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ルネーション占星術では、あなたが生まれた時にどのような形の月が出ていたか(月相)をもとに、あなたの個性や特徴を読み解いていきます。
このページでは、バルサミックムーン(鎮静の月)生まれの人についてお伝えしていきます。
Contents
バルサミックムーン(鎮静の月)生まれとは
バルサミックムーンとは、細くて弓のような形をした月です。
新月から始まった月は徐々に膨らんで満月を迎え、再び新月に向けて欠けていきます。
バルサミックの「バルサム」とは鎮静という意味で、月のサイクルの終わりを心静かに迎える段階です。
闇に消え入りそうなその姿は儚く、神秘的な雰囲気を持っています。
バルサミックムーンをみたことがあるけど、幻想的な月だったな。
太陽は意識や目的を、月は無意識や感情を表しているんですよ。
バルサミックムーンは、太陽が表す意識の領域はほとんど残っておらず、無意識の世界に沈み込もうとしている段階です。
このためバルサミックムーン生まれの人は、「私はこれがしたい」という強い欲求や「何かしなければ」という焦りがなく、自分事を超えた大きな流れに成り行きをまかせて生きていこうとするでしょう。
バルサミックムーンは、今にも闇と一体化しそうな細い月で、光と闇の境界線はぼやけていて見えます。
その月のように、バルサミックムーン生まれの人は他人と自分との境界線がはっきりしないことが特徴で、人の感情を自分のことのように感じる高い共感性を持っています。
一方、敏感な分ネガティブな影響を受けやすいという面もあります。
自分を表現することや主張することにはあまり興味がなく、落ち着きがあり人に静かに寄り添うタイプです。
自分の知恵や経験を人に共有すること、人の感情を自分のもののように感じ共感すること、そうして誰かと分かち合うことに喜びを感じる人なのです。
バルサミックムーン(鎮静の月)生まれの人に与えられた役割
バルサミックムーン生まれの人は、無意識の世界と深く繋がるという特徴があります。
多くの人は、寝ているときや何かに集中しているときなどに無意識と繋がりやすくなるのですが、バルサミックムーン生まれの人は、起きている間も無意識とつながっていて、現実と夢の世界の境目が分からないようなところがあります。
つまり、常に無意識からのインスピレーションを受け取りやすい状態にいるのです。
そして、そのインスピレーションを表現する役割を持っています。
例えば、アーティストとして作品や演技を通じて表現すれば、多くの人に感動を与えることができるでしょう。
また、ピンときたメッセージを伝えることでも人の役に立てるので、占い師や、インスピレーションから言葉をつむぐミュージシャン、詩人、歌人なども向いています。
もともとスピリチュアルな世界に惹かれやすい性質があり、そんな世界とつながる能力が高い人も多いようです。
精神世界に偏見がなく、無意識の世界との繋がりも深いので、見えない世界との橋渡しとして手助けすることが多そうです。
動画を見ながら、自分のペースで星読みを学びましょう♪
バルサミックムーン(鎮静の月)生まれの人の魅力と課題
バルサミックムーン生まれの人は、意識と無意識、自分と他人の境界がはっきりしないところがあり、周囲からの影響を強く受けやすいタイプです。
他の月相で生まれた人よりも、誰かと感情を共有したり一体化したりするときの深い喜びを存分に受け取ることができます。
そして、自分が受け取った喜びをまた別の誰かにつないでいくことができるのも魅力です。
また無意識の世界とのつながりが強いので、常にインスピレーションを色々な形で受け取っています。
言葉にならない予感が当たったり、なんとなく相手の考えていることがわかったり。
「こんな感じがする」という自分の直感に素直に従うことで、思わぬチャンスに恵まれることもあるかもしれませんね。
バルサミックムーン生まれの人は、そんな魅力を持つ一方で、課題も抱えています。
それは、自分の内にある闇を見つめようとしすぎるあまり自己肯定感が低くなりがちということです。
バルサミックムーンは、月の満ち欠けという一つのサイクルを終える直前、いわばこれまでのことを顧みる段階にあります。
そのため、バルサミックムーン生まれの人は「あの時ああすればよかった、こう言っておけばよかった」と過去の自分を振り返る時間が多くなりがち。
時には、どうしてそんな行動を取ってしまったのかという原因を探っていく中で、怒りや嫉妬、憎しみといった感情に出会うこともあるでしょう。
そんな感情を抱く自分を嫌い、否定してしまうような気持ちも湧いてくることがあるかもしれません。
また過去のトラウマが湧き上がってきて苦しみを感じることもあるかもしれませんね。
しかし、自分の闇をきちんと見つめ、受け入れようと時間をかけて努力することで、明るさや楽しさだけでは語れない人間の複雑な心のありようを理解できるようになるはず。
そうやって人間というものを理解する中で、あなたが身につけていった価値観の深みや強さは、他人の闇に寄り添い理解を示したり、心の奥底にある想いに気づいたりすることに活きてくるでしょう。
バルサミックムーン(鎮静の月)生まれの人の人間関係
共感力が高いバルサミックムーン生まれの人は、相手に合わせて接することに長けています。
相手の気持ちを敏感に感じ取り、それに応じてコミュニケーション方法を変えることができます。
安心して話せる空気をまとっているので、いろんな人が話を聞いてほしいと集まってくるでしょう。
ただし、人に合わせる性格を、誰もが好ましく思うわけではありません。
八方美人で信用できないと思われることもあるでしょう。
例えば、対立する二つの意見のどちらにも「いいね」と言ってしまうと、周囲の人から「結局どっちがいいの?」「はっきりしない人だなぁ」と怒りを買ってしまうことも。
バルサミックムーン生まれの人がこんな態度をとってしまうのは、決してみんなに好かれようとしているわけではないのです。
本人としては、目の前の人に素直に共感しているだけ。
悪気がないため、人から指摘されるまで気づかないこともあるかもしれません。
人の気持ちに共感することは大切ですが、「自分の意見を持つ」ことも意識して人と接するよう心がけてみてください。
バルサミックムーン(鎮静の月)生まれの人の恋愛観
バルサミックムーン生まれの人は、相手の必要なものを察して差し出す、尽くすタイプの人です。
また、相手に共感して寄り添うので、人の素敵なところを見つけることも上手です。
このため、一人に限らずいろんな人が素敵に見えて、恋に落ちることが多いでしょう。
好みのタイプが定まっておらず、いろんなタイプの人を好きになります。
極端な場合、パートナーがいても他の人を好きになることもあり、同時に何人ともお付き合いするケースもあるでしょう。
しかも困ったことに、バルサミックムーン生まれの人にとってそれは浮気ではなく、どちらも本気で好きなのです。
情が深く、関係を切るのが苦手なので、過去のパートナーときっぱり別れられないまま新しいパートナーとも付き合ってしまうこともあります。
一方、相手に寄り添う性格のおかげで、結婚は上手くいきそうです。
出会いが紹介やお見合いだったとしても、相手の魅力を見出して愛情を育んでいけます。
感情を共有してくれる相手は特に相性が良く、喜びが満たされるでしょう。
逆に、クールで感情をあまり出さない相手だと、寂しい思いをするかもしれません。
喜びも苦しみもストレートに表現して分かち合える相手が、ベストパートナーと言えるでしょう。
バルサミックムーン(鎮静の月)生まれの人が輝くには
あなたにとって大切なのは「自分の気持ちに素直に行動する」ことです。
バルサミックムーン生まれの人は、持ち前の共感性の高さでいろんなことにワクワクできるので、
最初から何か一つに絞って極めようとすることは難しいかもしれません。
そんな時は、素直に好きなことにいろいろチャレンジしてみるのがいいでしょう。
一見ばらばらなことをしているようで、実は本筋はつながっていたことが後々分かる場合もあります。
さらに大切なのは、自分の本心に従って行動することです。
バルサミックムーン生まれの人は、「仕事のノルマだからやらなきゃ」「誰かに頼まれたから断れない」といったようにやらざるを得ない状況に追い込まれると、精神的なストレスを感じてしまいます。
また、「嘘をついたり騙したりしてでもやらないといけない」といった自分が大切にしている信念や、これだけは守りたいという本心から外れていってしまう状況になると、本来の能力を発揮できなくなります。
誰よりも人の心に寄り添い大切にしようとしているバルサミックムーン生まれの人からすると、人を傷つけてまでもやらなければならないことは、苦しみ以上の何物でもないでしょう。
人の心に深い共感と理解を寄せる温かみや優しさに加えて、自分の心に迷いなくまっすぐ素直に進む勇気を持つことができれば、あなたの中に強さが生まれてきます。
目先の結果や人の意見にとらわれず、自分の気持ちに正直になり、大切にしている信念や本心に従って行動することで、あなたはより力強く輝くことができるでしょう。
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