十二運星

四柱推命の【十二運星】とは?意味・調べ方・エネルギーを解説

用語解説_アイキャッチ_十二運星

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この記事では、四柱推命の十二運星の意味や調べ方、それぞれの星が持つ特徴や性質を解説します。

四柱推命の【十二運星(じゅうにうんせい)】は、「胎・養・長生・沐浴・冠帯・建禄・帝旺・衰・病・死・墓・絶」の総称です。

十二運星を読み解くことで、その人の性質や特徴をさらに深く見ることができます。

スイメイ
スイメイ
最初に自分の十二運星を知りたい人は、命式を出して調べてみよう!
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Contents

四柱推命【十二運星】とは十干と十二支から導かれる12種類の星

【十二運星(じゅうにうんせい)】は、【十干(じゅっかん)】と【十二支(じゅうにし)】の関係から導かれる「12種類の星」を表します。

十二運星は、知りたい内容に応じてさまざまな読み解きができます。

各柱と組み合わせることでその人の性質を見たり、【通変星(つうへんせい)】との組み合わせから才能を発揮する場面を見たりすることもできます。

また、その人のエネルギーの質や強さ、人生における時々の運勢を見ることも可能です。

この記事では、基本となるベーシックな十二運星の読み解き方を主にお伝えします。

えつこ先生
えつこ先生
十二運星は「補運」と呼ばれることもあるので覚えておきましょう。

十二運星は人間の一生に例えて表されます。

十二運星円
十二運星 表している状態や時期 性質や特徴
胎(たい) お腹の中に宿った命 何ものにもとらわれない、新しいことに挑戦したい、ピュア
養(よう) 保護者に守られ育てられる赤ちゃん おっとり、ほんわか、無邪気でマイペース
長生(ちょうせい) すくすく素直に育つ幼児期 素直でまっすぐ、自分の世界に集中する、能力を伸ばす
沐浴(もくよく) 少し不安定な思春期(中学生から20歳ごろ) 未知の世界に興味津々、敏感、行動的だが中途半端になりがち
冠帯(かんたい) 成人した若者(20歳から30代前半ごろ) エネルギーに溢れた、明るくポジティブ、プライドが高い
建禄(けんろく) 一人前として活躍する社会人(30代後半から40代後半ごろ) 運と実力を兼ね備え、安定して物事を成し遂げていく
帝旺(ていおう) 人生でもっとも充実した壮年期(40代後半から50代ごろ) もっとも運気が強く、自信に溢れ、実力を発揮する
衰(すい) 人生のピークを過ぎ落ち着く円熟期(60代から70代ごろ) 実績を活かして粘り強く取り組み、成果を上げる
病(びょう) 病に伏せり身体は思うように動かない状態(80代ごろ) 感受性が強く、芸術的才能を発揮、実行力が伴わない
死(し) 肉体から魂が離れようとする瞬間の状態 学問や研究に向かう、努力を続ける、内面を見つめ淡々と取り組む
墓(ぼ) 死後、墓に埋葬された状態 財や才能を貯め込みがち、常識を重んじる、保守的
絶(ぜつ) 肉体を失い魂となった状態 安定がしづらい、インスピレーションや直感を活かす

例えば、「胎(たい)」は母親のお腹の中に命を宿した状態を表しますが、これからこの世に生まれ新しいことを経験していくワクワクしたエネルギーに満ちています。

何ものにもとらわれないピュアな感覚で物事を見て、自分の世界を広げていこうとする特徴があると言えます。

たっちゃん
たっちゃん
人の一生に例えることで、十二運星それぞれが持つ特徴やイメージが広がっていく感じがあります!
スイメイ
スイメイ
この十二運星の特徴が、ある年齢域に表れやすかったり、あるいはその人の性質として表れやすかったりするんだ。

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四柱推命の【十二運星】でわかること

十二運星をベースに、四柱推命の【命式(めいしき)】から読み解けることをまとめます。

えつこ先生
えつこ先生
命式って何だろう?」という方は、こちらものぞいてみてください。
四柱推命の命式とは何かをわかりやすく紹介しています。

十二運星を見るときは、命式のここの部分に注目します。

命式画像①

年柱、月柱、日柱の各柱に、どの十二運星があるかを確認してみましょう。

各柱の年齢域で十二運星を見る

各柱は、人生における年齢域を表しています。

年柱 0才から29才
月柱 30才から59才
日柱 60才から80才
時柱 80才以上

各柱の年齢域において、十二運星の持つ特徴や性質が表れやすいとされています。

命式画像②_年齢域
  1. 年柱にある十二運星からわかること
    0才から29才における性質や運気
  2. 月柱にある十二運星からわかること
    30才から59才における性質や運気
  3. 日柱にある十二運星からわかること
    60才から80才における性質や運気

例えば年柱に「衰(すい)」があると、0才〜29才の幼少期〜青年期には、落ち着きを持った安定的な性質が表れやすいと読み解けます。

若い頃は子どもらしい活発さというよりは、大人っぽさやどこか老成した印象だったり、地味だけどコツコツと物事を極めていく性質にあるでしょう。

えつこ先生
えつこ先生
年齢域は流派によって異なり、時柱を60才以上としているところもあります。
優しい四柱推命では年柱、月柱、日柱をメインに見ていきますよ。

各柱の持つ影響範囲で十二運星を見る

各柱は関係性や場面など、影響を与える範囲を表してもいます。

年柱 親や目上の人との関係
月柱 仕事
日柱 プライベートや恋愛
時柱 子どもとの関係・子孫運

各柱の関係性や影響範囲において、十二運星の持つエネルギーや性質が表れやすいと読み解くことができます。

命式画像②_影響範囲
  1. 年柱にある十二運星からわかること
    親や目上の人との関係で表れる性質
  2. 月柱にある十二運星からわかること
    仕事で表れる性質
  3. 日柱にある十二運星からわかること
    プライベートや恋愛で表れる性質

年柱に「衰(すい)」があると、親や目上の人との関係において衰の性質が表れやすいということです。

落ち着いた雰囲気から同年代よりも年上の人とのほうが話が合い、年配の人からも可愛がられやすい傾向があるでしょう。

命式にある十二運星を押さえておくと、人生の各年齢域やある人や物事との関係性において、どのような特徴が表れやすいかをあらかじめつかむことができます。

四柱推命では、特に日柱がプライベートなど自分自身のことを表すので、自分の性質や特徴としてつかみやすいのは日柱の十二運星とも言えます。

自分のことをより深く知りたい場合は、まず日柱の十二運星を中心に読み解いてみましょう。

スイメイ
スイメイ
ちなみに四柱推命から派生した動物占いは、日柱の十二運星を動物に当てはめて占っているんだよ。
日柱の十二運星がその人の性質を表すし、自分でもわかりやすいからなんだろうね。

十二運星の【出し方】四柱推命の命式の読み方

命式から十二運星を調べる方法について解説していきます。

年柱、月柱、日柱の十二運星の欄に、どの星が書かれているか確認してみましょう。

まず、お手元に命式をご用意ください。

えつこ先生
えつこ先生
命式がない人は、下のボタンを押すと簡単に命式を出すことができますよ。
もちろん無料です。
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命式の用意ができたら、十二運星を調べてみましょう。

命式画像①
たっちゃん
たっちゃん
僕の命式では年柱が衰、月柱が冠帯、日柱が養になってます!
えっと、まず自分のことが知りたいから日柱を見てみよう…。
スイメイ
スイメイ
どういった内容で読み解きたいか?によって注目する十二運星を決めるといいよ。
仕事だと月柱の十二運星、親との関係性なら年柱の十二運星。
あるいは、若い頃どんな人だったかは年柱の十二運星を見る、といった具合にね。

見たい十二運星がわかったら、それぞれの十二運星の意味を確認しましょう。
次にそれぞれの十二運星を解説していきます。

スイメイ
スイメイ
四柱推命協会の無料講座では、この記事では紹介しきれなかった十二運星の読み解きや活用の仕方を伝えているよ。
十二運星をもっと詳しく知りたい人は無料講座も受けてみてね。

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四柱推命の【十二運星】の特徴や性質を解説

十二運星が持つ特徴や性質をそれぞれ解説します。

十二運星【胎(たい)】何ものにもとらわれないピュアな性質

胎

十二運星の【胎(たい)】は、母親の胎内に宿った新しい命の状態を表します。

何ものにもとらわれないピュアな感覚で物事を見ることができ、ユニークな発想力があります。
柔軟性があり、どんなことにも臨機応変に対応できます。

純粋であるがゆえに、物事の本質を見抜くこともできるでしょう。

新しいことにも臆せず次々に挑戦していくことが好きです。
一方で、1つの物事に集中し継続していくことはちょっぴり苦手かもしれません。

「興味がないな」「嫌だな」と感じてしまうと、距離をおいてしまう一面も。
人と歩調を合わせ、巻き込むことはせず、自分の興味関心のあることを求めていきます。

保守的でマンネリな生活が続くとエネルギーを失いがち。

そのため、常に変化を求める性質がありますが、行き当たりばったりで行動すると、気づいたらどれも中途半端になってしまうなど、せっかくの才能が宝の持ち腐れになることも。

何かをやり遂げよう、続けようという意志を持ち取り組むことが開運のポイントです。

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十二運星【養(よう)】無邪気でおっとりマイペースな性質

養

十二運星の【養(よう)】は、保護者のもとで守られながら育てられる赤ちゃんの状態を表します。

自分を守ってくれる人や、安定した穏やかな環境を求める性質があります。
無邪気でおっとりした雰囲気を発し、無理をしたり極端な行動を取ったりすることはありません。
自然と周囲から愛され可愛がられます。

ただし人に従順というよりは、自分にとって好ましい環境を手に入れるために、周囲を自分のペースに巻き込むこともあるでしょう。

プレッシャーには弱く、誰かと争い競争することは苦手。
できるだけ穏やかに、自分のペースでゆったり生きたいと考える性質があります。

周りの環境による影響も大きいので、自分にとって安心できない場にいるとエネルギーを失いがちです。
そのため、自分がいる環境を常に意識するとよいでしょう。

気の合う人と一緒に過ごし、自分のことを助けてくれる人が側にいることで、安心して自然体で過ごせるようになります。
リラックスできるように周囲を整えていくことが開運のポイントです。

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十二運星【長生(ちょうせい)】素直にすくすく成長できる性質

長生
十二運星の【長生(ちょうせい)】は、すくすくと成長する幼児期の状態を表します。

成長と発展を表し、自らさまざまなことを学び、吸収しようとします。
集中して自分のやりたいことに打ち込もうとするでしょう。

素直に物事に取り組み、周囲の目も意識しているので常識的です。
しっかり者なので自然とリーダー的な役割を任されることもあるでしょう。

一方で、「絶対やり遂げるんだ」という強い意志を持って、中心的立ち位置でみんなを引っ張っていく立場を任されるとちょっぴり尻込みしてしまうことも。
ナンバー2や補佐的なポジションのほうがのびのび活躍できそうです。

周囲に自分をうまく活かしてくれる人や、引き立ててくれる人がいると、安心してその人に任せていけます。
そういった状況や環境を作り、自分のペースで学び、技術を高めていくことが開運ポイントです。

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十二運星【沐浴(もくよく)】未知の世界に興味がわきやすい性質

沐浴

十二運星の【沐浴(もくよく)】は、思春期の少年、少女の状態を表します。
年齢としては中学生から20歳のイメージです。

新しい世界に興味津々で、同時に行動力も度胸もあるので、気になることがあるとすぐに行動に移します。
気持ちも若々しく、生き生きとしています。
ロマンティストで独特な感性を持っているので、芸術的なセンスを発揮することも。

一方で、思春期特有の不安定さや、自分の世界に入りがちな傾向も。
迷いや不安、思い悩む場面もあるかもしれません。

自由に自分らしくいられることを大切にしているため、人から言われた通りに動くことや、常識や上下関係で縛られることに抵抗を感じる場合も。
また、さまざまな人と出会い、交際関係を広げていく性質が強いことも特徴です。
長くじっくりと付き合ったり、安定した関係を築くということにはあまり頓着しないかも知れません。

物事をまとめたり深めたりするよりは、新しい世界へ飛び出し、自分の好奇心を満たし、最新の情報や流行を取り入れることが開運ポイントです。
精神的に自由でいられるように意識しましょう。

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十二運星【冠帯(かんたい)】明るくポジティブでエネルギッシュな性質

冠帯

十二運星の【冠帯(かんたい)】は、成人したばかりの若者の状態を表します。
年齢としては20歳から30代前半のイメージです。

勢いがあり、明るくポジティブ。
自分の力で物事を進めようとするエネルギーにも溢れ、人生そのものをぐいぐい進めていくことができるでしょう。

逆境にも強く、失敗しても落ち込む暇なくすぐに挽回しようとします。
長期的な視点で計画し、目標を達成しようとするとよいでしょう。

頑張り屋さんだからこそ、「勝ちたい」という思いが人一倍強そうです。
エネルギッシュがゆえに、周囲を置いてけぼりにしてしまうことも。
あなたの考えを周りに伝え、できない時には素直に甘えると想像以上のサポートを受けられますよ。
感謝を大事に、協力しながら進めていくと、すんなりあなたのやりたいことを実現できそうです。

自分の弱みを見せることも苦手で、強がってしまいがちなので、時には人に相談して助けを求めたり、自分なりの気分転換の仕方を見つけたりすることが開運ポイントになります。
常に人に囲まれる社交的な星なので、周囲とうまく協力していくことで人生が開いていきます。

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十二運星【建禄(けんろく)】堅実で安定感のある性質

建禄
十二運星の【建禄(けんろく)】は、社会人になり、社会で自分の実力を発揮していく状態を表します。
年齢としては30代後半から40代後半のイメージです。

堅実的で責任感もあり、物事を一つひとつ着実にこなしていきます。
落ち着きがあり、物事を安定させ、長期的に継続させていくことができます。

周囲からの信頼も集まり、実力や技術もあり、また運も備わっているので人生を発展させていけるタイミングです。
社会的にも成功を収められるでしょう。

苦手なことも諦めず、克服しようと努力します。
強い信念を持っているので、自然と周囲からサポートも得られるでしょう。

一方で変化することはあまり好みません。
一度これと決めると、あとから変更したり柔軟に調整したりせずに、物事を進めていこうとします。
自分が決めたことをやり遂げようとするあまり執着が強くなり、結果的に多くのことを背負いすぎて苦しくなることも。

心に余力を持ち、自分なりのストレス発散方法や一息つく時間を持つようにすることが開運ポイントです。

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四柱推命の十二運星【建禄】の意味|性格・適職・恋愛を解説四柱推命の【建禄(けんろく)】の意味や性質などを解説。建禄を持つ人の性格や適職、恋愛傾向までお伝えします。...

十二運星【帝旺(ていおう)】自信に溢れたカリスマ的な性質

帝旺

十二運星の【帝旺(ていおう)】は、人生のピークを迎え、働き盛りの壮年期を表します。
年齢としては40代後半から50代のイメージです。

十二運星の中で最も大きなエネルギーを持ち、まさに人生の最盛期。
実力も自信も備え、カリスマ性と統率力を発揮し、リーダーとして自分の思う通りに物事を動かし達成させていくことができます。

ピンチに陥っても乗り越えるだけの精神的な強さを持っています。
ただし、人生のピークだからこその過ごし方も大切です。
自己実現欲や上昇志向が強すぎると、ついやり過ぎて、エネルギーを持て余すこともあるでしょう。

自分の思い通りに進めたいと思うあまり、うまくいかないとイライラして周囲にぶつけることもあるかもしれません。

強いエネルギーをコントロールしながら、うまく発揮できる環境に身を置いたり、実現可能な目標を設定したりすることが開運ポイントです。

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四柱推命の十二運星【帝旺】の意味|性格・適職・恋愛を解説四柱推命の【帝旺(ていおう)】の意味や性質などを解説。帝旺を持つ人の性格や適職、恋愛傾向までお伝えします。...

十二運星【衰(すい)】粘り強く本質を追求できる性質

衰

十二運星の【衰(すい)】は、人生のピークを過ぎ、落ち着きを持つ状態を表します。
年齢としては60代から70代のイメージです。

若い頃のエネルギーの勢いは静まり、人生に対する深い洞察や円熟した考えを持つようになります。
思いついたことをすぐに行動にうつすのではなく、深く物事を考えて冷静に判断するようになり、縁の下の力持ちのような役割を引き受けることもあるでしょう。

また一歩引いて状況を見守るので、仲裁に入ることもあります。
表立ってリーダー的ポジションに立つことはありませんが、周囲から頼りにされるでしょう。

見た目の華やかさや上辺だけにとらわれず、本質を大切にします。
歴史や伝統があり、本物として受け継がれてきたものを見極めることも可能です。

積極的に自分を打ち出していくよりは、来るものを受け入れながら、今までの経験や技術を活かし役に立とうとすることが開運ポイントになります。

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四柱推命の十二運星【衰】の意味|性格・適職・恋愛を解説四柱推命の【衰(すい)】の意味や性質などを解説。衰を持つ人の性格や適職、恋愛傾向までお伝えします。...

十二運星【病(びょう)】豊かなアイデアを生み出す感受性が強い性質

病

十二運星の【病(びょう)】は、病に伏せり身体は思うように動かないものの、思考は鋭くなっている状態を表します。
年齢としては80代のイメージです。

実際に病気になることを意味するのではなく、気力や体力が落ち、行動力が落ちていくことを表します。
その代わり、静かな環境で自分の感性や直感を働かせ、独自の才能を発揮することができます。

アイデアが豊富で、想像力も膨らむので、芸術性豊かな作品を生み出すなど、感性をうまく活かせるとよいでしょう。

場の空気や相手の気持ちにも敏感なので、人に優しく接することができ、周囲の空気を和ませるでしょう。
そのため、人の力を借りて自分がやりたいことを実現することもできます。

想像力や感性が豊かな分、神経質で細かいことを気にしすぎてしまうこともあるため、心と身体をゆったり保てるようにすることが開運ポイントです。

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十二運星【死(し)】内面を見つめ淡々と取り組むことができる性質

死

十二運星の【死(し)】は、肉体から魂が離れようとする瞬間で、物事の終わりや区切りをつける状態を表します。

実際の死をもたらすわけではありませんが、物事が停滞し、区切りをつけるエネルギーです。
有る無し、物事の白黒をつける瞬間でもあるので、死の星を持つ人はグレーゾーンが苦手で物事をはっきりさせたい性質があります。

新しく何かを始めるよりも、今は起こることを受け入れ、自然の流れの中で物事に取り組むようになるでしょう。
自身の内面を見つめ、静かに1つのことに集中して取り組むとよいでしょう。
努力家でもあるので、自分の道を見失うことなく進んでいくことができます。

慎重で新しいアクションが取れず、チャンスを逃してしまいがちですが、無理に追うよりも自然の流れに従ったほうがよいタイミングです。

自分でなんとかしようとしたり、ジタバタと動き回ったりするほどこじれてしまうことがあるので、じっくりと腰を落ち着けて過ごすことが開運ポイントです。

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四柱推命の十二運星【死】の意味|性格・適職・恋愛を解説四柱推命の【死(し)】の意味や性質などを解説。死を持つ人の性格や適職、恋愛傾向までお伝えします。...

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十二運星【墓(ぼ)】高い集中力で物事を極める性質

墓

十二運星の【墓(ぼ)】は、死後四十九日が過ぎ、墓に埋葬され身動きができない状態を表します。

墓の星を持つ人は、先祖供養などお墓を守ったり、お寺や仏教と関わりを持ったりすることもあります。

多くのことにエネルギーを割くことは少し苦手な一面もありますが、そのぶん1つのことに絞って自分のエネルギーを集中させるのは大得意。

好きなこと、やらなければならないことなど、何か1つのことにのめり込み、探究し、やり切ろうとします。
その集中力は十二運星の中で最も強いものです。

その分、自分の世界にこもり、周囲との関わりやコミュニケーションが希薄になることも。
自分の世界を極めることに喜びを見出すので、1人でいることもそれほど気にはなりませんが、自分の才能や財産を貯め込みがちになります。

周りのために自分が持っていることを活用していくことが開運ポイントになります。

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十二運星【絶(ぜつ)】鋭い感性で独自の発想を生み出す性質

絶

十二運星の【絶(ぜつ)】は、肉体から離れ、魂だけになった状態を表します。

魂だけになってしまうと、つかみどころがなくなってしまいます。

絶の星は、現実に対するエネルギーが弱く、自分の力で物事を動かしていくことが難しいタイミングでもあります。
その分イマジネーションが非常に豊かで、次から次へと様々な物事に興味を持ったり、非凡なアイディアを思いつくでしょう。

社会の常識や当たり前から離れた自由な存在なので、今までにない新しいものを生み出すことができます。

自分を枠にはめずに、鋭い感性やインスピレーションを使って、発想を現実化しようと努力を重ねることで、才能を開花させ人生を開いていくことができるでしょう。

新しいことに触れたり、自分を型にはめず開放したりしていくことが開運ポイントです。

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【十二運星】をさらに深く読み解くエネルギー値と身強の星・見弱の星

十二運星は、それぞれ運勢エネルギーを持っています。

命式の3つの十二運星の組み合わせから、運勢エネルギーの強さを見ることができます。

えつこ先生
えつこ先生
運勢エネルギーというのは自分の欲求の強さや、外側へ向けるエネルギーの強さを表します。
数値が高いほど外向的で、低いほど内向的な性質になります。
スイメイ
スイメイ
数値の高低によって性質を見ることができるんだ。
数値が高いか、低いかということ自体によい悪いはないよ。

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十二運星の【運勢エネルギー値】を早見表で確認する

各十二運星のエネルギー値は次の通りです。

十二運星 運勢エネルギー値
胎(たい) 3
養(よう) 6
長生(ちょうせい) 9
沐浴(もくよく) 7
冠帯(かんたい) 10
建禄(けんろく) 11
帝旺(ていおう) 12
衰(すい) 8
病(びょう) 4
死(し) 2
墓(ぼ) 5
絶(ぜつ) 1

命式の3つの十二運星の運勢エネルギー値を足した合計を出してみましょう。

たっちゃん
たっちゃん
えと、僕は衰、冠帯、養だから8+10+6で合計24!
スイメイ
スイメイ
合計値がわかったら解説を読んでみてね。
自分のエネルギーをどう活かしていくとよいかヒントが得られるよ。

運勢エネルギー値が10以下

  • 外向きのエネルギーが低く、内向きのエネルギーが強い
  • そのため専門性を高めるスペシャリストタイプ
  • 音楽や絵画など芸術的な世界や感性を活かした仕事にも向いている
  • 結婚は早めの傾向
  • ガツガツ仕事をしなくても安定して豊かな生活を送ることができる

運勢エネルギー値が15前後

  • 安定したバランスタイプ
  • 人間関係を築きながら組織で活躍できると安定する
  • チームワークと信頼を得ることがポイント
  • よい人間関係が得られると収入や生活も自然と安定していく
  • 30才前後で結婚する傾向

運勢エネルギー値が20以上

  • 外向きのエネルギーが高く、大きな可能性を持っている
  • その可能性をどう発揮していくかが大切
  • 失敗しても諦めずに挑戦し続ける精神的な強さと体力を身につけていければ成功をつかめる
  • 結婚は遅め
  • 家庭以外に仕事を持つなどしてエネルギーを上手に発散できるとよい

十二運星の【身強の星】の活かし方

たっちゃん
たっちゃん
僕ってなかなか運勢エネルギーが強いんですね…あまり実感なかった。
スイメイ
スイメイ
たっちゃんは四柱推命にかける情熱や探究心がすごいよね。
そういった形でエネルギーが発揮されているとも言えるよ。
あと、特に運勢エネルギーの強い帝旺、建禄、冠帯を「身強の星」と言ったりもするんだ。

四柱推命では、十二運星の帝旺、建禄、冠帯を「身強(みきょう)の星」と言います。

この星を持つ人は、具体的な目標や向かう対象を設定することで、星のエネルギーを発揮していくことができます。

特に仕事を表す月柱に身強の星があると、主婦と仕事、会社員と副業など複数のこともこなしていけるでしょう。

身強の星を持つ人はエネルギーが大きい分、エネルギーを使いこなせないことでモヤモヤやイライラを感じてしまう場面があるかもしれません。

「私はこんなものじゃない!もっとできるはず」といった焦りや、もっともっとという気持ちを感じて、追い立てられてしまうような感覚になることもあります。

自分が持つ強いエネルギーを自覚して受け入れながら、それを発揮できる目標を見つけることで、現実を動かし物事をよりよくし、自分の人生を発展させていけます。

十二運星の【身弱の星】の活かし方

スイメイ
スイメイ
反対に、胎・死・絶など運勢エネルギーが小さい星を「身弱の星」と言うよ。

十二運星の胎、死、絶など、運勢エネルギーが小さい星を「身弱(みじゃく)の星」と言います。

身弱の星が多い人は、エネルギーをどこに使っていくか意識的になるとよいでしょう。

いくつものことを同時にやろうとするとエネルギーが分散してしまい、集中できなくなってしまいます。

自分の内側にグッと集中して取り組むことで、成果を出したり活躍できたりする星なので、自分が得意なことや専門的な分野を見つけて集中するようにしましょう。

コツコツと極め続け専門性を磨くことで、自分のエネルギーを使いこなしていけるでしょう。

えつこ先生
えつこ先生
「自分の活かし方をもっと詳しく知りたい」「どうすれば自分の星を具体的に活かせるんだろう?」と感じる人は、四柱推命協会の無料講座もチェックしてみてくださいね。
四柱推命を使って自分の活かし方を読み解いていきますよ。

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