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ルネーション占星術は、あなたが生まれた時にどのような形の月が出ていたか(月相)をもとに個性や特徴を読み解いていきます。
サードクォーター(下弦の月)生まれの人についてお伝えしていきます。
Contents
サードクォーター(下弦の月)生まれとは
サードクォーター(下弦の月)は、いわゆる半月のことです。
月の満ち欠けのサイクルにおいて、半月は満月になっていく過程にもあり「ファーストクォーター(上弦の月)」と呼ばれています。
これに対して、サードクォーターは満月を過ぎて新月へと戻っていく途中の月です。
占星術では、太陽は意識や目的を、月は無意識や感情を表します。
すべてが太陽の光に照らされた満月を経て、再び闇に包まれていくサードクォーターの頃に生まれた人は、「あれをやりたい」「自分がやりたい」という個人の意識が主張を弱め、客観性や社会における使命をより大切にするフェーズにいると言えます。
会社員に例えるなら、未熟だけど夢や憧れでいっぱいのフレッシュな新入社員ではなく、仕事でもプライベートでもさまざまな経験をして、そこで培った豊かな知識とスキルを組織や社会に還元していこうとするベテラン社員のようなイメージです。
このためサードクォーターの人は、10〜20代の青春時代が修行期間になりやすいです。
同年代の友人にはないような苦労や息苦しさを自分だけ味わっているように感じたり、年相応の無邪気な考え方がしっくりこなかったりするかもしれません。
しかし、このような経験はすべて糧となっていきます。
修行期間から逃げずにさまざまな知識やスキルを体得し、若い頃から同世代にはない強みや魅力を身につけることで、大人になり社会に出てから人生が大きく花開いていくでしょう。
また、太陽の光を反射して輝く部分が半分、闇の部分が半分の状態であることから、サードクォーター生まれの人には「二面性」というキーワードもあります。
「社会のために役立とう!」という使命感から動き出したのに、急に「本当に自分にできるのかな」「まだ力不足かもしれない」というネガティブな気持ちに支配されるかもしれません。
それでも、サードクォーター生まれの人には、葛藤を超えてやり遂げようとする強さが備わっています。
なぜなら、サードクォーターは一度は満月という完成形を経験して「成し遂げる力」を持っているから。
迷いや不安があっても、世のため人のためになることを、ゆっくり着実に成し遂げていくことができるでしょう。
サードクォーター(下弦の月)生まれの人に与えられた役割
サードクォーター生まれの人は、自分の興味や関心を満たして楽しむタイプというより、社会に貢献することを生まれながらの役割として与えられているタイプです。
その方法は仕事だけではなく、例えばアーティストのように作品を通じて社会とつながろうとすることもあるでしょう。
女性の場合、子育てのために社会から離れて家族が一番の生活になる時期があるかもしれませんが、いずれは家庭の外に活躍や自己実現を求めていきそうです。
誰かの役に立つことが、結果的に自分の人生を充実させることになるのです。
そんな役割を果たすには、実力を身につける下積み期間が必要になってきます。
特に、職人、研究者、難関資格を要する専門職など、時間をかけて膨大な勉強や経験を積み重ねてやっと一人前になれるような道に適性があります。
若い頃は苦労が絶えないかもしれませんが、独り立ちしたり、多くのメンバーをまとめる役職に就いたりしたとき、その経験が活きて成功をおさめることができるでしょう。
サードクォーター(下弦の月)生まれの人の魅力と課題
サードクォーターの人は、自分とはどういう人間かを冷静に分析して、それに応じて振る舞えることが魅力です。
妄想だけで突っ走ったり、無謀な夢をいつまでも追いかけたりすることはありません。
とはいえ、「夢や憧れなんて実現しないものだよ」と諦めて人生を悲観しているわけでもありません。
自分の適性や能力、状況などを総合的に考えて、やりたいことを上手に現実に落とし込める人なのです。
「子どもの頃に描いた夢を、大人になった今やるならどんな方法があるかな?」
「若い頃の夢は挫折してしまったけど、あの頃の充実感を別の道で味わうならどうすればいいだろう?」
そんなふうに考えることができ、さらに取り組み始めたことはじっくり完成させていく力もあります。
これは、サードクォーターという月が、意識や目的を司る太陽の光をフルに受けた満月から、少しずつ闇に包まれていく段階にあるから、といえます。
前面に出ていた自意識が落ち着いてきます。
持っている雰囲気も、若々しさや子どものような無邪気さというより、大人っぽさや貫禄が魅力です。
サードクォーター生まれの人はそんな魅力を持つ一方で、課題も抱えています。
物事や人生の根本的なあり方について深く考え込んでしまう傾向があり、しかもその考えは何かに一生懸命取り組んでいるときに反動としてあらわれます。
ネガティブな方向に行き過ぎて深みにはまってしまうと、すべてがどうでもよくなって投げやりな言動に走ってしまう恐れもあります。
このような性質は、サードクォーターの光と闇の明暗差が激しいことと重なります。
課題とうまく付き合っていくには、自分のバランスを保ち深みにはまってしまったときに引っ張り上げてくれる家族、友人、パートナーの存在が重要です。
サードクォーター(下弦の月)生まれの人の人間関係
学生時代はクラスや部活の友達との人間関係の中で「なんとなくノリが合わない」「仲は良いけど、自分だけ周りと違う気がする」と感じたことがありませんか?
サードクォーター生まれの人は早熟で、実年齢よりも大人びたところがあるからです。
同年代の友人たちの言動が幼く思えたり、価値観が考え方にズレを感じていたなら、そのせいかもしれません。
このように若い頃は人間関係で悩むかもしれませんが、サードクォーター生まれの人の成熟した内面は、年齢を重ねてから周囲に受け入れられやすくなります。
上司や顧客などかなり年上の人などからは「若いのにしっかりしている」「見どころがある」と喜ばれ、また後輩からは信頼できる先輩として慕われるでしょう。
特に年上の人や高い地位にいる人は、あなたの魅力を見出してくれるキーパーソンになりそうです。
趣味のサークルや地域など、年齢を超えて人付き合いを広げていける場がおすすめです。
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サードクォーター(下弦の月)生まれの人の恋愛観
月の満ち欠けのサイクルの中でも終盤に位置するサードクォーターの頃に生まれた人の恋愛は、早咲きと遅咲きのうちどちらかといえば、後者といえるでしょう。
10代のころから次々と恋を経験するタイプではない人が多いようです。
しかし、その魅力は年齢を重ねるごとに周囲に理解されていくので、大人になってから恋愛のチャンスが巡ってきそうです。
サードクォーター生まれの人ならではの教養や才能、人間的な落ち着きが気に入られ、社会的に高い地位を得た人からアプローチを受ける可能性もあります。
結婚については、若い頃にゴールインする人もいれば、同世代よりも遅いタイミングになる人もいて、二極化する傾向です。
早婚ではなかった場合、同年代の人が次々と結婚する時期を迎えたとき、「私も恋愛しなきゃ!」「そろそろ婚活を…」と焦るかもしれません。
でも、そこで無理をする必要はありません。
そもそも、恋愛や結婚を目的とする出会いの活動はあまり気が乗らないのでは?
なぜなら、サードクォーター生まれの人に与えられた使命は、仕事や趣味などどんな形であれ社会に対して自分を表現し、社会とずっとつながっていることだから。
価値観が合い、生涯を共にしたいと思える相手は、社会で活躍できるサードクォーター生まれの人の魅力を見出して応援してくれるような人です。
あなたが理想のパートナーに出会いやすいのは、仕事や趣味に邁進しているときでしょう。
サードクォーター(下弦の月)生まれの人が輝くには
あなたにとって大切なのは、「自分は社会のために活躍できると信じること」です。
月相のサイクルにおけるサードクォーターは、個人としての意識や目的が落ち着いてきて、社会のために生きるという使命を帯びた段階なのです。
若い頃は、仕事や人間関係などさまざまなシーンで壁にぶつかり、さらに物事の根本的な部分について深く悩みやすい性質もあります。
すべて投げ出したくなるような日もあるかもしれません。
しかし、立ち止まったり自信を失ったりしても、再び歩き出せる強さを秘めているのがサードクォーター生まれの人です。
諦めそうになった時こそ、自分の軸となる部分にある使命感を信じて、諦めることなく進み続けてください。
さらにサードクォーターの人は8つある月相の中でももっとも仕事運が強いことが特徴です。
たとえ、若い頃に数々の苦労や挫折を経験したとしても、その経験はあなたを一回り大きく成長させてきたはず。
次に同じようなことが起こったとしても、今までの経験を応用することで楽に乗り越えられるようになっていることでしょう。
若い頃に辛抱強く修行を積むことが、晩年に役職ある仕事についたり、組織のリーダーとして大勢の人を取りまとめたり、その道のプロとして大成し、結果社会に貢献することにつながるでしょう。
また、サードクォーターの人が輝くには、目上の人に見出してもらうことも大切です。
自分よりも経験が豊富な年上の人、社会的地位のある人とつながったり、自分の才能を知ってもらう機会を作ったりすることも、人生の可能性を開く鍵となります。
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