理由もなくモヤモヤ、そわそわ…。
そんな言葉にできない感情の正体を、タロットにそっと聞いてみませんか?
この記事では、1枚のカードからあなたの心の声を読み解くヒントをご紹介します。
タロットで自分の気持ちと向き合い、心を軽くしましょう。
Contents
理由もなく不安で、なんだか心がモヤモヤする…

悲しいわけでも、怒っているわけでもない。
何をしていても集中できず、かといって何が原因なのかもわからない。
言葉にできないから余計にもどかしくて、自分でも自分の気持ちを持て余してしまう。
心に薄い霧がかかったみたいにモヤモヤして、なんだか気分が晴れない…。そんな経験はありませんか?
そのモヤモヤには、きっとあなた自身も気づいていない心のサインが隠れているはず。
その感情の正体を、タロットを通して探っていきましょう。
タロットを活用!モヤモヤした感情の正体についてタロットに聞いてみよう
心のモヤモヤのヒントがほしい時こそ、タロットカードの出番です!
言葉にならないモヤモヤの正体を解き明かすヒントを、タロットからもらってみましょう。
ぜひ手元にタロットカードを準備して読んでみてくださいね。

ステップ1:タロットへの質問を心に浮かべる
まずは心を落ち着けて、タロットカードに聞きたいことを1つ、具体的に思い浮かべてみましょう。
タロットへの質問の仕方は、具体的であるほど答えが的確なものになります。
例えば、こんな風に聞いてみてください。
質問例:「このモヤモヤした気持ちの正体はなんですか?」

ステップ2:タロットカードをシャッフルする
質問が決まったら、カードをシャッフルします。
カードを混ぜることで、あなたのエネルギーがカードに注がれていきます。
やり方はあなたの自由。
トランプのように混ぜてもいいですし、机の上にカードを裏返して広げ、両手でぐるぐるとかき混ぜる「ウォッシュシャッフル」もおすすめです。

大切なのは、やり方よりも「気持ちが落ち着いたな」「もういいかな」と、あなた自身が感じること。
あなたの気が済むまで、心を込めて自由に混ぜてみましょう。
「OK!」と思えたら、シャッフルしたカードの中から1枚だけ引きます。
という人は、下の記事を見てみてね。

ステップ3:出たタロットカードの印象を読み取る
いよいよカードとご対面です!
ここで一番大切なポイントは、カードの詳しい意味を知らなくても、あなたが「なんとなく」で感じたことでOK!ということです。
まずは深呼吸して、カードの絵をじっくり眺めてみてください。
明るい感じ? それとも違和感がある感じがしますか?
描かれている人物は、どんな表情や服装をしていますか?
特に目についた色や、気になるアイテムはありますか?
その第一印象こそ、今のあなたへの大切なメッセージです。
正解も間違いもありませんので、安心して感じたままを受け取ってみましょう。
余裕があったら、引いたカードの名前と、そのときの気分や感じたことを手帳などにメモしておくのもおすすめです。
後から見返すと、面白い発見があるかもしれませんよ。
あなたのカードは、どんなヒントをくれそうですか?

タロット解釈例:心の中のモヤモヤについてカードごとの意味
ここからは、あなたが引いたカードがどのグループに属するかで、服装の具体的なヒントを探っていきましょう!
タロットカードは、人生の重要なテーマを表す22枚の「大アルカナ」と、日々の出来事を表す56枚の「小アルカナ」に分かれています。
小アルカナはさらに4つのグループ(スート)に分かれていて、それぞれに象徴する事柄が違うんですよ♪
まずは、あなたのカードがどれに当てはまるか、確認してみてくださいね。

タロット解釈例:心の中のモヤモヤを占って大アルカナが出た場合

もし大アルカナが出たら、そのモヤモヤは「人生の大きなテーマ」に関連しているサインです。
例えば「この仕事は本当に天職?」「この人との関係、将来どうなるんだろう?」といった、より深く根本的な価値観の変化に関係することがモヤモヤの理由かもしれません。
あなたが次のステージへ進むために、今の自分を見つめ直すよう促す重要なメッセージと言えるでしょう。
例えば【隠者】が出たら、「一人の時間を作って、じっくり自分と向き合いたい」という胸の奥に押し込めてきた思いかも。情報から離れ、内なる声に耳を澄ませてみて、と伝えています。
このモヤモヤは、あなたが大きく成長する前触れなので、焦って答えを出す必要はありません。
まずは静かな時間を作り、ノートや手帳に今の気持ちを書き出して「何に不安で、本当はどうなりたいのか」を言語化することで、心の声がクリアになっていきますよ。

タロット解釈例:心の中のモヤモヤを占ってワンドが出た場合
ワンドは情熱と行動力を象徴する「火」のグループ。
もしワンドが出たら、そのモヤモヤはあなたの中にある情熱の不完全燃焼が原因かもしれません。
目標が見えなかったり、創造性を発揮できていなかったりするときの、もどかしい気持ちを表しています。
「やりたいことがあるのに思うように動けない」「日々のタスクに追われて、心が燃えるような瞬間がない」など、あなたの中で燃える火がエネルギーの出口を失っているようです。
例えば【ワンドの10】は、多くの責任を背負いすぎているというサイン。「頑張らなきゃ」と無理を重ね、情熱の炎が消えかけているのかもしれません。
仕事でも趣味でも、それをやることで心から「やりきった!」と思えそうな分野を見つけてみると、心のモヤが晴れてくるでしょう。

タロット解釈例:心の中のモヤモヤを占ってカップが出た場合
カップは愛情や感情を象徴する「水」のグループ。
もしカップが出たら、そのモヤモヤは心の問題や誰かとの関係性が原因のようです。
「本当は嫌なのに、相手に合わせて我慢している」「自分の気持ちを素直に表現できていない」など、心が満たされていない状態を表しています。
言葉にできない寂しさや、人間関係の小さなストレスが、知らず知らずのうちに感情を曇らせているのかもしれません。
例えば【カップの5】が出たら、過去の悲しみや後悔に心が囚われているのかも。失ったものばかりに目を向けず、今ある幸せに気づいて、と伝えています。
信頼できる誰かに話してみたり、「話をするほどでもない…」という場合は、好きな映画を観て思いきり泣いたり、感動する音楽を聴いたりして、自分の感情を解放してあげる時間を作りましょう。
![アイキャッチ_カップ一覧[1]](https://sup.andyou.jp/tarot/wp-content/uploads/sites/4/2021/01/016899f91920b5e6309adb1653d05d12-320x180.png)
タロット解釈例:心の中のモヤモヤを占ってソードが出た場合
ソードは知性や決断を象徴する「風」のグループ。
もしソードが出たら、そのモヤモヤは頭の中の混乱や精神的なストレスから来ていると考えられます。
「考えすぎて動けない」「SNSの情報に振り回されている」「伝えるべきことを言えずにいる」といった、思考のループや不安が原因かも。
心の問題というよりは、頭の中に鳴り響く雑音や、言葉にできないプレッシャーが正体かもしれません。
例えば【ソードの2】が出たら、2つの選択肢の間で板挟みになり、決断できずにいる心の葛藤を表します。どちらも選べず、思考が停止しているのかも。
頭の中が忙しすぎると、心も疲れてしまいます。
一度スマートフォンを置いて、デジタルデトックスの時間を設けてみましょう。
窓を開けて深く深呼吸をしたり、温かい飲み物で一息ついたりするだけでも、思考の嵐は少しずつ静まり、モヤモヤが晴れてくるはずです。
![アイキャッチ_ソード一覧[1]](https://sup.andyou.jp/tarot/wp-content/uploads/sites/4/2021/01/09704fe54b182778f12095910d7071df-320x180.png)
タロット解釈例:心の中のモヤモヤを占ってペンタクルが出た場合
ペンタクルは豊かさや安定を象徴する「地」のグループ。
もしペンタクルが出たら、そのモヤモヤは仕事やお金、健康といった具体的な現実問題への不安の表れです。
「仕事の成果が出ない」「将来のお金が心配」「最近、自分の体を大切にできていない」など、日々の暮らしの土台となる部分への心配事が原因となっている可能性を示しています。
例えば【ペンタクルの7】が出たなら、努力の結果がすぐに出ないことへの焦りが原因かも。「このままで本当に大丈夫?」と、将来への不安を感じていそうです。
このモヤモヤは、現実的な土台を見直す良い機会です。
まずは、家計簿を整理する、部屋の掃除をして環境を整えてみる、バランスの取れた食事を一度でも意識するなど、具体的な行動をひとつ起こしてみましょう。
「地に足をつける」感覚が、心のざわつきを静め、安定を取り戻す手助けをしてくれます。

0:愚者 | 1:魔術師 | 2:女教皇 |
3:女帝 | 4:皇帝 | 5:法王 |
6:恋人達 | 7:戦車 | 8:力 |
9:隠者 | 10:運命の輪 | 11:正義 |
12:吊された男 | 13:死神 | 14:節制 |
15:悪魔 | 16:塔 | 17:星 |
18:月 | 19:太陽 | 20:審判 |
21:世界 |
ワンド |
A(エース) 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ペイジ ナイト クイーン キング |
カップ |
A(エース) 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ペイジ ナイト クイーン キング |
ソード |
A(エース) 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ペイジ ナイト クイーン キング |
ペンタクル |
A(エース) 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ペイジ ナイト クイーン キング |
タロットでもし『悪魔』や『塔』のカードが出たら?
【悪魔】や【塔】などは一見ドキッとするカードですが、これらは「現状を打ち破る」ためのパワフルな起爆剤です。
モヤモヤの正体は、あなた自身が作り出した「こだわり」や「思い込み」かもしれません。
【悪魔】は「こうでなきゃダメ」という執着、【塔】は「これが常識」という凝り固まった価値観をあらわします。
こうしたカードが出たら、変化を恐れず「手放す」ことを意識してみましょう。
例えば【悪魔】なら、良くないと理解していつつもズルズルと続けてしまっていた習慣を今日だけやめてみる。
【塔】なら、固定観念を壊すために、あえていつもと違う道で帰ってみたり、いつもの自分がしなさそうな選択をしてみる。
その小さな「変化」が、モヤモヤを晴らして新しい光を取り込むきっかけになります。

タロット日常使いの体験談を紹介
▼受講生Aさん
タロットに聞いてみたら【ワンドの7】。守りの姿勢で、何かを必死に主張しているカードです。
その時ハッとしました。私のモヤモヤは、家族を優先するあまり「自分の好きなことや時間」を後回しにしている焦りだったんだ、と。
自分の情熱を守れていなかったんですね。モヤモヤの正体がわかって、スッキリしました!
▼受講生Bさん
タロットを引いたら、なんと【悪魔】!
ドキッとしましたが、カードに描かれているゆるく繋がれた鎖を見てピンときました。
私のモヤモヤの正体は、ついスマホでSNSを見てしまう「時間泥棒」の悪習慣だったんです。
この鎖を断ち切ろうと決め、仕事中はスマホを机の引き出しに。それだけで心が軽くなり、仕事も捗るようになりました。
▼受講生Cさん
タロットを引くと【ペンタクルの4】。コインをぎゅっと抱え込んでいるカードです。
ああ、これだ、と。私のモヤモヤの正体は、将来への不安から「失いたくない」と固執する気持ちだったんです。
問題が今あるわけじゃなく、自分の心が不安がっていただけ。そうわかったら、不思議と心が落ち着きました。

タロット日常使いのよくある質問
タロット占いを日常生活に生かすときに気になる質問をまとめてみました。
参考にしながら、楽しくタロットと付き合っていってくださいね♪
Q. タロットカードの意味を全部覚えないとダメですか?
もちろん解説書や、タロットパレットの記事などを見ながら解釈していって大丈夫です。
大切なのは、意味を「暗記」することよりも、カードの絵を見て「何を感じるか」という、あなた自身の直感を信じること。
まずはパッと見た印象や、気になった色、人物の表情などから自由にイメージを膨らませてみてください。
その感覚こそ、あなただけの正解なんですよ。
Q. タロットで怖いカードが出たら、どうすればいいですか?
でも、タロットの怖いカードは「悪いことが起きる」という予言ではありません。「ここに注意すれば、もっと良くなるよ」という、愛のあるアドバイスなんです。
カードは、課題としているテーマや、あなたを成長させてくれるテーマを教えてくれています。
「このカードから何を学べるかな?」という視点で向き合えば、どんなカードもあなたの心強い味方になってくれますよ。
そのとき、どうなったかはこの記事で詳しく話しているから読んでみてね。

Q. タロットで自分の解釈が間違っていたらどうしよう?
カードを通して自分と対話する時間そのものに価値があります。
特に、自分の気持ちを知るための日常使いでは、あなたがカードから何を感じ取ったかが一番大切です。
また、引いたカードと感じたことを日記にメモしておくのもおすすめ。
後から「ああ、こういうことだったのか」と、これまでの道のりを振り返る良いきっかけとなり、あなたの自信にもつながりますよ。

タロットともっと深くつながって、直感を高めたい人へ
初心者さんにおすすめ!『はじめてのタロットBOOK』
「タロットの意味ってたくさんあって覚えきれない…」「もっと感覚的に読みたいけど、どうすれば?」
そんな声にこたえて生まれたのが、タロットパレットの監修を務めるまゆちん(かげした真由子)先生の『はじめてのタロットBOOK』です。
78枚のカードの意味をわかりやすく紹介するのはもちろん、具体的なカードの悩み別解釈(恋愛・仕事・お金・人間関係・生活)にもフォーカスした一冊。
カードと仲良くなりたい初心者さんにぴったりの“タロットの相棒”になるはずです。


かげした真由子(かげした・まゆこ)
タロットパレット監修の先生。愛称「まゆちん」。占術はタロット占いと西洋占星術で、占い師歴は約25年。占い師の先生としてこれまでに300名のプロを輩出。心理学等も学び、未来を当てるだけではなく、運命のその先へと導くことができる問題解決型の占い師を育てることにこだわる。2018年からは「信頼できる、10年続くプロを養成する」というコンセプトをもとに動画制作を行う。「タロット占い協会の無料講座 女性のためのタロット占い」監修。著書は『命日占い』『命日占い〈未来編〉』『魂占い』『運命の人の見つけ方 出会う絆の10のカタチ』。
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まとめ|タロットを日常使いして、自分の直感と仲良くなろう

今回は、タロットを日常で活用する方法として、心のモヤモヤの正体を例にご紹介しました。
タロットは、未来を当てるだけの特別な道具ではありません。
カードを通して自分の心の声に耳を傾け、直感を磨くためのコミュニケーションツールです。
日常の中でちょっとしたときにカードを引いてみるという小さな習慣が、あなた自身とあなたの直感をより深くつなげてくれます。
タロットと仲良くなって、直感力を磨きながら自分らしい毎日を楽しんでいきましょう!
直感力が磨かれて、“これが私にとって正しい選択かも”っていう判断が、少しずつ自然にできるようになってくるんですよ。
タロットをもっと使ってみたいという人はこちらの記事も読んでみてくださいね♪

