「ホロスコープに太陽と金星のアスペクトがあった場合、どう解釈すればいいんだろう…」とお悩みのあなたへ。
この記事では、太陽と金星のコンジャンクション(0度)の解釈の例を紹介します。
だからメジャーアスペクトはコンジャンクションだけなんじゃよ。
太陽と金星のコンジャンクション、私にもあるかな。
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Contents
太陽と金星の意味とアスペクトの影響
太陽と金星が表すもの
太陽は、自分自身、人生の目標などを表す天体です。
あなたが何にエネルギーを注ぐのか、人生において何を目指すのか、目標を達成するためにどういう方法を取ろうとするのかを表しています。
一方、金星は、愛、人との関係、美、芸術などを表します。
愛というのは誰かを愛することはもちろんですが、自分が魅力を感じ大切にするものや、自分自身への愛も表します。
太陽と金星のコンジャンクションの意味をまとめると次のとおりです。
- 人間関係の重要性
- 人気の重要性
- 調和
- 自分を愛すること
- 愛情深い心
- 父親への親愛
- 平和の追求
アスペクトの影響は天体の年齢域と関係する
アスペクトは、遠い天体が近い天体に影響を与えると解釈します。
これは、「年齢域の高い天体が年齢域の低い天体に影響を与える」と言うこともできます。
天体には年齢域という考え方があり、その順番に従って、年上の天体が年下の天体に影響を与えると読みます。
太陽と金星の関係は、太陽の方が年齢域が高く、太陽から金星へと影響を与えると解釈します。
太陽と金星のコンジャンクション(0度)
2つの天体の良い部分も悪い部分も強め合う関係
【特徴】愛情深く人間関係を大切にする
太陽と金星は、チャート上で48度以上離れることはありません。
そのため、メジャーアスペクトはコンジャンクションのみです。
太陽と金星のコンジャンクションを持つ人は、とても愛情深い人です。
優しくて愛想がよく人気者が多いでしょう。
見た目も美しく、センスが良い傾向があります。
性格も明るくて社交的です。
太陽と金星のコンジャンクションを持つ人は、人を愛することはもちろんですが、人から愛されることも望んでいます。
そのため、愛されるように振る舞います。
また、周りの人から「この人は愛情深い」と思われたいと望んでいます。
愛し愛されること、自分が愛情深い人だと思われることは、太陽と金星のコンジャンクションを持つ人にとって、一番重要なことかもしれません。
そして、愛情の有無を基準に、正解か間違いかを判断する傾向があります。
太陽と金星のコンジャンクションを持つ人にとって、人間関係はとても重要です。
どの種類の関係性が重要なのかについては、2つの天体があるサインとハウスが示しています。
また、エレメントによって、次のような特徴があります。
風のサイン | 公正で常識的 |
水のサイン | 思いやりがあり献身的 |
地のサイン | 協力的だが利己的でもある、洞察力がある |
火のサイン | 他人への対応が温かい |
そのほかの特徴として、太陽と金星のコンジャンクションを持つ人は、男性女性問わず、女性的なものを評価する傾向があります。
また、受動的で楽観的な面を持っています。
行き過ぎると、楽をすることばかり考え無気力になってしまうことも。
競争が激しい仕事には向かないかもしれません。
楽な生活を好み、贅沢をすることも好きなので、お金はとても重要です。
【長所と短所】慈悲深いが問題に対峙するのが苦手
太陽と金星のコンジャンクションを持つ人は、他人を深く受け入れます。
慈悲深く、例えば、蚊を殺すことにも躊躇するかもしれません。
他の人がとても受け入れられないと思うものも受け入れることができる、懐が深く、我慢強い人です。
一方で、人気者でありたいという欲求が強い面も持っています。
そのため、問題に対峙したり、矢面に立ったりすることはとても苦手です。
何か問題が起きたとき、意見をぶつけ合うことで、結果仲が深まったりより良い案が出たりすることもあるものですが、太陽と金星のコンジャンクションの人はそれを避けようとします。
また、他人との調和のためなら、妥協してもかまわないと思っています。
それは、本当の問題解決に必要な議論をせず、争うことや傷つくことを避けて、人気を維持することに執着しているようにも見えます。
【自己愛】客観的に見ることが難しく自分を理解することが苦手
太陽と金星の間にあるキーワードの一つに「自分を愛すること」がありますが、コンジャンクションが狭い人ほど自分を客観的に見ることが難しく、大きな課題になることがあります。
他人から受け取る愛や評価から自分を認識する傾向があります。
言い換えれば、他者から受けること以外で自分を理解することが難しい場合があります。
もし太陽と金星が他の天体とハードアスペクトを形成している場合、自分を愛することはより困難になるでしょう。
太陽は私たちが努力すべきことを表しているので、太陽と金星のコンジャンクションを持つ人にとって自分を愛することは努力すべきテーマと言えます。
そして、自分自身を愛し、自分の心が穏やかで平和でなければ、他の誰かを本当に愛することはできないと気づくことです。
【芸術】芸術的に関係が深い人が多い
太陽と金星のコンジャンクションの人は、芸術的に関係が深い人が多いでしょう。
美しさを大切にしているので、自分の見た目を美しく見せる人もいれば、音楽のハーモニーなどの心地よく調和のとれたものとして表現する人もいます。
芸術について学んでいる人が多く、音楽を愛している人が多いのも特徴です。
そして、自分の芸術的な才能に誇りを持っています。
【父親との関係】お父さんっ子だと感じている
太陽は父親を表すので、太陽と金星のコンジャンクションを持つ人の父親は、次のような面を持っているかもしれません。
- 慈愛にあふれている
- 芸術に関係している
- 洗練されている(野暮ったいものを嫌う)
また、太陽と金星のコンジャンクションを持つ人は、自分はお父さんっ子だと感じることが多いようです。
太陽と金星のアスペクトまとめ
太陽と金星のアスペクトは、コンジャンクションのみです。
太陽と金星のコンジャンクションを持つ人は、美しくて社交的であり、愛情深い人が多いでしょう。
愛することや愛されることが重要なので、人からの愛で自分を評価したり、人から愛情深い人と思われたいという欲求があります。
また、自分を客観的に見ることが難しく、自分を愛するということは努力すべきテーマです。
太陽と金星の関係性についてイメージを膨らませながら、読み解きを深めていってくださいね。