星読みテラスを監修するかげした真由子(まゆちん)先生の月星座講座第2弾となる今回は、月の透明度について教えてもらいました。
「なんだかいつも不安で、思うように物事が進まない」
「自分の感情をコントロールできずに、後から後悔することが多い」
「引き寄せの法則を試しても、なかなか効果を感じられない」
もしこんな悩みを抱えているとしたら、それは月の透明度が関係しているかもしれません。
月は私たちの無意識や感情、本能的な反応に関わる天体です。
今回は月の「透明度」について知り、月星座の状態を自分で把握できるチェック方法をお伝えしていきます。
さらに月星座別に月の透明度が高い時、低い時の状態や、どのようにケアをしていくといいかについてもご紹介します。
第1弾を読みたい人は、こちらからチェック!
Contents
月星座とは?太陽星座との違いについて
月星座とは、あなたが生まれた瞬間に月が位置していた星座のこと。
一般的によく知られている星座は太陽星座を指しますが、月星座は太陽星座とは異なる性質を持っています。

太陽は人生の目的や生きがいを表します。
それに対して月は、無意識に発動する性質を持っているため、自分でも自覚しにくいものです。
例えば、イライラしてしまうのも、不安になってしまうのも、実は月の性質によるもの。
さらに、月には「痛みを避けようとさせる機能」があります。
過去に傷ついた体験や痛かった記憶を覚えていて、「二度と同じような思いをしたくない」という理由で、私たちを無意識に行動させてしまいます。
この違いがわかっていると「なぜ頭では分かっているのに、感情的になってしまうのか」「なぜ同じパターンを繰り返してしまうのか」という月の性質を理解し、活かしていくことができます。
月の透明度とは?
「月の透明度」とは、あなたがどれだけ恐れに支配されているかを表す指標です。
簡単に言うと、恐れ=濁りという状態です。
月の透明度が低く濁っている時、私たちは恐れによって様々な制限を自分にかけてしまい、本来の太陽の意図(生きている目的や生きがい)を見失ってしまいます。
逆に、月の透明度が高い状態では、恐れに振り回されることなく、等身大の自分のままでリラックスして人生を進んでいくことができるのです。
月の透明度が人生に与える影響
月は、私たちの無意識の反応を司っています。
そのため、月の状態は日常生活のあらゆる場面に影響を与えます。
例えば、月が濁っている、つまり透明度が低い時、人間関係では
- 他人の機嫌が悪いと自分のせいだと思い込む
- 誰かに保証を求めたり、何かを埋めてもらおうとする
- 他人との境界線が曖昧になり、相手の感情に振り回される
といった影響があります。
また、自己認識への影響では
- 自分の価値を外的な評価や成果に依存させてしまう
- 完璧でないと価値がないと思い込む
- 本来の自分を見失い、恐れから行動してしまう
さらに、未来への影響では
- 引き寄せの法則がうまく働かない
- 不安な情報に過度に動揺してしまう
- 自分や未来への信頼が持てない
こうした影響が無意識のうちに出てしまうことがあるのです。
月の透明度が低い状態では、無意識のうちに恐れに支配されているため、やりたいことがあっても「失敗したら怖い」と動けなくなることや、過去の痛い体験がよみがえり、同じような状況を避けてしまうことがあります。
また、太陽の意図を見失ってしまうため、本当にやりたいことが分からなくなり、月星座の欲求である、「安心したい、認められたい」を人生のゴールと勘違いしてしまうことも。
本来は太陽の意図を月がサポートしてくれると、スムーズに前に進めるんですけど…そのバランスが崩れると、月の不安が太陽の動きを止めちゃうことがあるんですよ。
今の自分の月の状態はどうなっているかな、不安を感じているかな、リラックスできているかなと観察して見守ってあげると、月も安心できますよ。
一方、月の透明度が高い状態では、太陽が迷いなく進んで未来を切り開いていき、それを月がちゃんと支えるという形になっていきます。
客観視できる冷静さも持っているので、自分の恐れを「怖いよね」と認めながらも、恐れに支配されず、太陽と月が安定した状態になります。
大切なのは、恐れは完全にはなくなりはしないと理解すること。生きている以上、自分を守るために恐れがあってもいいのです。
問題は、その恐れに支配されている状態か、それとも恐れがあっても客観視できている状態かの違いです。
例えば、人前で話すのが苦手な人でも、透明度が高い状態なら「怖いけれど、頑張って話します」と言って、緊張しながらも一生懸命話すことができるでしょう。
しかし支配されている状態だと、「怖い、怖い」と言って人前に立つことすらできなくなってしまいます。
月の透明度を高めることで、恐れをないことにするのではなく、上手に付き合いながら、本来の太陽の輝きを発揮できるようになるのです。
月の透明度セルフチェック
それでは、あなたの月の透明度をチェックしてみましょう。
透明度をチェックするということ自体が、普段無意識に動いている月を客観視する練習になります。
このチェックを通して、「あ、私は今、こういう状態なんだな」と気づくことが何より大切です。
気づいた時点で、あなたはすでに月に飲まれている状態から抜け出し、自分のことを客観視できている状態になっていると言えます。
なので、リラックスして「今の自分はどうかな?」という視点でチェックしてみましょう。
月の透明度を測る20項目チェックリスト
次の質問について、はい・いいえで答えてみましょう。
「はい」の場合は、「はい」と答えた場合に書いてある数字を足していってください。
最後に合計点数を出してみましょう。
質問 | 回答 | 「はい」と答えた場合 | |
Q1 | 相手の機嫌が悪いと自分のせいじゃないかと心配になる | はい・いいえ | ➖1 |
Q2 | 誰かを信頼することに抵抗がない | はい・いいえ | ➕1 |
Q3 | 寂しさを感じたときに頼れる人がいる | はい・いいえ | ➕1 |
Q4 | 相手の気持ち(嬉しい、悲しい、腹が立つ、不安等)を安心して受け止められる | はい・いいえ | ➕1 |
Q5 | 自分の気持ち(嬉しい、悲しい、腹が立つ、不安等)を安心して表現できる | はい・いいえ | ➕1 |
Q6 | 誰かに嫌われるのは残念に思うけど、ずっと落ち込むほどではない | はい・いいえ | ➕1 |
Q7 | 相手の反応に一喜一憂してしまう | はい・いいえ | ➖1 |
Q8 | 人に嫌われるのが怖くて本音が言えない | はい・いいえ | ➖1 |
Q9 | 頑張らないと居場所がない気がする | はい・いいえ | ➖1 |
Q10 | 連絡が来ないと「もう終わりだ」と思ってしまう | はい・いいえ | ➖1 |
Q11 | 常に人に対して、距離を取りたくなる | はい・いいえ | ➖1 |
Q12 | 一人でやり切ることが何より重要だ | はい・いいえ | ➖1 |
Q13 | 人と会う約束がある当日になってキャンセルしたくなる | はい・いいえ | ➖1 |
Q14 | 感情を表に出している人に良い印象を持てない | はい・いいえ | ➖1 |
Q15 | ひとりの時間が長くても、特に寂しくない | はい・いいえ | ➕1 |
Q16 | 自分は人から愛される価値があると思える | はい・いいえ | ➕1 |
Q17 | 特に根拠はないが自分に自信を持てている | はい・いいえ | ➕1 |
Q18 | 他人の目を過剰に気にしないでいられる | はい・いいえ | ➕1 |
Q19 | 自分の気持ちや欲求を大事にしている | はい・いいえ | ➕1 |
Q20 | 自分の意見を述べることに抵抗がある | はい・いいえ | ➖1 |
チェックリストの結果について
合計点数が…
+5点以上:透明度が高い状態
月が安定していて、恐れに支配されることなく日常を過ごせています。引き寄せも上手で、自然体でいられる状態です。
0点〜+4点:標準的な状態
時々月の影響を受けることもありますが、全体的にはバランスが取れています。さらに透明度を高めることで、より楽に生きられるでしょう。
-1点〜-5点:やや濁りがある状態
月の影響を受けやすく、恐れや不安に振り回されることがあります。意識的に月のケアをすることで改善できます。
-6点以下:透明度が低い状態
月の暴走が起きやすく、恐れに支配されがちです。しかし、これに気づけただけでも大きな第一歩です。
でも、マイナスになっていたら、自分の中に「少し恐れがあるんだな」って、そんなふうに受けとめてあげてくださいね。
チェックの結果、マイナスが出た時は、「ちょっと自分の中に恐れがあるな」程度に思ってください。
それがあるから何かダメということでは全くありません。
むしろ、自分の内側とちゃんと向き合っている証拠かもしれません。
質問の内容を見ると分かるかと思いますが、マイナスの質問は月が不安がっている時に起こりやすいパターンです。
特に人間関係で現れることが多く、自分の中に安心感がないと、誰かに対して保証を求めたり、何かを埋めてもらおうとしてしまいます。
また、他人との境界線が曖昧になるため、相手の機嫌が悪いことを自分のせいにしたり、様々な問題が起こりやすくなります。
自分の月星座の癖を自覚することの大切さ
今回ちょっとドキッとした質問があったとしたら、それはあなたの中の月星座の癖だと思ってみましょう。
そういったところを自覚しておくだけで、「あ、今やっちゃってるな」と気づけるようになります。
「やっちゃってるな」と思った時点で、もう月には飲まれていません。
それは客観視できている証拠なのです。
月は常に揺れ動いて変化しています。
女性であればホルモンバランスも変わりますし、まるで水槽の中の水のように、何かが起これば一瞬濁るけれども、自然と落ち着いていくものです。
今は濁っている時期なのだなと思って、また透明度が上がったり、濁ったりすることを繰り返すのだと捉えてみてください。
また、このチェックを定期的に行うことで、自分の月の状態の変化を観察できるようになっていき、それ自体が透明度を高める練習になりますよ。
でも、このように自分の月を客観視する観察眼を持つことが、透明度を高めることへの第一歩につながります。
コツがつかめると、自分でどんどんホロスコープが読めるようになっていくぞ。
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月の透明度を高める方法
どうすれば月の透明度を上げていくことができるのでしょうか?
人が変わっていく時には、セオリーがあります。
それが「知る、気づく、行動する」というステップです。
これは多くの専門家が提唱している変化のプロセスで、月の透明度を高めていくことにも当てはまります。
先ほどのセルフチェックでは、自分の月の透明度の現状を知ることができました。
この「知る」という行為は、実はとても素晴らしいことなのです。
なぜなら、知った時点で選択肢が生まれるから。
「私の月、濁ってたな」「恐れでこんなことを思ってた」と分かったら、その瞬間に「そのまま行くのか、変わるのか」という選択肢が現れます。
選択肢が現れることで、私たちは初めて意識的に選ぶことができるようになります。
「恐れを選ぶのか」
「安心感を自分の中に取り戻すのか」
この選択をするだけでも、状況は変わっていきます。
そもそも、私たちはみんな安心感と繋がっている存在です。
何もなくても自分の中に安心感を感じる力があることを、まず知っていくのがとても大事です。
さらに「知る」ステップでは、自分の月星座がどんな癖を持っているのかを理解することもポイントです。
自分の月星座が、どんな時に不安になりやすいのか、どんなパターンで暴走しやすいのか、どんな恐れを抱きやすいのか。
これらを知ることで、月星座が暴走するかしないかも、自分で選べるようになります。

次は月星座別に月の透明度が低い時、高い時の状態を見ていきましょう。
あなたの月星座の特性を理解することで、より意識して月を観察することができるようになります。
【月星座別】月の透明度解説
ここからは、各月星座の特徴を透明度の高い状態と低い状態に分けて詳しく解説していきます。
これらのパターンを知ることで、「今こういう状態になっているな」と客観視できるようになり、それ自体が透明度を高めることにつながります。
月星座が牡羊座

透明度が低い時の特徴
月星座が牡羊座の人は、月の透明度が低いとイライラしやすい状態になり、考えるよりも先にリアクションが出てしまいます。
周りを見て「なんでもっと早くできないの?」「もどかしい!」という感情が湧きやすくなるでしょう。
また、牡羊座は自分というものをしっかり持っている星座なので、自分に決定権がない状態になると不安が強くなります。
よかれと思って、他の人がやるべきことを先回りしてやりすぎてしまう傾向も。
これは相手のためというより、自分の不安を解消するための行動になっていることが多いです。
透明度が高い時の特徴
月星座が牡羊座の人は、月の透明度が高いと他の人を守るために誰よりも早く駆けつけることができます。
新しいことに挑戦し続け、常に成長していく姿勢を持ち、失敗を恐れずに前進できる状態でいられます。
また、無理に前に出ようとするのではなく、自然と周りがついてくるようなリーダーシップを発揮できます。

月星座が牡牛座

透明度が低い時の特徴
月星座が牡牛座の人は、月の透明度が低いと本当は動きたいのに動けないという状態になりがちです。
また、牡牛座は所有のサインなので、貯金が減ったり、人が離れていったり、何かがなくなっていくことに過剰に反応してしまいます。
安定を求めるあまり、必要な変化にも抵抗してしまうことがあります。
透明度が高い時の特徴
月星座が牡牛座の人は、月の透明度が高いと周囲に振り回されることなく、ドンと構えていられます。
みんなが慌てている時でも、自分のペースを崩さずに落ち着いていられるので、周囲に安心感を与える存在になります。
また、自分の本当の好みや価値観を、時間をかけて丁寧に見つけ出すことができます。
衣食住に関して、美味しいものや心地よい環境を自然と引き寄せる力が発揮され、豊かな空間や暮らしを創り出すことができるでしょう。

月星座が双子座

透明度が低い時の特徴
月星座が双子座の人は、月の透明度が低いといろんなところに寄り道して、「結局どこを目指していたんだっけ?」「何をやっていたんだっけ?」という終着地点が見えない状態になりがちです。
また、集中したいものがたくさんありすぎて、常に動いているけれど結果的に何も進んでいない感覚になります。
双子座さんはサービス精神が旺盛な面がありますが、みんなを楽しませたい気持ちが強すぎて、気疲れしてしまうことが多くなります。
透明度が高い時の特徴
月星座が双子座の人は、月の透明度が高いといろいろなことに気を配り、違いを理解して比べることで、全体像を把握する能力を発揮できます。
また、いろんな人の間を軽やかに行き来して、情報を伝えたり運んだりする調整役として活躍するでしょう。
多角的な視点から物事を考察し、ベストな選択肢を見つけ出すことができます。

月星座が蟹座

透明度が低い時の特徴
月星座が蟹座の人は、月の透明度が低いと「この人と一緒にいると、なんかエネルギーを奪われる感じがする」と感じることが増えます。
これは境界線の内側に無意識に相手を入れてしまうからです。
相手のネガティブな感情まで自分の中に取り込んでしまい、それを自分のものと勘違いしてしまいます。
また、一体感を求めるあまり、「誰かそばにいないと何もできない」という状態になりがちです。
透明度が高い時の特徴
月星座が蟹座の人は、月の透明度が高いと人からの影響を受けやすいという特徴を活かして、相手の意図を理解してそれを実現しようと行動することができます。
「あの人といると安心なんだよ」と言われるような、組織の中で重要な役割を果たす才能を持っています。
また、境界線を適切に保ちながら、相手の気持ちに深く共感し、サポートすることができます。

月星座が獅子座

透明度が低い時の特徴
月星座が獅子座の人は、月の透明度が低いと「どうしてみんな認めてくれないんだ」という気持ちが強くなります。
現実がどうであれ、月の透明度が低い時にはこのような感覚になりがちです。
さらに、周りよりも一歩秀でたい、前に出たいという気持ちが、競争心や嫉妬として現れることがあります。
認めてもらいたい気持ちが強すぎて、本来の自分を見失ってしまうことがあります。
透明度が高い時の特徴
月星座が獅子座の人は、月の透明度が高いと自分が目立つことで、周りも刺激を受けて成長するような、良い影響力を発揮できます。
前に出たいという気持ちを、他の人や物事をプロデュースする能力として活用できます。
その中で、無理に前に出ようとするのではなく、自然と周りがついてくるような魅力的なリーダーシップを発揮できるでしょう。

月星座が乙女座

透明度が低い時の特徴
月星座が乙女座の人は、月の透明度が低いと「もっとちゃんとしないと」「もっと完璧にやらないと」という気持ちが強くなり、いつまでたっても完璧にならない中、辛くなっていきます。
役に立つことにとても強いこだわりを持つ一方で、「私は、役立たずだ」という気持ちを持ってしまい、必要以上に自分を責めることも。
また、常識を正解だと思い込み、それから外れることを恐れてしまいます。
透明度が高い時の特徴
月星座が乙女座の人は、月の透明度が高いと「細部に神は宿る」を体現でき、どんな小さなことにも意味を見出して大切にすることができます。
問題点を見つけて、それを改善する具体的な方法をあれこれ考え出すのが得意で、能力を発揮できるでしょう。
例えば、新商品のモニターなどで、建設的で具体的なフィードバックを提供するといった活躍をします。

月星座が天秤座

透明度が低い時の特徴
月星座が天秤座の人は、月の透明度が低いと対立を避けたい気持ちが強まり、周りに合わせているうちに自分の本当の気持ちが分からなくなってしまいます。
いろいろな選択肢を考えすぎて、優柔不断で結局決められない状態になることも。
また、適切に振る舞うことはできますが、心の底からがっちり繋がるような深い関係を築くのは苦手に感じてしまいます。
透明度が高い時の特徴
月星座が天秤座の人は、月の透明度が高いと自分の感情も他者の感情も、どちらにも溺れることなく深くお互いに理解ができるようになります。
また、いろいろな視点からバランスを取って物事を見て、考察できる能力を発揮できるでしょう。
そのため、異なる立場の人々の間で、最適なバランスを見つけて調整する役割を果たせます。

月星座が蠍座

透明度が低い時の特徴
月星座が蠍座の人は、月の透明度が低いと「どうせ信頼しても裏切られるんだったら、こっちから支配してやろう」という気持ちになります。
裏切られるのが怖いから主導権を握ろうとしたり、 「ずっと一緒にいてくれないと不安で仕方がない」という依存的な気持ちが強くなったりします。
深い愛情があるからこそ、裏切りに対して敏感になってしまうことも。
透明度が高い時の特徴
月星座が蠍座の人は、月の透明度が高いと「この人こそ私の人生で出会うべき人だった」というような、運命共同体のような関係性を人との間に築くことができます。
洞察力があるので、信頼に値する人物を本能的に見抜くことができます。
そして、依存ではなく、情熱的な深い関係性を築き、その力で一緒に何かを作り上げることができます。

月星座が射手座

透明度が低い時の特徴
月星座が射手座の人は、月の透明度が低いと「頑張っているのに、なんだかこれといった成功体験がない」という感覚になります。
これは「責任を取ること=不自由になること」と感じ、無意識のうちに責任を取らずに放浪してしまうためです。
自分を守ろうとして責任を回避するために、結果的に「これに全力を注ごう」というものが見つからない状態になります。
また、「自分ではすごくいいことを言っているのに、なんでみんなに伝わらないんだろう?」という理解されない孤独感を感じるような気持ちになります。
透明度が高い時の特徴
月星座が射手座の人は、月の透明度が高いと心の自由を保ちつつ、もっと上を目指そうと集中して取り組むことができるようになります。
最初は誰にも理解されなくても、「後々ちゃんと届いていくよ」という先見性のある視点を持つことができます。
また、「まあいいか」という大らかさで、様々なことを受け入れることができます。

月星座が山羊座

透明度が低い時の特徴
月星座が山羊座の人は、月の透明度が低いと「社会的に認められるような成果が出せていない状態」が不安になります。
「実績がない私には、価値すらない」と思ってしまう人も。
長期的な視点があるからこそ、いろいろなことが見えてしまい、あれもこれもと責任を背負い込みすぎてしまいます。
一方で、「私、頑張ってるんだけど、肝心なことは何もできていない気がする」という、うっすらとした不安や満たされない感覚を抱き続けることも。
透明度が高い時の特徴
月星座が山羊座の人は、月の透明度が高いと全体像を把握し、社会的な信頼とは何かを理解して、積み重ねていくことができます。
そして、全体が見えるからこそ、「これは全力で取り組むけど、これは誰かに任せよう」という適切な判断ができます。
短期的な評価に振り回されることなく、長期的な視点で本当に価値のあることを成し遂げることができていきます。

月星座が水瓶座

透明度が低い時の特徴
月星座が水瓶座の人は、月の透明度が低いと「一人でいたい、もう外の世界に出たくない」という気持ちになり、殻の中に閉じこもりたくなります。
自分や自分の所属するチームや組織が批判されると、過敏に反応してとても傷ついてしまいます。
また、社交的な一方で、自分の感情を表現することには苦手意識があり、「何を考えているのか分からない」と言われて傷つくことがあります。
透明度が高い時の特徴
月星座が水瓶座の人は、月の透明度が高いと安心・安全が確保された自分の殻からちょっと顔を出して周りを見るように、適度な距離を保ちながら人や世界を理解することができます。
批判に対しても「その人が思っているだけ」と捉え、多くの人が気づいていない魅力やいい部分を見出すことができます。
そして、人とは違う独自の視点や感性を、価値あるものとして表現することができます。

月星座が魚座

透明度が低い時の特徴
月星座が魚座の人は、月の透明度が低いとアンテナが敏感すぎて、あらゆる情報を受け取ってしまい、ものごとに集中できない状態になります。
そして、「なぜかいつも誰かに依存される」もしくは「いつも誰かが側にいてくれないと不安」というように、依存的な関係性に陥りがちです。
透明度が高い時の特徴
月星座が魚座の人は、月の透明度が高いと見える世界を超えたものを察知する力を活かし、アーティストとしての感性を発揮できるでしょう。
また、「人を癒したい」「救いたい」という思いも、自己犠牲からではなく魂の使命感として自然に発揮されていきます。
見えない世界と調和し、霊感やエネルギーで物事を捉える能力を、建設的に活用することができます。

【まとめ】月の透明度を高めて理想の人生を送ろう
今回は、月の透明度について、また月星座別に透明度が低い時、高い時の状態について解説しました。
月が濁っていて透明度が低い状態が悪いことではなく、その状態を自覚して受け入れること、そして「あ、私、やっちゃってたなぁ」と振り返ることが大切です。
そうやって自分の月を客観視できている時点で、透明度は上がっている状態になっています。
