命式や運勢の流れを読む基礎知識を
きちんと学び身につけられる
この記事では、四柱推命の【宿命二中殺(しゅくめいにちゅうさつ)】の意味や特徴、調べ方について解説します。
宿命二中殺に該当するのは、生年中殺と生月中殺をあわせ持つ場合です。
フリーランスなど組織に属さない生き方で成功をつかみやすいとされる宿命二中殺。
一方で「変わり者が多い」「苦労する」などと言われることも。
宿命二中殺の特徴や開運につながる行動を知ることで、宿命二中殺の持つ力を上手に人生に活かしていきましょう。
Contents
四柱推命｜【宿命二中殺(しゅくめいにちゅうさつ)】の特徴とは
宿命二中殺とは、生まれながらに持つ天中殺の1つで、命式を見た時に日干支の天中殺(てんちゅうさつ)となる十二支(じゅうにし)が月柱(げっちゅう)と年柱(ねんちゅう)の両方にある場合を指します。
宿命二中殺があると、仕事や家庭で違和感を抱きやすく、社会との馴染みにくさを感じることもあるとされています。
でもそれは、誰かの決めた枠にはまるのでなく、自分の道を切り拓いていける人であるからこそ。
従来の生き方に対して少し生きづらさがあるからこそ、人に優しくなれたり、本質に気づけたりするのです。
では、なぜ宿命二中殺を持つとそのように言われるのでしょうか。
まず天中殺(てんちゅうさつ)や宿命天中殺(しゅくめいてんちゅうさつ)とは何かを説明した上で、宿命二中殺が自分らしい道を歩む人とされる理由を解説していきますね。
天中殺とは？｜生まれながらに欠けている要素
そもそも四柱推命では、生まれた日の【干支(かんし)】によって自分の生まれ持った性質や運気の流れを読み解いていきます。
干支とは【十干(じゅっかん)】と【十二支(じゅうにし)】の組み合わせです。
十干は甲乙丙丁戊己庚辛壬癸の10種類、十二支は子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥の12種類あることから、最初から1つずつ組み合わせると十二支が2つ余ります。
この余った十二支が天中殺です。
たとえば、甲から順番に並べた十干と、子から順番に並べた十二支を組み合わせていくとします。
そうすると、十二支のうち、最後の「戌亥(いぬい)」が余ります。
つまり、日干支に甲子・乙丑・丙寅・丁卯・戊辰・己巳・庚午・辛未・壬申・癸酉の干支を持つ人たちは、「戌亥」の要素を持たない＝「戌亥」が天中殺ということです。
同じように、甲から順番に並べた十干と、先ほどの続きである戌から順番に並べた十二支を組み合わせていきます。
そうすると今度は、十二支のうち「申酉(さるとり)」が余ります。
よって、甲戌・乙亥・丙子・丁丑・戊寅・己卯・庚辰・辛巳・壬午・癸未の干支を持つ人たちは、「申酉」の要素を持たない＝「申酉」が天中殺です。
これを順番に繰り返していくと全部で6種類あり、下記の表のようになります。
それぞれ欠けている十二支の名前をとって【子丑天中殺グループ】【寅卯天中殺グループ】【辰巳天中殺グループ】【午未天中殺グループ】【申酉天中殺グループ】【戌亥天中殺グループ】と呼びます。
自分にとって欠けている十二支が運気で巡ってくるタイミングが12年間のうち2年間ある運気の天中殺です。
宿命天中殺とは｜自分の命式の中に天中殺の十二支がある状態
宿命天中殺となる条件は、自分の命式の中に天中殺の十二支があることです。
宿命天中殺は複数あり、天中殺の十二支が命式のどこにあるかによって、どの宿命天中殺にあてはまるかが決まります。
その中でも特に命式に与える影響が大きい年柱・月柱・日柱において宿命天中殺があるかどうか見ていくよ！
代表的な宿命天中殺の種類と条件は下記の通りです。
| 種類 | 条件 |
|---|---|
| 生年中殺 | 日干支の天中殺となる十二支が年柱にある |
| 生月中殺 | 日干支の天中殺となる十二支が月柱にある |
| 生日中殺 | 年干支の天中殺となる十二支が日柱にある |
| 宿命二中殺 | 生年中殺と生月中殺が同時にあてはまっている |
今回のテーマである宿命二中殺は、生年中殺と生月中殺が同時にあてはまっている状態です。
あなたの命式に【宿命二中殺(しゅくめいにちゅうさつ)】はある？｜宿命二中殺の調べ方を解説
宿命二中殺(しゅくめいにちゅうさつ)があるかどうかは、天中殺と年柱・月柱を使って確認します。
【宿命二中殺】となる条件
宿命二中殺の条件は、日干支の天中殺となる十二支が年柱と月柱にあることです。
たとえば、下記命式において天中殺が寅卯で、年柱の十二支が寅、月柱の十二支が卯のため生年中殺と生月中殺があります。
そのため、宿命二中殺にあてはまります。
命式や運勢の流れを読む基礎知識を
きちんと学び身につけられる
【宿命二中殺】が社会にフィットしづらいとされる理由
宿命二中殺を持つ人は、年柱と月柱が天中殺となっています。
つまり、両親や祖父母、目上の人を表す年柱と、仕事や家庭、社会とのつながりを表す月柱が欠けていることで、両親や家系、仕事や社会といった外側とのつながりに違和感を抱きやすい傾向があるとされています。
そのため、子どもの頃から「変わってるね」と言われたり、職場や家庭において「どこかしっくりこない」と感じる場面があるかもしれません。
けれど、それは決してマイナスではなく、既存の枠にとらわれない自由な発想や、型にはまらない才能を持っているということでもあります。
人と同じであることを目指すのではなく、違うからこそ自分らしく輝ける道があるのが宿命二中殺を持つ人なのです。
年柱と月柱、2つも欠けているなんて大丈夫なんでしょうか…？
じゃあ、もしマニュアルがなかったらどうなるだろう？
最初は手探りだから苦労もあるかもしれないけれど、制限なく自由なやり方を考えられるんじゃないかな。
その結果、マニュアルよりも良いやり方を生み出す可能性もあるというということですね！
それが天中殺によって「制限がなくなる」ということなんだ。
【宿命二中殺】を持つと自分らしさを楽しむ人生となる？
宿命二中殺を持つ人は、みんなと同じがなんとなく合わなかったり、周りの常識に違和感を覚えることが多いタイプです。
それは、自分にぴったりの場所や生き方を自分で探しに行く旅のような人生を望んでいるからかもしれません。
そして、その旅を楽しむための能力をあらかじめ持ち合わせている人たちでもあります。
安心して自分の感覚に正直に、好きなことや心がワクワクする方向へ進んでみましょう。
たとえ周りと違っていても「これが私らしい」と思える道を選ぶことが、自分らしいスタイルや、心から安心できる居場所にたどり着くカギになります。
周りに合わせすぎず、自由な感性を大切にしていくことで、のびのびと自分の力を発揮できるようになっていきますよ。
各天中殺グループとの関連性はある？
自分の命式の中に天中殺がある宿命二中殺を持つ人は、生まれたときから天中殺の要素を自分の中に持っているような状態です。
そのため、12年間のうち2年間巡ってくる運気の天中殺の影響は受けづらいとされています。
一方で、天中殺が与える影響は運気だけではありません。
欠けてる十二支がある代わりに、後押しを受けるエネルギーもあるのです。
宿命二中殺を持つ人も、この後押しを受けることができます。
このあとは、後押しをしてくれるエネルギーによって宿命二中殺にどんな影響を与えるのかを天中殺グループごとに解説していきます。
【宿命二中殺】の影響とは？天中殺ごとに解説
ここからは、天中殺グループごとに宿命二中殺に与える影響を解説していきます。
子丑天中殺の人が宿命二中殺の場合に受ける影響
子丑天中殺は、何もないところから道を切り拓く初代運に恵まれたグループです。
宿命二中殺とあわさることで、幼少期から家庭の中で孤独を感じやすかったり、親との関係に違和感を覚えることがあるかもしれません。
でもその分、「みんなと同じじゃなくていい」という感性が早くから芽生え、自分だけの価値観を強みに変えていくことができます。
仕事では型にとらわれない自由な発想を活かしたり、家庭では自分らしい家族の形を築くことで、持ち味を発揮しやすくなるでしょう。
寅卯天中殺の人が宿命二中殺の場合に受ける影響
寅卯天中殺は、補佐役や2代目としての才能を発揮しやすいグループです。
宿命二中殺とあわさることで、家庭や職場など身近な場所で孤立感や葛藤を抱えやすくなることも。
ですがそうした経験があるからこそ、誰かを支える喜びや、信頼を築くことの大切さを深く感じられるようになります。
安心できる人間関係は当たり前ではないと感謝し自ら育てる意識が、人生をより穏やかで心豊かなものへと導いてくれるでしょう。
辰巳天中殺の人が宿命二中殺の場合に受ける影響
辰巳天中殺は、現実世界での行動力や実行力に恵まれたグループです。
宿命二中殺とあわさることで、型にはまった社会の枠や、一般的な成功の道に違和感を覚えやすくなります。
たとえば安定志向の働き方よりも、自分で道を選べるフリーランスやクリエイティブ職などの方が才能を発揮しやすいタイプです。
家庭では距離感に悩むこともありますが、自分らしさをブレずに持ちつつ対話を続けることで、自然と心地よい調和が生まれてくるでしょう。
午未天中殺の人が宿命二中殺の場合に受ける影響
午未天中殺は、物事を完成させたりまとめ上げる力に優れたグループです。
宿命二中殺とあわさることで、周囲と気持ちがすれ違ったり、自分の意図がなかなか伝わらないと感じる場面が増えるかもしれません。
だからこそ人任せにせず、自分の手で仕上げたいという想いが強まり、情熱とこだわりが磨かれていきます。
言葉にする努力を重ねながら理想を形にしていくプロセスこそが、あなたらしい豊かな人生へとつながっていくでしょう。
申酉天中殺の人が宿命二中殺の場合に受ける影響
申酉天中殺は、人との調整やバランス感覚に優れたグループです。
宿命二中殺とあわさることで、まわりに気を配りすぎて「自分だけが報われていない」と感じる瞬間があるかもしれません。
配慮できることはあなたの強みですが、大切なのは自分の内側が納得しているかどうかです。
自分の思いもないがしろにせず、結果よりプロセスを大事にすることで、自然と信頼や安心感を集める存在へと育っていくでしょう。
戌亥天中殺の人が宿命二中殺の場合に受ける影響
戌亥天中殺は、精神性の高さと独立運に恵まれたグループです。
宿命二中殺とあわさることで、世間の当たり前や、みんなと同じことがしっくりこない場面が多いかもしれません。
でもそれは、何かを変える役割を持って生まれてきた証です。
直感と信念を軸に動くことで、共感してくれる仲間や新しい可能性が自然と集まってくることでしょう。
「どうせ理解してもらえない」と諦めず、あなたの思いを貫くことを大切にしてあげてくださいね。
宿命二中殺の人の開運(陽転)ポイントとは？
そのタネを育て、咲かせるためにはどうしたら良いんでしょうか？
ちょっぴりマイナスに捉えていたかもしれない自分の個性も、天からのギフトだということにきっと気付けるよ。
自分らしく人生をのびやかに楽しむヒントにしていこう！
命式や運勢の流れを読む基礎知識を
きちんと学び身につけられる
宿命二中殺｜子丑天中殺の人の開運(陽転)ポイント
子丑天中殺グループのポイントは、「人と違って当たり前」と割り切る視点を持つことです。
そもそも子丑天中殺の人は、誰も歩いたことのない道を切り拓く初代運が備わっています。
家族や伝統にとらわれすぎず、自分が心地よく過ごせる場所や仲間、働き方を自ら選ぶことが、天中殺を後押しに変えるコツです。
宿命二中殺があるからこそ、その個性はさらに際立っていくでしょう。
子丑天中殺の2025年の過ごし方もあわせてチェックしておこう！
宿命二中殺｜寅卯天中殺の人の開運(陽転)ポイント
寅卯天中殺グループのポイントは、安心できる居場所を自分で作っていくことです。
自分の場所は自ら作っていこうとすることで、思いがけない応援や信頼が集まってくるでしょう。
もともと寅卯天中殺は、自らが築きあげた家庭やパートナーとのご縁に恵まれやすいグループ。
宿命二中殺を持つことで、与えられる関係より、自ら育てる関係に力を注ぐことが開運のヒントになります。
偽らない自分で誰かと一緒に愛を育む経験をすることが、”そのままの自分で愛される”という実感につながり、行動の原動力になるでしょう。
寅卯天中殺の2025年の運気もあわせてチェックしておこう！
宿命二中殺｜辰巳天中殺の人の開運(陽転)ポイント
辰巳天中殺グループのポイントは、常識や枠に縛られず、自分だけのやり方で突き抜けること。
みんなと同じに収まらない生き方が、むしろ自然にフィットします。
「普通」とされる価値基準から少しズレているくらいが、あなたの個性と魅力を最大限に発揮できますよ。
独立やクリエイティブな道で、自分だけのスタイルを貫けば貫くほど大きな成功を手に入れられるでしょう。
ぜひ過ごし方をチェックして、飛躍につなげよう！
宿命二中殺｜午未天中殺の人の開運(陽転)ポイント
午未天中殺グループのポイントは、自分の本音を素直に認め、大切にすること。
宿命二中殺があわさることで、周りとのすれ違いや繊細な感情の揺れを感じやすくなることもありますが、それは「本音を大切にしたい」という心のサインです。
無理に人に合わせず、自分の心に正直に進みましょう。
あなたが自分の思いを大切することで、その思いを同じように大切にする人が現れますよ。
心から信頼できる相手との絆が、あなたの魅力を引き出してくれるでしょう。
その準備をするために、2025年の運気を知っておこう♪
宿命二中殺｜申酉天中殺の人の開運(陽転)ポイント
申酉天中殺グループのポイントは、自分が納得できる生き方を選ぶこと。
人との関係性を上手に整える力を持つ申酉天中殺ですが、宿命二中殺があわさると、まわりの期待や評価に敏感になりすぎてしまうこともあるかもしれません。
ですが、本当に大切なのは自分の価値観と一致するかどうかです。
誰と、どんなふうに関わることが、あなたの思いとズレがないでしょうか。
人とのつながりを大切にしているからこそ、相手との関係性を調整しながら自分らしいスタイルで力を発揮していきましょう。
運気も知ることで、味方にしていこう！
宿命二中殺｜戌亥天中殺の人の開運(陽転)ポイント
戌亥天中殺グループのポイントは、直感を大切に没頭できる先を見つけることです。
精神性の高さと独立運に恵まれた戌亥天中殺グループ。
そこに宿命二中殺があわさると、常識や社会の枠を超えた世界でこそ本来の力を発揮しやすくなります。
宗教やスピリチュアル、芸術や哲学といった探究的な分野との相性も非常に良いでしょう。
自分の内なる感覚を信じて進むことで、他者の追随を許さない深みまでたどり着くことができますよ。
特に戌亥天中殺の2025年は「空回り」という少ししんどさを感じる人もいるかもしれない運気から、過ごし方をチェックしておこう！
実例紹介｜有名人の命式で宿命二中殺がある場合を読み解こう
命式から読み解けることはたくさんありますが、生まれ持った性質や強みを読み解くときに重要視されるのは、日干(にっかん)・通変星(つうへんせい)・十二運星(じゅうにうんせい)の3つです。
日柱の【十干(じゅっかん)】である日干からは、あなたの基本的な性格やコアな本質がわかります。
そして、【通変星(つうへんせい)】からはあなたが持っている才能や能力が、【十二運星(じゅうにうんせい)】からはあなたのエネルギーの質や強さを読み解けます。
その上で、宿命二中殺がどんな影響を与えるのかを読み解いていきます。
【宿命二中殺(しゅくめいにちゅうさつ)】を持つ藤井聡太さんの命式を読み解く
ここでは、藤井聡太さんの命式を使って宿命二中殺への理解を深めていきましょう。
宿命二中殺を持つことは命式の1つの要素であるため、まずは日干支や中心星を確認します。
命式から何を知りたいかによって、着目する場所は変わりますが、今回は次の順番で進めていきます。
四柱推命 命式の読み解き『宿命二中殺編』 3STEP
STEP1：本質やコアを表す日干支を確認する
STEP2：才能の中心を表す中心星を確認する
STEP3：宿命二中殺と組み合わせる
STEP1：その人の本質や日干支を確認する
藤井聡太さんの日干支は戊子(つちのえね)です。
自然界における象徴として、戊は「山」、子は「真冬」を表します。
よって、戊子は「真冬の山」を象徴します。
ぜひどんな人なのか想像をふくらませてみてくださいね♪
STEP2：才能の中心を表す中心星を確認する
藤井聡太さんの中心星は劫財です。
劫財は「自立・独立心・こだわり・努力」を大切にする「自我の星」の中で、物事に対してあまり人が思いつかないような方法で取り組んでいくことが得意な「型破り派の星」です。
用意周到にスケールの大きなものを手に入れるタイプと言えるでしょう。
STEP3：宿命二中殺と組み合わせる
日干支の戊子、中心星の劫財を組み合わせると藤井聡太さんは、真冬の山のように、しんとした静かなムードを持ちながらも圧倒的な存在感を放つ人でしょう。
一見穏やかで動じない印象ですが、その内側には燃えるような情熱と、揺るがない信念を持っていることが伺えます。
その信念を中心星の劫財活かして、長期的な視野で他の人の協力を得ながら叶えていくと読み解けます。
あなたなりの読み解きをしてみましょう！
加えて、藤井さんは午未天中殺グループで月柱の地支が未、年柱の地支が午なので、宿命二中殺の持ち主です。
自分の心に正直に、突き詰めていくことで大きな後押しを受けやすいと考えられます。
5歳の夏に祖母に将棋の手ほどきを受けた藤井さんは瞬く間にルールを習得し、12月に将棋教室に入会しました。
もともと週3だった授業を週4に増やしてもらったり、まだ字が読めないにも関わらず500ページ近い厚さの参考書を符号を頼りに読み進め1年で完全に記憶するなど驚異的なレベルでのめり込みます。
小学1年で研修会に入ると、同世代と切磋琢磨したり、定期的にプロから教わるようになりました。
周囲を上手に活かして力をぐんぐん伸ばしていったんだね。
小学4年生で奨励会に入ると史上最年少での昇段を重ねますが、三段昇段時に次回のリーグまで半年ほどあったため、足止め状態になってしまいました。
この期間を無駄にしないため、師匠の協力で実践の機会を得たり、将棋ソフト（AI）による研究を始めました。
このときにも、周囲の協力を得ながら自分独自のやり方で将棋の道を極めていったんですね。
その後、最年少で四段に昇段しプロ入りを果たすと、破竹の勢いで数々の最年少記録を打ち立てます。
タイトル挑戦・獲得も最年少で成し遂げた藤井さんは、ついに史上初の八冠を達成しました。
類稀なる成果を残している藤井さんですが、憧れのプロ棋士はいないそうです。
それぞれの良いところを勉強すると語る藤井さん。
さらに様々な戦法を持つトップ棋士との対戦において、時間をかけながらその場で最善策を考え抜くことでさらなる成長を続けています。
「将棋を極めたい」という自分の心に素直に、型にはまらずなんでも学びに変え突き詰めていく姿勢が、星を上手に活かしていると言えそうですね。
命式や運勢の流れを読む基礎知識を
きちんと学び身につけられる
宿命二中殺と他の宿命天中殺は関係する？
宿命二中殺は【生年中殺(せいねんちゅうさつ)】と【生月中殺(せいげつちゅうさつ)】をあわせ持つ状態のことです。
それぞれの特徴を知ることで、宿命二中殺への理解を深めていきましょう。
1つずつ解説していきますね。
生年中殺とは？｜家系に縛られず自分の道を歩む星
生年中殺とは、生まれながらに持つ天中殺の1つで、命式を見た時に日干支の天中殺となる十二支が年柱(ねんちゅう)にある場合を指します。
両親や祖父母など家系や、目上の人とのつながりを表す年柱が天中殺であるため、家族や上司との人との関係に距離を感じたり、家系にとらわれない生き方を選びやすい傾向があるとされます。
その分、自分の力で未来を切り開いていくたくましさと、独自の人生観を持つ人とも言えるでしょう。
生月中殺とは？｜規格外の発想で社会を良くするパワーを秘める
【生月中殺(せいげつちゅうさつ)】とは、生まれながらに持つ天中殺の1つで、命式を見たときに日干支の天中殺となる十二支が月柱(げっちゅう)にある場合を指します。
仕事や家庭など社会の中で担う役割を表す月柱が天中殺であるため、家庭や仕事において悩みや葛藤を抱えやすく、一般的な枠組みにフィットしづらい面があるともされます。
ですがそれは、型にとらわれない働き方や生き方が似合う人とも言えるでしょう。
自分らしいスタイルや働き方を選ぶことで、自然と輝きが増していく人です。
【まとめ】宿命二中殺は自分らしくいられる場所を作り出す才能の持ち主
宿命二中殺は、生年中殺と生月中殺の両方を持つことで、生まれながらに家系や社会といった外側との関係に違和感を覚えやすいタイプのことでした。
けれど、周囲と違う考えを持つことは決してマイナスではなく、あなただけの役割や才能がそこにあるという証です。
誰かと比べるのではなく、自分の感性やスタイルを信じて選択していくことで、持ち味を発揮し、あなたらしい人生を作り上げていけるでしょう。
違いがあなたの魅力であり、開運につなげるカギになりますよ♪
命式や運勢の流れを読む基礎知識を
きちんと学び身につけられる
