命式や運勢の流れを読む基礎知識を
きちんと学び身につけられる
この記事では、四柱推命の六十干支【己丑(つちのとうし)】について解説します。
日柱干支に己丑(つちのとうし)を持つ人の特徴や性格、仕事運、恋愛運などを詳しくお伝えします。
己丑(つちのとうし)と特別な相性の干支もご紹介するので、己丑(つちのとうし)についてしっかり深めていきましょう。
Contents
四柱推命【己丑(つちのとうし)】の特徴
四柱推命では、生まれた日の【干支(かんし)】から自分の「生まれ持った性質」や「運気の傾向」などを読み解いていきます。
【己丑(つちのとうし)】は、60個ある干支の中の1つです。
干支には1から60の番号が振られていて、己丑(つちのとうし)は26番目の干支にあたります。
干支は、自然界にあるものを象徴する【十干(じゅっかん)】と、季節を表す【十二支(じゅうにし)】から成り立ちます。
十干と十二支の性質を組み合わせることで、それぞれの干支の特徴をイメージしやすくなります。
では、己丑(つちのとうし)はどのような十干と十二支から成り立つのか見ていきましょう。
【己丑(つちのとうし)】のイメージは冬の終わりの田畑
【己丑(つちのとうし)】は、
- 自然界にある「田畑」を象徴する十干の【己(つちのと)】
- 季節の「冬の終わり」を表す十二支の【丑(うし)】
の組み合わせから成り立つ干支です。
己(つちのと)と丑(うし)の性質を組み合わせると、己丑(つちのとうし)は冬の終わりの田畑のようなイメージ。
冬の終わり、春に向けて静かに栄養を蓄える田畑のように、自分のペースを守り、着実に行きたい方向へ進んでいく特徴を持ちます。
これなら干支の雰囲気をつかみやすいし、己丑(つちのとうし)を身近に感じられる気がします。
まずは十干と十二支が表すものをチェックして、そこから干支の特徴をイメージすると、ぐっとわかりやすくなるんだ。
命式を調べて、己丑(つちのとうし)を持つ人がどんな性質を持っているのか見ていきましょう。
日柱干支に【己丑(つちのとうし)】はある?命式の調べ方
この記事では、日柱干支に【己丑(つちのとうし)】を持つ人の性質について解説します。
命式の日柱の干支欄から、あなたの日柱干支を確認しましょう。
【己丑(つちのとうし)】を持っている場合、ここに「己丑」と書いてありますよ。
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日柱にある干支は、自分自身を表す大切な星です。
では、日柱干支が己丑(つちのとうし)の人の基本性格や運勢について見ていきましょう。
初心者でも楽しく実践的に、四柱推命の基本を身につけられるよ。
命式や運勢の流れを読む基礎知識を
きちんと学び身につけられる
【己丑(つちのとうし)】を日柱に持つ人の基本性格
己丑(つちのとうし)のイメージ
冬の終わりの田畑
【己丑(つちのとうし)】を持つ人の性格は、内側にエネルギーを秘めたのんびり屋さんです。
冬の終わりの田畑のように、内側に強いエネルギーを秘めており、粘り強く物事に取り組みます。
物静かで落ちつきがあり、自分のポリシーや美学をしっかりと持っている己丑(つちのとうし)さん。
周囲の動向や流行よりも、「自分にとって大切なもの」を軸に自分のペースで日々を過ごしています。
柔軟さがあり努力家なので、突然の出来事やトラブルにも動じずに落ち着いた対応ができるでしょう。
言葉はあまり多くありませんが、一度決めたことを成し遂げる力が備わった不言実行タイプです。
また、自分のスタイルを確立していながらも、さりげない気配りやサポートで周りを助けるのが得意な己丑(つちのとうし)さん。
謙虚で優しさを忘れない、静かな強さを秘めた人です。
【己丑(つちのとうし)】女性の性格
【己丑(つちのとうし)】を持つ女性は、おっとりした頑張り屋さんです。
柔らかい雰囲気で人当たりが良く、落ち着いた振る舞いで「癒し系」と言われることも多い己丑(つちのとうし)さん。
芯は強く、内側には決めたことを粘り強く実行する強さを持っています。
自分で納得したことはコツコツ積み上げる努力家で、根気のいる作業や山積みの仕事も一度引き受けると黙々とこなす、頼りになる人です。
理解力に優れていて、一人で器用になんでもこなせる才能があるので、ちょっぴり言葉が少なくなりがちに。
そのため、うっかりと周りに頼ることを忘れ、役割やストレスを抱えすぎてしまうこともあるかもしれません。
信頼できる友人や家族に定期的に自分の状況を伝えることを意識してみると、ほどよく周囲の人たちに頼ることができ、日々を軽やかに過ごせるでしょう。
【己丑(つちのとうし)】男性の性格
【己丑(つちのとうし)】を持つ男性は、もの静かな不言実行タイプです。
言葉少なく、積極的に人と関わることもあまりしない傾向にあるため、とっつきにくいと思われることがあるかもしれません。
寡黙でなすべきことを計画的に実行していく、静けさと落ち着きのある頼もしさがあります。
持ち物でも人付き合いでも自分のポリシーを強く持っており、少数の親しい人との関わりを大切にする己丑(つちのとうし)さん。
距離感やペースを守るいっぽうで、困っている人に手を差し伸べる優しさを持ち、さりげないサポートも得意です。
時には自分の素直な気持ちを口に出してみると、周りに与える印象が柔らかくなり、己丑(つちのとうし)さんにとっての新しい大切な出会いがあるかもしれませんよ。
【己丑(つちのとうし)】を日柱に持つ人の仕事運・恋愛運
日柱干支に【己丑(つちのとうし)】を持つ人の仕事運・恋愛運を、詳しくお伝えしていきます。
適職や結婚の傾向についても触れているので、ぜひ解釈を膨らませながら読んでみてくださいね。
【己丑(つちのとうし)】の仕事運・適職
【己丑(つちのとうし)】を持つ人は、安心感を与えるサポート役です。
表に立って活躍するよりも、みんなのサポートに回るほうが落ち着くかもしれません。
事前にしっかりと計画を立て、目標達成のために継続して行動できるため、周りからの信頼を集めるでしょう。
細部まで手を抜かない根気強さやさりげないサポートを活かして、総務や財務、公務員、秘書などのお仕事で活躍できそうです。
また、アトリエにこもって創作活動に励むアーティストや、すみずみまでこだわった自分のお店を持っても、能力を発揮できます。
職人気質を活かして、長年の経験の積み重ねが求められる技術職も本領発揮のチャンスです。
自分のペースでじっくり取り組めることを見つけてくださいね。
【己丑(つちのとうし)】の恋愛運・結婚
【己丑(つちのとうし)】を持つ人は、真面目で誠実なお付き合いをする人です。
容姿や肩書よりも、相手の内面や本質を重視したいと考える己丑(つちのとうし)さん。
将来を見据えた真面目で心通わせるお付き合いで安心できるでしょう。
賑やかな遊びやサプライズよりも、静かな場所でのんびり過ごすほうが心地良さを感じる傾向にあります。
男女とも恋愛に慎重で、受け身になりがちなタイプ。
友人関係から、だんだんと恋仲に発展していくケースもあるかもしれません。
謙虚で気配り上手なところも魅力ですが、パートナーも己丑(つちのとうし)さんと同じように相手の様子を察する能力に秀でているとは限りません。
自分の気持ちや状況を言葉にして伝えることで、パートナーとの協力や信頼関係が深まり、結婚後も穏やかで落ち着いた家庭を築くことができるでしょう。
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【己丑(つちのとうし)】は異常干支ではない
己丑(つちのとうし)は異常干支には該当しません。
60種類ある【干支(かんし)】の中で、特に強い個性をもつ13種類の干支を【異常干支(いじょうかんし)】と呼びます。
「異常」という言葉の印象で「良くないもの」と思われることもあるかもしれませんが、異常干支を持つ人は「鋭い感性、霊感、先見の明」などの非凡な才能の持ち主で、社会の枠にはまらない自由な発想力があると言われています。
異常干支については、以下の記事で詳しく解説しています。
【己丑(つちのとうし)】と特別な相性の日柱干支
四柱推命では、日柱干支に注目することで、気になる人との相性を読み解くことができます。
六十干支それぞれに相性はありますが、ここでは【己丑(つちのとうし)】と特に印象的な関係を築きやすい干支をご紹介。
己丑(つちのとうし)と特別な相性の干支は、次のとおりです。
- 丙子(ひのえね)
- 庚子(かのえね)
- 己巳(つちのとみ)
- 己酉(つちのととり)
- 乙未(きのとひつじ)
- 己未(つちのとひつじ)
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特別な相性の干支がある場合、先ほどのいずれかの干支がここに書いてありますよ。
日柱干支が己丑(つちのとうし)の人と、
丙子(ひのえね)・庚子(かのえね)・己巳(つちのとみ)・己酉(つちのととり)・乙未(きのとひつじ)・己未(つちのとひつじ)
の人との相性をそれぞれ解説していきます。
【己丑(つちのとうし)】と【丙子ひのえね)】
【己丑(つちのとうし)】と【丙子(ひのえね)】は、同じペースでのんびりと過ごせる関係です。
静かでマイペースな己丑(つちのとうし)さんと、あたたかく落ち着いた雰囲気の丙子(ひのえね)さんは、意識せずとも同じテンポで付き合える組み合わせ。
流行に影響されないこだわりも理解し合える相手として、心地よいお付き合いができるでしょう。
【己丑(つちのとうし)】と【庚子(かのえね)】
【己丑(つちのとうし)】と【庚子(かのえね)】は、お互いの異なる性質を自然と助け合える方向に活かせる組み合わせです。
黙々と努力する己丑(つちのとうし)さんと、勉強熱心な庚子(かのえね)さん。
シャープな感性で周りの注目を集める庚子(かのえね)さんを、おっとりとした己丑(つちのとうし)さんがそっとサポートする場面が多くなりそうです。
また、好きなものをどこまでも大切にするな己丑(つちのとうし)さんに、庚子(かのえね)さんが新しい刺激を与えてくれることもあるでしょう。
【己丑(つちのとうし)】と【己巳(つちのとみ)】
【己丑(つちのとうし)】と【己巳(つちのとみ)】は、一緒にいると不思議と心安らぐ組み合わせです。
2人ともも己(つちのと)の性質を持っていて、もの静かで芯の強い己丑(つちのとうし)さんと、明るく包容力のある己巳(つちのとみ)さんは安心して心地よく居られる関係性です。
一緒に何かに取り組むことで、さらに信頼が深まっていくでしょう。
【己丑(つちのとうし)】と【己酉(つちのととり)】
【己丑(つちのとうし)】と【己酉(つちのととり)】は、息ぴったりでお互いを頼れる組み合わせです。
ちょっぴり口数の少ないところがある己丑(つちのとうし)さんに対して、己酉(つちのととり)さんは思ったことを素直に伝えるタイプ。
上品でユーモアのセンスもある己酉(つちのととり)さんの前では、己丑(つちのとうし)さんも安心して自然体でいられます。
堅実な努力家である部分は似ているため、互いに心から信頼し、協力できる関係を築いていくでしょう。
【己丑(つちのとうし)】と【乙未(きのとひつじ)】
【己丑(つちのとうし)】と【乙未(きのとひつじ)】は、感謝を伝える大切さを学べる関係です。
どちらも努力家で気配りができるところは同じですが、己丑(つちのとうし)さんが1人でも黙々と極めていこうとする一方、乙未(きのとひつじ)さんは周りの人と上手に協力しながら目標を達成しようとします。
自然と助け合うことができる2人ですが、それが当たり前になってしまいやすい己丑(つちのとうし)さんと乙未(きのとひつじ)さん。
情報交換をすることで、自分ひとりではキャッチしづらい情報を相手から取り入れ、お互いの成長速度を加速させることができるでしょう。
【己丑(つちのとうし)】と【己未(つちのとひつじ)】
【己丑(つちのとうし)】と【己未(つちのとひつじ)】は、相手の信念を理解して付き合う道を探究できる組み合わせです。
自分が納得することを大切にする己丑(つちのとうし)さんにとっては、己未(つちのとひつじ)さんは面倒見が良すぎて、つい気になってしまう存在かもしれません。
お互いの譲れない信念をじっくりと理解しあう機会があれば、深い部分で分かりあえる、頼もしい相棒になる可能性を秘めた関係です。
【己丑(つちのとうし)】を日柱に持つ著名人
やなせたかし・反町隆史・武豊・松坂大輔・設楽統(バナナマン)・三田佳子・深田恭子・滝沢カレン・山本美月・齋藤飛鳥
動画とワークで四柱推命を実践的に学べるよ。
命式や運勢の流れを読む基礎知識を
きちんと学び身につけられる