
命式は下のボタンを押すと簡単に作れるよ。
まだ、2024年の運勢をチェックしていない人は、コチラを読んでみてくださいね♪
Contents
四柱推命の【干支】とは【十干】と【十二支】の組み合わせ
四柱推命では、生まれた日の【干支(かんし)】から、自分の生まれ持った性質や運気の傾向などを読み解いていきます。
干支とは【十干(じゅっかん)】と【十二支(じゅうにし)】の組み合わせです。
十干と十二支の性質が組み合わさることによって、干支の特徴を読み解くことができます。
【十干】は【自然界にあるもの】を象徴する
【十干(じゅっかん)】とは、「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の総称です。
十干は「木」「火」「土」「金」「水」の五行で表され、さらにそれぞれ「陰」と「陽」に分かれます。
全部で10種類あり、自然界にあるもので例えられています。
十干の性質をまとめると、次のようになります。
五行
|
陰陽
|
十干
|
象徴
|
木
|
陽 | 甲(きのえ) | 大樹 |
陰 | 乙(きのと) | 草花 | |
火
|
陽 | 丙(ひのえ) | 太陽 |
陰 | 丁(ひのと) | 月、ともし火 | |
土
|
陽 | 戊(つちのえ) | 山 |
陰 | 己(つちのと) | 田畑 | |
金
|
陽 | 庚(かのえ) | 鉄、刀 |
陰 | 辛(かのと) | 宝石 | |
水
|
陽 | 壬(みずのえ) | 海 |
陰 | 癸(みずのと) | 雨 |
それぞれの十干を持つ人の性格なども伝えているよ。
【十二支】は【季節】などを表す
【十二支(じゅうにし)】とは、「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の総称です。
十二支は、春・夏・秋・冬の4つに分けられ、各季節の性質を持っています。
さらに五行(木・火・土・金・水)の要素も含み、全部で12種類になります。
十二支の性質をまとめると、次のようになります。
五行 | 季節 | 十二支 |
水 | 冬 | 子(ね) |
土 | 冬 | 丑(うし) |
木 | 春 | 寅(とら) |
木 | 春 | 卯(う) |
土 | 春 | 辰(たつ) |
火 | 夏 | 巳(み) |
火 | 夏 | 午(うま) |
土 | 夏 | 未(ひつじ) |
金 | 秋 | 申(さる) |
金 | 秋 | 酉(とり) |
土 | 秋 | 戌(いぬ) |
水 | 冬 | 亥(い) |
記事の中では開運行動も紹介しているよ。
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四柱推命の干支は【60種類】ある|六十干支の一覧表
十干と十二支の組み合わせで成り立つ【干支(かんし)】は、全部で60種類あります。
六十干支の一覧は次のとおりです。
番号 | 干支 | 番号 | 干支 |
1 | 甲子(きのえね) | 31 | 甲午(きのえうま) |
2 | 乙丑(きのとうし) | 32 | 乙未(きのとひつじ) |
3 | 丙寅(ひのえとら) | 33 | 丙申(ひのえさる) |
4 | 丁卯(ひのとう) | 34 | 丁酉(ひのととり) |
5 | 戊辰(つちのえたつ) | 35 | 戊戌(つちのえいぬ) |
6 | 己巳(つちのとみ) | 36 | 己亥(つちのとい) |
7 | 庚午(かのえうま) | 37 | 庚子(かのえね) |
8 | 辛未(かのとひつじ) | 38 | 辛丑(かのとうし) |
9 | 壬申(みずのえさる) | 39 | 壬寅(みずのえとら) |
10 | 癸酉(みずのととり) | 40 | 癸卯(みずのとう) |
11 | 甲戌(きのえいぬ) | 41 | 甲辰(きのえたつ) |
12 | 乙亥(きのとい) | 42 | 乙巳(きのとみ) |
13 | 丙子(ひのえね) | 43 | 丙午(ひのえうま) |
14 | 丁丑(ひのとうし) | 44 | 丁未(ひのとひつじ) |
15 | 戊寅(つちのえとら) | 45 | 戊申(つちのえさる) |
16 | 己卯(つちのとう) | 46 | 己酉(つちのととり) |
17 | 庚辰(かのえたつ) | 47 | 庚戌(かのえいぬ) |
18 | 辛巳(かのとみ) | 48 | 辛亥(かのとい) |
19 | 壬午(みずのえうま) | 49 | 壬子(みずのえね) |
20 | 癸未(みずのとひつじ) | 50 | 癸丑(みずのとうし) |
21 | 甲申(きのえさる) | 51 | 甲寅(きのえとら) |
22 | 乙酉(きのととり) | 52 | 乙卯(きのとう) |
23 | 丙戌(ひのえいぬ) | 53 | 丙辰(ひのえたつ) |
24 | 丁亥(ひのとい) | 54 | 丁巳(ひのとみ) |
25 | 戊子(つちのえね) | 55 | 戊午(つちのえうま) |
26 | 己丑(つちのとうし) | 56 | 己未(つちのとひつじ) |
27 | 庚寅(かのえとら) | 57 | 庚申(かのえさる) |
28 | 辛卯(かのとう) | 58 | 辛酉(かのととり) |
29 | 壬辰(みずのえたつ) | 59 | 壬戌(みずのえいぬ) |
30 | 癸巳(みずのとみ) | 60 | 癸亥(みずのとい) |
干支の性質は、自然界にあるものを象徴する十干と、季節を表す十二支の組み合わせから読み解いていきます。
【丙(ひのえ)】は太陽を象徴する十干、【寅(とら)】は春を表す十二支なので、春のぽかぽかした太陽…って感じでしょうか?
干支はこんな感じで象徴と季節からイメージすると、特徴がつかみやすくなるよ。
ここからその干支を持っている人の性質を読み解いていくんですね。
次は自分がどの干支を持っているのか、四柱推命の命式から調べる方法をお伝えしますね。
ワークを通して自分の命式を読み解いたり、学んだことをどう活かしていくかを体験したりするうちに、四柱推命の本質がしっかり身につくよ。
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あなたの【干支】は?四柱推命の命式で干支を調べよう
四柱推命では、日柱の【干支(かんし)】から「自分の生まれ持った性質」を読み解くことができます。
まずはお手元にあなたの命式を用意して、日柱の干支を調べてみましょう。
もちろん無料です。
命式の用意ができたら、「日柱」の「干支」欄を確認します。
下の丸印の部分が、あなたが持っている干支です。
自分について深めたいときは、日柱の干支に注目してくださいね。
日柱の干支がわかったら、さっそくその干支の特徴や、あなたが生まれ持った性質を見ていきましょう。
下の一覧からあなたの干支を探して、「こちらをタップ!」を押してみてくださいね。
1~10:甲子・乙丑・丙寅・丁卯・戊辰・己巳・庚午・辛未・壬申・癸酉
の人はこちらをタップ!
11~20:甲戌・乙亥・丙子・丁丑・戊寅・己卯・庚辰・辛巳・壬午・癸未
の人はこちらをタップ!
21~30:甲申・乙酉・丙戌・丁亥・戊子・己丑・庚寅・辛卯・壬辰・癸巳
の人はこちらをタップ!
31~40:甲午・乙未・丙申・丁酉・戊戌・己亥・庚子・辛丑・壬寅・癸卯
の人はこちらをタップ!
41~50:甲辰・乙巳・丙午・丁未・戊申・己酉・庚戌・辛亥・壬子・癸丑
の人はこちらをタップ!
51~60:甲寅・乙卯・丙辰・丁巳・戊午・己未・庚申・辛酉・壬戌・癸亥
の人はこちらをタップ!
干支番号【1~10】六十干支の性格と特徴
日柱の干支が以下の人の、性格や生まれ持った性質をお伝えしていきます。
自分の干支を探して読んでみてね!
干支番号 | 干支 |
1 | 甲子(きのえね) |
2 | 乙丑(きのとうし) |
3 | 丙寅(ひのえとら) |
4 | 丁卯(ひのとう) |
5 | 戊辰(つちのえたつ) |
6 | 己巳(つちのとみ) |
7 | 庚午(かのえうま) |
8 | 辛未(かのとひつじ) |
9 | 壬申(みずのえさる) |
10 | 癸酉(みずのととり) |
【1:甲子(きのえね)】真面目な頑張り屋さん
真冬の大樹
日柱の干支に【甲子(きのえね)】を持つ人の性格は、とても真面目な頑張り屋さんです。
甲子(きのえね)を例えると、大樹を表す十干【甲(きのえ)】と、真冬を表す十二支【子(ね)】から成り立つ「真冬の大樹」のイメージ。
葉を落とし養分を幹に蓄える冬の樹木のように、どのような状況でもコツコツ努力を積み重ねられる性質を持っています。
一歩ずつ慎重に進みながら、目標に向かってまっすぐ頑張り続けることができる人です。
面倒見が良いため人望も厚く、しっかり者として周囲からの信頼を集めやすいでしょう。
また、甲子(きのえね)は干支番号が1番の「はじまりの干支」であることから、創業者や第一人者、リーダー的な役割を担いやすいとも言われています。
控え目でおっとりした雰囲気が魅力的な甲子(きのえね)さんですが、内側にプライドや繊細さを秘めている一面も。
タスクや感情などを溜め込みすぎず、周りの人の力も借りながら前進することで、より努力が実を結びやすくなるでしょう。
【2:乙丑(きのとうし)】じっくりと何かを見出していく人
冬の終わりの草花
日柱の干支に【乙丑(きのとうし)】を持つ人の性格は、じっくりと何かを見出していく人です。
乙丑(きのとうし)を例えると、草花を表す十干【乙(きのと)】と、冬の終わりを表す十二支【丑(うし)】から成り立つ「冬の終わりの草花」のイメージ。
冷たい雪の中から芽を出すふきのとうのように、形になるまで粘り強く技術や才能を磨いていく性質を持っています。
穏やかで優しい性格から、人に頼られることも多く、場の癒しになる人です。
自分が納得しないとなかなか一歩が踏み出せない、ちょっぴり頑固な一面も。
一度ペースを乱されると上手く進められなくなり、自信をなくしてしまうこともあるかもしれません。
大切にしたいと思える小さな「何か」を見つけたら、手放さずに時間をかけて育てていくことで、人と人をつなげて笑顔にするような才能が開花するでしょう。
【3:丙寅(ひのえとら)】明るく決断力に優れたリーダー
春の始まりの太陽
日柱の干支に【丙寅(ひのえとら)】を持つ人の性格は、天性の明るさを持ち決断力に優れたリーダータイプです。
丙寅(ひのえとら)を例えると、太陽を表す十干【丙(ひのえ)】と、春の始まりを表す十二支【寅(とら)】から成り立つ「春の始まりの太陽」のイメージ。
生命が生き生きと躍動する春を明るく照らす太陽のように温かで、自然とみんなの中心にいることが多いでしょう。
慎重にチャンスを待ち、ここぞというときには機敏かつ大胆に勇気をもって動くことができる頼もしさもあります。
自分の感情を少し離れたところから冷静に見つめ、振り回されないようにすることで、より優れたリーダーシップを発揮していけるでしょう。
【4:丁卯(ひのとう)】繊細で純粋な楽天家
春のピークのともし火
日柱の干支に【丁卯(ひのとう)】を持つ人の性格は、繊細で純粋な楽天家です。
丁卯(ひのとう)を例えると、ともし火を表す十干【丁(ひのと)】と、春のピークを表す十二支【卯(う)】から成り立つ「春のピークのともし火」のイメージ。
ぽかぽかと柔らかな炎をともす春の焚き火のように、じんわりと周囲を照らし温める性質と、動物のうさぎのように繊細で感受性が高い性質をあわせ持っています。
周囲からは明るい印象を抱かれていても、内面には傷つきやすい一面を秘めていることも。
「大人の対応を心がけよう!」と自分を抑えてしまうこともあるかもしれませんが、我慢しすぎなくても大丈夫。
丁卯(ひのとう)さんは、大人になっても子供のような純粋な心を持っていて、無邪気に楽しむ時間を満喫できる人です。
【5:戊辰(つちのえたつ)】温厚でどっしりとした存在感のある人
春の終わりの山
日柱の干支に【戊辰(つちのえたつ)】を持つ人の性格は、温厚でどっしりとした存在感のあるタイプです。
戊辰(つちのえたつ)を例えると、山を表す十干【戊(つちのえ)】と、春の終わりを表す十二支【辰(たつ)】から成り立つ「春の終わりの山」のイメージ。
生き物たちが活気づく春の終わりの山のように、人当たりが良く、ポジティブでゆったりと構えています。
いつも落ち着いた態度で、精神的なタフさを持っているため、周りの人は戊辰(つちのえたつ)さんを見て安心感を抱くでしょう。
自分に厳しく、理想が高い戊辰(つちのえたつ)さんは、内側に強い信念を抱えています。
そのため、自分の意見を曲げるのが難しく、なかなか方向転換できないことも。
相手の立場や場の雰囲気にも配慮できるようになれば、さらに周囲とのコミュニケーションも円滑になるでしょう。
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【6:己巳(つちのとみ)】芯が強い研究者
夏の始まりの田畑
日柱の干支に【己巳(つちのとみ)】を持つ人の性格は、芯が強い研究者タイプです。
己巳(つちのとみ)を例えると、田畑を表す十干【己(つちのと)】と、夏の始まりを表す十二支【巳(み)】から成り立つ「夏の始まりの田畑」のイメージ。
実りをつける前の作物がグングンと育つ初夏の畑のように、目標を達成するまで決して諦めない粘り強さを持っています。
芯が強く、ちょっぴり負けず嫌いな一面も。
負けたくない!という気持ちをパワーにして、いつでも明るく前向きに行動を続けていけるでしょう。
多くの水を吸い、強い日差しをたくさん浴びて栄養を作物に送る初夏の田畑。
そんな性質を持つ己巳(つちのとみ)さんは何事にも研究熱心で、その吸収した知識や経験をわかりやすく周りに伝えていく才能にも恵まれています。
温厚で親しみやすい雰囲気を持ちあわせているため、周囲から信頼されリーダーとして求められることも多いでしょう。
【7:庚午(かのえうま)】頭脳明晰でエネルギッシュな努力家
真夏の刀
日柱の干支に【庚午(かのえうま)】を持つ人の性格は、頭脳明晰でエネルギッシュに行動していける努力家タイプです。
庚午(かのえうま)を例えると、刀を表す十干【庚(かのえ)】と、真夏を表す十二支【午(うま)】から成り立つ「真夏の刀」のイメージ。
真夏のギラギラとした太陽の光を刃に受ける刀のように、クールな印象ながら芯には強い意志と信念を持っています。
人を惹きつける華やかな魅力もあり、裏表のない性格で周りを明るくすることもできる人です。
負けず嫌いな一面もあるので、目標を成し遂げるためにまっすぐに突き進んでいくでしょう。
夢中になることで強みを発揮できるタイプですが、周囲との協力が必要な場面ではときどき仲間がついてこれているかを振り返ることで、チーム全体がより大きな成果を手にできるよう、あなたのパワーを分け与えてあげてください。
【8:辛未(かのとひつじ)】堅実な人気者
夏の終わりの宝石
日柱の干支に【辛未(かのとひつじ)】を持つ人の性格は、堅実な人気者です。
辛未(かのとひつじ)を例えると、宝石を表す十干【辛(かのと)】と、夏の終わりを表す十二支【未(ひつじ)】から成り立つ「夏の終わりの宝石」のイメージ。
夏の賑やかさの中に時折舞い込む秋風のように、明るさと涼やかさをあわせ持つ性質と、ダイヤモンドを思わせる堅実な性質の組み合わせです。
みんなから愛されるような魅力をまとっているため、いつも周りに人がいることが多いでしょう。
辛未(かのとひつじ)さんは、人を心地よくする雰囲気や仕草が自然と出るので、すれ違うたびに話かけられることがあります。
また、軽はずみな行動を取ることはないため、周りの人からは堅実な人と信用されているでしょう。
宝石は原石を磨いてはじめて輝くように、自分の長所をしっかり磨くことで成功をつかむ人です。
自分が好きだと思えることに集中すると、スキルアップはもちろん、協力者も現れて運気の流れに乗ることができるでしょう。
【9:壬申(みずのえさる)】好奇心旺盛なムードメーカー
秋の始まりの海
日柱の干支に【壬申(みずのえさる)】を持つ人の性格は、好奇心旺盛なムードメーカーです。
壬申(みずのえさる)を例えると、海を表す十干【壬(みずのえ)】と、秋の始まりを表す十二支【申(さる)】から成り立つ「秋の始まりの海」のイメージ。
秋月を水面に映す海のような、知的な雰囲気を漂わせていますが、明るく人懐っこい性格で周囲の人を和ませる存在です。
幅広い知識を持っており、会話でも相手に合った話題をスマートに選びます。
社交を楽しみながら、陰では真面目に努力を重ねる勉強家でもあります。
頭脳明晰で器用な壬申(みずのえさる)さんですが、あれもこれもと知識を取り入れる状態が続くと、頭の中で整理しきれなくなってしまうことも。
ジャンルを絞ってみる、系統立ててアウトプットしてみるなど、ひと工夫することで知識をさらに活かせるでしょう。
【10:癸酉(みずのととり)】頭の回転が速い感受性豊かな知性派
秋のピークの雨
日柱の干支に【癸酉(みずのととり)】を持つ人の性格は、頭の回転が速く感受性豊かな知性派タイプです。
癸酉(みずのととり)を例えると、雨を表す十干【癸(みずのと)】と、秋のピークを表す十二支【酉(とり)】から成り立つ「秋のピークの雨」のイメージ。
秋の盛りに降る柔らかい雨のように物静かで、優しく世話好きな面もあるため、周りの人たちにも慕われているでしょう。
知性が高く集中力にも優れており、どんな分野に携わっても細部にまで気を配りながらよい結果を上げることができる人。
気分が変わりやすい傾向もあるため、「積み重ねていく」ということを意識すると、より集中力を発揮して持ち前の才能を発揮していけるでしょう。
干支番号【11~20】六十干支の性格と特徴
日柱の干支が以下の人の、性格や生まれ持った性質をお伝えしていきます。
自分の干支を探して読んでみてね!
干支番号 | 干支 |
11 | 甲戌(きのえいぬ) |
12 | 乙亥(きのとい) |
13 | 丙子(ひのえね) |
14 | 丁丑(ひのとうし) |
15 | 戊寅(つちのえとら) |
16 | 己卯(つちのとう) |
17 | 庚辰(かのえたつ) |
18 | 辛巳(かのとみ) |
19 | 壬午(みずのえうま) |
20 | 癸未(みずのとひつじ) |
【11:甲戌(きのえいぬ)】強い責任感で最後までやり遂げる人
秋の終わりの大樹
日柱の干支に【甲戌(きのえいぬ)】を持つ人の性格は、最後までやり遂げる責任感が強いタイプです。
甲戌(きのえいぬ)を例えると、大樹を表す十干【甲(きのえ)】と、秋の終わりを表す十二支【戌(いぬ)】から成り立つ「秋の終わりの大樹」のイメージ。
晩秋の大木のように落ち着きがあり、普段は穏やかで物静かですが、奥には芯の強い一面を持っています。
一度任されたことは完璧にこなそうとする努力家です。
几帳面で忍耐強いため、困難な状況でもあきらめず、前向きな姿勢を忘れません。
静かな強さを持つ甲戌(きのえいぬ)さんですが、合理主義的でドライなところが、ときに相手の誤解を招いてしまうことも。
日頃からうまくストレスを発散して、ため込まないようにするのがポイントです。
心に余裕が生まれることで、周りとの関係もよりスムーズになるでしょう。
【12:乙亥(きのとい)】人の喜びのために突き進める人
冬の始まりの草花
日柱の干支に【乙亥(きのとい)】を持つ人の性格は、人に喜んでもらうためなら、ひたむきに突き進んでいける人です。
乙亥(きのとい)を例えると、草花を表す十干【乙(きのと)】と、冬の始まりを表す十二支【亥(い)】から成り立つ「冬の始まりの草花」のイメージ。
スッと上に伸びていく水辺の草花のように、まっすぐな正義感と集中力を持っています。
周りへの気配りと柔軟な対応力が魅力です。
波風を立てずに上手く周りの人たちの協力を得ながら、目標に向かっていくでしょう。
忍耐力があるゆえに、ときに頑張りすぎて休息の仕方がわからなくなることも。
自分らしくいられる環境を見つけることで感性が冴えて、精神的にも強くなり、乙亥(きのとい)さんの才能がより洗練されていくでしょう。
【13:丙子(ひのえね)】見事な観察眼でチャンスをつかむ人
真冬の太陽
日柱の干支に【丙子(ひのえね)】を持つ人の性格は、観察眼と集中力に優れ、チャンスを逃さないタイプです。
丙子(ひのえね)を例えると、太陽を表す十干【丙(ひのえ)】と、真冬を表す十二支【子(ね)】から成り立つ「真冬の太陽」のイメージ。
万物が凍える真冬に温かさをもたらす太陽のように、周りを明るく照らしてくれる存在です。
細やかな気遣いもできる人なので、みんなから頼りにされるでしょう。
用心深く周りを観察するため心配性なところもありますが、チャンスが来たときには素早く行動力を発揮します。
すぐに結果を求めたくなる気持ちを抑え、周りのサポートも受け入れながら進んでいくことで、成功の機会もより増えそうです。
【14:丁丑(ひのとうし)】マイペースな人情家
冬の終わりのともし火
日柱の干支に【丁丑(ひのとうし)】を持つ人の性格は、マイペースな人情家です。
丁丑(ひのとうし)を例えると、ともし火を表す十干【丁(ひのと)】と、冬の終わりを表す十二支【丑(うし)】から成り立つ「冬の終わりのともし火」のイメージ。
春の訪れを感じながらもまだ寒く、みんなが温かさを求めて集まってくる暖炉の炎のように、穏やかで自然と人が集まってくるような人柄の持ち主です。
誰にでも分け隔てなく接することができるので、多くの人と仲良くできるでしょう。
他者と過ごすことが好きな丁丑(ひのとうし)さんですが、ふとしたときに1人で行動することもあります。
それは自分の時間も大切にしている証で、丁丑(ひのとうし)さんは他者も自分もねぎらうことができる人です。
もし行き詰まりを感じたときは、人といる時間と自分の時間のバランスを取ることを意識してみましょう。
心身ともにスッキリとした日々が過ごせるはずです。
【15:戊寅(つちのえとら)】コミュニケーション上手な社交家
春の始まりの山
日柱の干支に【戊寅(つちのえとら)】を持つ人の性格は、コミュニケーション上手な社交家です。
戊寅(つちのえとら)を例えると、山を表す十干【戊(つちのえ)】と、春の始まりを表す十二支【寅(とら)】から成り立つ「春の始まりの山」のイメージ。
厳しい冬を乗り越えた初春の山のように、粘り強さと純粋さを持っています。
細かいところに気を取られることなく、誰とでも分け隔てなく接するため、世渡りも上手。
見えないところでしっかり自己研鑽を重ねる努力家でもあり、静かな情熱を秘めています。
まっすぐなパワーに恵まれた戊寅(つちのえとら)さんは、努力家ゆえに、ときに周囲が思いつかないような斬新な行動をとることがあります。
その勢いでミスをしてしまうこともありますが、立ち直りが早いので長く引きずりません。
チャレンジには困難がつきものということがよくわかっているからこそです。
急がず、落ち着いて物事に取り組むことで、より持ち前の粘り強さが発揮できそうです。
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【16:己卯(つちのとう)】穏やかな頭脳派アイドル
春のピークの田畑
日柱の干支に【己卯(つちのとう)】を持つ人の性格は、穏やかな頭脳派アイドルです。
己卯(つちのとう)を例えると、田畑を表す十干【己(つちのと)】と、春のピークを表す十二支【卯(う)】から成り立つ「春のピークの田畑」のイメージ。
小さな植物の芽のまわりに蝶や小動物が集まるみずみずしい春の田畑のように、優しく穏やかな雰囲気を持つ人が多く、自然と周りに人々が集まってきます。
そして話しかけて来た人に対して、とても親切な立ち振る舞いをするでしょう。
ゆったり和やかな雰囲気とは反対に、実は空気を読むことに長けていて頭脳派。
その場の雰囲気を察知し、素早く聞き役にも盛り上げ役にも変化して、周りを和ませる才能があります。
協調性が強く周りに合わせるのが得意ですが、心がときめくものを選ぶように、ときには自分自身を優先してあげてくださいね。
【17:庚辰(かのえたつ)】おおらかで一本芯が通った知性派
春の終わりの刀
日柱の干支に【庚辰(かのえたつ)】を持つ人の性格は、スケールが大きく面倒見もよい知性派です。
庚辰(かのえたつ)を例えると、刀を表す十干【庚(かのえ)】と、春の終わりを表す十二支【辰(たつ)】から成り立つ「春の終わりの刀」のイメージ。
気温も上がり、パッと目を引く新緑が刃に映る刀のように、温かみがある中にも存在感を放っています。
おおらかながらも一本芯が通っており、周りから頼りにされることも多いはず。
スケールの大きい理想を抱くがゆえに、ときに激しい感情が沸き上がることがあるかもしれません。
そのエネルギーを人にぶつけてしまいそうになったら、一度引っ込めて、自分の中で熟成させる方が余すことなく活用することができます。
考えがまとまってからスマートに伝えることで、人はあなたの信念を理解しやすくなってくれるでしょう。
そうすることで、自分の信念を貫きながら、周囲の力も借りて理想を成し遂げられるでしょう。
【18:辛巳(かのとみ)】カンの鋭いおしゃれさん
夏の始まりの宝石
日柱の干支に【辛巳(かのとみ)】を持つ人の性格は、カンの鋭いおしゃれさんです。
辛巳(かのとみ)を例えると、宝石を表す十干【辛(かのと)】と、夏の始まりを表す十二支【巳(み)】から成り立つ「夏の始まりの宝石」のイメージ。
初夏の日差しでキラッと光る優美な宝石のように、とても華やかな人です。
何を成し遂げるにしても、プロセスから結果まで美しさにこだわります。
また、動物のヘビのように、生まれつき鋭い嗅覚を持ちあわせていることも。
「スタイリッシュでありたい」と考える辛巳(かのとみ)さんは、場の空気を大事にするタイプです。
そのため、協調性のある人として慕われることも多いでしょう。
一方で、カンが鋭いがゆえに多くの違和感に気づいてしまい、疲れてしまうことがあるかもしれません。
自分なりのリフレッシュ法を見つけ出し、こまめにストレス発散することで、辛巳(かのとみ)さんの物事に対する美しい姿勢がより磨かれていくでしょう。
【19:壬午(みずのえうま)】明るくマイペースな懐の広い人
真夏の海
日柱の干支に【壬午(みずのえうま)】を持つ人の性格は、明るくマイペースな懐の広いタイプです。
壬午(みずのえうま)を例えると、海を表す十干【壬(みずのえ)】と、真夏を表す十二支【午(うま)】から成り立つ「真夏の海」のイメージ。
日差しを受けてキラキラ輝く海のように、明るくにこやかで周囲の関心を惹きつける人です。
思ったことは素直に顔に出るタイプで裏表がなく、たくさんの友人に囲まれるでしょう。
どこか浮世離れした不思議なオーラをまとっていますが、誰とでも打ち解けられる懐の深さを持っています。
夏の天気が変わりやすいように、ひとたび落ち込むことがあると、思った以上に自分のペースを保てなくなりがちな壬午(みずのえうま)さん。
コツコツとした持続力を身につけることで運気がグッとアップしますよ。
【20:癸未(みずのとひつじ)】可愛らしく穏やかで芯が強い人
夏の終わりの雨
日柱の干支に【癸未(みずのとひつじ)】を持つ人の性格は、見た目は可愛らしく穏やかながら負けず嫌いなタイプです。
癸未(みずのとひつじ)を例えると、雨を表す十干【癸(みずのと)】と、夏の終わりを表す十二支【癸(みずのと)】から成り立つ「夏の終わりの雨」のイメージ。
夏の終わりに降る雨のように人々をほっとさせ、支えていくこともできるタイプです。
おっとりした見た目ながらも芯が強く、内面は相当な努力家。
人をサポートする能力にも恵まれ、人との付き合い方にも長けているため、集団の中で生き生きと魅力を輝かせます。
よく考えてから行動するほうが才能を発揮できるタイプですが、考えすぎて取り越し苦労をしてしまわないように、ちょうどよい加減を探っていきましょう。
干支番号【21~30】六十干支の性格と特徴
日柱の干支が以下の人の、性格や生まれ持った性質をお伝えしていきます。
自分の干支を探して読んでみてね!
干支番号 | 干支 |
21 | 甲申(きのえさる) |
22 | 乙酉(きのととり) |
23 | 丙戌(ひのえいぬ) |
24 | 丁亥(ひのとい) |
25 | 戊子(つちのえね) |
26 | 己丑(つちのとうし) |
27 | 庚寅(かのえとら) |
28 | 辛卯(かのとう) |
29 | 壬辰(みずのえたつ) |
30 | 癸巳(みずのとみ) |
【21:甲申(きのえさる)】明るく親しみやすい人気者
秋の始まりの大樹
日柱の干支に【甲申(きのえさる)】を持つ人の性格は、明るく親しみやすい人気者です。
甲申(きのえさる)を例えると、大樹を表す十干【甲(きのえ)】と、秋の始まりを表す十二支【申(さる)】から成り立つ「秋の始まりの大樹」のイメージ。
色とりどりに木々の葉が色づき、実がなり始める秋の樹木のように表情豊かで親しみやすく、仲間に対しても面倒見の良い性格です。
さっぱりとしていて愛嬌もあるため、周囲から自然と好かれるでしょう。
自由奔放に見えながら、根は真面目で常識人。
周りと協力することも得意で、仲の良い友人にも恵まれるでしょう。
頭の回転が速く器用な甲申(きのえさる)さんですが、熱しやすく冷めやすいところがあり、継続して物事に取り組むことはちょっぴり苦手。
コツコツとした積み重ねが成功につながりやすいので、興味を持ったことには集中して打ち込んでみてくださいね。
【22:乙酉(きのととり)】気遣い上手な働き者
秋のピークの草花
日柱の干支に【乙酉(きのととり)】を持つ人の性格は、気遣い上手な働き者です。
乙酉(きのととり)を例えると、草花を表す十干【乙(きのと)】と、秋のピークを表す十二支【酉(とり)】から成り立つ「秋のピークの草花」のイメージ。
実りの秋に咲く草花のように、愛嬌があり、新しい環境でもたくましく生きていける性質を持っています。
人の目を惹き付ける魅力があり、周りへの気遣いを忘れずせっせと働くため、実力で信頼をつかんでいく人です。
こだわりを持って行動できる一方で、プライドが高く、人に弱味を見せるのが苦手な人もいるでしょう。
「私がやってあげなくちゃ!」とつい仕事を引き受けすぎてしまうことも。
ゆったりとした気持ちで仲間と共に成長する意識を持つと、安心して夢や目標に向かって熱中できるでしょう。
【23:丙戌(ひのえいぬ)】素直で明るく義理堅い人
秋の終わりの太陽
日柱の干支に【丙戌(ひのえいぬ)】を持つ人の性格は、素直で明るく義理堅いタイプです。
丙戌(ひのえいぬ)を例えると、太陽を表す十干【丙(ひのえ)】と、秋の終わりを表す十二支【戌(いぬ)】から成り立つ「秋の終わりの太陽」のイメージ。
秋が終わる頃の太陽のように、穏やかに人に寄り添う温かい優しさや忠実さを持っています。
警戒心が強い面もありますが、根は社交性が高い人。
心を開いた相手には真心を込めて尽くす義理堅さもあります。
慎重に物事を見ることができるため、ときに思い悩み過ぎることもあるかもしれませんが、「こういうときもある」と柔軟な受け止め方を心がけてみると、本来の能力を発揮できる場がより広がりそうです。
【24:丁亥(ひのとい)】鋭い直感力を持つリアリスト
冬の始まりのともし火
日柱の干支に【丁亥(ひのとい)】を持つ人の性格は、直感力が鋭いリアリストです。
丁亥(ひのとい)を例えると、ともし火を表す十干【丁(ひのと)】と、冬の始まりを表す十二支【亥(い)】から成り立つ「冬の始まりのともし火」のイメージ。
本格的な冬が始まり、長い夜の闇を照らすともし火のように、さまざまな物事の中から本当に必要とされるものにスポットを当てることが得意です。
直感や思いつきで行動してもうまくいくことが多く、それはまるで未来が見えているかのよう。
丁亥(ひのとい)さんは第六感のようなものを持っている場合があり、思ったことをそのまま口にするとなかなか周りに理解してもらえないことも。
人間関係も、お互い深く信頼し合えるような人と長く付き合っていくタイプです。
一方でカンに頼りきるようなこともなく、物事の本質を見極めることも得意。
周囲を一歩リードするような役割で、特に大きな成果があげられそうです。
【25:戊子(つちのえね)】自分の意見を持つ正直でピュアな人
真冬の山
日柱の干支に【戊子(つちのえね)】を持つ人の性格は、自分の意見がハッキリしている、正直でピュアなタイプです。
戊子(つちのえね)を例えると、山を表す十干【戊(つちのえ)】と、真冬を表す十二支【子(ね)】から成り立つ「真冬の山」のイメージ。
凛とした冬の山のように、自分の意見をしっかり持っています。
思ったことは感じたままに素直に口に出してしまうほど、素直で純粋な人です。
とてもまっすぐに言葉を紡ぐことができるので、ときにマイペースすぎる人だという印象を与えてしまうことも。
けれど、経験や年を重ねるにつれ、素直さと周囲への心遣いを上手に両立できるようになっていきますよ。
また、観察眼に優れコツコツと努力を重ねていくタイプでもあります。
地道な積み重ねに喜びを感じ、日々を楽しみながらやがて大きな成長を遂げられるでしょう。
命式や運勢の流れを読む基礎知識を
きちんと学び身につけられる
【26:己丑(つちのとうし)】力強くおっとりした安心感のある人
冬の終わりの田畑
日柱の干支に【己丑(つちのとうし)】を持つ人の性格は、力強くおっとりとした魅力で周りに安心感を与えるタイプです。
己丑(つちのとうし)を例えると、田畑を表す十干【己(つちのと)】と、冬の終わりを表す十二支【丑(うし)】から成り立つ「冬の終わりの田畑」のイメージ。
作物が収穫され、何も埋まっていない冬の終わりの田畑は、一見休んでいるようで実は次の季節に向けて蓄えている状態。
このような特徴は、納期もきっちりと守りながら細部にもしっかりとこだわる己丑(つちのとうし)さんの仕事ぶりに表れ、大きな信頼を得られるでしょう。
普段はとても静かですが、持ち前のおっとりとした雰囲気で周りに安らぎを与える存在として、周囲から好かれることも多いはずです。
誰にでも優しく温和に接する一方で、一度「やりたい!」と思ったことに対しては深いこだわりを見せることも。
目標に向かって努力を惜しまず、コツコツと進めていく力強さを持っています。
【27:庚寅(かのえとら)】行動力でチャンスをものにする切れ者
春の始まりの刀
日柱の干支に【庚寅(かのえとら)】を持つ人の性格は、大胆な行動力でチャンスをものにしていく切れ者タイプです。
庚寅(かのえとら)を例えると、刀を表す十干【庚(かのえ)】と、春の始まりを表す十二支【寅(とら)】から成り立つ「春の始まりの刀」のイメージ。
あらゆる生命が動き始める春の始まりの頃の刀のように、鋭く勢いのあるエネルギーを持っています。
大きな夢を叶えるためのチャンスを捉える姿勢を欠かしません。
優れた頭脳を活かして自分の道を切り拓いていきますが、周りの人からの助けに恵まれることも多いでしょう。
サポートしてくれる人たちへの感謝を忘れずにいることで、みんなからのパワーをより受け取り、夢を叶える力が増していきそうです。
【28:辛卯(かのとう)】品のある楽天家
春のピークの宝石
日柱の干支に【辛卯(かのとう)】を持つ人の性格は、品のある楽天家です。
辛卯(かのとう)を例えると、宝石を表す十干【辛(かのと)】と、春のピークを表す十二支【卯(う)】から成り立つ「春のピークの宝石」のイメージ。
美しい性質を持つ宝石と、春の陽気に包まれたのどかな性質を持つ卯(う)の組み合わせです。
礼儀が正しく、人を和ませるので人気者になることが多いでしょう。
辛卯(かのとう)さんはあまり口数が多いほうではありませんが、フットワークが軽く、どこか上品さを漂わせる魅力で注目を浴びやすい人。
ただ、童話で居眠りをしてしまう動物のウサギのように、コツコツと何か一つのことを続けて行うのはちょっぴり苦手かもしれません。
もし「これだけは達成したい」という大切なものが見つかったときは、ゴールや目標は小さく設定することを意識してみましょう。
持ち前のフットワークの軽さが存分に発揮されて、周りの協力も得ながら達成できるでしょう。
【29:壬辰(みずのえたつ)】情熱を秘めたカリスマ
春の終わりの海
日柱の干支に【壬辰(みずのえたつ)】を持つ人の性格は、情熱を秘めたカリスマタイプです。
壬辰(みずのえたつ)を例えると、海を表す十干【壬(みずのえ)】と、春の終わりを表す十二支【辰(たつ)】から成り立つ「春の終わりの海」のイメージ。
うららかな春の海のように、穏やかで人当たり良く、一見控えめな人です。
ですが、内には情熱を秘めており、負けず嫌いなところをバネにして熱心に勉強を重ねます。
本番に強い自信家でありながら物静かな振る舞いで、年を重ねるにつれ、実力者としてカリスマ的な魅力が出てくるでしょう。
独特の感性と発想力を持つ壬辰(みずのえたつ)さんは、周囲に自分を合わせる必要がある環境よりも、それぞれの考えを尊重し合える環境が合っていそうです。
カリスマ性があり、どんどん進んでいく力を持つ壬辰(みずのえたつ)さん。
時々、「周りの人と理解し合えているかな?」ということに意識を向けてみたり、何気ないコミュニケーションも楽しんでみることで、よりその魅力が伝わり、大きな存在へと成長していくでしょう。
【30:癸巳(みずのとみ)】際立った個性と粘り強さを秘めた人
夏の始まりの雨
日柱の干支に【癸巳(みずのとみ)】を持つ人の性格は、際立った個性を持ちながらも粘り強さを秘めたタイプです。
癸巳(みずのとみ)を例えると、雨を表す十干【癸(みずのと)】と、夏の始まりを表す十二支【巳(み)】から成り立つ「夏の始まりの雨」のイメージ。
生き物たちが活発になる夏のはじめの雨のように、強いパワーと豊かな感受性を持っています。
クールで個性的な印象を与えますが、内面は純粋で優しいため、仲間の助けにも恵まれるでしょう。
持続力を活かして、自分の能力を無駄なく使っていくのも得意。
ときに人の気持ちを考えすぎてしまうこともあるかもしれませんが、広い視野で物事を考えてみる意識を持つことで、自分も仲間も大切にしながら前へ進んでいけそうです。
干支番号【31~40】六十干支の性格と特徴
日柱の干支が以下の人の、性格や生まれ持った性質をお伝えしていきます。
自分の干支を探して読んでみてね!
干支番号 | 干支 |
31 | 甲午(きのえうま) |
32 | 乙未(きのとひつじ) |
33 | 丙申(ひのえさる) |
34 | 丁酉(ひのととり) |
35 | 戊戌(つちのえいぬ) |
36 | 己亥(つちのとい) |
37 | 庚子(かのえね) |
38 | 辛丑(かのとうし) |
39 | 壬寅(みずのえとら) |
40 | 癸卯(みずのとう) |
【31:甲午(きのえうま)】見返りを求めない純粋な人
真夏の大樹
日柱の干支に【甲午(きのえうま)】を持つ人の性格は、見返りを求めない純粋なタイプです。
甲午(きのえうま)を例えると、大樹を表す十干【甲(きのえ)】と、真夏を表す十二支【午(うま)】から成り立つ「真夏の大樹」のイメージ。
まっすぐに青々と茂る夏の大樹のように、素直で純粋なパワーに満ちた人です。
人を疑うことをせず、相手へ信頼をもって接する真面目なタイプ。
周りに対する奉仕の精神を持っており、人助けをすることで良いエネルギーが循環し、運気もアップするでしょう。
とても優しい甲午(きのえうま)さんは、他者を助けることが優先になりがちで、自分のことはつい後回しにしてしまいます。
誰かに尽くして貢献することは大切にしながら、自分にとっても良い時間となるような関係を築いていってくださいね。
【32:乙未(きのとひつじ)】マイペースに輝く調整役
夏の終わりの草花
日柱の干支に【乙未(きのとひつじ)】を持つ人の性格は、マイペースに輝く調整役です。
乙未(きのとひつじ)を例えると、草花を表す十干【乙(きのと)】と、夏の終わりを表す十二支【未(ひつじ)】から成り立つ「夏の終わりの草花」のイメージ。
夏の田んぼや畑の周りに茂る夏の草花のように、集団の中で互いに引き立て合いながら能力を発揮します。
ほんわかとした雰囲気をまとう乙未(きのとひつじ)さんですが、内面には強い意志を持つ人です。
気配り力を発揮して、組織に欠かせない人物として活躍する可能性も。
ゆったりとしたペースで成長していくため、ときに周りから置いていかれたような気持ちになることがあるかもしれません。
そんなときでも地道な努力を続けることで、個性を活かし、のびのびと生きていくことができるでしょう。
【33:丙申(ひのえさる)】器用で柔軟性の高い社交家
秋の始まりの太陽
日柱の干支に【丙申(ひのえさる)】を持つ人の性格は、器用で柔軟性の高い社交家タイプです。
丙申(ひのえさる)を例えると、太陽を表す十干【丙(ひのえ)】と、秋の始まりを表す十二支【申(さる)】から成り立つ「秋の始まりの太陽」のイメージ。
気候がよく行動的になる秋を迎えるころの太陽のように、存在するだけで周りの人に楽しさや軽やかさを与えてくれるでしょう。
柔軟なものの見方や器用さ、要領の良さで、どんなことでも上手くこなしていけます。
枠にとらわれない感性や発想力を活かし、みんなのためになることを考えていくと、より周囲からの信頼を得られそうです。
【34:丁酉(ひのととり)】物静かなクリエイター
秋のピークのともし火
日柱の干支に【丁酉(ひのととり)】を持つ人の性格は、物静かなクリエイターです。
丁酉(ひのととり)を例えると、ともし火を表す十干【丁(ひのと)】と、秋のピークを表す十二支【酉(とり)】から成り立つ「秋のピークのともし火」のイメージ。
秋の夜長を幻想的に照らすともし火のように、小さいながらも人目を引く美的センスの持ち主です。
芸術作品はもちろん、仕事の資料や料理など、丁酉(ひのととり)さんの作り上げるものは高い評価を得ることが多いでしょう。
目立つような行動を取ることはあまりありませんが、作品を通して自然と注目されることが多いタイプです。
美的センスを活かして作品を生み出すことに挑戦すると、持ち前のクリエイティブな才能がより発揮されるでしょう。
【35:戊戌(つちのえいぬ)】冷静でおおらかな包容力がある人
秋の終わりの山
日柱の干支に【戊戌(つちのえいぬ)】を持つ人の性格は、冷静でおおらかな包容力を持つ人です。
戊戌(つちのえいぬ)を例えると、山を表す十干【戊(つちのえ)】と、秋の終わりを表す十二支【戌(いぬ)】から成り立つ「秋の終わりの山」のイメージ。
冬を間近にひかえた山のような冷静さと落ち着きを持っており、おおらかな包容力を備えています。
あまり目立たないタイプですが、人当たりが良く、むやみに相手に立ち入らない適度な距離感を大切にします。
クールに見えながら、奥には優しさを秘めている人です。
一方で、納得できないことには、たとえ目上の人であってもはっきりと意見を述べることができる強さも持っています。
周囲との調和も大切にしながら実力を磨くことが、戊戌(つちのえいぬ)さんが運気の流れに乗るカギとなるでしょう。
命式や運勢の流れを読む基礎知識を
きちんと学び身につけられる
【36:己亥(つちのとい)】集中力抜群のまっすぐな人
冬の始まりの田畑
日柱の干支に【己亥(つちのとい)】を持つ人の性格は、集中力抜群のまっすぐなタイプです。
己亥(つちのとい)を例えると、田畑を表す十干【己(つちのと)】と、冬の始まりを表す十二支【亥(い)】から成り立つ「冬の始まりの田畑」のイメージ。
作物が刈り取られたばかりの冬の田畑はとても静かなように、口数が少なく物静かで、神秘的な雰囲気を漂わせている人が多いでしょう。
とても誠実で、感情の起伏をそのまま表に出すことはあまりなく一見クールに思われがちですが、誰に対しても温かく接します。
これ!と思ったことには猪突猛進のごとくまっすぐに突き進み、素晴らしい集中力を発揮することも。
頑固な一面も持ちながらも、もともと周りとの調整が上手で素直なので、その思いを貫く強い意思が人々にとって魅力的に映るでしょう。
【37:庚子(かのえね)】素早い判断力と行動力の持ち主
真冬の刀
日柱の干支に【庚子(かのえね)】を持つ人の性格は、頭の回転が速く、素早い判断力と行動力を活かしていけるタイプです。
庚子(かのえね)を例えると、刀を表す十干【庚(かのえ)】と、真冬を表す十二支【子(ね)】から成り立つ「真冬の刀」のイメージ。
キンと冷えた真冬の刀のように、思考や言葉に鋭い切れ味があります。
自分の信念を貫き通すために慎重に準備を進め、ここぞというタイミングで行動できる才能に恵まれた人です。
普段はスピーディーに行動へ移せますが、用心深くなり考えすぎてしまうと動けなくなる繊細な一面も。
優れた判断力を信じて動いていく意識を持つと、より持ち前の思考力を形にしていけそうです。
【38:辛丑(かのとうし)】無邪気な努力家
冬の終わりの宝石
日柱の干支に【辛丑(かのとうし)】を持つ人の性格は、無邪気な努力家です。
辛丑(かのとうし)を例えると、宝石を表す十干【辛(かのと)】と、冬の終わりを表す十二支【丑(うし)】から成り立つ「冬の終わりの宝石」のイメージ。
春の訪れを辛抱強く待ち、澄んだ空気のなか光り輝く宝石のように、純粋で素直な性質を持っています。
人懐っこい性格のため、年上に好かれることが多いでしょう。
人付き合いが上手で社交的に見られますが、実は好き嫌いがあります。
多くの人と関わるよりは、どちらかというと大切な人と多くの時間を過ごしたいタイプです。
人に気を遣うことで疲れてしまいやすい一面もありますが、こまめに1人の時間を作りリフレッシュすると、より強い絆で結ばれた人間関係が築けるでしょう。
長期的な目標に向けて地道に努力できる人なので、仲間から大きな信頼を得ていく人です。
【39:壬寅(みずのえとら)】チャレンジ精神旺盛な自由な人
春の始まりの海
日柱の干支に【壬寅(みずのえとら)】を持つ人の性格は、大胆さとおおらかさを兼ね備えた自由な人です。
壬寅(みずのえとら)を例えると、海を表す十干【壬(みずのえ)】と、春の始まりを表す十二支【寅(とら)】から成り立つ「春の始まりの海」のイメージ。
雪解けの水が流れ込む海のようにピュアなところがあり、チャレンジ精神豊富な楽天家です。
気が強いしっかり者で、目標に向かって才能を磨きながら成長していきます。
いつでも物事に動じずゆったりと自然体でありながら、いざというときには決断力を発揮します。
ブレない自分軸を持っており、束縛されることなく自分の思うように行動していくでしょう。
器用で多才で自立心旺盛な壬寅(みずのえとら)さんは、自分が色々と出来てしまうがゆえ、つい他の人を厳しい目で見てしまいがちです。
人の弱みや欠点にも寛容になることを心がけることで、周囲との関係もより良好になり、自分を取り巻く環境がさらに素晴らしいものへと進化するでしょう。
【40:癸卯(みずのとう)】みんなに優しい繊細な人気者
春のピークの雨
日柱の干支に【癸卯(みずのとう)】を持つ人の性格は、繊細な一面を持ちながらも明るくみんなに優しい人気者タイプです。
癸卯(みずのとう)を例えると、雨を表す十干【癸(みずのと)】と、春のピークを表す十二支【卯(う)】から成り立つ「春のピークの雨」のイメージ。
植物をぐんぐん成長させる春真っ盛りの雨のように、家族や仲間にこまやかな気遣いを見せ、愛情を注いでいくでしょう。
争いごとが苦手で柔和な性格のため、周りの人たちの対人関係をスムーズにするような役割も果たしていける人です。
いろいろなことに興味を持ち、瞬発力にも優れているため、多趣味な人が多いのも特徴です。
みんなからの信頼も厚いので、本心を上手に伝える練習もしていくと、より心地良い居場所を得られそうです。
干支番号【41~50】六十干支の性格と特徴
日柱の干支が以下の人の、性格や生まれ持った性質をお伝えしていきます。
自分の干支を探して読んでみてね!
干支番号 | 干支 |
41 | 甲辰(きのえたつ) |
42 | 乙巳(きのとみ) |
43 | 丙午(ひのえうま) |
44 | 丁未(ひのとひつじ) |
45 | 戊申(つちのえさる) |
46 | 己酉(つちのととり) |
47 | 庚戌(かのえいぬ) |
48 | 辛亥(かのとい) |
49 | 壬子(みずのえね) |
50 | 癸丑(みずのとうし) |
【41:甲辰(きのえたつ)】理想を追い求める努力家
春の終わりの大樹
日柱の干支に【甲辰(きのえたつ)】を持つ人の性格は、理想を追い求める努力家です。
甲辰(きのえたつ)を例えると、大樹を表す十干【甲(きのえ)】と、春の終わりを表す十二支【辰(たつ)】から成り立つ「春の終わりの大樹」のイメージ。
温かい春の日差しを浴びてすくすく伸びる樹木のように、高みへ向かって努力を積み重ねていける頑張り屋さんです。
また、春の終わりの美しさのような繊細さと品の良さも持っており、芸術的なセンスに恵まれています。
長い年月をかけて芽が大樹になるような、大器晩成型なのも特徴です。
あせらずじっくりと、センスを磨いていきましょう。
ナイーブでやや頑固なところもある甲辰(きのえたつ)さんは、一度へそを曲げると周囲が見えなくなってしまうことも。
ときには柔軟さを取り入れながら、自分の感性を大切に育てていくことで、より理想を実現していけるでしょう。
【42:乙巳(きのとみ)】センスが光る頑張り屋さん
夏の始まりの草花
日柱の干支に【乙巳(きのとみ)】を持つ人の性格は、センスが光る頑張り屋さんです。
乙巳(きのとみ)を例えると、草花を表す十干【乙(きのと)】と、夏の始まりを表す十二支【巳(み)】から成り立つ「夏の始まりの草花」のイメージ。
夏の太陽にも負けず成長する草花のように、エネルギッシュで感情豊かな性質を持っています。
柔軟さと社交性を活かして、目標に向かって緻密に計算し努力できる人です。
不思議と惹きつけられるような愛らしい印象を持つ乙巳(きのとみ)さんですが、用心深さから本音をなかなか話せず、モヤモヤがたまってしまうことも。
センスを発揮できる環境に身を置くことで、他者に左右されない、しなやかな才能が輝いていくでしょう。
【43:丙午(ひのえうま)】エネルギーあふれる華やかな主役
真夏の太陽
日柱の干支に【丙午(ひのえうま)】を持つ人の性格は、華やかでエネルギーにあふれた主役タイプです。
丙午(ひのえうま)を例えると、太陽を表す十干【丙(ひのえ)】と、真夏を表す十二支【午(うま)】から成り立つ「真夏の太陽」のイメージ。
ギラッと輝く真夏の太陽のような存在感を放っているため、どこにいても目立ち人が集まってくるでしょう。
見栄を張ってしまったり気分が変わりやすかったりする一面もありますが、裏表のない正直な人柄のためみんなから好かれます。
生まれつき持っている「人を助けたい」という温かい思いをもとに行動することで、よりみんなの中心で輝く存在になれそうです。
【44:丁未(ひのとひつじ)】情熱を秘めた自己演出家
夏の終わりのともし火
日柱の干支に【丁未(ひのとひつじ)】を持つ人の性格は、情熱を秘めた自己演出家です。
丁未(ひのとひつじ)を例えると、ともし火を表す十干【丁(ひのと)】と、夏の終わりを表す十二支【未(ひつじ)】から成り立つ「夏の終わりのともし火」のイメージ。
晩夏に楽しむキャンプの夜、人々が焚き火を囲み落ち着きながら胸の内を打ち明けるように、穏やかな雰囲気の中に熱い情熱を秘めた人です。
ほんわかした優しい印象を周囲に与えますが、理想の自分に近づくことに情熱を注ぎ続けます。
「自分の個性を磨きたい」と考えるので目立ちやすく、周りから注目を浴びるタイプです。
自分磨きを欠かさない丁未(ひのとひつじ)さんは、継続力抜群の努力家であり、自然と自分の見せ方が身についてくるため、多くの分野で活躍できます。
なりたい自分を具体的にイメージすると、より今の自分に必要なものがわかり、生まれ持った輝きがより強まるでしょう。
【45:戊申(つちのえさる)】正義感の強いロマンチスト
秋の始まりの山
日柱の干支に【戊申(つちのえさる)】を持つ人の性格は、正義感の強いロマンチストです。
戊申(つちのえさる)を例えると、山を表す十干【戊(つちのえ)】と、秋の始まりを表す十二支【申(さる)】から成り立つ「秋の始まりの山」のイメージ。
平地に先立って木々の葉が色づき、人々に美しい景観を見せてくれる初秋の山のように、夢や憧れを強く持っています。
感性も鋭く手先も器用なので、芸術方面で才能を発揮する人もいるでしょう。
クリエイティブな能力に秀でる一方で、現実的な行動を取れる常識人でもあります。
理想と現実のバランスを取りながら、丁寧に生活や仕事をこなしていく人です。
内側に繊細さを秘めていながら、周りにはあまり自分の感情を見せない戊申(つちのえさる)さん。
周囲への気配りだけでなく、自分の気持ちや体調をケアする時間を持つことで、持ち前の感性をゆっくりと育めるでしょう。
命式や運勢の流れを読む基礎知識を
きちんと学び身につけられる
【46:己酉(つちのととり)】バランス感覚に優れた人気者
秋のピークの田畑
日柱の干支に【己酉(つちのととり)】を持つ人の性格は、バランス感覚に優れた人気者です。
己酉(つちのととり)を例えると、田畑を表す十干【己(つちのと)】と、秋のピークを表す十二支【酉(とり)】から成り立つ「秋のピークの田畑」のイメージ。
長い年月をかけて育ててきた作物が畑一面に実り、人々に豊かさをもたらす秋の田畑のように、堅実で周りを楽しませるセンスに長けた人です。
フットワークが軽く、誰とでも上手に関係を築くことができます。
物事の本質をとらえ最短距離で前進できるような、手堅さと行動力をバランスよく持ちあわせているタイプです。
人付き合いが上手な一方で、他者からの頼みを断れずについ引き受けすぎてしまうことも。
ときには自分のために、豊かに過ごす時間を大切にしてくださいね。
【47:庚戌(かのえいぬ)】静かに情を育む器の大きな人
秋の終わりの刀
日柱の干支に【庚戌(かのえいぬ)】を持つ人の性格は、器が大きく、素直さや誠実さが周りの人たちに愛されるタイプです。
庚戌(かのえいぬ)を例えると、刀を表す十干【庚(かのえ)】と、秋の終わりを表す十二支【戌(いぬ)】から成り立つ「秋の終わりの刀」のイメージ。
木々の葉が落ち始め、冬本番に向けて刀身を磨き上げる秋の終わりの刀のように、静けさの中に頼もしさを感じさせます。
人に心を開くまでには時間がかかるかもしれませんが、人情に厚くみんなのことを考えて行動できる人です。
強い信念を持つがゆえに、「白黒はっきりさせたい!」という思いが強まる場面もあるかもしれません。
考え方に幅や柔軟性を持たせてみることで、本来の心の温かさが周りの人たちへより伝わっていくでしょう。
【48:辛亥(かのとい)】スマートな情熱家
冬の始まりの宝石
日柱の干支に【辛亥(かのとい)】を持つ人の性格は、スマートな情熱家です。
辛亥(かのとい)を例えると、宝石を表す十干【辛(かのと)】と、冬の始まりを表す十二支【亥(い)】から成り立つ「冬の始まりの宝石」のイメージ。
クリスマスなど、気持ちが盛り上がる冬のイベントに向けて磨き上げていく宝石のように、スマートで感情豊かな人です。
行動も感情もストレートに表れる辛亥(かのとい)さんは、パワフルで人間味があるので人から好意を抱かれやすいタイプ。
思ったことをすぐ口に出してしまうこともあるかもしれませんが、カンの鋭さと上品な立ち振る舞いにより、大きなトラブルになることはなさそうです。
行動力に恵まれ、「人に任せるよりは自分でやってみたい!」と感じやすいため、裁量権の大きい仕事や環境を選ぶと、さらに実力を発揮できるでしょう。
【49:壬子(みずのえね)】独立心旺盛でバイタリティに恵まれた人
真冬の海
日柱の干支に【壬子(みずのえね)】を持つ人の性格は、独立心が旺盛で個性豊かなタイプです。
壬子(みずのえね)を例えると、海を表す十干【壬(みずのえ)】と、真冬を表す十二支【子(ね)】から成り立つ「真冬の海」のイメージ。
真冬の大海の水のような勢いを持っており、バイタリティに恵まれた人です。
どちらも「陽の水」の性質である壬(みずのえ)と子(ね)が重なることで、トップに立てるような強いエネルギーが生み出されます。
明るく真面目な性格で、コツコツ勤勉に努力します。
マメで愛嬌もあるので、周りからも親しまれるでしょう。
家族や仲間に対して面倒見の良い壬子(みずのえね)さんですが、ずっと同じ場所にいると、本来持つ変化の波を柔軟に渡り歩く才能が鈍ってしまいます。
自分の力で道を切り開くということを忘れずに、ときに大胆な決断をすることで、運気がグッと上向くでしょう。
【50:癸丑(みずのとうし)】着実に努力を重ねて信頼を得る人
冬の終わりの雨
日柱の干支に【癸丑(みずのとうし)】を持つ人の性格は、マイペースながら情熱と力強い行動力を秘めた大器晩成タイプです。
癸丑(みずのとうし)を例えると、雨を表す十干【癸(みずのと)】と、冬の終わりを表す十二支【丑(うし)】から成り立つ「冬の終わりの雨」のイメージ。
冷たくとも春の気配をまとい降り注ぐ冬の雨のように、人々を優しく癒します。
そして、目標に向かって地道に努力を続けていける人です。
自分が納得できるまでは動かない頑固な面もありますが、いったん決めたら力強く事を成し遂げます。
誠実で優しい性格のため、周りの人たちから信頼され、「あなただからお願いしたい」と頼られることも。
今どのような考えで行動しているのかを周りに伝えることで、癸丑(みずのとうし)さんの気持ちがよりみんなに伝わり、理解やサポートを得られることも増えそうです。
干支番号【51~60】六十干支の性格と特徴
日柱の干支が以下の人の、性格や生まれ持った性質をお伝えしていきます。
自分の干支を探して読んでみてね!
干支番号 | 干支 |
51 | 甲寅(きのえとら) |
52 | 乙卯(きのとう) |
53 | 丙辰(ひのえたつ) |
54 | 丁巳(ひのとみ) |
55 | 戊午(つちのえうま) |
56 | 己未(つちのとひつじ) |
57 | 庚申(かのえさる) |
58 | 辛酉(かのととり) |
59 | 壬戌(みずのえいぬ) |
60 | 癸亥(みずのとい) |
【51:甲寅(きのえとら)】明るく楽観的な行動派
春の始まりの大樹
日柱の干支に【甲寅(きのえとら)】を持つ人の性格は、明るく楽観的な行動派です。
甲寅(きのえとら)を例えると、大樹を表す十干【甲(きのえ)】と、春の始まりを表す十二支【寅(とら)】から成り立つ「春の始まりの大樹」のイメージ。
木々の蕾がいっせいに開き始めるように、いつもフレッシュで前向きなエネルギーを持っています。
あれこれ悩んだり尻込みしたりせず、何事にもポジティブに挑戦していけるでしょう。
前向きで明るい印象から人に好かれやすい雰囲気の甲寅(きのえとら)さんですが、人一倍の負けず嫌いな一面も。
ライバルがいるとつい熱が入り過ぎてしまったり、高い理想を目指すあまり頑なになることもあるでしょう。
そんな自分に気づいたときに意識してほしいことは、「弱音を吐く」です。
何かに向かって力強く進んでいるとき、人は前だけを見がちです。
でもたまには息抜きや休憩も必要。
「実はこういうことが不安だ」「こういう気持ちでいて苦しい」そういった弱音を吐くことで自分のキモチも整理され、持ち前の行動力をさらに活かしながらポジティブに成長していけるはずですよ。
【52:乙卯(きのとう)】優しく人を引っ張るリーダー
春のピークの草花
日柱の干支に【乙卯(きのとう)】を持つ人の性格は、優しく人を引っ張るリーダーです。
乙卯(きのとう)を例えると、草花を表す十干【乙(きのと)】と、春のピークを表す十二支【卯(う)】から成り立つ「春のピークの草花」のイメージ。
心地よい春の草原に咲く草花のように、周りの人の心をほぐす優しさと愛情深い性質を持っています。
和やかな居場所をつくるために、自分の信念に沿って行動できる人です。
調和を大切にする乙卯(きのとう)さんですが、繊細な面があり、負けん気の強さから我慢しすぎてしまうことも。
周りの人たちを巻き込みながら成長していくことを意識すると、ぐんぐん実力がついていき、着実に目標とする人生を切り拓いていくでしょう。
【53:丙辰(ひのえたつ)】スケールの大きな理想を描く寛容な人
春の終わりの太陽
日柱の干支に【丙辰(ひのえたつ)】を持つ人の性格は、スケールの大きな理想を描く寛容なタイプです。
丙辰(ひのえたつ)を例えると、太陽を表す十干【丙(ひのえ)】と、春の終わりを表す十二支【辰(たつ)】から成り立つ「春の終わりの太陽」のイメージ。
夏に向けてエネルギーを増していく太陽のように、強い運気と存在感を持っています。
高い理想を抱き、スケールの大きさを感じさせる人です。
マイペースでありながら、小さなことにはこだわらない寛容さと包容力で周りに頼られるタイプ。
明るくおおらかなので、みんなの中心にいることも多いでしょう。
大きな野望を胸に秘めているがゆえに、ときに感情の起伏が大きくなることも。
自分の気持ちを俯瞰で見られるようになればうまくコントロールできるようになり、周りの人たちともより調和していけるでしょう。
【54:丁巳(ひのとみ)】行動力抜群のリーダー
夏の始まりのともし火
日柱の干支に【丁巳(ひのとみ)】を持つ人の性格は、行動力抜群のリーダーです。
丁巳(ひのとみ)を例えると、ともし火を表す十干【丁(ひのと)】と、夏の始まりを表す十二支【巳(み)】から成り立つ「夏の始まりのともし火」のイメージ。
夏の夜道を照らし人々を導くたいまつのように、先頭に立って周囲を引っ張っていく性質を持っています。
行く先を明るく照らすその姿は、多くの人を惹きつけるカリスマ的存在と言えるでしょう。
一度決めたゴールに向かって地を這うような努力を続けられる丁巳(ひのとみ)さんは、前例がないことでも地道に取り組む力があります。
そのため特定の分野で先駆者になることもあり、未来への道を切り開くリーダーとして活躍することも。
脱皮をして成長を続ける動物のヘビは金運の象徴であり、特にビジネスの分野で成功することが多い干支です。
ひとつのことに専念して取り組むことで、あなたの強みが活かせるでしょう。
【55:戊午(つちのえうま)】逆境に強いチャレンジャー
真夏の山
日柱の干支に【戊午(つちのえうま)】を持つ人の性格は、逆境に強いチャレンジャータイプです。
戊午(つちのえうま)を例えると、山を表す十干【戊(つちのえ)】と、真夏を表す十二支【午(うま)】から成り立つ「真夏の山」のイメージ。
生命力あふれる賑やかな夏の山のごとく、ポジティブなエネルギーに満ちており、勝負ごとで特に本領を発揮します。
困難な状況にも強く、苦境に立たされたときには普段以上の大きな力を出すことも。
度胸とメンタルの強さを味方に、何事も楽しみながら挑戦していくでしょう。
勝負ごとに強い一方でプライドが高く、つい1人で抱え込んでしまう傾向があります。
周りの人を信頼し、ときに助けを求めることで、仲間と一緒に一回り大きく成長できるでしょう。
命式や運勢の流れを読む基礎知識を
きちんと学び身につけられる
【56:己未(つちのとひつじ)】愛嬌あふれる柔らかなリーダー
夏の終わりの田畑
日柱の干支に【己未(つちのとひつじ)】を持つ人の性格は、愛嬌あふれる柔らかなリーダータイプです。
己未(つちのとひつじ)を例えると、田畑を表す十干【己(つちのと)】と、夏の終わりを表す十二支【未(ひつじ)】から成り立つ「夏の終わりの田畑」のイメージ。
収穫間近な作物が豊富な夏の終わりの田畑のように、いつでもどこでも即戦力になるような才能を持った人が多いでしょう。
勉強、スポーツ、仕事も遊びも、たくさんの知識をすぐに吸収し、どんな場面でもトップに輝きます。
トップに立っても偉そうにすることなく、温かな人柄で誰とでも気さくに話し交遊関係を広めていくタイプです。
動物のヒツジのようにふんわりとした愛嬌があり、一見穏やかで柔らかい印象を与えますが、実はとても芯の強い人。
困っている人がいたらすぐに力を貸すような正義感が強く、自然とみんなのまとめ役になるようなことも多いでしょう。
【57:庚申(かのえさる)】知性と理性で柔軟に動く行動派
秋の始まりの刀
日柱の干支に【庚申(かのえさる)】を持つ人の性格は、知性と理性で柔軟に動く行動派タイプです。
庚申(かのえさる)を例えると、刀を表す十干【庚(かのえ)】と、秋の始まりを表す十二支【申(さる)】から成り立つ「秋の始まりの刀」のイメージ。
過ごしやすい気候になり、鍛錬も捗る初秋の刀のように、穏やかな中にも断固とした意志を感じさせます。
正義感が強く、知性や理性を兼ね備えた行動派です。
器用で考え方の柔軟性も高いため、状況によって臨機応変に行動していくでしょう。
守りたいもののためには、自ら攻めて信念を守ろうとする一面も。
つい言葉がきつくなってしまいそうなときには、発言する前に一呼吸おいて考えることを意識すれば、周りの人たちとの人間関係も良好に築けそうです。
【58:辛酉(かのととり)】上品でミステリアスな完璧主義者
秋のピークの宝石
日柱の干支に【辛酉(かのととり)】を持つ人の性格は、ミステリアスな完璧主義者です。
辛酉(かのととり)を例えると、宝石を表す十干【辛(かのと)】と、秋のピークを表す十二支【酉(とり)】から成り立つ「秋のピークの宝石」のイメージ。
美しく紅葉する樹木をその身に映し、しっとりとした輝きを放つ宝石のように、神秘的な美しさを持っている人です。
落ち着いた柔らかい物腰で、何事も完璧に成し遂げようとします。
上品な振る舞いが印象的な辛酉(かのととり)さんですが、細かいところにまで気を配れる繊細さゆえに、我慢を溜め込みすぎてしまうことも。
辛酉(かのととり)さんは頭の回転が速く細部まで手を抜かない性質を持つので、数字を扱う仕事や環境に身を置くと頭の中も整理され、その美しい考え方や物腰がより磨かれていくでしょう。
【59:壬戌(みずのえいぬ)】穏やかで気さくなしっかり者
秋の終わりの海
日柱の干支に【壬戌(みずのえいぬ)】を持つ人の性格は、穏やかで気さくなしっかり者です。
壬戌(みずのえいぬ)を例えると、海を表す十干【壬(みずのえ)】と、秋の終わりを表す十二支【戌(いぬ)】から成り立つ「秋の終わりの海」のイメージ。
晩秋の海面のような成熟した穏やかさと温かさを持っており、誠実な態度で周りからの信頼を集めます。
純粋で親しみやすい反面、本心や弱みを相手になかなか見せない、気丈な一面も。
生まれながらの強運の持ち主とも言われる壬戌(みずのえいぬ)さん。
若年期には苦労することも多いかもしれませんが、粘り強く乗り越えていくことで、落ち葉がやがて堆肥になるようにその経験が糧となり、晩年には大きな実を結びます。
良い友人や仲間との絆を大切にすることで、強運がさらに輝くでしょう。
【60:癸亥(みずのとい)】優しく忍耐強い実力者
冬の始まりの雨
日柱の干支に【癸亥(みずのとい)】を持つ人の性格は、優しく忍耐強い実力者です。
癸亥(みずのとい)を例えると、雨を表す十干【癸(みずのと)】と、冬の始まりを表す十二支【亥(い)】から成り立つ「冬の始まりの雨」のイメージ。
これから厳しい季節を迎える生き物たちを癒す冬の始まりに降る雨のように、人に優しく尽くすような一面があります。
面倒見もよく忍耐強さがあり、みんなに頼られるタイプ。
並外れた集中力を持ち、目標を定めたらまっすぐパワフルに突き進んでいける人です。
目立つような場所に出ていくことは少ないかもしれませんが、周りの人たちが一目置くような実力者が多いでしょう。
また、癸亥(みずのとい)は干支番号が60番の「一番最後の干支」であることから、エネルギーが満ちていて成功しやすいと言われています。
自分の能力を世のため人のために活かしていくことで、いずれ大きなことを成し遂げられそうです。
異常干支とは
60種類ある【干支(かんし)】にはそれぞれ固有の特徴があることをご紹介しましたが、その中でも特に他の干支よりも強い個性をもつ13種類の干支を【異常干支(いじょうかんし)】と呼びます。
「異常」という言葉の印象で「良くないもの」「なんとなく不吉な感じがする…」と思われることもあるかもしれません。
ですが、異常干支を持つ人は「鋭い感性、霊感、先見の明」などの非凡な才能の持ち主で、社会の枠にはまらない自由な発想力があるとも言われています。
異常干支の特徴や性質を強みを知ることで、自分自身への理解をさらに深めることができますよ。
甲戌(きのえいぬ)
乙亥(きのとい)
戊戌(つちのえいぬ)
庚子(かのえね)
辛亥(かのとい)
丁巳(ひのとみ)
辛巳(かのとみ)
壬午(みずのえうま)
丁亥(ひのとい)
丙戌(ひのえいぬ)
戊子(つちのえね)
癸巳(みずのとみ)
己亥(つちのとい)
記事だけでは伝えきれない【新しい四柱推命の学び方】をお届けしているよ。
命式や運勢の流れを読む基礎知識を
きちんと学び身につけられる